2011/10/07 - 2011/10/08
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つるまるこさん
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通勤途中の駅で見つけた「鉄道の日周遊きっぷ」。
10月1日~16日まで、全国のJRの在来線が3日間乗り放題になるというきっぷです。
私、これ、ずっと使ってみたいと思っていたんです…
ということで
・金曜夜発、日曜夜着で行けるギリギリの距離
・今まで一度も訪れたことのないスポット
・乗り放題きっぷの価値を十二分に発揮できる行程(↑ケチ根性・笑)
を条件に検討した結果、目的地を「福井県」に決定しました。
何度か北陸・日本海側の旅はしたことがあるものの、
時間や日程の都合でいつもスルーしてしまった福井県。
行ってみたいスポット、気になるスポットがいろいろあったのですが、現地の交通の便(電車やバスの本数が少ないこと)を鑑み、目的地を絞ることに。
今回の旅では「東尋坊」と「永平寺」、そして“越前の小京都”大野の町をめぐることにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
出発は金曜の夜。
在来線の最終電車で行けるところまで行くことにします。
金曜は部署内の業績管理や集計、報告業務がいろいろとあるので、9時に職場を出られれば御の字。
ということで、9時に職場を出てもそこそこ遠くまで行けるルートを探してみると、9時台に東京駅を出発する「湘南ライナー」という
快速電車があることを知りました。
この「湘南ライナー」で小田原まで出て、沼津まで乗り継ぎ、さらに沼津から金曜の夜限定で出ている快速便「ホームライナー静岡」に乗ると、深夜の1時前に静岡駅まで行けるようす。
そして次の日、朝5時の始発で静岡を出ると、お昼の12時までには福井入りできることがわかりました。
湘南ライナーに乗るためには、在来線の運賃のきっぷと、別途500円の「整理券」が必要だそうです。
座ってらくらく帰れるゆえに、お仕事帰りのサラリーマンに人気のようで、発車直前には売り切れてしまうこともしばしば、とか…
あわてて金曜日の昼休み、神田駅の「みどりの窓口」まで整理券を買いに走ってしまいました^^;
思いのほか仕事が8時過ぎには終了したため、東京駅に早乗りして、夜ご飯と明日の朝ご飯を仕入れておくことにしました。
会社を出ると、外は雨;;;;;;;
天気予報をチェックすると、なんと、土曜日は全国的に雨模様。。。。。
うわーーーー。
晴れてたらまだしも、雨の東尋坊なんて。
ざっぱーん。
「越前海岸殺人事件」的な画が頭の中に(そして船越英一郎扮する刑事さんがやってくる)。
怖い。怖い。無理無理無理無理無理。
おとなしく、湘南ライナーの中で別の目的地を検討することにします。
東京駅に着きました。
湘南ライナーの整理券には、座席の指定はありませんが、乗車する号車があらかじめ決められているようです。
私の整理券には「11〜15号車」との記載がありました。アバウト。
ホームに行ってみると、確かに、「11〜15号車」用の整列位置を指定する看板がさがっていました。
うおう。既に長蛇の列が。
ものの見事にオジサマ方ばかりです。
みなさん、缶ビールや缶チューハイやおつまみの入ったコンビニ袋をぶら下げてます。
50人くらいのオジサマ方にまぎれて、私も列に加わります。
列車がホームに乗り込んできました。
すごい。
何がすごいって、まず、車体がすごいです。
明らかにこの車体は、昔の「踊り子号」。
幼少期(東海道線沿線育ち)に見かけていたあの電車が、20数年を経た今でも現役バリバリとは!
その車内も、いい感じに懐かしさが漂います。
着席するとともに、ほうぼうからさきいか臭やあたりめ臭が。
まさしく、オジサマ方にとっては金曜夜のパラダイスですな。
電車が動き始めました。
湘南ライナーは、ゆうゆうと他の満員電車を追い抜いて行きます。
確かに、週末のお疲れモードであの満員電車に揺られて帰るより、定期券に+500円でこれだけのくつろぎ空間を得られるのなら、こっちを選びます。
みなさんこぞって整理券を買いに並ぶのもわかる気がします。
しかし、やっぱり「ムーンライトながら」より清潔感があるなあ(当たり前か…)。
それにしても、なぜ、夜9時発のルート検索でこの「湘南ライナー」が引っかかったのでしょう。
理由は、乗車後になってわかりました。
なんとこの電車、東京駅を過ぎると、品川に停まった後は、川崎にも横浜にも停車せず、一気に大船まですっ飛ばしていくのです。
なるほど。遠距離通勤の方々の帰宅専用電車という位置づけですな。
ちょっとぼんやりしてる間に、1時間そこそこで終点の小田原駅に到着です。
ここから一旦、普通電車に乗り換えて沼津まで。
沼津からはふたたび、整理券の必要となる快速電車「ホームライナー」に乗車します。 -
ホームで待ってる間に、四国方面へ向かう夜行列車が通過。
ちびっこ連れのご家族がいっぱい乗っています。楽しいだろうなあ。 -
ほどなくやってきた「ホームライナー」。
見た目は、JR東海の圏内でよく見かける快速電車の仕様ですが、中に入ってびっくり!
超豪華!
ホテルと見まがうような品のある内装。
藤色のベロア調の布張りシートも、ふかふかです。
すごい。これが新幹線マネーの威力か………
駅数の非常に多い静岡県ですが、この電車は沼津を出ると、富士、清水、そして静岡と、停車駅はわずか3つです。
ありがたきショートカットコースです。
さてさて。
静岡駅に着きました。
始発電車の発車時刻まで4時間ちょいしかないので、駅前の漫画喫茶仮眠を取ることに。
貧乏旅行感満載です。
今夜のお宿(汗)は静岡駅南口の目の前にある「一刻」さん。
おお、個室が広い!
東京でみかける漫画喫茶の2倍はあります。
どかっとソファーが鎮座してたもんで、一瞬、ペアシートかと疑って、レシートの座席番号をまじまじと見つめてしまいました;
毛布が2枚置いてあって、中も清潔感があってキレイ。
通路との仕切りが薄いカーテン1枚だけだったので、
誰かが通るたびにヒラヒラめくれ上がるのが最初は気になりましたが、いざ眠くなれば、そんなものはどうでもよくなりました。
体を横たわらせることができたのはありがたかったです。
座ったままの状態で一晩越すと、足がむくむんですよね。 -
翌朝。
しっかり、雨です。
うーむ。福井県内はどうなんでしょう。 -
電車に乗る前にコンビニに立ち寄ると
茶サイダー。
さすが静岡。
チャレンジする勇気がなくて買えませんでしたが、実際はどんな味がするのでしょう。 -
静岡県内の普通列車は、ロングシートの率が高いのですが、5時台のこの始発は、幸運にも2人掛けのシートでした。
愛知県の豊橋駅で乗り換えるまでの2時間ほど、窓によりかかってしっかりと睡眠補給することができました。
あー、よく寝た♪
豊橋は横殴りの雨です。
せめて観光の間だけでも、雨が小止みになってくれたらなあ。
豊橋駅からは「特別快速」に乗り換えて、一気に滋賀県は米原駅まで。
この区間は、途中、岐阜県の大垣駅で11両→4両編成の電車になるので、大垣停車とともに乗客が猛烈な勢いで階段を駆け上る通称「大垣ダッシュ」といわれる座席の争奪戦が繰り広げられるのですが(参考画像:速度規制あり)、今日は大垣乗換なしで米原まで駆け抜けてしまうので、その心配もなさそうです。
※大垣〜米原間はたいした駅数がないので、私は米原まで立って過ごすかもしくは一本遅らせて行く派なのですが、大垣ダッシュの人たちがあっちゃこっちゃからタックルしてくるのは恐怖です。 -
さてさて。
静岡を出て4時間強。米原駅に着きました。
お天気は、曇り。
さあ、日本海側も持ちこたえていてくれよぉ。
米原から、福井県の敦賀駅までは、安心と信頼の2両編成。
1時間ぴったりで、敦賀駅に着きました。
福井駅方面への普通列車を待つ間、特急列車が何本もホームに停まっては発車していきました。
この区間でメジャーな特急列車といえば、「しらさぎ」と「サンダーバード」。
列車の型は(恐らく)同じなのですが、しらさぎのマークは写実的。 -
一方、サンダーバードのマークはこんな感じ。
まあ、実物を写実的に描いたら、「サンダーバード」の語感から程遠くなっちゃいますからね。。。
アルプスの妖精、雷鳥。
http://www.pref.toyama.jp/branches/1732/raityou.htm
実物に山で遭遇すると、あまりの可愛らしさに涙が出そうになります。
山歩きの疲れが吹っ飛びます。 -
ここから普通列車で福井駅に向かいます。
福井駅で一旦降りて、お天気を見て、次の目的地を決めることに。
滋賀から峠を越えて、敦賀ではしょぼしょぼ降っていた雨も
だんだんと小止みになってきました。
なんとか夕方まで本降りにならず、持ちこたえてもらいたいものですが…
途中で停まった、鯖江駅。
発車メロディが、「となりのトトロ」と「ミッキーマウスマーチ」という、なんともお洒落な駅でした。
鯖江といえばコレ(画像)が有名ですが
実は鯖江はマリンバにゆかりのある街でもあるらしく、この発車メロディも、マリンバで演奏した駅オリジナルのメロディだとか。
それにしても、鯖江駅から乗ってきた女子高生たちのお洒落なメガネフレームがすごく気になりました。
きっと東京の量販店では買えない、地元の匠による技の逸品でしょう。 -
福井駅に到着しました。
ピカピカの立派な駅です。
雨は止んでいました。よかった!
とはいえ、どかっ晴れの好転を期待するのは難しそうなので、
やはり今回は東尋坊行きをあきらめることにします。
小止みのうちに、まずは一番行ってみたかった場所へ向かうことに。 -
福井駅前から大きなリムジンバスに乗って、揺られること30分。
着いた先は、永平寺。
鎌倉時代から歴史の続く、言わずと知れた名刹。
座禅で知られる仏教宗派、曹洞宗の大本山です。
京都や鎌倉の名寺は、電車でらくらく行ける市街地にありますが、福井の郊外にあるこのお寺は、機会をつくらない限り、なかなか訪問できません。 -
それにしても、お寺をいざ目の前にして、びっくり。
古色蒼然とした小さなお寺を想像していたのですが、なんとも立派!!
というか、デカい!!!!!
ここで200人ものお坊さんが修行しているそうです。
お寺というより、むしろ、大きな合宿場といったイメージ。
一般客の修行もウェルカムで、この日もたくさんのお客さんが滞在していました。
「座禅を組む宗派=厳格」なイメージがあったもので、境内の歩き方もいろいろ厳格な定めがあるのかと思いきや、意外と自由にウロウロできることが判明。
760年も前から、修行の場として脈々と歴史が築かれているかと思うと、圧巻です。
お寺の中には、自動販売機(!!)で入場券を買って入ります。 -
入るとすぐに、大広間で、若いお坊さんが建物の概要を説明してくださいます。
私が案内を受けたのは、オシャレメガネのお兄さん。
(やっぱり駒○大学卒とかなのかな←わりとどうでもいい想像)
説明を受けた後、階段をずんずん昇ってお寺巡り開始です。 -
雨に洗われた緑が、一層映えてキレイです。
-
晴れ間も差してきました。ラッキー!!
-
こちらは華絢爛な「傘松閣」の天井。
画を傷めてしまうため、フラッシュは禁止。
ということで、ちょっと暗めの画像で申し訳ないのですが、、、
道元禅師の750回大遠忌の記念事業として1955年につくられたものだそうです。
金箔に彩られた、230枚もの花鳥図がはめ込まれています。
首が痛くなるくらい、その美しさに見入ってしまいました。 -
こちらの「鳴らし物」は、ご飯どきなどの合図のために使われるそうです。
もちろん、参拝客は手を触れてはいけません。 -
どんどん昇っていきます。
階段がピカピカ。これも日頃のお坊さんのお手入れのたまものだそう。
毎朝7時半から、一斉にダッシュで拭き走るそうです。すごい!! -
立派な仏閣と山門に圧倒されます。
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-
いやはや。インパクトのあるお寺でした。
文化財としての歴史的建造物であることに加えて、お坊さんの「くらしの場」となっていることも、今まで訪れたお寺にはなかなかない、興味深い点でした。 -
福井駅まで戻るバスを待つ間に、ご当地グルメでランチ。
バス停すぐそばの「一休」さんで、おそばをいただきます。
福井県といえば「おろしそば」が有名ですが、永平寺のおそばはとりわけ、コシが強いことで有名だそうです。
大きなお皿に、大根おろしとおつゆ、そして鰹節を豪快にぶっかけていただきます。
おそばが、太い。極太で、弾力があります。
細ーい上品なおそばを食べ慣れている人は、びっくりするかも。
うどん党の私には、食べやすいおそばでした。
ここから再びリムジンバスで福井駅へ戻ります。
お次はローカル線に乗り換えての旅です。
つづく。
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