2008/06/15 - 2008/06/15
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こまちゃんさん
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こまが1ヶ月間の帰国中、また北京ラジオから収録の依頼が来たそうです。
今回は、昨年の収録後に知り合った、同局内の別取材班に居る「劉斌さん(以下「劉胖哥」)」が、百工坊の芸術家を取材して、シリーズにした番組を組んだので、その一回に爺ぃの火筆を取り上げてみたいと言う事でお誘いが来ました。
でもって、家には鬼婆が居るのですが、今回はこまが不在と言う事で、断る理由も通じなくなり、一緒に連れて行ったようです。
問題なのは、鬼婆の性格。意味も無く超級吃醋(超弩級嫉妬)の鬼婆。
でも、5,6人の局員達と一緒なので何ら問題も無いと思っていた爺ぃでしたが、女性主任の手ほどきで、番組の進行を打ち合わせていると、何と!!!!!!金魚鉢の向こう側から鬼婆の鬼の形相!!!
何考えてるんだか。
局員もインタビューもカメラマンも劉胖哥もドン引き・・・はぁ。
打ち合わせも程々に、簡単なリハーサルを途中で切り上げて本番です。
何だかなぁ~・・・
(「劉胖哥」は、「太っちょ劉兄さん」のような意味で、中国で「太っちょ」と言われて気を悪くする人は殆ど居なくて、逆に親しみを覚えてくれ、受け入れられやすいんです)
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建国門外大街の、友誼商店斜め向かいにある「北京広播電台」。
北京ラジオ局です。 -
今日はここで二度目の火筆取材。
またまた火筆について語る爺ぃ。 -
ラジオなのに実演もしているのですが、前と同様、ラジオ局のWEBに、取材中の動画が流れまして、終わった後も任意で見られるようになるんです。
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受付です。
この奥に解放軍が居ます! -
ゲストとしての登録を書き込み、エスコートの係員に連れられて、収録室まで向かいます。
その際、解放軍による点検が行われます。
なので、本来は手荷物が少ない方が良いのですが、火筆は兎に角荷物がねぇ・・・
でも、ラジオで有名なDJと、記者の劉胖哥が居るので入れました。
厳密には、入るためには奥さんも御法度なんです。
前回は、画家の助手として入れたこまでした。 -
金魚鉢。
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爺ぃは写真を撮ってこなかったので、昨年のシーンを使い回しました。
以下の中での様子は、劉胖哥の奥さんが持参したカメラで撮ってきたそうです。 -
最初に記念写真かいな〜!
左から、劉胖哥の奥様、DJ氏、爺ぃ、鬼婆、劉胖哥。 -
開始前、ちょっとみんなにお土産製作♪
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サラサラサラ〜っと出来上がり!
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初めて見た人たちがビックリです。
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さて、そろそろ収録前の打ち合わせです。
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「火筆」について補足などいろいろ。
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それを端で見ている他の人たち。
ここではまだ、鬼婆の吃醋ビームは登場してません。 -
さて、関係者以外は収録室から引っ込みました。
DJ氏と爺ぃが定位置に就き、女性主任からああだこうだと指示を受けていると、硝子の向こうから妙な殺気が・・・!
するとどうでしょう!
これは誰が見ても、200%正真正銘の仕事なのに、嫉妬と怨念を込めて睨み付ける鬼婆の顔がありました。
一同ビックリして、「さあ、もう良い、始めよう!」
と言う事で、時間と共にインタビュー形式でスタートです。
DJ氏の顔が、何となく「あ〜ビックリした!」って顔に見えたり・・・ -
火筆の源流は、古代中国の民間芸術が発端なんじゃよ。
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割り符にヤキゴテを使って文字などを書いていたものから、桶や棚に施される装飾をしたものから換算すると、およそ2000年の歴史があるんじゃ。
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ほぉ〜。
中国の財産にもなるって訳ですね。 -
芸術の技法とは、こう言った形で先祖から代々伝えられてきたものが殆どじゃよ。
中国でも同じで、先駆者の培った文化を、守りながら変えて行くのが後進の努めじゃと思うんじゃ。 -
そこでわしゃ、画具の方を改良した‥と言うわけじゃ。
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以前から存在する、「烫画」や「烙画」などと呼ばれるものは、硬い鉄棒を加熱して、温度が高い間に絵を描かなければならないのと同時に、手で描くポジションが問題だったんじゃ。
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わしの考えたこの鉄筆は、筆と同じように握れる形にする事を目的とした上に、筆先をこの様に工夫して、一本の鉄筆で、鉄棒による線の効果から、水彩画の筆と同じような、太くてなめらかな線も描けるようにしたんじゃよ。
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などなど、いつものペースで長々と語った爺ぃでした。
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別のカメラマンによるアップの映像撮り。
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寄って、寄って・・・
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再接近した時に出来上がったのはエビでした。
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ハァ・・・本当に「早い」ですねぇ。
その速さには全く驚きですよ。 -
普段の実演では、その「速さ」が勝負じゃからね。
お土産程度に仕上げるものではあるが、いい加減な絵でも良くないし、かと言って時間を掛けていては、団体旅行で来られている人など待てるはず無いからのう。 -
長年鉄筆を使い込んだお陰で為せる技じゃよ。
ほっほっほ。 -
殺気のエビは、カメラマン氏に上げたようですね。
ほぉ・・・はぁ!・・・と、しげしげと見つめるカメラマン氏。 -
爺ぃ:「鉄筆効果で右腕が太くなり、力も年齢の割には人一倍あるんじゃ。」
DJ氏:「へえ、お幾つなんですか?」
爺ぃ:「68才じゃ」
DJ氏:「ええ、お若く見えますね」
爺ぃ:「ほっほっほ」 -
と言う感じで、収録に関しては無事終了しました。
たった一つ、気分を害された鬼婆の行動を除いては。
1時間ほどの会話で喉もからから。
こまが居たら、そんな事も無かったんですけどねぇ・・・
本人以外に2人も入れないからと言う理由で留守番させられたのにね。
お疲れ様でした!
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