さまざまなタイ旅行（２１）ミャワデー、果物のなるお寺。

2011/12/27 - 2012/01/08

ミャワデーの町自体小さく、観光の目玉というものも無く、健脚な人なら歩いて回ることもできるが、人力車を雇っても５００円程度で済むから、リキシャマンには申し訳ないが、力車に揺られて町を回るのも旅行者気分に浸れて悪くはない。

この町で見るところと言ったら、今見て来た石の寺院と、もう一つは果物のなる木をいっぱい植えている寺院。その寺院の中央にはワニに乗ったお寺の本堂があり、印象的だったが、次にこの寺に行ってもらった。町の大通りを挟んで、この二つの寺院は丁度反対側に位置していて、一旦大通りを横切って寺に向かう。

前回来た時も丁度今頃のお正月前後だったが、その時はいろんな木々に、いろんな種類の果物が鈴なりになっていたが、今日は僅かにジャックフルーツが大きな実を幾つもぶら下げていた位だ。それでもこの大きな果物が実際に木になっている所を見るのは珍しい。

寺院の裏側には貧相な住宅地が広がっていて、如何にも貧しげだ。しかし家の前で遊んでいる子供達を見ると、屈託がない。子供はどんな状況でもそこに順応し、将来への夢を持っている。未来は開かれているのだ。経済的に豊かかどうかは関係ない。その貧相な住宅地の先の方にももう一つのお寺があって、貧しげな住居とは対照的に金ぴかの金箔が輝いている。沢山のお金をお寺に喜捨するから人々が貧しいのか、貧しさから脱却する為に多額の喜捨を行って願いを叶えようとしているのか、いずれにしてもこの国の国民はタイ人同様に、お寺に対しては後先考えずに自ら進んで奉納護持をしているようだった。

エリア その他の観光地(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0

石のお寺から次に向かったのは果物の木がいっぱいあるお寺。

お寺の中央には大きな模型のワニに乗った本堂がある。

お祈りのホールには大きな仏像がある。

ホール内の絵画。お釈迦さんの誕生から入寂までの一生を描いているようだ。

敷地内にあるジャックフルーツの実。

大きな実で、人の頭よりも大きい。

良く見るとタマリンドの実もなっていた。

マメ科の果実だろうか・・。

ホールの裏側には貧相な住宅地が広がっていた。

しかし子供達は明るく元気だ。

その先に又別の寺院も見える。

まだ完成されていない、建築途上のようだ。

この国でも仏教は人々の生きるよすがとなっている。

ブーゲンビリヤは沖縄にあってもどこにあっても変わらない。