2012/03/01 - 2012/03/01
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のーとくんさん
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北野天満宮からどこに行こうかなと考えたとき、近くに大徳寺があるなぁと。
一休さんや沢庵さんで有名な大徳寺は、未体験ゾーンです。
行ってみるとそこは、妙心寺と同じように大徳寺山内は塔頭の集合体、禅寺特有の落着いたすばらしい雰囲気を醸しだしています。
いっぺんに大徳寺ファンになってしまいました。
【写真は、大徳寺塔頭の高桐院の参道です。】
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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大徳寺の駐車場に着いたときは、12時になっています。
まずは昼ということで、駐車場前にある泉仙(いずせん)紫野店に入ることにしました。
精進鉄鉢料理の店ということのようです。 -
席にすわると、まずは抹茶と葛餅が出されます。
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精進点心「雲水」を注文しました。
美味しいですねぇ。 -
総門から入っていきます。
拝観料は各寺院でとのことです。 -
総門を通って最初の角から南門の方を撮って見ます。
最初から禅寺の静寂が味わえます。
龍源院拝観中とありますが、後にして先に進みます。 -
大徳寺の三門です。
柵があり近くにはよれません。 -
仏殿です。
前の木は「大徳寺のイブキ」とあります。
この仏殿は寛永5年(1665)に再建されており、このイブキもそのころ植えられたと考えられています。
イブキは、ヒノキ科ビャクシン属の高木ですが、これほどの大木は珍しいとのこと。 -
仏殿の内部です。
釈迦如来坐像のようですね。
天井には、龍が描かれていたのでしょう。 -
三玄院の門です。
拝観謝絶という厳しい文字が。
天正17年(1589)浅野幸長、石田三成、蘭丸の弟の森忠政が春屋宗園(しゅんおくそうえん)を開祖とし、創建しました。
小堀遠州、古田織部、薮内剣仲、長谷川等伯らが春屋に禅を学びました。
沢庵、千宗旦らも修行をし、境内には春屋、三成、忠政、剣仲、織部の墓があります。 -
松の後ろには、法堂が見えます。
ここも柵があって近くによれません。 -
大徳寺の山内は静けさいっぱい。
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大仙院は、拝観できそうです。
行ってみます。 -
梅の向こうに、国宝の大仙院本堂が見えます。
大仙院の入り口で、大徳寺で拝観できるのが、大仙院、高桐院、龍源院、瑞峯院の四ヶ所であることを知りました。 -
大仙院の玄関には、禅の文字が。
拝観するのですが、これよりは内部も庭も撮影禁止です。
七世の住職が沢庵和尚であるとのことです。 -
大仙院の名物和尚、前のご住職の尾関宗園師が出口におられました。
師の本は5、6冊読んだことがあります。
短冊を購入し、サインしてもらいます。 -
大仙院を出たところにある、真珠庵です。
永享年間(1429〜1441)に、一休さんを開祖として創建されました。 -
芳春院の方に行って見ました。
趣のある塀に、梅と、鐘楼です。 -
高桐(こうとう)院へ行く途中にある、大きな鐘楼です。
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高桐院には、ここを入っていくようです。
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高桐院の門です。
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苔の間の参道を入っていきます。
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高桐院の玄関が見えてきました。
高桐院は、細川幽斎公の長子細川忠興三斎公により慶長6年(1601)により建立されました。
また、開祖玉甫紹琮(ぎょくほじょうそう)和尚は幽斎公の弟です。 -
高桐院の茶室です。
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高桐院の障子です。
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高桐院は、庭の手入れ中。
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この燈籠は、細川忠興三斎公と奥方のガラシャ夫人の墓です。
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三斎井戸です。
細川忠興三斎公墓所のための井戸です。 -
袈裟形のおりつくばいです。
加藤清正公が朝鮮王城羅生門の礎石を持ち帰り、三斎公に贈られたもので、地面低くおさめられているので、おりつくばいと呼ばれています。 -
高桐院の庭園です。
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禅寺ですね、雲板(うんぱん)があります。
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次に行ったのが、龍源院です。
高桐院を南にいき、一回北大路通りにでて、東に行き南門から大徳寺山内に入ります。
南門からすぐのところに龍源院があります。 -
龍源院の滹沱底(こだてい)、庫裡の書院の軒先にある阿吽の石庭です。
ここにある阿吽の石は、聚楽第の基礎石と伝えられているそうです。
臨済宗のこの大徳寺、宗祖の臨済禅師が住まわれた、中国河北の滹沱河より名がつけられています。 -
方丈前の石庭、一枝坦(いっしだん)です。
手前が亀島で、向こうに蓬莱山が、右奥に鶴島があります。
ちょっと戻ることになりますが、方丈を左回りに回ることにします。 -
方丈と庫裡の間にある東滴壷(とうてきこ)です。
日本で一番小さな石庭とのこと。 -
書院の間です。
鈴木松年画伯による屏風です。
狐が化けた雲水の逸話を描いたもので、この屏風を持っていた人の家業が思わしくないので、行者さんに相談すると、狐を描いた軸か屏風がないかと。
その狐はまだ修行中で、修行を続けたいと願っているので、狐の望む寺に納めなさいとのこと。
いろいろお寺を探しもとめて、昭和35年5月この龍源の門前まできたところ、足が進まなくなり、ここに決めたそうです。
この部屋は、昔から弧窟という名があり、不思議な因縁でここに置かれています。 -
竜吟庭です。
中央の石が須弥山をあらわしています。 -
龍の襖絵と、釈迦如来像、いいですねぇ。
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龍源院を後にして、瑞峯院に向かいます。
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瑞峯院の門前には、石碑が。
「独坐庭」とかいてあるのでしょうか・ -
瑞峯院の門です。
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瑞峯院の玄関です。
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独坐庭です。
荒波に打ち寄せられても雄々と独坐している蓬莱山の風景です、との説明が書かれています。 -
瑞峯院の方丈の内部です。
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方丈の西側の庭です。
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閑眠庭です。
開基大友宗麟公が、晩年キリスト教を保護したことから、縦四個、横三個の石の流れが十字架に組まれているとのこと。
あの重森三玲作です。 -
方丈東側の小さな庭には、盆梅があります。
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瑞峯院から出てすぐ近くのところには、千体地蔵塚があります。
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大徳寺駐車場の前の、松田老舗で一休こんぶを買いました。
ご飯の友としてあいそう。 -
大徳寺納豆本家磯田です。
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ここで、上白糖主体の生地で、中に小粒の大徳寺納豆の入った「三彩」を買いました。
(おしまい)
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この旅行記へのコメント (2)
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- morino296さん 2012/03/05 22:07:46
- お気に入りが増えましたね
- のーとくんさん
こんばんは。
大徳寺、初めてでしたか。
こちらも大きな寺院で、数多くの塔頭があり、見ごたえがありますね。
非公開もあって全部は拝観できないようですが。
雨に濡れて色鮮やかな紅葉の高桐院も良いですよ。
瑞峯院の石庭もいいですね。
またまた、お気に入りが増えましたね。
morino296
- のーとくんさん からの返信 2012/03/06 07:57:20
- RE: お気に入りが増えましたね
- morino296さん
おはようございます。
書き込みありがとうございます。
そうなんです、大徳寺はじめてだっだんです。
名前は知っていたのですが。
とても落着いた、いいところですね。
非公開が多いからということもあって、尋ねる人が少ないからでしょうか。
おっしゃるとおり高桐院、とっても苔が綺麗なので、「雨に濡れて色鮮やかな紅葉」、すごくぴったりでしょうね。
その時期には、是非来てみたいですね。
のーとくん
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