2008年　小人国・九フン・台北の旅　２　北投温泉と阿美飯店

2008/10/19 - 2008/10/24

　二日目の続き。

　淡水を満喫したあとは北投温泉に寄り道。夫の希望でタクシー移動です。
　夫はバスや電車を待つのが嫌い、乗るのも嫌い、歩くのも嫌いなので、この旅行では全てタクシー移動する覚悟でいまいした。ところが旅行前に「お前の幸せ（私は公共交通機関好き）のためにがんばって電車に乗るよ」と、まさかのがんばる宣言。ですから初日の空港からの移動もバス、今日もＭＲＴや船での移動続き。しかし、夕方まで歩きまわってさすがに疲れてしまったようです。それでもよく一日付き合ってくれました！

　

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　淡水からタクシーで北投温泉へやってきました。

　この公共露天風呂に入るつもりだったのですが、ちょうど清掃時間になってしまいしばらくは入ることができないとのこと。
　ここに来る予定で朝から水着を持ち歩いていたのに残念です。

新北投温泉 温泉

　公共露天風呂の清掃が終わるのを待つのも面倒なので、ガイドブックに足湯があると書いてあったこちらの「景泉」に行くことにしました。

　地図本を見ながらここを探して入ろうとしていたら、物陰からオジサンが現れ呼び止められました。
　オジサンによるとここは泉質がよくないからあっちの店の方にしたほうがいいと、すぐ隣の店をすすめてきました。言われるがままその店に行ってみると、なんのことはないそのオジサンの経営する店でした。

　タイトル写真とこの写真はそのオジサンの温泉店です。

　ささっと足湯だけにするつもりだったけれど、せっかくオジサンがすすめてくれたのでここの個室風呂に入ってみることにしました。

　２人用浴室で４０分２００元でした。個室なので水着は不要です。

　この浴槽を見た時は「いけす」だと思いました。日本の浴槽にはあまりないカラーリングです。

　自分でお湯をためて入るのですが、すごい勢いで温泉が出てくるのですぐたまります。脱衣所というものはないので、洗い場に当たる場所で着替えます。一応棚やフックがありますが、気をつけていないと靴や鞄がびしょぬれになってしまいそうです。

　壁には注意事項や効能が書いてあります。

　隣の浴室からは子供の声がよく響いてきました。きっと親子で温泉に遊びに来ているんでしょうね。
　各家に浴槽があるのが当り前な日本では流行らないでしょうが、シャワーだけしかないアパートなどに住んでいたら、たまに家族で一つの湯船につかりに来るのがいいレジャーになのではないでしょうか。とても楽しそうでしたよ。

　帰りは温泉街を歩いてＭＲＴ新北投駅へ。

　硫黄の香り立ち込める温泉街からすこし歩いただけでこんな近代的な駅に出ました。中国の牌楼風デザインが特徴的。

　ここからＭＲＴに乗ってホテルに戻りました。

新北投駅 駅

　夕食はホテルの近くにある阿美飯店へ。当時ほとんどのガイドブックに紹介されていて、ネットでの評判もよかったので行ってみました。
　隣に同じ経営のもう少しカジュアルな店があり、本当はそちらがオススメらしいのですが、満席に見えたのでこちらに入りました。ガイドブックにも味は変わらないって書いてあったし…

グロリア プリンス ホテル タイペイ ホテル

　蒸し鶏、へちまスープ、担仔麺など頼みましたが、大絶賛される程とは思えないものばかり。やっぱり隣の本店（？）じゃないとだめなのかな？

　それでも店内は落ち着いた雰囲気で注文もしやすく、食事を十分に楽しめました。台湾料理は大衆食堂系の店が多いので、ゆっくり楽しむにはいい店ではないかと思います。そういう意味で絶賛されていたのかもしれませんね。

　とにかく私はおいしいビールを飲めたので満足。台湾ビールはおいしい！