鈍行列車で福井県へ（越美北線に乗って越前大野編 。。。ほんの一瞬の滞在）

2011/10/08 - 2011/10/09

一乗谷への旅を終えた私は、一旦福井駅に戻りました。
今夜のごはんとお酒とアテを仕入れて、再び越美北線に乗り込み、お宿のある越前大野の町を目指すことに。

宿泊先を大野に決めた理由はひとつ。
この町の名物、「七間朝市」を訪れるためです。

この朝市、戦国時代から400年続く歴史ある朝市で、雪が深くなる1月〜春分の日の期間を除いて、雨の日以外は毎日、お店が並ぶそうです。

その他にも大野には、越前大野城や武家屋敷など、「越前の小京都」と呼ばれる町並みが残っているとか。

明日はうんと早起きして町並みを見た後、朝市で名物のサトイモを買い、はやばやと7時台の電車に乗って帰る予定です。
頑張って起きるぞー。

…と気合いを入れたのも束の間、 越前大野の駅前はざーざー降りの雨………

ホテルまでは10分ほどの距離だったのですが、駅前からはほとんど街灯もなく、暗い中を水たまりにつかりながらジャブジャブ歩くはめに。

古い町ゆえ、ほとんどの宿泊施設が旅館という中で、貴重なビジネスホテル「サンレア21」さんに泊まりました。

たどり着いてみて、その立派な外観にビックリ。
部屋数もたくさんありそうです。すごい。
ここ、ホントにあらかじめ聞いていた料金で泊まれるのだろうか？
と、一瞬不安になったほど。
しかし、事前の情報通りリースナブルなお値段でした。

中に入ってみると、普通のビジホの２倍はあろうかと思われる広い部屋。
洗面台も、お風呂も、デカい！！！
寝床さえなんとかなれば、３人はゆうに泊まれそうなお部屋です。

雨で冷えた体を広い湯船でゆっくり温めて、美味しい日本酒を飲んでくつろぐことにします。

エリア 大野(福井)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

翌朝。

昨晩の雨の激しさに、朝市をほぼあきらめていたせいか、うっかり寝坊してしまいました。

起きてみると、時刻は既に6時50分。

カーテンを開けると。。。。どかっ晴れ orz

しまったーーーーーーーーーーー。


7時27分大野発の電車を逃すと、次の便は10時台までありません。
いっそ、名古屋から新幹線に乗っちまうか？とも考えましたが、今回はあくまで貧乏旅行(前回の信州でまともな旅行をしてきたので)。 ぜいたくは自粛です。

今度は数年後、車に乗れるようになったら家族で来るかな…。とほほ。

ひとまずあきらめて、駅へと猛ダッシュします。

越前大野駅到着。

昨日は真っ暗だったので、こんな味のある外観とは知らなかった。

改札口に入り、時刻表を見ると

なんと、出発時刻は「7時37分」。
10分、時間を読み間違えておりました＾＾；

ただいまの時刻、7時15分。
朝市の出るエリアまでは1キロ弱の距離です。
さて。この20分で朝市だけでも見て、駅まで戻れるだろうか？

イチかバチかで、駅から市街地に向かって再び猛ダッシュ！


武家屋敷の街並みを駆け抜け…

朝市！


なんとか写真に収めることだけはできました。
(サトイモちゃん。。。しくしく)


ここからさらに1キロ先の越前大野城は、泣く泣くあきらめるとします。
結局、空腹の状態で朝から3キロ近く走ってしまいました＾＾；

本当に、ほんの「一瞬」になってしまった大野観光。
とっても残念。
いつかゆっくり時間を取って、素敵な町並みをのんびり観光したいです。
また来るぞー！