2012/03/17 - 2012/03/17
271位(同エリア1944件中)
DANAさん
3月17日、八王子から「あずさ1号」に乗って松本駅に到着。
目的は、日本の城郭建築史上最古の国宝松本城を拝見すること。といっても、現存天守の築年数からいえば、犬山城にはかないませんが。
時間が許せば、古い歴史をもつ浅間温泉に立ち寄り、短時間でも日帰り入浴したい。
そして、JR信越本線に乗って、上越市高田駅に辿り着き一泊。
JR週末パスを使って、一泊二日の弾丸旅行を計画しました。
もう、できないかも。
青春18キップでもっと格安の旅プランもあったけど、夜行列車に乗る元気がなく断念。
ムーンライト越後、女性専用車両もできて利用しやすそうだったんだけどね…。
旅の目的を何にするかで、満足度は変わるのかもしれませんね。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
出発の朝。天気予報では、終日雨。目的地の松本方面も雨。
晴れ女と自称していましたが、昨年あたりから怪しくなってきました。
特に9月以降の拍を伴う旅行は、全て雨です。
運命って変わるのですか〜。 -
八王子駅、あずさ一号を待つ。
八時丁度の新宿発あずさ二号は廃止されてます。
…、貴方から離れる女は、松本方面に向かったんですね。
探して欲しい女心を歌ったのでしょうか。
青春18きっぷで、快速電車の旅も楽しそうです。幾つになっても使えるのがいいですね。 -
もうすぐ到着、あずさ1号。
誰にも行方を捜してほしくない、楽しい一人旅の始まりです。 -
甲府駅。
-
甲府から小渕沢にかけて、時折揺れるこの電車。
子どもが幼い頃には、よく利用しました。
夏も冬も、休みを待ち兼ねるように山梨へ。
…単に、夫が八ヶ岳方面の会社に単身赴任しておりまして、貧乏なのに別荘ライフの真似ごとをしていただけですが。 -
雪が消えてるね〜。山が見えないねー。
晴れていれば、雪を頂いた南アルプスの山塊が迫ってくるのですが。
元気甲斐っていう駅弁を買いたかったけど、車内では販売がないらしい。 -
隣に座っていた若い男性、朝7時過ぎの電車にもかかわらず、チュウハイ二本、つまみをモグモグ。
故郷に住む彼女に会いに行くのかな〜。東京に単身赴任で、松本まで帰るのかな〜。 -
はい、松本駅到着です。
手持ちのコンパクトデジカメ、ぶれてしまいましたが、予備の画像がありません。 -
松本駅には9時40分過ぎに到着。
駅の改札を過ぎると、松本電鉄の時刻表や料金表が目に入りました。
上高地へまた行けるときが来るでしょうか。この駅から新島々まで電車に乗って。12年前にアルピコバスの日帰りツアーで子どもたちと訪れた夏の上高地は、人で溢れかえっていた。河童橋が、渋谷駅前の交差点みたいだった(そこまでではないか…。)
梓川の深い青がまた見たい、息を飲むような美しい山々をもう一度仰ぎたいと、一瞬の間に妄想する。 -
駅前10:00丁度発のアルピコバス、タウンスニーカー北コース。
松本城に190円。降りる場所は、市役所前。
市役所前…、城下町の地方都市では、何故か市役所前に昔のお城がありますね〜。それと、陸上自衛隊の駐屯地とか。さすがに、この天下の松本城の近くにはなさそうですが。 -
市役所前で降りると、太鼓門と言われる入口のそばです。
しかし、今はそこから入城できません。バスを降りたら左方向にお堀沿いを歩き、黒門と呼ばれる場所からしか入ることができません。要注意です。 -
はっきりしないけど、城の縄張り。
-
黒門前の白鳥。
これって留鳥ですか? それとも羽を切られているのですか? -
黒門口。
入城料、一人600円也。 -
松本おもてなし隊の方々。一緒に写真も撮ってくれます。日本刀も持たせてくれます。しかも、新刀のようです。鎧装束の時代考証が全く分からないから、まあいいか。
でも、この城は中世に建てられました。武田信玄以前からあった小笠原氏の城でした。 -
松本城。別名深志城。松城。晴れた日には来たアルプスを背景に聳えているのだが。城主・小笠原氏は武田氏に負けて、一時期武田の城になりました。
築城は1503年ですが、今の天守等を整えたのは1593年、石川数正さんです。
武田信玄の居城は甲斐の躑躅が崎(甲府市)にありました。山梨の小渕沢には、彼の舘と彼が作ったといわれる三文一湧水が残っています。勿論、馬さんたちも。信玄の棒道と言って、松本方面まで馬で行ける道が小渕沢には沢山残っています。
武田節を思い出しております。
「甲斐の山々 日に映えて 我出陣に憂いなし
各々馬は飼いたるや 妻子につつがあらざるや
祖霊ましますこの山野 敵に踏ませてなるものか
人は石垣 人は城 情けは味方 仇は敵 …」 -
複合式連結城とか、ご説明いただきました。
天守は5階6層(5階建て見えるけど、実は隠された階層がございます)。
石川数正(家康を捨てて秀吉に走った唯一の三河武士。賢すぎて時代を読み過ぎて、忠義一点張りの仲間を見捨てちゃったらしい、という説を昔読んだことがあったような…)が今の天守を作ったといわれる。 -
狭間。鉄砲狭間。正方形。
この時代は蓋がなかったみたい。
2年前拝見した改修工事直前の姫路城には、もっと洗練された狭間が沢山あったように思う。 -
弓狭間。
長方形。 -
天守の一階部分にある武者走り。
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本日は土曜日。
某ツーリズムが企画した旅行に参加する人生の先輩たち。
仲良く定年を迎えて、ともに旅をするご夫婦が沢山おられました。
母と登った松山城や高知城の段差が凄い階段を思い出して、内心ウルウル。 -
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天守閣にある御座所(殿のいらしゃる場所)。
一旦ことあればここに立てこもって敵を撃ち、城を守り、最悪の場合は落城とともに自らも腹を切った時代。
天守閣は危急存亡のときに使用される場所だったわけで、普段は本丸・二の丸・三の丸という場所で政務や日常生活を送っていた。
唯一天守で暮したのは、かの織田信長様だけだそう。その彼も、天守ではない場所で命を落とした。 -
5階建ての天守閣右手に寄り添う月見櫓。3方向が見渡せる。
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有名な?石落とし。黒い板が少し反っているのは、この裏から石を落とすため。
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石垣の積み方に、中世を感じる。
1600年代に完成した姫路城とは違う。姫路城の石垣は、扇の形にも例えられる曲線が魅力的だが、この1500年代の城にはそのような洗練された石積みはなく、だたひたすら城を支える武骨。 -
結構ゆっくり拝見したつもりだったが、まだ11:00過ぎ。
これから、先ほどのバス停・市役所前を通る浅間温泉行きのバスまで時間がある。城付近の蕎麦屋で昼ご飯をと考えた。 -
蕎麦が大好き。
今日は少し張り込んで天婦羅付きのざる蕎麦をオーダーしました。
この蕎麦は、細いけれどアルデンテに茹であがっております。
蕎麦つゆもから過ぎず、程よい感じでした。
唯一残念なのは、天婦羅の衣ですね。口に入れると、カリッとしていますが、多分ふくらし粉が多く入ったのではないかと思われます。
寒くて雨が降っていて、それでも本格自慢の蕎麦をいただく時は、ざるにします。 -
理由は、蕎麦湯。これを食べ終わった蕎麦つゆにかけて、ゆっくりいただきます。これはとても美味しかったです。
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浅間温泉行きのバスを待つ間、お城近辺の街中をぶらぶらしました。
NHKおひさま、週末に時々まとめて拝見していましたが、泣かせてくれるお話でした。
これは街中の水飲み場。何か所もありました。こうした天然の美味しい水がいたるところに湧き出ていることが、お蕎麦の美味しさと関係していると感じます。標高や緯度が高くて米が育ちにくい場所はお蕎麦が美味しいのです。…最近、ビッグコミック系の「そばもん」を読んでは笑っています。 -
市役所前。ここから浅間温泉行きのバスに乗ります。
雨がひどくなっていますが、めげないもんね! -
市役所前から約15分。浅間温泉というバス停で下車します。
温泉という名前から、降りたとたん「温泉に来たもんね〜」という雰囲気を思いっきり期待していたらきっとがっかりするはずです。正直申し上げると、DANAも???でした。
ここは結構由緒正しい温泉でして、なんと1100年代には「筑摩の湯」として記録に残っているようです。その後も、松本深志城の歴代城主の専用温泉や藩士向けのお風呂が常設されていたそうです。 -
今日DANAが向かったのは、日帰り専用の入浴施設です。(この後、松本から越後高田まで、再びJRに乗っていくのが当初よりの計画です。)
目的の場所は「枇杷の湯」という名前で、数年前までは温泉旅館だったようです。他にも日帰り入浴の施設はあったのですが、歴代城主の湯守が管理していた施設だったと知り、利用してみたくなったのです。東京にあるような日帰り入浴施設を、この地に求める必要もありませんし。
古い宿場の名残を残す道を雨に打たれつつ、歩いていきます。 -
昔の宿場跡を通り過ぎて見つけました。雨は降っていますが、何故か私が歩いているときは小降りだと思う自己中心且つ幼児的思考。
-
石川数正がどうして家康を裏切って秀吉の家臣になったのか、理由は歴史家や学者の方に分析していただくことにして…。
ここは、歴代の松本城主が湯治に使っていた処らしいです。
数正の孫が大けがをしてこの湯治場を賜りましたが、その後石川家は改役となります。孫は名前を小口某と変えて、それ以来この湯の湯守となったそうな。 -
温泉旅館の経営が立ち行かなくなってしまい、旅館は閉館したけれども、日帰り温泉施設として開業…ということのようです。
展示されているのはいつの年代かわからないのですが、当時の入湯料等の記録みたいです。殿さま湯治、8月○日から10月○日。この間は他の人は利用できなかったのか? 本日の入湯料800円也。昔のお侍さんは10文。
残念なのは、源泉かけ流しではなくなっている?のか、循環させるための機械音が露店風呂で特に大きく感じられたこと。 -
先ほどのバス停から松本駅に戻ってくる。
これから、しなのに乗って長野、長野から信越本線に乗って高田まで。
到着予定時刻は17:40. -
しなのから。車窓の風景。
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長野まで二駅、小一時間。篠ノ井駅を過ぎると少しずつ下り坂になり、車内放送も入る。善行寺平と呼ばれる長野盆地が右手車窓に広がり、曇り空なのですっきりしないが、乗っていて気持良い。
武田信玄と上杉謙信が派を競った川中島は長野市内にある。
あの当時は冬場の峠越えとか農繁期の戦とかはあまりなかったのかも。
越えてくる途中の積雪は、500年前の装備では厳しすぎる。 -
雪をまとった山は、郷愁を呼び覚ます。
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長野から信越本線に乗る。直江津行き。
高田まで1時間40分ばかり。
これは関山駅。 -
車窓が雪だらけになり、そして日が暮れていく。
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この旅行記へのコメント (6)
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- 空飛犬quillさん 2012/03/20 12:20:55
- おそば美味しそうですねエ
- DANA さん
こんにちわ。
松本のお蕎麦美味しそうでしたねエ。
松本城も懐かしく拝見しました。
丁度先日、BS3で「黒部の太陽」を放送していて松本城が映っていて懐かしく思っていたところだったんです。
高田も昔(本当に昔新入社員の頃)仕事でよく行っていましたので、続編ワクワクしながら読ませてもらいます。
空飛犬quill
- DANAさん からの返信 2012/03/20 15:49:33
- おそば美味しかったですよ!
- 空飛犬quill様
日々ご多忙のご様子。
松本の独り言に付き合っていただいてありがとうございました。
山形生まれ・山形育ち・就職で上京という、昔の就職列車に乗って家族と涙の別れをしてから30年(嘘。でも就職の時生まれて初めて夜行列車に乗った)。水と米と蕎麦の美味しい町で育ったので、蕎麦には目がありません。
松本のお蕎麦は本当に美味しかったです。一軒だけですが、口に入れるとなんとなくわかるんですね。この地域の人たちがお蕎麦をとても大切にしていること。
さて、次のイタリア旅行記は、名古屋のSDカードが戻ってきたら再開?
首が長ーくなって、高田公園のアオサギさんみたいになりそうですよ〜。
DANA
-
- 潮来メジロさん 2012/03/19 23:49:14
- コブハクチョウですね。ヾ(^o^)
- DANAさん、こんばんは! ヾ(^o^)
> 黒門前の白鳥。
> これって留鳥ですか? それとも羽を切られているのですか?
この白鳥は、コブハクチョウといいます。
元々は、ヨーロッパや中央アジアなどに生息していますが、日本のコブハクチョウはヨーロッパから移入されて、動物園や公園などで飼育されていたものが逃げ出して野生化したものです。(俗にカゴ抜けと言います。)
原産国では渡り鳥ですが、日本では飼育されて育ったので、野生化しても渡りはしません。なので、留鳥ですね。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- DANAさん からの返信 2012/03/20 05:57:40
- 高田公園の鳥さん
- 潮来メジロ様
いつも鳥さんの名前を教えてくださって、ありがとうございます。
黒門の白鳥は、潮来メジロさんがご覧になったら教えてくださるであろうと想定して(笑)、撮影しました。
まだ作成中ですが、二日目の高田公園にはとても沢山の野鳥がいて、その内の何羽かはなんとかファインダーに収まりました。もうすぐアップしますので、その時はまたよろしくお願いします。
ところで、イタリアのブログ、羨ましく拝見しております。
いつか行きたい外国ナンバーワン。
DANA
-
- わんぱく大将さん 2012/03/19 01:52:59
- ア―ルヌーボの城
- DANAさん
晴れ女が、あいにくの雨。足元もぬれてしまいますが、時には、雨のほうがいい写真が撮れたりすることも。
しかし、連結のお城は初めてみました。 石垣のカ―ブは、姫路城のほうが、とも思いますが、(あれって、アールヌーボの曲線を狙った?なんて。)
でも、私はあの 積み方好きですね。
大将
- DANAさん からの返信 2012/03/19 19:12:58
- そう! 姫路城ってアールヌーボーな感じがしますね。
- 大将様
今、「さま」を「様」に変換しようとしたら「狭間」になって思わず喜んでしまいました。
松本城の石垣も武骨なら、城のデザインも実用一本やりみたいで、姫路城にみられるような美しい装飾は全くなかったという印象です。直線が縦横に走っていました。でも唯一蕪のような形の装飾があり、ちょっとほほえましかった。
いつもすぐに感想を送ってくださって、本当にうれしいです。
元気でいてくださいね。日本で会えるといいな〜。
バルセロナにも伺ってみたいです。
DANA
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