2011/07/13 - 2011/07/15
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eme10さん
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アヌシーから電車を乗り継いでシャモニーへ。シャモニーはヨーロッパ最高峰の山モンブランの麓の町です。
富士山頂よりも高いところにあるエギーユデュミディ展望台から見るモンブランやアルプス山脈、そして次の目的地のマッターホルンを見ておきたいのと、モンタンヴェール登山鉄道で氷河を見に行ったり、そして地味にイタリアまで足を伸ばしたりして2泊3日の日程でシャモニーを満喫しました。
シャモニーでは初日は悪天候だったので2日目と3日目用にモンブランマルチパス2日間を購入しました。これがあるとモンタンヴェール登山鉄道なんかで切符売り場の長蛇の列に並ばなくて良かったり費用面以外でもお得でした。
モンブランの次はマッターホルンの麓の町、スイスのツェルマットまでスイスカードで移動です。
スイスカードはなんとシャモニーから有効なのでこれはラッキーでした。
パスのバリデーションはシャモニー駅の窓口でやってもらえます。
【旅程】
7/12:羽田から夜行便でパリへ。パリからアヌシーへTGVで移動。[メルキュール アヌシー センター泊]
7/13:アヌシーから電車でシャモニーへ。[ベストウエスタン ホテル レ エイグロン泊]
7/14:終日シャモニー。[ベストウエスタン ホテル レ エイグロン泊]
7/15:シャモニーから電車でツェルマットへ。[ホテル モン セルヴァン パレス泊]
7/16:終日ツェルマット。[ホテル モン セルヴァン パレス泊]
7/17:ツェルマットから電車でフランクフルト空港へ移動。その後飛行機で帰国。[機内泊]
7/18:帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
アヌシー駅を出ると列車は山岳地帯へ。
天候は徐々に悪化していきます。 -
車窓から見える家々が山岳地帯っぽくなってきました。
-
St Gervais les Bains駅で電車を乗り換え。
シャモニーへ行く電車はモンブランエクスプレスというやたら綺麗な電車でした。 -
アヌシーを出てから約2時間半。
シャモニーに到着です。
しかし天気は雨!これではモンブランも見えません。 -
初めての地なので雨の中若干迷いながら2泊する「ベストウエスタン ホテル レ エイグロン」へ。
部屋が広くて快適そう。
前日のアヌシーの部屋が狭すぎたのでこれは嬉しい。 -
バスルームはバスタブ無しなのがちょっと辛い。
寒いところでは特にそう思います。
シャワーがお湯を出すノブが硬くて石鹸類が着いた手だと滑ってなかなか周らずに非常に使いにくかった。
このホテルは場所はエギーユデュミディ展望台のロープウェー乗り場から徒歩5分しない位にあり便利だと思いますが、シャモニー中心や駅からは徒歩10分以上かかります。
また、ベストウェスタンだけあり何というかビジホから抜け出れてない感がありました。
高級リゾートを求める人にはあまりお勧め出来ないかもしれません。ただ、コストパフォーマンスは悪くないかと思います。 -
結構な雨だったのでとりあえず街中を散策します。
この街は日本人多いなーというのが第一印象。最近海外で日本人少なくなったなーと思っていたので逆に新鮮。
アヌシーなんて日本人どころか東洋人がほとんどいなかったし。 -
街はアウトドア用品の店が多く買い物をしたりレストランで飯を食っていたらいつの間にか晴れてきました。
シャモニーは街自体は大きくないですが、人が多く活気があります。 -
背景の山がいい感じです。
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街から見える景色もいい感じです。
これは明日の期待が高まります。 -
初日は天気が悪かったので街中を散策して、夜も雨がぱらついてましたがちょっとだけシャモニーの街を歩いて翌日に備えて寝ました。
-
翌朝、天気は曇り。
曇りですがとりあえずエギーユデュミディ展望台へのロープウェー乗り場へ。 -
その日のコンディション。
シャモニー10度、エギーユデュミディ展望台-3度!
7月なのにマイナスですか、流石3800mの世界。 -
この大きなロープウェーに乗って途中駅のプラン・ド・レギュキーユまで一気に昇ります。
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途中駅はまさに雲の中。
視界50mも無いかも。そして寒い! -
途中駅からしばらく雲の中を昇っていくといきなりこんな景色が目の前に広がります。
「おお〜!」と車内から歓声があがりました。
これは確かに凄い。
ロープウェーから降りてちょっと写真を撮ったら混む前に展望台へのエレベーターに乗り、3842mの展望台へと向かいます。 -
展望台へのエレベーターに乗り、展望台へと上がるとモンブランが見えました!
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天空の城って感じです。
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しかしまあ良くこんな高いところにこんなもの建てたなあと感心。
高度3800mはやはり空気が薄いです。
若干頭が痛い・・・ -
下りのエレベーターは長蛇の列が出来ていました。
それにしてもここは日本人だらけでびっくり。登山とか山って人気なんですね。
皆様テンション高めで凄いです。私は頭重いし体は何か疲れている感じがするしで高地はダメかもしれない。 -
若干頭が痛くて気持ち悪いですが、景色は最高です。
来て良かったー。 -
しかし凄い景色です。まさに絶景。
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登山客の姿もちらほら。
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山がかっこいい。
写真撮り甲斐あります。 -
これだけ空気が薄くて息苦しいのにこんな山に登る人達は凄いと心底思いました。
自分自身登山はしたことがありませんが、実際に高地に行って見ると体は動かないわ頭はボートするわで相当過酷だと思います。
それを3842mのこの地で思い知りました。ただロープウェーで上まで上がってきただけなのに過酷さを実感。 -
エギーユデュミディ展望台の登山口付近は氷のトンネルのようになっていました。
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そして次はイタリアへ。
そうです、ここはロープウェーで国境越え出来るのです! -
氷河の上空をひたすら進みます。
こうして見るとクレバスって本当に深いんだなとか良くわかります。 -
クレバスをズームで撮ってみました。
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このロープウェーは窓が開けられます。
そして眺めの良い地点で停車するので写真撮るにはとても良いロープウェーです。 -
迫力あります。
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圧巻。
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底の方の氷河の色は水色がかったグレイシャーブルーです。
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絶景です。
ただ、高山病のせいなのか揺れのせいなのか知りませんがちょっと酔い気味。 -
凄い景色です。
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登山のパーティーが休憩しています。ガンバレー。
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そんなこんなしているうちにイタリア側のエルブロンネル展望台へ着いてしまいました。
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正確には建物内のここが国境です。
歩いて渡っちゃいました。 -
展望台にも国境が。
しかし雲の中で景色が見えません。 -
エルブロンネル展望台からクールマイユールの町まで行こうかと思いましたが、時間的にシャモニーに戻れるか微妙だったので展望台のカフェでカプチーノだけ飲んでエギーユデュミディ展望台へ戻ります。
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とにかく迫力ある景色です。
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途中で見える山の解説。モンブランの4810mが一番高く、他の山は3000m級がずらり。
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絶景の連続。
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こんな感じで3台のゴンドラが連なって移動します。
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クレバスを避けて通る登山者達。
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断崖絶壁。
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これは凄い。
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右側に登山小屋が見えます。
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登山小屋まで近そうなのにキャンプしてるパーティーもいます。
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この小屋で一泊して後ろの山に挑むと。
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知らない人と写真の撮りあいw
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ここからさっきの山小屋に向かうのかな。
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イチオシ
エギーユデュミディ展望台に着いたのでゴンドラから降りて登山口の方へ行って見ました。
登山者の後姿が何かかっこいい。 -
それにしても凄い建物だな、この展望台。
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イチオシ
こんなところにこんなの建てたのは凄い。
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どうやって建築したのかとても興味深い。
流石に重機は使えなさそうだし。 -
低い方の展望台からモンブランを撮ってみました。
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こんなところにも鳥がいる!
餌あるのか?とちょっと思ってしまった。 -
結構満足したのと疲れたのと頭が重いのと腹が減ったのでロープウェーでシャモニーへ戻ります。
途中駅は雲の中です。 -
途中駅のプラン・ド・レギュキーユは標高2317mにありますが、ここまで降りたらかなり楽になりました。
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雲を下に抜けるとシャモニーの街並が広がっています。
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下山してシャモニーの街を散策します。
フランスの銅像って劇画調というか、ポーズが大げさな気がw -
その辺のレストランでチーズフォンデュを食べて腹を満たしたところでちょっと街を散策してホテルに戻ってその日は休みました。
翌日はマッターホルンの麓の町、スイスのツェルマットへ移動です。 -
翌朝、早起きして晴れていたので移動前にもう一度エギーユデュミディ展望台へ。
晴れていただけありすぐにはロープウェーには乗れず、結構並びました。 -
まさに快晴。
これならこれから向かうマッターホルンもここから見えそうです。 -
みんなこんな感じで写真撮りまくり。
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イチオシ
やはり雲が少ないと見晴らし最高!
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凄い景色です。
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マッターホルンも見えます。
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展望台からは登山隊のキャンプ地点が見えました。
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中央の奥の高い山の右奥にある尖った山がこれから行くマッターホルンです。
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今日は天気が良くて本当に良かった。
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イチオシ
見晴らしが素晴らしい。
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イチオシ
氷河は本当に圧巻。
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イチオシ
モンブランは本当に「白い(Blanc)山(Mont)」ですね。
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3842mの世界を満喫しています。
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イチオシ
素晴らしい景色です。
雲の上から景色を眺めるって機内からの景色以外あまり見る機会が無いので新鮮で爽快です。 -
氷河とシャモニーの町。
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景色を満喫して満足したのでシャモニーへと下ります。
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このロープウェーには2日間で2往復計4回乗りました。
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イチオシ
あの頂上まで一気に昇っていくのです。
途中駅でこんな感じの写真を撮った後にシャモニーへと降りて降りた先の駅内にあるお土産屋でちょっとお土産を買ってホテルに戻り、荷物をまとめてチェックアウトしてそのままホテルに荷物を預けて今度はモンタンヴェール登山鉄道で氷河を見に行きます。 -
街からの眺めも良いですな。
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シャモニーの街並もなかなかです。
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歩いていて気持ちいい景色です。
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モンタンヴェールの標識を頼りに小道に入り歩いていくと駅舎と赤い列車が見えてきました!
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駅舎の横に置いてあった馬車。
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モンタンヴェール鉄道の駅です。
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切符売り場の窓口には物凄い列が出来ています。
私はモンブランマルチパスを買っていたのでこの列には並ぶ必要はありません。
駅舎内でも並んでいたのでしばらく並んで改札を通りホームで電車を待ちます。 -
しばらくすると赤い登山電車がホームに入ってきました。
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鮮やかな赤が映えます。
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駅舎とセットで写してみました。
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しばらくするとこちら側のホームに電車が入線してきたので乗り込んで窓側の座席をキープ。
車内はこんな感じになっています。 -
途中の車窓は前半はシャモニーなどの麓の街が進行方向左側に見えて、中盤以降は山や森、駅に着く直前に氷河と山が見える一瞬が一番良い感じの車窓です。
行きは左側の方が眺めが良いと思います。
山頂の駅で降りたらこの景色です。最高。 -
山が結構近いので迫力があります。
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このカフェはなかなかの絶景カフェですね。
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本当に険しい山です。
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氷河の表面は砂や岩で汚れていますが、中は独特なグレイシャーブルーなんですよね。
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このゴンドラで下に行けるようです。
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景色がこれでもかというほど凄いので写真撮りまくりです。
シャモニーだけで600枚以上撮ってましたw -
モンタンヴェール鉄道駅。
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滝がところどころにあります。
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このゴンドラで氷河のある下へと向かいます。
同じゴンドラに乗っていた人が高所恐怖症でめちゃめちゃ怖がってたのが印象的でした。
正直そんなに怖くはないのでご安心を。 -
ただし角度は結構急です。
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手前から奥の橋のかかっている穴まで徒歩で降りるようです。
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ここからは徒歩です。
結構階段がいっぱい続くので大変です。 -
眺めは良いのでその点は嬉しい。
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1990年はこの高さだった氷河は溶けて今は遥か下にあります。
地球温暖化を実感する時です。 -
こちらは2005年。1990年のところから結構下っています。
しかし現在の氷河はもっと下のところまで行かないとありません。 -
結構な高さを下って入り口付近にやってきました。
グレイシャーブルーの氷河が見えます。 -
氷河の中をくりぬいて洞窟のようになっており中に入れるので入ります。
入り口付近はライトアップされていないので氷河の素の色がよくわかります。 -
しかし中はカラーのライトでライトアップされていてアートな雰囲気に。
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しかもライトの色が切り替わるから氷河の色が全くわからない件。
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綺麗といえば綺麗だけど、何だかなー。
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まあ、氷河の中に入れる所なんてそんなに多くはないし貴重な体験ということで。
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イチオシ
入り口付近はライトアップされていないので貴重w
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普通の色でも十分綺麗なんだけどなー。
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色の変化を楽しむっていう考えならあのライトアップも悪くないかも。
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そんな感じで氷河の中から出て、今来た道をひたすら登ります。
これがまたなかなか大変なんですよ。 -
イチオシ
ゴンドラのある地点まで登ってゴンドラで上に戻り、登山鉄道に乗り込みシャモニーへ戻ります。
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登山鉄道の車窓。
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単線ですが、途中の複線になっているポイントで対向電車とのすれ違い待ちがありました。
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シャモニーに着いたらカフェで休憩してクレープでも食べて小腹を満たし、ホテルに戻って荷物を引き取ってフランス国鉄のシャモニー駅へ。
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駅の窓口でスイスカードのバリデーションをしてもらい、モンブランエクスプレスでVallorcineまで行き、そこからMartignyとVispで乗り換えてツェルマットまで約4〜5時間の鉄道の旅が始まります。
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シャモニーは山を満喫するには素晴らしいところでした。
ただ、天候が悪いと何も出来ないので晴れたモンブランが見たいなら何日か滞在した方が良いと思います。
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