春を呼び込む 「 天神講 」 & 「 てまりの湯 」 の小さな旅 ＜ 新潟県燕市 ＞

2012/02/22 - 2012/02/22

　越後平野の２月の中旬を過ぎると、日差しも春めき心もほぐれ始めてきます。毎年、菅原道真公の命日をお偲びする天神講(http://www.city.tsubame.niigata.jp/kankou/tenzin/index.html)が2月25日に各家庭に伝わる天神様の掛け軸を飾りるのです。天候にも恵まれたので燕市の吉田地区と分水町渡部地区を尋ねました。

　北陸道三条燕ICを降り、上越新幹線燕三条駅に立ち寄り情報を入手しようと訪ねたのですが、構内に観光案内所がなくがっかりでした。仕方なく売店の人から聞き吉田地区に向かいました。サンロード宮町界隈に「飴屋本舗」(http://www.made-in-tsubame.jp/cms/spot/detail/26)さんがあり、天神講で使用されるお菓子(和菓子)を購入。店のご主人からも天神講のお話を聞くことができました。商店街で天神講の菓子展が開かれていることを聞き見学もしました。

　それから分水地区の渡部地区(http://www7a.biglobe.ne.jp/~staw-lets_com/watabejoh.html)を訪ね、道の駅「国上(くがみ)」(http://www.hrr.mlit.go.jp/road/miti_eki/each_folder/kugami/kugami.html)でおそばをいただき、足湯で足を温めたのですが、近くの「てまりの湯」(http://www.city.tsubame.niigata.jp/guide/life/temari/spa.html)で体を温めました。

エリア 燕・三条・見附(新潟)

• 交通手段: 自家用車

　越後平野も２月半ばを過ぎると日差しも春めいてきます。

　冬晴れの北陸道を気持ちよく走行。

　北陸道三条燕ICを降り上越新幹線燕三条駅で情報を入手しようと思ったのですが、駅構内には観光案内所がなかった。(残念)

　*売店の人から情報を入手しました。

　新幹線の駅近くに地場産品展示即売場(http://www.tsjiba.or.jp/others/annai.html)があるので立ち寄りました。(イベント会場もあり時折立ち寄ります)

　この地区は洋食器で世界的に知られている町で食器類はプロから我々が使用するものまであります。

　館内は地場産業の製品が展示してあります。

　いつもお世話になっている理髪店用のものかな?

　手作り製品もあり、魅力いっぱい!

　世界的に知られている製品もこの町で作られているようです。

　食器を数点購入して・・・JR燕駅を通り過ぎ・・・・。

　サンロード宮町の商店街の一角にある「飴屋本店」(http://miyacyou.biz-box.jp/shop/ameya.html)さんです。

　店の中は天神講のための和菓子(砂糖菓子・粉菓子)がいっぱい。

　これが天神講のための粉菓子で、なんとなく懐かしさを感じました。

　天神講の砂糖菓子、おいしそうでもあり欲しくなり買ってしまいました。

　店のご主人です。いろいろ天神講の話を聞かせてもらいました。

　燕市吉田地区の旧道の商店街です。とても静かな落ち着いた雰囲気です。

　町の集会所で天神講菓子展が開かれていてので立ち寄りました。

　係りの人がとても親切に歴史からお菓子の説明までしてくださり勉強になりました。

　吉田地区から分水地区に・・・・・・。

　弥彦近くの国上(くがみ)地区にある道の駅「国上」(http://www.hrr.mlit.go.jp/road/miti_eki/each_folder/kugami/kugami.html)です。

　道の駅にある食堂(味処花てまり)です。(売店も併設)

　手軽なおそばをいただきました。

　道の駅内にある長崎温泉足湯｢酒呑童子の湯｣(http://www.icoro.com/200812222486.html)です。

　無料の足湯です。のんびりと足を温めました。

　しかし体が冷えていたので・・・・近くにある「てまりの湯」(http://www.city.tsubame.niigata.jp/guide/life/temari/)に・・・・・。

　てまりの湯の内湯です。

1.泉質
　　　　ナトリウム‐塩化物冷鉱泉（弱アルカリ性）
2.源泉温度
　　　　22.5℃（加温あり）
3.効能
　　　　神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・
　　　　うちみ・くじき・慢性消化器病・冷え性・病後回復期・
　　　　疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病・慢性婦人病

　サウナも完備、平成20年に新設された露天風呂です。国上山が見えます。

　大河津分水（おおこうづぶんすいhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E6%B4%A5%E5%88%86%E6%B0%B4)を渡ったところです

　分水町渡部地区(http://www.mapion.co.jp/m/37.6478091666667_138.804917777778_7/)です。

　渡部地区で地元の人に出会い、渡部菅原神社について話を聞きました。

　渡部地区の菅原神社ですが・・・・雪のため行けません。

　分水町渡部ちくにある菅原神社社務所です。ここからも神社は雪で行けません。2月25日にお祭りがあるそうです。

　宮司さんです。お守りをいただきました。

　新潟県にも天神講をお祭りするところがあり、これからも受け継がれていってほしいと思います。

　大学や高校受験をする受験生の親や祖父母たちがお菓子を買い受験生に贈る風習も大切にしたいと思いつつ帰路につきました。

この旅行記へのコメント （4）

• escomさん 2012/04/08 09:48:47

  ひょんひょんさん 　お誕生日おめでとうございます　♪

  ひょんひょんさん 今日は♪
  
  　いつも丁寧な旅行記　楽しませて戴いて　ゴチ　になります！
  
  この鉄瓶のスカート　熱効率が良さそう・・しかも　美しい！
  
  　湯が沸き上がった時の　「音」は　どんなんだろう？・・・と
  
  想像が膨らんで行きます。ひょんひょんさんの力作に、そして
  
  お誕生日おめでとうございます。 escom

  ひょんひょんさん からの返信 2012/04/08 17:56:21

  RE: ひょんひょんさん 　お誕生日おめでとうございます　♪

  escomさん 書き込みお祝いありがとうございました。
  
  　あの鉄瓶不思議な形をしていたの写しました。次回訪ねた時に用途を聞こ
  
  　うと思っています。(初めて見ました・音まで想像しませんでした)
  
  　escomさんこれからもよろしくお願いいたします。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひょんひょん
  
  
  　

• koikeiさん 2012/03/20 06:39:07

  おはようございます。

  ひょんひょん様
  
  我が旅行記においでくださいまして、本当にありがとうございます。
  
  いつも、ひょんひょんさんの旅行記を拝見しながら、素晴らしいお写真とともに見知らぬ土地の風情を知ることができ、常に感心感謝しております。なのに、足跡のみの失礼をお許しください。
  
  今回は本当にびっくりしたのでコメントを書かせていただきました。
  
  当方は福井のほうに住んでおりますので、天神講を1月25日に行います。
  ひょんひょんさんのご紹介にあったＨＰのエントリーＮｏ４でも紹介されていましたが、お正月に天神様を床の間に飾り、片付けるのがその日で、焼きガレイをお供えします。我が家の長男も実家から掛け軸が贈られました。
  越前市のほうでは掛け軸でなく木彫りの天神様を飾る風習があります。
  
  天神講が地域によって月日もお供えするものも変わるということは本当に驚きでした。菅原道真公は本当に全国で学問の神様として崇められていたのですね。ありがとうございました。
  
  最後に1票投じて失礼します。
  

  ひょんひょんさん からの返信 2012/03/20 08:18:45

  RE: おはようございます。

  koikeiさん 書き込み等ありがとうございました。
  
  　全国各地で菅原道真公をお祭りする祭事があることは聞いています。
  
  　我が地域にも受け継がれている所(燕地区)がりました。　
  
  　koikeiさんがおっしゃる通り地域によって違うものなのですね。
  
  　新潟では道真公の粉菓子は受験生は頭から食すると合格すると言われてい　
  　るのす。 (焼きガレイのお話は初めてでした)
  
  　それにしても菅原道真公はやはり全国学問の神様なのですね。
  
  　koikeiさんコリからもよろしくお願いいたします。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひょんひょん