１２日間で、イタリア（ミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェ・ピサ・ローマ）・スペイン（マドリッド・バルセロナ）・ポルトガル（リスボン）・オランダ（アムステルダム）を駆け回った最後の訪問地、アムステルダム。運河の美しい、自転車の多い街でした。<br /><br />9月の初旬、前日までのイタリア、ポルトガル、スペインは真夏だったのに、アムステルダムは既に冬の気配･･･<br /><br />【全行程】<br />JALのマイレージで、成田-ミラノ、アムステルダム‐成田の航空券を確保。<br /><br />ミラノ-ヴェネツィア、ヴェネツィア‐フィレンツェ、フィレンツエ‐ピサは鉄道で、ピサ‐ローマはアリタリア航空で移動。<br /><br />ローマ‐マドリッドは Ryanair、マドリッド‐リスボンは easyJet、リスボン‐バルセロナ、バルセロナ-アムステルダムは Vueling Airlines を利用。<br /><br />【オランダ・アムステルダムの歴史】<br />「アムステルダムは13世紀頃に史料に登場し、中世末には北海・バルト海貿易で発展した。<br /><br />商業の発達したネーデルラントには、カルヴァン派の新教徒が多く存在した。しかし、この地の支配者となったスペイン王フェリペ2世（位1556～98）はカトリック化政策を推進し、都市の自治権を奪うなどしたことから、人々の強い反対を招いた。<br /><br />16世紀末にスペインからの事実上の独立を実現したオランダも、早くからアジア貿易に乗り出していた。オランダは1602年には株式会社の形態をとった連合東インド会社を設立してアジアへの進出を進めた。19年以降オランダ東インド会社のアジアにおける根拠地とされたのはジャワ島のバタヴィア（現インドネシアのジャカルタ）で、クーンが総督であった。<br /><br />オランダがスペイン（およびスペインとの同君連合の関係にあったポルトガル）に対抗して海外進出を進めるにつれて、アムステルダムは、オランダ独立戦争において大きな被害を受けたフランドルのアントウェルペン（アントワープ）にかわって国際金融の中心として繁栄した。17世紀前半オランダはその全盛期を迎え、宗教的な寛容を守ったことでヨーロッパ知識人の自由な交流の舞台を提供して、学芸の面でも栄えた。<br /><br />1651年に（イギリスで）制定された航海条例は、イギリスとその植民地への輸入品をイギリスか原産国の船で輸送することを定めた。これは、中継貿易で繁栄していたオランダに打撃を与えるものであった。」<br />(山川出版社「詳説世界史研究」)とのこと。<br /><br />旧バタヴィアの旅行記はこちら↓<br />https://4travel.jp/travelogue/11638605<br /><br /><br /><br /><br /><br />

【予告編】初めてのアムステルダム（イタリア・スペイン・ポルトガル・オランダ12日間の旅その8）運河と自転車の街は、9月初旬で晩秋の雰囲気！

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2010/09/08 - 2010/09/09

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旅行記グループ 2010年8月イタリア・スペイン・ポルトガル・オランダ　12日間の旅

旅熊 Kokazさん

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１２日間で、イタリア（ミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェ・ピサ・ローマ）・スペイン（マドリッド・バルセロナ）・ポルトガル（リスボン）・オランダ（アムステルダム）を駆け回った最後の訪問地、アムステルダム。運河の美しい、自転車の多い街でした。

9月の初旬、前日までのイタリア、ポルトガル、スペインは真夏だったのに、アムステルダムは既に冬の気配･･･

【全行程】
JALのマイレージで、成田-ミラノ、アムステルダム‐成田の航空券を確保。

ミラノ-ヴェネツィア、ヴェネツィア‐フィレンツェ、フィレンツエ‐ピサは鉄道で、ピサ‐ローマはアリタリア航空で移動。

ローマ‐マドリッドは Ryanair、マドリッド‐リスボンは easyJet、リスボン‐バルセロナ、バルセロナ-アムステルダムは Vueling Airlines を利用。

【オランダ・アムステルダムの歴史】
「アムステルダムは13世紀頃に史料に登場し、中世末には北海・バルト海貿易で発展した。

商業の発達したネーデルラントには、カルヴァン派の新教徒が多く存在した。しかし、この地の支配者となったスペイン王フェリペ2世（位1556～98）はカトリック化政策を推進し、都市の自治権を奪うなどしたことから、人々の強い反対を招いた。

16世紀末にスペインからの事実上の独立を実現したオランダも、早くからアジア貿易に乗り出していた。オランダは1602年には株式会社の形態をとった連合東インド会社を設立してアジアへの進出を進めた。19年以降オランダ東インド会社のアジアにおける根拠地とされたのはジャワ島のバタヴィア（現インドネシアのジャカルタ）で、クーンが総督であった。

オランダがスペイン（およびスペインとの同君連合の関係にあったポルトガル）に対抗して海外進出を進めるにつれて、アムステルダムは、オランダ独立戦争において大きな被害を受けたフランドルのアントウェルペン（アントワープ）にかわって国際金融の中心として繁栄した。17世紀前半オランダはその全盛期を迎え、宗教的な寛容を守ったことでヨーロッパ知識人の自由な交流の舞台を提供して、学芸の面でも栄えた。

1651年に（イギリスで）制定された航海条例は、イギリスとその植民地への輸入品をイギリスか原産国の船で輸送することを定めた。これは、中継貿易で繁栄していたオランダに打撃を与えるものであった。」
(山川出版社「詳説世界史研究」)とのこと。

旧バタヴィアの旅行記はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11638605