ビジネスクラスで世界一周～15日目・時の止まった異空間、アテネを歩く

2011/11/26 - 2011/11/28

ミラノからアテネに移動し、
同じヨーロッパでも文化や気候が多種多様なことを実感しました。

街を歩いていると、時々ふっと時間の感覚が飛びます。

今回巡った中で最も幻想的だったアテネの初日です。

エリア アテネ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マルペンサ空港

サイドハンドルの取れたスーツケースはものすごく運びづらくて、すぐに修理するか、新品と取り替えてもらいたかった。。。
まだ渡航先は６ヶ所残ってるし、
羽田に着いてからだってリムジンバスに乗る時、
タクシーに乗る時、
最大の難関はマンションの下からうちまで運び上げる時、
サイドハンドルがなかったらどれだけ大変か。。。
旅の残りを考えて憂鬱でした

エーゲ航空に初搭乗♪

ラウンジで美味しいスィーツを見付けた辺りから大変気分が良くなりました(笑)
小さな航空会社なので古びた機材を使ってると思ってたらピカピカ☆

しかもCAさんが美人

メニューはこんな感じで

前菜はちょうどいいボリューム

重すぎるとメインが入らなくなるから軽め希望です

チキンの茄子とズッキーニとチーズ添え、かな

トマトソースのペンネグラタン

ふと下を見ると細長い島が。。。食べたら眠くなってきました

起きるとすでにアテネの上空です

パッチワークのような風土が見渡せます

ロンドンともミラノとも違い、明るく温暖な気候ですが、
乾燥がハンパなくてお肌カサカサになります

同じエーゲ航空が停まってたので。。。

シンタグマ広場行きのバスに乗車

飛行機を降り、荷物を受け取った瞬間から貧乏旅行が始まります
ロンドンで駅の階段に懲りたし、
ミラノのリムジンバスでスーツケースを預けて楽だったので、
ギリシャでもバスを使うと決めてました
ガイドブックにあった値段よりも値上がりしてて５ユーロだったかな
為替変動を考えたら、大した差ではないと思います

でもスーツケースを預けたり置く場所などはなく、
(座席のないスペースに誰もいなければ置けるけど、混んでた)
悪路を雑な運転でかっ飛ばしてるので、押さえてないとあっちこっちに転がってってしまいます
約一時間の道のりが果てしなく長く思えました

シンタグマ広場に到着。。。

乗ってきたバスの停まってる場所が、空港行きの乗り場になります

国会議事堂に向かって広場右側の分かりやすい場所で、本数も多いので、スーツケースを押さえ付けるぐらいの苦労はしても地下鉄より楽かなぁと思いました

レモンイエローのタクシーが印象的

爽やかな街並みに反し、石畳の道を30kgと一緒に移動する私は、真冬にも関わらず汗だくになりました

いい運動です。。。

HERMESホテルに到着

広場前から15分ぐらいかかりました
スーツケースさえなければ５分で着きます
思ってたより近かった
プラカ地区にあります

チェックイン

楽天トラベルで5,000円/室、朝食付きです
ネットは一滞在に付き25分間無料(なぜ25分。。。)
２泊します

また階段!?

と思ったらフロントの方が飛び出してきて、エレベーターの使い方を教えてくれました

ボタンを押してエレベーターが来たら、ドアを手動で開けます
乗ったらドアを閉めて階数ボタンを押し、到着したらまた手動でドアを開けます

面倒なので最初と最後しか使いませんでしたが、
かなり珍しいので使えて嬉しかった♪

201号室

またも突き当たりというか、端っこの部屋です

ここも改装直後だったのか、小ぎれいでいい部屋

TVは相当つまらなかったけど。。。

ベッドに向かって左側にあるクローゼット

中にセーフティーボックス

シャワールームはやっぱり小さい

左上の換気口から冷たい風が入ってきて寒かった〜
ガラスの壁は写ってる部分しか付いてないので、
どう気を付けても床がびちゃびちゃになります

しかしものすごく乾燥した風土のお陰で、翌朝床は元通り
バスマットは濡れたままでしたが、洗濯物を干していたので「Do Not Disturb」で出掛け、帰ったらすっかり乾いてました

タオルは使用感ありますが、宿泊料金相応なので問題なし

トイレとドライヤー

洗面所にはアメニティとコップ、蓋付きゴミ箱

アメニティはシャンプー×３、バスジェル、石けん×２でした

暇なので近所を散策してみることに

二階からは階段を使った方が早くロビーに下りられます
入口とフロント前を上から撮ってみました

左手前の机上にパソコン、自由に使えます

日本語に対応してないのでメールは読めませんが、
英語で調べ物ぐらいなら。。。
無料の地図やパンフレットなども置いてありました

夕方からコーヒー、紅茶、ビスケットの無料サービスも

奥はちょっとしたライブラリスペース

フロントを出て左方向

右はシンタグマ広場や駅方面

広場から真っ直ぐの通りは飲食店やショップが並んでかなり賑わってますが、
一本入ったこの通りは夕方でも人っ子一人いない寂しさ
帰りはいつもダッシュしてました(笑)
治安は良さそうですが、用心に越したことはないので。。。
「何で一人旅してるの!?」と行く先々で聞かれたけど、
本当にこんな臆病者がよくまぁって感じです

果物屋さん

和食屋さん

いつも大盛況でした

壁の色のせいか、ギリシャっぽい

シンタグマ駅前にあったIKEAのリサイクルゴミステーション

観光汽車、じゃなくてバス

シンタグマ広場を歩いてみることに

街歩きの起点はやっぱりここ
国会議事堂があるので分かりやすい
ミラノよりも文字が難解になりましたが、アテネで迷ったのは一度だけでした(笑)

大きなカフェもあります

ここがつい一ヶ月前まで経済危機による大暴動が起こり、火炎瓶が飛び交っていた広場とは。。。

サントリーニ島のホテルスタッフのお嬢さんが、「もしその時期にアテネに来ていたら、交通機関が麻痺してどこにも行けなかったわよ。空港から出られなかったかもね」と言ってました(英語だったので、たぶん)

広場に隣接しているパレスホテル

ここだったら石畳に四苦八苦しながらスーツケース転がさずに済んだなぁ、と羨望の眼差しで見上げたものです

さすが、高級ホテルは違うなぁ

すぐ隣のブルターニュホテル

ここの方がさらに空港行きのバス停から近いです

でも、こことかパレスホテルに泊まるような人はタクるだろうから関係ないですね(笑)

デパート発見

荷物増量禁止で買えないし、この先パリに行くので、ちょっとだけ入りました
素通りはできませんでした

アカデミー(学術院)

デパートや本屋さん、仕事帰りの人達が並ぶバス停など、市民の日常生活の場に突如現れる古代神殿のような建物

アテネを歩いていると、現代と古代を行き来しているような錯覚にとらわれます
(この辺の建物ができたのは19世紀のようですけどね)

アテネ大学

アカデミーの向かって左にあります

さらに左に、国立図書館

シンタグマ広場のほうへ戻りながら街をぶらぶらお散歩。。。

マカロンも美味しそう☆

時間が余ったのでコロナキ地区を散策してみることに

右手にヴィトン、プラダの路面店

小型車が多いのは道が細くて路駐が当たり前だからですかね。。。

APIVITAだ!!

高級ホテルに泊まれば、アメニティとして使えます

夕闇せまるアテネ市街

遅い夕食前のお茶、かな??

夜のプラカ地区

シンタグマ広場前に戻ってきました

ホテルのロビーで無料サービスのビスケットを軽めの夕食にしました♪

アテネの夜は、街のあちらこちらから、ライトアップされたリカベトスの丘やパルテノン神殿が見え、ちょっと幻想的です

広場正面から真っ直ぐ延びる通りには、ZARAやH&M、MANGO含め様々なショップが並び、レストランが多く夜も賑やかでしたが、一本入った宿泊ホテル前の路地は静けさに包まれていました
一人なので、歩いていて若干緊張しました
できれば広場前か大通り沿いに泊まりたかったけど、一泊5,000円/室、朝食付きで広場からすぐのこのホテルは、大変便利な観光拠点となってくれました

明日は一日中歩き回らなければなりません
洗濯してシャワーを浴びて早目に寝ます
TVをつけるとギリシャ文字のテロップが。。。すぐ寝られそうです