2012/01/22 - 2012/02/05
14位(同エリア30件中)
yujiさん
初めてのインド、しかも南インドだけに絞ってビーチでのんびりを目的に行ってきました。
相変わらずのガイドブックを持たずにインターネットで得た僅かな情報を頼りに行き当たりばったりで向かいました。
エアアジアを使い羽田からクアラルンプール経由でケララ州の都市コーチンへ。
1日目深夜
羽田〜クアラルンプール
2日目
クアラルンプール〜コーチン
3日目
コーチン〜ヴァルカラビーチ
8日目
ヴァルカラビーチ〜トリヴァンドラム〜コヴァラムビーチ
11日目
コヴァラムビーチ〜ヴァルカラビーチ
13日目
ヴァルカラビーチ〜エルナクラム
14日目
エルナクラム〜クアラルンプール
15日目
クアラルンプール〜羽田
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エアアジアX
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
翌日、午前中に宿のご主人が自分の部屋に、明日のチェックアウトの確認と宿泊代金の徴収に来た。
代金の支払いを終えて、酒屋の場所を知っているか聞くと『これから街に行く』と言うので付いていった。
手前の後姿がご主人。
この辺の裏道は狭く、慣れるまで迷路のような感じがした。
ビーチ沿いの道に比べ人通りが少なく日差しが入りづらいので昼間は歩きやすいが夜は真っ暗。それでもみんな歩いている^^
コヴァラムで3日目 -
裏道を抜けて急坂を上るとバス通りに出る。
近くのバス停からバスに乗り5分ほどで街に着いた。
どこの酒屋もこんな感じで客が並んでいる。 -
店内2階はこんな感じ。
宿のご主人曰く、お店の2階の方が品物が良く、値段も若干高めらしい。
僕はインド産の赤ワインを買い、ご主人はウィスキーを買ってこの近くの自宅に一度戻るため、ここで別れてバスでビーチに戻った。 -
自分の部屋のテラスから。
隣のホテルの庭のスペースが大きく取られている為、テラスの前は開放的だった。 -
あまりいい眺めではないが^^
インドや東南アジアの安宿のトイレはこういった感じのところが多い。
便器左のハンディシャワーノズルみたいな物でお尻を洗う。
場所によってはこのノズルが無いトイレがあるがその場合、手前にあるバケツに水を溜め、奥の手桶でうまく流しながら洗う。 -
酒屋の帰りにビーチ最寄りのバス停近くに“chilled beer”と書かれたビール屋?があると聞いて(たしかビールのみ販売)買ってきたので今日はテラスで夕食を取る事にして裏通りのレストランでエッグカリーとチャパティーをテイクアウトしてその隣の店でインド産のアボカドを買ってきた。
インドでの製造らしいがスコットランドビール80か85ルピー -
裏通りの小さなスーパー
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翌朝、朝食を取った裏通りのレストラン
ここも何度か通った。 -
チャイとベジカレーとドーサ
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この後は日本に帰るまでの間をバッカラで過ごすつもりで昼前にトリヴァンドラム行きのバスに乗った。
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イーストフォートのバス停を降りて歩き始めるとすぐにヒンドゥーのかなり大きな寺院が見えた。
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行きに通った道を戻り
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トリヴァンドラム駅に着いた。
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北に向かう列車でこの旅、初めて混雑を経験した。
前日、コヴァラム辺りでもヒンドゥーのお祭りが行われていたため、その影響かも知れないと思った。
列車が来てすぐ乗り込んだときには席は埋まっていて通路も混んでいたが
それでも上段ベッドはすべて空いていたが
現地の人が誰も上段ベッドを占有していないので何か理由でもあるのかと思い
日本人の自分が先頭を切って寝そべるのは
いかがなものかと考えながら他の車両に移ってみたが
そのうちに上段ベッドもすべて埋まってしまい日本人としての遠慮が仇になったと思った^^
コヴァラムまでの小1時間ではあったが東京でのラッシュアワー並だった。 -
午後2時前にコヴァラムに到着し、慣れた道をビーチまで戻った。
余談だが、駅構内のツーリストインフォメーションで帰りのコーチン(北行き)まで戻るときの列車の時間を聞いたが
数日前にトリヴァンドラム行き(南行き)の列車の時間を聞いたときと同じ係りのお兄さんだったがいずれも時刻表を見ずに
始発からの列車の時間を順番通りにリズミカルに即答したのを聞き
それが仕事ではあるがプロフェッショナルな感じにちょっと感心した。 -
再び同じ宿の2つ隣の部屋を借りた。
コヴァラムで買ってきたワインと一緒に。 -
ノースクリフ北側から。
写真中央のオレンジ色の看板を左に入った先に宿があり、写真右奥に Heli Pad がある。 -
いつものレストランでダージリン出身の彼が見当たらないと思ったら別の店を手伝っているのを聞いて翌日行ってみた。
『CLAFOUTI』というレストランでこの辺では立派なホテルとアーユルヴェーダも備えた施設のひとつ、ここも美味しかった。
ヴァッカラ駅にもホテルの広告があった。 -
食事をしてほろ酔い気分で本を読んでいると物売りの女の子が現れた。
『ハローマイフレンド!』 更に何か言っているので耳を傾けると
『私、ソームナットの妹』と・・・
『ん?』 と一瞬考え、理解した。
ソームナットと話をしているときに店内で店番していた1番下の子だと。
ソームナットとの会話を終えて別れる時に彼女にも手を振ったことがあった。
こんな時間に8歳の女の子がひとりで物売りしているのに少しびっくりした。
お決まりの口上の『これはビジネスではなくてあなたにとってとてもいいプライスなの』と穏やかな口調で始まり
小さな木片を柿の種のように細工して連なった首飾りを勧めてきて
立っている彼女と椅子に座っている自分の背丈が同じ為
正面から僕の首に手を回して試着してくれた。
彼女はビジネスをよく分かっていると思った^^
それでも普段からネックレスはしないので他のものはないか尋ねると
肩に掛けた小さなポーチをテーブルの上にひっくり返し
いくつかの雑貨が出てきてその中から既製品のようだがかわいらしい小物入れを手にした。
彼女が最初の首飾りの時に示した言い値の50ルピーでいいか聞くとオーケーと。
最後にカメラを向けると初めての笑顔を見せた。 -
彼女が去ると隣に座って僕らのやり取りを聞いていたらしいヨーロッパの女性がこちらに振り向いて『彼女、いい子ね』とにっこり。
食事を終えてから先ほどの女の子に、いつもカバンの中に忍ばせている小さな折り鶴をあげようと探すとすぐ近くの店におばあちゃんと一緒にいた。
折り鶴を渡すと彼女は『私とおばあちゃんにブリヤ二(インド風チャーハン)を買ってくれない?』 と。
そうきたか!としばらく考えて止めておいた。
『バイバイ』と言って頭を撫でて歩き始めると彼女も『ダメ? ダメ?』と。
こちらも怒っているわけではないので笑顔だけ見せて無言でそのまま立ち去った。
以前にソームナットにあげた残り物を彼女も分けてもらっていただろうことを思い出し『たくましい』と思った。 -
ヴァッカラ出発の朝、15歳の彼女に別れを告げに行った。
店の周りはこんな感じ。 -
店内の様子。
朝9時に品物を並べて夕方6時に片付けるのを毎日繰り返す。
普段の彼女はさっぱりした感じだったが最後のときにこちらが『また今度』 と言おうとすると
『また来年』 と・・・ 『寂しくなるわ』とも言ってくれた。
素直に嬉しかった。
始めて会ったときにお互いの名前を紹介し合ったが忘れてしまい、後から聞きづらくなりそのままになってしまった。 -
いつものようにバス停で帰りのバスを待っているとリキシャが現れ
こちらが『駅まで行くけどこれしかない』とポケットの全ての小銭を見せるとニヤケながら『オーケー』 と。
駅のATMで降ろすつもりだったが27ルピーしか持ってなかった。
リキシャに乗り込むといつもとは逆方向に走り始めた。
すぐに裏道に入り、何度か右に左に曲がるとなるほど、早く駅に着いた。 -
エルナクラムまでのチケットを買い、朝食を取りに出た。
列車料金88ルピー。
エルナクラムから来た時は56ルピーだったので特急、急行の違いがあったのかもしれない。
同様にトリヴァンドラムに往復したときもそれぞれ30、21ルピーだった。 -
すっかり定番のチャイとドーサ
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10時半出発の列車に乗り込み北に向かった。
検札の係官 -
列車内で初めて駅弁を買った。しかも初めてのブリヤニ。
チキンとベジタブルのブリヤニがあると言い、チキンを頼むとそれは思ったより大きく日本のコンビニで買える弁当と同じくらいずっしりとしていた。
ベジは半分くらいの大きさだった。
チキンブリヤニ60ルピー -
ご飯の下に大きな骨付きチキンが丸々埋まっていて重さの理由が分かった。
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この後ものんびりとエルナクラムに向かった。
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