2012/03/15 - 2012/03/21
1334位(同エリア3873件中)
こじこじさん
30年前、大学生でヨーロッパ旅行をした時イタリアと美しいアッシジの街をもう一度訪れたいと友と語り合ったこと。すっかり忘れていたのですが、須賀敦子さんの著書を読んで、再び決意し、20歳になった長女を連れて、アッシジ、イタリア旅行を計画しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
成田発11時05分JAL、Air France271便相互乗り入れ便にて出発。
12時間のフライトでパリへ。2時間のトランジットでフィレンツェ着は夜の8時40分。ホテルへは出迎えタクシーをお願いしていました。車で15分ほどでホテルに到着。 -
滞在したホテルはPiccolo Residential Hotel.
日本人女性がオーナーです。夜到着しましたので、イタリア人とのハーフの息子さんの太郎さんが迎えてくださいました。きちんとした日本語で対応してくださり、ほっと安心。5泊で625ユーロ。洗濯機使用が10ユーロ。税金が30ユーロ。台所、バスタブ付きの広い部屋でした。ドーモから歩いて数分の便利な場所にあります。ただ、通りに面しているので、金曜日の夜は若者が騒いだり、ごみ収集車のものすごい音がしたリ、仕方がありませんね。 -
時差で朝早くから目が覚めてしまい、朝まず向かったのはホテルから5分ほどのアカデミア美術館。
それでも迷ってしまい、おじさんに”ドーべ ムセオ デ アカデミア?”
と片言のイタリア語で聞いたら、親切にジェスチャーで教えてくれました。
朝一番でしたので、並んでいたのは数人。他にアメリカ人のおば様おじ様の団体さんも。
ダビデに30年ぶりにお会いしました。やはり、圧巻です。そのほかにも宗教画や彫刻がちょうど良い量展示してあり、見学しやすい美術館でした。
館内は撮影禁止ですので、お土産屋さんのダビデさん一番でアカデミア美術館へ。 -
次に向かったのは、街の中心にあるドーモ。
屋根部分に有料で上りました。また、教会内部は別に入場料を払います。 -
階段をひたすら登り、ドーモの屋根内部へ。天井画が良く見えます。
「最後の審判」、「天地創造」などが描かれています。
まだ、午前中で人もまばら。連れがいるとついつい話してしまいますが、静かにすることが大事。ちょっと注意されました。 -
彫刻家のギベルティによる「天国の門」
美しく黄金色に輝いていますが、ツアーの説明している人が必ず前にいて、大賑わい。 -
フィレンツェはとにかく歩いて歩いて、街を堪能しました。ただ、道が整然としていないので、道に迷うこともしばしば。おまけに、地図の小さな文字と、通りの大きな表示を交互に見ると、老眼でよくわからない。。。。40代後半の哀しさ。2−3回は携帯のグーグル地図のお世話になりました。
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歩いていたら、ネットで調べておいた美味しいパン屋さんFORNO TOPに出くわしました。小腹も空いたので、お店に入ると、かわいらしいお菓子がいっぱい。ジーとお菓子を見ていたら、店員さんが「試食する?」とおそらくイタリア語で話してくれて、揚げシュークリームをいただきました。ペットボトルのお水と、そのシュークリームとクッキーを買って、店内でいただきました。甘さがちょっと日本のものと風味が違いますが、美味しかった!!
-
サンタマリアノベラ教会前で一休み。
ごみ収集のお兄ちゃんたちが、なんだかやけに笑いかけてくる。
一緒にいる20歳の娘が目当てかな?のんびりベンチで過ごすのも、自由な個人旅での楽しみです。 -
イタリアといえば、革製品。ブランド物には興味が薄いので、ガイドブックに載っていた、フィレンツェ地元のブランド店で念願のバーキンタイプのハンドバックを購入。ショーウインドウにあるものと色違いのものを選びました。580ユーロで、タックスフリーで81ユーロ戻ってきました。お店は落ち着いていて、店員さんもとても丁寧に応対してくださり、タックスフリーも一番親切。製品も質が良くて、絶対お奨めです。
-
シニョリーア広場に面したデパート ラ・リナシェンテの屋上のカフェは眺めが良くて有名とのことでランチにしました。
カプチーノと紅茶、パニー二2つで20ユーロ。
観光客で賑わっていて、ちょっと時間が遅くなると、待っている人も。
生ハムとモッチェレラチーズのパニーニが美味しかった!! -
イタリアといえば、ジェラート。街にはジェラテリアがいっぱい。
美味しいと評判の「ペルケノー」。やはり混んでいます。
娘はティラミス。私はピスタチオとチョコ。 -
歩きつかれたので、一旦ホテルに戻り、夕食には夜8時ごろに出かけました。レストラン Bucca Mario(ブッカマリオ)。偶然イタリアを同時期に旅行している、娘の友人とお母様とご一緒しました。お母様はイタリア語が出来るので、すっかり甘えてしまい、言葉のストレス無く、美味しいトスカーナ料理をいただきました。写真はフィレンツェ名物のTボーンステーキ。1人前を4人で分けてちょうど良かったですね。ジューシーで美味しかった!!
-
2日目はウッフィツィ美術館へ。事前予約していきましたが、それを引き換えたりするのに、意外と手間がかかりました。各国の修学旅行の中学生、高校生でとても混んでいて、ちょっとうんざり。
名画ボッティチェリの「ビーナスの誕生」とダ・ビンチの」受胎告知」に再び会えたのは良かった。
写真は美術館を出て、眺めたポンテ・ベッキオ橋。 -
美術館を見て疲れたので、館内のカフェテリアへ。
日差しが強くて、暖かくなりました。
赤いオレンジジュースspremuta di aranciaが美味しかった。
ミニピザと一緒に。 -
午後は時間がたっぷりあるので、アルノ河の向こう側にあるレストラン Olio & conviviumへ。最初はテイクアウトのつもりでしたが、レストランもあるとの事で、娘の希望のパスタ料理を。
店内も素敵で、サービスもよく、味も素晴らしい!!
写真は魚介類のタイヤテーレ。えびの味が良く出ていて、美味しいこと。この旅で一番の美味しさでした。
サラダ、パスタ、お茶で2人前55ユーロ。 -
夕方、サンタマリアノベラ駅からイタリア国鉄の乗って、アッシジへ向かいます。所要時間2時間30分。日本でネットで乗車券を買いました。1等でしたので、空いていました。車窓から田園風景をたのしみながら、うとうと。
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アッシジには日没後到着。タクシーでホテルへ。
ライトアップされた街と教会は幻想的。
大きな荷物はフィレンツェのホテルにおいてきたので、身軽に移動できました。夕食は、サンタマリア駅でパニーニと水を買っておきましたが、それが大正解。アッシジは夜8時には店がしまってしまいます。簡単な夕食で、旅の疲れもあって、バタンキュー。 -
ぐっすり眠れましたので、翌朝は爽快。
朝食は焼きたての美味しいクロワッサンが。
宿泊したのはHotel Panoramic.
こちらもネットで予約。1泊98ユーロでした。
イタリア人の親族一同十数名の団体さんが一緒で、ちょっと騒がしかったです。こじんまりしたホテルですが、バスルームなどは清潔でした。
感じの良い初老のご夫妻が経営なさっていますが、英語が通じません。
片言のイタリア語でなんとか。。イタリア語をちょっと勉強しておいて良かったと。 -
ホテルからの眺めは最高でした。
田園と散在する家並みと教会。朝はどこからとも無く、鐘の音が響き渡ります。手前には聖サンフランチェスコにちなんだ、白い鳩のつがいがおりました。 -
町の中心のツーリストオフィスが開くのを待って地図をもらい、コムーネ広場から観光開始。写真はミメルバ神殿。ローマ時代の遺跡。
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お天気も良くなり、歩くとコートでは暑いくらいに。
美しい赤みを帯びた石造りの中世のままの街並みを歩く。
30年前、大学生3年の時でツアーで訪れたときの感動を想いおこします。
イタリア、ポルトガル、スペイン、アメリカ、カナダ、フランス、オーストラリア、オランダと学生時代旅行した中で、唯一また訪れたいと願ったのがこのアッシジだったのです。 -
観光客も少なくて、ちょっと横道にそれると人もおらず、静かな街並み。アッシジの町の良さを堪能しました。
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サンフランチェスコ大聖堂では、ちょうど日曜日のミサの最中でした。観光客というよりも、キリスト教の信者が多く、賛美歌が響く教会は今も昔も人々の祈りを受け入れていた歴史を感じさせてくれました。お祈りをしている人の中には、遠路いらしたのでしょうか、本当に感激して涙ぐんでいる方もいて、敬虔な気持ちになりました。美しい教会と、緑と青空。まさに、私にとっても、長年の夢が叶いました。
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かわいらしいお土産屋さんもたくさんありました。
ロザリオなどの宗教的なものが良いようです。
30年目にて、念願のお土産屋さんをじっくり見る時間が取れました。 -
あいにく日曜日でしたので、お目当てのレストランはお休みでした。
大きなホテルの地下にあるレストランでのんびり昼食をいただきました。
パスタはちょっと口に合いませんでしたが、生ハムの前菜は美味しかった上に、ボリュームたっぷり。ここでも、あまり英語が通じないし、メニューもイタリア語のみでした。 -
アッシジではたっぷり時間を取りたかったので、夕方17時の電車でフィレンツェへ帰ります。教会前の広場で鳩に餌をあげて、時間つぶし。贅沢なひと時です。駅へはバスで。バス停では、若い女性に駅へはこれでいいのか?と片言のイタリア語で聞くと、親切に降りる時も声をかけてくれて、助かりました。片言でも何とか意思疎通できて、嬉しかったな〜。
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アッシジの駅はこぎれいでした。カフェも日曜日でも開いていて、地元の常連さんがくつろいでいる感じでした。フィレンツェには夜の8時ごろ到着。すっかり暗くなってしまい、ホテルまで歩いて帰るのがちょっと大変でした。タクシーで帰ればよかったなと反省。暗くなって到着するときは、歩いて10−12分でもタクシーを利用しましょう。
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この日は娘の希望でショッピングの日。
サンタマリアノベラ駅横発の長距離バスに乗って1時間ほど、郊外のアウトレットへ。二人で往復13ユーロ。モールへ行きたいとチケット売り場で言うと、切符を買えます。
お客さんは中国人40パーセント、韓国人10パーセント、日本人20パーセント、残りはヨーロッパ人との印象。プラダは特に大きな一つの建物で、お客さんが沢山入っていました。2時間ほど滞在。グッチなどは中国人がまとめ買いしていて、興ざめ。フェラガモも気に入った靴はなくて、残念。
娘はアウトレット店舗価格からさらに割引セールのバレンチノの財布を購入。
ここでは、有名ブランドよりも、ちょっとマイナーなブランドのものが掘り出し物がありそうとの印象を受けました。 -
モールのカフェにて昼食。
ピザやパニーノ、サラダとメニューは少ない。旅行中で野菜不足なので、ツナサラダを注文。飲み物は元気になりそうな甘いチョコレート。 -
フィレンツェに戻って、サンタマリアノベラ薬局へ。入り口は何てこと無いのですが、中は歴史を感じさせる素敵な店内。あいにく改修中で足場が組んでありました。ハーブなどの標本もあり、興味深々。日本人のスタッフもいて、日本語でお買い物ができました。前回フィレンツェを訪れたときは全く知らなかったのですが、ヨーロッパ最古の薬局です。女性には是非お奨めです。お土産に化粧水と石鹸を購入。ちなみに、バラの化粧水12ユーロ、石鹸10ユーロでした。
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ドーモのすぐそばにある高級スーパー:PEGNAにてお買い物。
この日の夕食にスモークサーモンとローストビーフを買いました。
とても美味しかったですよ。
それぞれ「ウンポ、ペルファボーレ」(少しお願いします)と片言のイタリア語で言って購入。後はお土産にチョコレートや、石鹸、パスタ、お菓子などを買いました。 -
上記のスーパーやサンタノベラ薬局で購入したおみやげ。
このほかにも、地元の普通のスーパーで、1ユーロ以下のパスタや、スナックなどを自宅用に買いました。 -
おみやげその2:娘と私のバック、靴、財布などなど。
ちなみにセリーヌのバックは出国の際、スーツケースから出して見せました。 -
いよいよ帰国の日となりました。
最後の昼食はホテル近くのバールで。
ラテマキアートとパニーノ。注文して、焼いてもらって、おかねを払って、席について、などなどイタリア語でスムーズに出来るようになりました。
ホテルにタクシーを呼んでもらって、14:50分フィレンツェを出立です。
もっと、ショッピングを楽しみたかったとの娘の感想。
また、自分で稼いで、イタリアに来ることもあるでしょう。
私は、30年前はお金の無い学生で、レストランもショッピングも縁がなかったその時の、「今度はお金を沢山持って、楽しいイタリア旅行をしたい」との夢を叶える事が出来ました。
すべて自分で手配した個人旅行で不安も一杯でしたが、無事すべてをこなすことができて、大満足です。
一緒に来てくれた娘、留守を守ってくれた息子、そして、旦那さん、ありがとうございました。 -
パリでトランジット。JALにて日本に向かいます。
臨席は一人旅の大学生の男の子たち。パリやフランスの旅行のこと、大学の勉強のこと、こちらのイタリア旅行のことなど、楽しく語り合いました。
これも、旅の楽しみですね。12時間で成田に到着。
「アリベデールチ(さようなら)イタリア!!」
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この旅行記へのコメント (1)
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- yamada423さん 2013/01/30 13:44:46
- フィレンツェの魅力
- こじこじさん こんにちは
ご訪問ありがとうございました。
フィレンツェの旅行記を拝見して、私も再訪してみたくなりました。
2011年秋に二度目のヴェネチアの楽しかった記憶が蘇りました。
お嬢様とご一緒の旅はさぞかし楽しく、彼女にとってもとても有意義であったと推察いたします。
私も1965年の学生の時にフランス学生工業視察団でヨーロパを体験したことがすごく今の自分に役立った気がします。今年はその時のOB旅行を計画しています。
写真についてですが、貴女は4トラベルの写真が横幅で規制されていることをよくご存知のようで、たての画像を多く投稿されていて見ごたえがあります。(面積が横画像の2倍以上で)
これからもよろしくお願いいたします。
yamada423
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