2011/11/25 - 2011/11/27
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yoccoさん
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11月27日(日)3日目
⇒湯布院の続き
大分自動車道 由布院I.C
↓
日出バイパス 日出I.C
13:10 両子寺 到着
14:10 出発
14:35 熊野磨崖仏 到着
15:35 出発
15:45 富貴寺 到着
16:15 小倉駅へ向けて出発 帰路です
19:00 小倉駅到着
20:17 のぞみ名古屋行きの乗車
あっという間の3日間でした。忙しいツアーでしたが、いろんなところを観光できてとてもよかったです。
思い出に残る旅になりました。
大変満足です。九州は、次回は南の方に行ってみたいですね。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
* 両子寺(ふたごじ) *
両子寺の護摩堂です。
中で説法を聞くことができました。
両子寺は、天台宗のお寺で主に子授け、安産に御利益があるそうです。
山門の前には仁王門があり大きな仁王像が立っているのですが、今回のツアーではバスで上まであがってきてしまうので見ることができませんでした。 -
*見ざる・言わざる・聞かざる*
護摩堂のそばに三猿!とてもかわらしい表情をしています。
三猿といえば日光の東照宮が有名ですが、なぜここにあるのだろうと疑問でした。
調べたところ、8世紀頃中国から伝わった漢語の「不見・不言・不聞」を訳した天台宗の教えによるものという説があるそうです。天台宗と深い関わりがあったのですね。 -
両子寺では紅葉が少し見ることができました。深い紅に染まっています。
護摩堂付近で撮影しました。 -
*両子山の七不思議*
両子寺のある両子山には昔から伝わる七不思議があるそうで、公式のHPにも載っていました。七つ全てを見て回ろうとなるとけっこう歩くと思うのでいい山歩きになるのではと思います。ゆっくり散策したかったなぁ…
一部を紹介します。
*鬼橋*
この写真が「鬼橋」です。上から撮ったのでわかりづらくてごめんなさい。
小川に架けられた小さな橋です。
「昔、千徳坊という力持ちのお坊さんが山から引き下ろして橋にしたといわれる大石が両子寺の境内にある」
と説明があります。
なかなか大きな石です。 -
*しぐれ紅葉*
「両子寺の境内にあるこの紅葉の下に立ち、上を見上げると晴天の日でもしずくが落ちるといわれている」と説明があります。
んー、しずくは、落ちていなかったと思いますが(笑)どういう話からこういう話になったのでしょうね。
七不思議のうち二つしか見れませんでした。
ここは、たくさんの見所があるお寺でした。 -
鬼橋から護摩堂の方角を撮影
この橋を渡り左の方へ行くと大講堂に行けます。 -
護摩堂付近にいらっしゃったお地蔵様です。
冬支度をしてらっしゃるのでしょうか。 -
*鬼の石段*
両子寺より30分程で熊野磨崖仏に到着です。
ここは、ひたすら歩きひたすら階段を上るというところでした。
胎蔵寺の駐車場までバスは、行ってくれてここから熊野磨崖仏へ向けて歩いていきます。
熊野磨崖仏へのスタート地点には杖が置いてあり無料で貸していただけます。
この鬼の石段まで山道を歩きました。なだらかな階段状になっているところもあれば上り坂になっているところもありました。いい運動になります。
そして、この写真が鬼の石段です。
伝説では、鬼が一夜のうちに築いたとされる石段です。この鳥居をくぐれば300mの階段の始まりです。写真ではわかりにくいのですが、急な斜面と大きさのばらばらな石が積み重ねられているので体力が必要となります。また、滑りやすくもなっているので注意してください。以前は、この階段の手すりもなかったそうなんです。手すりがあることで上りやすくもなっているし安全です。ただ、景観的にいえば手すりがない時の方がいいでしょうね。
多くの観光客の方がいらっしゃいました。 -
イチオシ
*熊野磨崖仏 不動明王像*
熊野磨崖仏は、国の重要文化財及び史跡に指定されています。
険しい鬼の石段を上りきると開けたところに出てきます。
上りきった達成感がたまらなくいいですね。この季節なのに汗だくになってしまいました。あー上ってきたかいがあった。素晴らしい磨崖仏です。
2体あり、こちらは高さ8mの不動明王像です。制作年代は、文献に乏しく確かなことがわかっておらず奈良時代とも鎌倉時代ともいわれております。
この不動明王は、怖いイメージとはかけ離れたやわらかい表情をしておられます。
制作当時は、ここまで上ってくるのも今より厳しい道だったことでしょう。
誰がどのように何を思って作ったのだろうかとイメージを膨らませます。
表面も長年の風雨に侵食が進んでおりそこがまた、あじのある自然の姿なのだろうと思います。 -
*熊野磨崖仏 大日如来像*
不動明王像の向かって右手には高さ6.8mの大日如来像があります。
配置が何ともアンバランスな感じがします。制作年代が異なるとされており大日如来像の方が後で制作されたと考えられております。
しかし、この大日如来像は、大日如来かどうか疑わしい点もあるようです。
半立像で手も挙げず一般的な足を組み印を結んでいる大日如来の特徴がないため疑問視されているようです。もしかしたら、公式的に作ったものではないかもしれませんね。だとしたら制作者は、重要文化財になっている現状にビックリでしょう。などと、妄想してしまいます。 -
*熊野神社*
鬼の石段は、まだ先がありました。あまりこの先を上っていかれるかたは、なかったですが、行ってみたい衝動にかられ上ってみました。そんなに距離は、ないです。
石段の最終地点は、こちらの熊野神社でした。とても古そうです。
新しいきれいな神社より古びたずーっと昔からあるような神社の方が私は好きです。こちらでもお参りをしておりていきます。 -
-
狭く足場の悪い階段
-
* 富貴寺 *
バスで熊野磨崖仏から約10分
ここが今回の旅行の最終観光地です(泣;)
九州最古の和様木造建築物である「大堂」を持つお寺
国宝にも指定されております。
「日本三大阿弥陀堂」の一つです。
有名なお寺です。
そして、富貴寺のきれいな紅葉を期待していたのですが… -
* 仁王門 *
階段を上がると正面にこの仁王門があります。 -
仁王像(阿形)
江戸中期頃のもの
阿形と吽形って何だろう??と思い調べてみました。
↓↓とてもおもしろいトリビアです。↓↓
阿吽(あうん)という言葉は、仏教の真言のひとつで物事の初めと終わりを示すものとされています。また、仁王像や狛犬など対となる物を表すものとしても使われています。
阿(あ)は、五十音順で初めで発音をする時口を開けます。なので阿形の像も口を開いていますね。吽(うん)は、五十音順で最後で発音をする時口を閉じます。なので吽形の像は、口を閉じています。他の仁王像や狛犬もそのような作りになっていると思います。
そして、これが転じて「阿吽の呼吸」、「阿吽の仲」という言い回しが生まれたといいます。
とても、おもしろいと思いました。そういう観点で仁王像や狛犬を見るのも興味深くおもしろいと思います。あと、沖縄のシーサーも同じくということでした。 -
仁王像(吽形)
口を閉じています。 -
イチオシ
*富貴寺 大堂*
こちらが有名な富貴寺の大堂です。
楽しみにしていた紅葉は、全くで残念(泣)パンフレットやガイドブックで見る紅葉の中の大堂は、本当にきれいでとても見たかったのです。
いつかリベンジということで…
大堂の中に入り住職さんがお話をしてくださりました。
撮影は、禁止だったので写真は、ありません。また、徹底した保存をされているようで雨の日には大堂を開けることはできないのだそうです。湿気が大堂内の壁画に良くないそうです。
晴天だったので全く問題なく入れました。
中には本尊として阿弥陀如来坐像、阿弥陀像(勢至菩薩・観世音菩薩)が安置されています。
また、四壁には壁画が描かれており、だいぶ薄れていて見えにくいですが、800年程前のものがこのように残っていることが素晴らしいと思いました。
大分県立歴史博物館にはこの壁画のレプリカがあるそうです。 -
全ての観光が終わり小倉に向けて出発しました。
車窓から撮影ですが、道路の両脇に仁王像です。
どういう意味があるのでしょうか。 -
対の仁王像です。
今回の旅行で渋滞に巻き込まれたのは、最後の小倉までの道だけでした。
あまり渋滞がないのかな?だとしたらうらやましいですね。
小倉まで2時間45分かかりました。 -
*駅弁 かしわめし*
小倉駅で買いました。
けっこうなボリュームがあり味もよかったです。
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