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梅と言えば関東では水戸偕楽園や小田原曽我梅林あるいは熱海梅園が有名です。<br />水戸偕楽園は3000本100品種の梅が咲き誇ります。<br />曽我梅林は35000本ですが食用目的のため白梅中心で種類は少ないのが特徴です。<br />熱海梅園は464本58品種を誇ります。<br /><br />それに対し小田原フラワーガーデンの梅は480本程度ですが最多品種の200種を誇ります。<br />多様な梅の種類を楽しみたい方には交通の不便さを補ってあまりある名所といえます。<br /><br />梅の開花が全国的に遅れる中、フラワーガーデンの梅に夫婦でご挨拶にでかけました。<br />遅ればせながらですが、過半の梅が花をつけていました。<br /><br />

圧倒的な品種数を誇る小さな梅園(フラワーガーデン)

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2012/03/07 - 2012/03/07

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norisa

norisaさん

梅と言えば関東では水戸偕楽園や小田原曽我梅林あるいは熱海梅園が有名です。
水戸偕楽園は3000本100品種の梅が咲き誇ります。
曽我梅林は35000本ですが食用目的のため白梅中心で種類は少ないのが特徴です。
熱海梅園は464本58品種を誇ります。

それに対し小田原フラワーガーデンの梅は480本程度ですが最多品種の200種を誇ります。
多様な梅の種類を楽しみたい方には交通の不便さを補ってあまりある名所といえます。

梅の開花が全国的に遅れる中、フラワーガーデンの梅に夫婦でご挨拶にでかけました。
遅ればせながらですが、過半の梅が花をつけていました。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 小田原フラワーガーデンはかなり辺ぴなところにあります。<br />車で曲がりくねった山道を登りきると平坦な土地になります。そこにフラワーガーデンは広がっています。<br />小田原駅からだと小一時間もかかるうえに本数もすくないので車かタクシーで行くのがおススメです。<br /><br />フラワーガーデンの温室の前にはお花屋さんが鉢を広げていました。<br /><br />

    小田原フラワーガーデンはかなり辺ぴなところにあります。
    車で曲がりくねった山道を登りきると平坦な土地になります。そこにフラワーガーデンは広がっています。
    小田原駅からだと小一時間もかかるうえに本数もすくないので車かタクシーで行くのがおススメです。

    フラワーガーデンの温室の前にはお花屋さんが鉢を広げていました。

  • この温室は有料ですが庭園は無料で見学できます。<br /><br />ところで日本の花といえば桜と感じる方が大多数を占めるそうです。<br />しかし古代の日本では花といえば梅を指したそうです。<br />この入れ替えがどこで起こったかは定かではありませんが平安時代から鎌倉時代あたりで逆転したようです。確かに梅は新春に咲く縁起のよい花で、大いにもてはやされるのもうなづけます。<br />しかし、その後確立されていく日本人の美意識には桜が好まれたようです。<br />特に満開の絶頂から散りゆくさまは栄華と無常のドラマであり、日本人的世界観とマッチしたようです。<br />でも、今日は梅の日です。<br />桜に負けないようにポーズをとってください!!

    この温室は有料ですが庭園は無料で見学できます。

    ところで日本の花といえば桜と感じる方が大多数を占めるそうです。
    しかし古代の日本では花といえば梅を指したそうです。
    この入れ替えがどこで起こったかは定かではありませんが平安時代から鎌倉時代あたりで逆転したようです。確かに梅は新春に咲く縁起のよい花で、大いにもてはやされるのもうなづけます。
    しかし、その後確立されていく日本人の美意識には桜が好まれたようです。
    特に満開の絶頂から散りゆくさまは栄華と無常のドラマであり、日本人的世界観とマッチしたようです。
    でも、今日は梅の日です。
    桜に負けないようにポーズをとってください!!

  • やっと色とりどりの梅が咲き始めています。<br />例年よりもひと月近く遅れているそうです。

    やっと色とりどりの梅が咲き始めています。
    例年よりもひと月近く遅れているそうです。

  • 木道も整備されています。<br />この日は薄曇りです。<br />キラキラした春の日差しが恋しいのですが、今年の冬は長いですね。<br />

    木道も整備されています。
    この日は薄曇りです。
    キラキラした春の日差しが恋しいのですが、今年の冬は長いですね。

  • これは一重緑がくという梅です。<br />清楚です。

    これは一重緑がくという梅です。
    清楚です。

  • 鴛鴦(えんおう)という目にも鮮やかな梅。

    鴛鴦(えんおう)という目にも鮮やかな梅。

  • これも鴛鴦(えんおう)です。<br />光の加減で薄いピンクに見えます。

    これも鴛鴦(えんおう)です。
    光の加減で薄いピンクに見えます。

  • 錦性雪灯篭。<br />にしきせいせっちんろう、と読むそうです。<br />雪を被った灯篭に見立てているそうです。

    錦性雪灯篭。
    にしきせいせっちんろう、と読むそうです。
    雪を被った灯篭に見立てているそうです。

  • 甲州小梅。<br />確かにこぶりです。

    甲州小梅。
    確かにこぶりです。

  • 鹿児島紅。<br />かなり赤味が強い梅です。

    鹿児島紅。
    かなり赤味が強い梅です。

  • この日は比較的暖かですが、やはり冬の風情。

    この日は比較的暖かですが、やはり冬の風情。

  • 十郎という地味な梅。

    十郎という地味な梅。

  • 小粒南高。<br />南高梅は有名ですが、その由来は知りませんでした。<br />しかし高は高校の高とは!

    小粒南高。
    南高梅は有名ですが、その由来は知りませんでした。
    しかし高は高校の高とは!

  • もっとも偉そうな名前です。<br />世界の図といいます!

    もっとも偉そうな名前です。
    世界の図といいます!

  • 蘇芳梅です。<br />かなり鮮やかです。

    蘇芳梅です。
    かなり鮮やかです。

  • それに負けないのがこの大盃。

    それに負けないのがこの大盃。

  • 大湊、も負けてはいません。

    大湊、も負けてはいません。

  • 淡路枝垂はしだれ梅なので元気がなさそうに見えます。<br />でもこれが普通の状態でしょう。

    淡路枝垂はしだれ梅なので元気がなさそうに見えます。
    でもこれが普通の状態でしょう。

  • 辻村早咲。<br />小田原オリジナルの梅らしいです。<br />かなり勢いがいいですね。

    辻村早咲。
    小田原オリジナルの梅らしいです。
    かなり勢いがいいですね。

  • 何とも可憐な藤牡丹枝垂。

    何とも可憐な藤牡丹枝垂。

  • 八重寒紅も勢いがあります。

    八重寒紅も勢いがあります。

  • こちらは八重唐梅です。<br />中国産でしょうか?

    こちらは八重唐梅です。
    中国産でしょうか?

  • これは八重野梅。<br />かなり元気に咲き誇っています。

    これは八重野梅。
    かなり元気に咲き誇っています。

  • 緋の司。

    緋の司。

  • 浮牡丹です。<br />花弁が面白いですね。

    浮牡丹です。
    花弁が面白いですね。

  • 芳流閣、という風流なお名前。

    芳流閣、という風流なお名前。

  • 未開紅というそうです。<br />名前は未開ですが十分開発されているのでは。<br />梅としてはゴージャスなかんじです。

    未開紅というそうです。
    名前は未開ですが十分開発されているのでは。
    梅としてはゴージャスなかんじです。

  • 竜狭小梅。

    竜狭小梅。

  • 梅の他にもいろいろな植樹があります。<br />ひいらぎの一種ですが紅葉しているような色です。

    梅の他にもいろいろな植樹があります。
    ひいらぎの一種ですが紅葉しているような色です。

  • また小さな渓流にはカワイイ滝もあります。<br />石と苔が日本庭園風でもあります。

    また小さな渓流にはカワイイ滝もあります。
    石と苔が日本庭園風でもあります。

  • 春秋には座りたくなるベンチがあります。<br />(今はお尻が寒そうです!?)

    春秋には座りたくなるベンチがあります。
    (今はお尻が寒そうです!?)

  • 遊歩道を歩いて戻ります。<br />いい季節にはバラが満開になり、美しすぎるであろうフェンスやドームがあります。

    遊歩道を歩いて戻ります。
    いい季節にはバラが満開になり、美しすぎるであろうフェンスやドームがあります。

  • そして、今回の小旅行で最も感動したのがこれです!<br />何と数日前の降雪、積雪に耐えて唯一生き残ったバラがありました。<br />数百株のバラは全て丸坊主なのに、この一輪だけが本当の片隅で生きていました。<br /><br />それはまるで大災害に遭遇しながらも精一杯復興にまい進する東北の人々のど根性を代弁しているようでした。

    そして、今回の小旅行で最も感動したのがこれです!
    何と数日前の降雪、積雪に耐えて唯一生き残ったバラがありました。
    数百株のバラは全て丸坊主なのに、この一輪だけが本当の片隅で生きていました。

    それはまるで大災害に遭遇しながらも精一杯復興にまい進する東北の人々のど根性を代弁しているようでした。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • 白い華さん 2012/03/10 15:48:19
    今年は、なかなか・・・咲かない 「梅の花」。
    今日は〜。

    小田原の 梅の花。
    いろんな・・・種類。が あり、綺麗〜!ですね〜。
    (そして、やっぱり、小田原は、温暖・・・なのかしら〜?)
    せっかく、norisaさんに、 「梅の花!が 咲いたヨ」情報!を 頂いても、
    こう〜、毎日、お天気・・・が はっきり!しない。と、
    出掛けられませんヨネ〜。

    3〜4年、考え・・・ながらも、 行かれない!で いる。
    『 青梅 吉野梅郷 』 の お出掛け!を 今年は、考えていたのですが、
    今日の 最新情報!を HPで 確認しても、
    まだまだ、見頃!・・・とは なってはいない。とか〜〜。
    何だか、今年は、「満開!の 期・・・を 逸してしまう」って、思えてなりませんよね。

    まぁ〜、 今日は、 我が家!では 
    とっても、珍しい〜 『 国内 長距離!旅行 九州の旅 』 の 旅行記!作り。に 追われて・・・おります。 
    せっかくの、 高校生の 修学旅行!以来・・・の 九州。でしたが、
    お天気は、 雨 または 曇り。 と、残念!な 旅。と なりました。

    でも、たまたま・・・ 全国的に、「梅が 遅れていた」ので、
    福岡・太宰府天満宮・・・で、 有名!な 梅。
    満開・・・とは、いきませんでしたが、 「咲いている」のを 見られました。
    学問の 神様。 菅原道真。
    そして、 梅の花。

    滅多!に、 いやぁ〜・・・ 人生!で、 多分、一度きり。の 太宰府詣で。だろうから、
    せめて、「梅の花」を 見られて、 とても、嬉しかった〜。(♪)

    そんな・・・九州 旅行記!にも、 是非、おいで・・・下さいませね。
    お待ち!して・・・います。

       それでは また

    norisa

    norisaさん からの返信 2012/03/10 16:28:50
    RE: 今年は、なかなか・・・咲かない 「梅の花」。
    白い華さん、

    いつもお世話になります。
    確かに今日は寒くて小雨まじり、とても梅どころではありませんね。
    しかし、今他のトラベラーさんから掲示板にカキコありました。
    いわく、
    「今日小雨の中を行ってきました。

    梅園の方は、傘もささずに歩きまわり、半分も見ないうちに引き上げて来ました。
    温室のヒスイカズラが良く育っていました。

    これで何品種追加出来るか楽しみです。」

    ということです。お花好きのnh11さんですが、すごい迫力、根性で脱帽いたしました!

    さて、白い華さんは九州への長期旅行とのこと、多少お天気がご不満だったご様子ですが、九州もいいところですね。
    まだ3度ほどしかお邪魔していませんが、来年は行きたいなと思っています。

    白い華さんの旅行記を早速訪問させていただきますね!

    またよろしくお願いいたします。

    norisa
  • n.arakiさん 2012/03/09 23:23:28
    梅、きれいですね。
    norisaさん、こんばんは。

    表紙の梅の色、きれいですね。
    こちらは、桜と梅は同じ時期に咲くようです。
    といっても、桜しか見たことがなく、たまにこれが梅かなと思うことはありましたけれど。
    北海道、早く来い来い花の季節といった心境です。

        n.araki

    norisa

    norisaさん からの返信 2012/03/10 07:22:48
    RE: 梅、きれいですね。
    n.arakiさん、

    おはようござます。
    ご訪問、ご投票ありがとうございます。
    梅は全く詳しくないんですが、実に多くの種類があるようです。
    ひとつひとつ見ていくと、これらを同じ梅と言えるのかというほど多種彩々です。
    北海道は一気に春が来るのでしょうね。
    前回の旅行記で伊豆高原に行きましたが、実に北海道のn.arakiさんやprocidaさんを思い浮かべて旅立ったものです。

    やっと来週から春めきそうです。

    norisa
  • わんぱく大将さん 2012/03/09 08:38:44
    梅酒か桜餅か?
    norisaさん

    梅は、菅原道真公の天神さんにもあるように、縁起もののようで、桜は、受験で、散るとか、切腹時に、はらはらと言うイメージ。

    梅干しは嫌いなので食べたことがなく(最近は、しそはOKに)桜餅は、あのぶつぶつが。食べ物にすると私には、両方、もう一つ。

     大将

    norisa

    norisaさん からの返信 2012/03/09 18:00:38
    RE: 梅酒か桜餅か?
    大将さん、

    梅も桜も風流です。
    スペインではどうかしら。

    norisa
  • 吉備津彦さん 2012/03/09 00:23:34
    白梅の 清楚な香り 君に似て
     寒風に凛と咲く梅が好きです。

    梅に酔い 君に酔いたい 今宵かな

    梅酒を飲みながら旅行記拝見しました。

    norisa

    norisaさん からの返信 2012/03/09 06:39:20
    RE: 白梅の 清楚な香り 君に似て
    吉備津彦さん、

    書き込みありがとうございます。
    今年は寒さで開花はイマイチですが、例年はもっと美しいそうです。
    しかし、地味に咲くのが梅の魅力。
    静かにお酒を召し上がるのには最適かもしれません。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    norisa

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