2012/01/17 - 2012/01/18
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ちびのぱぱさん
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何がこの町の魅力なのか、未だに自分でも分かりません。
ごちゃごちゃとして、大都市なのに、どこか垢抜けない……。
これといった見所は、見あたらない。
くるたびに食べるのは、ハジャイのシンボル、ノボテルの脇の路地にある屋台のドリアンです。
強いて言えば、これを食べにこの町に来ているような……
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エアアジアに乗ってタイ南部に入ろうと思う人は、ハジャイがどんなところが気になっていると思いますので、ちょっとつづります。
空港は、意外に大きくて、いろいろな店があって充実しています。
私どもは、早々にソンテウに乗って(カウンターでチケット80bを買って、人数がそろったら出発)さっさと町に向かいました。
あ、カウンターは結構外れの方にあって、タクシーかソンテウか選べます。どう見ても必要とは思えない人数の職員がカウンターの中で所在なげにおしゃべりしていたのが印象に残りました。
余談ですが、KLから乗ったエアアジアは、見たこともない飛行機会社のロゴの上にAir Asiaのロゴのステッカーをぺたんと貼った感じになっていました。
いかにも急造という雰囲気が、旅の気分を盛り上げます。?
もひとつ余談ですが、タイ南部に豪雨が続きハジャイ近郊(特に空港付近)が洪水になっていて、フライトキャンセルになったらどうしようかと、そればかり考えていました。どうも、地球の環境はおかしくなっているようです。
着陸寸前に見た地上の様子は、川が真っ茶色に濁って増水し、道路が所々冠水していました。 -
ハジャイは手頃なホテルがたくさんあります。
私どもは、オープンしたてのTune Hotelに泊まりましたが、(Tuneと名がつくのはエアアジア系列の会社です)この系列のホテルにしては部屋が広かったです。
通りを隔てた向かいに、この写真の建物がありました。
変な建物だなあ…… -
間口一間でも、結構奥行きがありますね。
家の中、どうなっているんだろう…… -
屋台の数が、少なくなったような気がします。
-
ハジャイの人に尋ねてみました。
「ハジャイの屋台、少なくなりましたねえ。」
「最近は、コンビニやらおしゃれなレストランが多くなって、みんなそっちの方に行っちゃうからかしら。」
「それから、ハジャイの食堂って6時過ぎるとそろそろ店じまいしちゃうけど、早くないですか?」
「ははは、観光地じゃないから、みんな早々と家に帰っちゃうのよ。遅くまでやってる店も、あるんだけどね。」
「なるほど……。」 -
-
ドリアンというのは、どこにでも売っているわけではないのですね。
ここハジャイでも、ノボテルの脇の路地にはずっとまえからある屋台が健在で、まったりとおいしいドリアンをいただきました。
この屋台の女主人がどこか品のある方で、以前は店の脇に食べるスペースがあったのが、今回はなくなっていて、それじゃ、っていうんで勝手にドーナツいすを出して、ノボテルの横で食べていたら、静かに警察が近づいてきて店の女主人に何かをささやきました。
「あっ、おこられちゃったんですね。」
店の、女主人は軽く頷きました。
申し訳ないことをしました。私らは、そそくさと退散したのです。 -
翌日、クラビへ行くのに乗ったミニバス(ワゴン車)の営業所の近くに、好運バクテーという店がありました。
ここは、人気店なんだそうです。
知ってれば、ここで朝食にしたのに。 -
ワゴン車は、400bでクラビの市街地に送ってくれることになっていますが、ハジャイ郊外のこのバス停にも寄っていました。
ここから長距離バスが出ているのですが、ここまで来るのがおっくうでミニバスを頼んだのです。 -
ミニバスは30分ほど郊外を走った後で、警察に呼び止められました。
運転手が、青い顔をしています。
どうやら、まずいことが起こったようです。
その様子を見守っていると、道ばたに石像店があるのに妻が気づきました。
「ねえ、あの石像を見て。」
結局、私らの乗ったバンは無許可車だったようで、まもなく別の車両が来てそちらに乗り換えました。約一時間のロスですね。私らの気分をこの石像がよく表しています。
くだんの運転手は、引き続き警察署でしぼられたみたいです。 -
クラビにしばらく滞在してから、再びミニバスでハジャイに戻りました。
このたびは、アオナンビーチにあるホテルからハジャイまで300バーツでしたから、150バーツも節約になりました。(クラビタウンからアオナンまでのソンテウが50bなので)
時間のある人は、マメに探すといろいろな値段のチケットに行き当たります。
このときは、アオナンビーチの西の外れの山側にあるたばこ屋くらいの小さな代理店で購入しました。
ちなみに、ミニバスに乗るときは、ハジャイのどこまで行きたいか事前にはっきり伝えておくと良いです。 -
4時間の(実際には5時間見ておきましょう)行程の途中で必ずこのドライブインに寄ります。
運転手さんに、ここはどこかと聞くと
「ラング」
と、おっしゃいました。
私たちが繰り返すと首を振り、最後の「グ」のところを強調して、もう一度おっしゃいました。
「ラン、グ!」
わたしたちも、
「ラン、グ!」
と繰り返すと、運転手さんは満足そうに頷きました。 -
行きにも食べたんですが、ここのラクサがこっくりしてて美味しいんですね。
北海道在住者には、このこっくり感がたまりません。
「10ミニッツ」
と、念を押されましたが、おばさんたちは平然と食事していますので、私たちも見習いました。 -
ハジャイに戻ると、駅前のロビンソンというデパートの一階にあるケンタッキーで59バーツのセットメニューを注文。
「チキン+ハーブ+スパイシー=おいしい!」
というキャッチフレーズが、店内のポップにあふれていました。 -
タイのケンタッキー独自のキャンペーンかもしれませんが、日本もスパイシー路線を行っているので……
「んっ、いける……けど、からい!」 -
来たときよりも、ちょっと賑やか度が増しています。
旧正月の週末ですから、ど真ん中ですね。
ハジャイの旧正月はすごいです。 -
クラビで、腰が「ぐきっ!」といきまして
薬屋でサロンパスを買ったときに、その隣にあったキッチュなデザインの赤い小瓶が気になっていました。
ここハジャイには、その専門店があったので入ってみました。
場所は、やはりノボテルがたっている一角です。 -
オイルタイプと軟膏タイプがあって、おそるおそる軟膏タイプの小瓶を買ってみました。
「白上標膏」
とあって、
「イーシップバーツ」(=50円)
だそうです。
「意外に安いのね。」
日本に帰ってからも、腰の痛みによく効きます。
中にあった説明書に、日本語があって、
「精神的外傷には、においをかぐと良い。」
とありました。
精神的外傷? -
最後に、もう一度あの屋台でドリアンをいただきます。
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こんなエビも売られています。
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町の中心部には、道の両側に露天商が並び、いろいろなお菓子や果物、ドライフルーツなどを売っています。
写真のナツメヤシは100b(250円)で買いました。
キャラメルみたいに美味しかった。 -
クアラルンプールには、列車で戻ります。
ハジャイ発クアラルンプール行き。
その名もランカウイエクスプレス。 -
寝台車の向かいに乗ったのは、糖尿病と闘いつつ旅を続ける団塊の世代の男性。
九州で農業をなさっているそうです。
「奥さんは来なかったんですか?」
「あれは、仲の良い友達と旅をします。私のちんけな旅になんかつきあってくれません。」
私は、自分の連れ合いの理解に深く感謝しました。 -
汽車は定刻通りに、ゆっくりと、ハジャイの大きな駅舎を出て行きました。
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