ヨーロッパ鉄道旅行その４～イタリア（ミラノ＆ローマ）編～

2010/09/14 - 2010/09/28

ヨーロッパを鉄道で移動する旅。各都市の滞在期間は短めに、多くの都市をまわること目標にしてました。その４はイタリアのミラノ＆ローマ編。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜9月20日＞
ティラノに着くと、すでにイタリアで（当たり前か）暑い。せっかくだからパスタかピザでも食べようかと思ったが手持ちのユーロが足りず、そのままミラノまで各駅停車で移動。

落書きがされている電車が来ました。日本だったらありえません。

ミラノまでの車窓もかなりGOOD。普通チューリッヒからミラノはEC（ユーロシティ）で直接行くみたいだけど、チューリッヒ〜クール〜ティラノ〜ミラノは時間があればおススメです。

イタリアの国鉄はよく遅れると評判だったけど、今回乗った電車は10分遅れぐらいでミラノに着いた。ミラノ駅は駅自体が芸術品といえるくらい立派な建物で、スーパーなどもあって便利です。

昼飯を食べてなかったので飲食店を探してると、駅構内に「立ち食いピザ」屋があったので、6分の1サイズを二ついただく（5.5ユーロ）。さすがイタリアだな、と思いました（笑）美味しかったです。

ホテルは駅から徒歩5分くらいの場所を予約していたが、場所が分からず街の人に聞いて回る。自分はイタリア語は全く分からないけれども、道を尋ねるとみなさん必死に教えてくれました。無事にホテルについてこの日は終了。

＜9月21日＞
ミラノはあまり観光する予定がなかったので、名所だけ見て回ることにしました。おしゃれなアーケードを抜けます。

アーケードを抜けると巨大なドゥオーモが。

中は涼しく、ステンドグラスがキレイでした。

つづいて最後の晩餐を見に行きました。

最後の晩餐を見るにはネットなどで予約するか、当日行って空いてる時間に見るかですが、僕はネットで予約していきました。最後の晩餐自体は写真に撮れないので、ポスターを撮っておきました。

用が済んだので、AV-FASTでローマに移動。AV-FASTはイタリアが誇る超特急で、今までヨーロッパで乗った高速列車の中ではNo.1。外観よし、内装もよし、速度も300キロで高速新線が長いから速く着く。ミラノ〜ローマがノンストップで2時間59分でした。

2等車でも十分快適でした。コンセントもあるので充電したりパソコン使ったり出来ます。

ローマに着きました。さすが首都の駅だけあって人がたくさんいます。

おなかが空いたので、エキナカのパスタ屋でパスタをいただく。好きなのを選んで盛り付けてもらう形式。これで確か6ユーロくらいでした。

腹ごしらえも済んだところで、B&Bに移動。しかし用意した地図がアバウトすぎて道が全く分からず、日も暮れ、途方にくれながら3時間彷徨ってようやくたどり着きました。B&Bはマンションの一室にあり、なかなか分からず焦りました…写真は部屋からの眺め。

＜9月22日＞
この日はローマを1日観光しました。まずホテル周辺の散策から。朝は道路がバザー会場になってました。

地下鉄でコロッセオまでやってきました。コロッセオやカラカラ浴場の入場券のセットを購入し、観光開始。さすがに超有名どころとあって、観光客がたくさん。

天気もよく、いい観光日和でした。

隣にあるカラカラ浴場にも行ってみました。ここはまだ人がそんなに多くはないので、ゆっくり休みながら見て回りました。

次はスペイン広場へ。カップルが多いので、独り身が少しさびしかった…

スペイン広場の階段を上まで上ると、こんな風景でした。

更に移動して、バチカンへ。サンピエトロ大聖堂へ。入場するのに長蛇の列で1時間くらい待ってようやく中へ。

内部は圧巻。宗教の力のすごさを思い知る。

歴代のローマ教皇が記されたモニュメント。

この後真実の口に手を入れてみて、地下鉄で宿まで帰りました。帰るとちょうどお腹を壊し、動けなくなったので、次の日まで安静にしてました。

＜9月23日＞
体調があまり良くないので、チェックアウト後もあまり動かず、ローマ三越の地下で読書してました（笑）何かあったときに日本語が通じる場所は安心です。この日は夜行列車でウィーンに移動します。アレグロトスカという列車に乗ります。

2等車の3段ベッドに乗りました。3段ベッドなのでやや狭いけれども、車内はとってもきれいなので、快適に過ごせました。車掌さんは英語が堪能で、色々お話を聞くことが出来ました。

部屋には洗面台もついてます。よく手入れされています。同じ部屋になったイタリア人のおじさんと話しながら15時間ほど乗って、ウィーンに到着しました。