2011/12/28 - 2012/01/01
1815位(同エリア8871件中)
エリンサさん
12月31日(土) 年末年始カンボジア 4日目
シェムリアップも4回目だし、いつもと何か違ったことをしよう!と思い、宿泊先の宿で催行されているホームステイツアーに参加しました。
観光地とは全く違うカンボジアの生活を肌で感じ、とてもよい体験ができました。
ホームステイツアー 詳細はこちら↓
http://khmerangkor-inn.com/jp/homestay_tour.htm
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝日鑑賞を終え宿で朝食を食べていると、ちょっと顔の怖いおじさんに「何時に出る?」と聞かれる。
ホームステイ先まで送ってくれるドライバーさんらしい。
よろしくお願いします!
部屋に戻り出発の準備をする。
向かうはシェムリアップからバイクで1時間弱の村。
名前忘れちゃった・・・。
道中ドライバーさんと自己紹介がてらなんやかんや話す。
なんと私と同い年だった。
いやー、貫録あるねぇ。
流暢な英語を話す彼。
2年間ホテルで働きながら勉強したらしい。
私は10年以上勉強したけど全然ダメ。と言うと、でも読み書きは得意でしょ、と。
笑ってごまかす。
読み書きはもっとダメだけど黙っとく。
ホームステイ先について説明してくれる。
ドライバーさんのご両親と、お姉さん(もしくは妹さん)夫婦と子供が3人。
上の子供は双子らしい。
英語話せる?と聞くと、全然!!はっはっはーっ!だって。
・・・まぁ、なんとかなるだろう。 -
コンクリの大きな道路を脇にそれ、未舗装の小道に入る。
いつも車からこんな小道を見ては、この奥はどうなってるんだろうと思っていた。
ドライバーさんのお家に到着!
緊張でドキドキする。
とりあえず挨拶。
「チュムリアップスーオ」
みんなニコニコしている。
つ、通じてんのかな・・・。
お母さんが座るようにとすすめてくれた。
高床式のお家で、1階は吹き抜けのお座敷になっている。
外はカンカン照りだけど、風通しがよく快適。
ぼーっと景色を眺める。
お父さんが赤ちゃんが寝ているハンモックをブランブラン揺らしている。
のんびり〜
しばらくしてお昼ご飯をいただくことに。
ご飯と魚とスープ。
ドライバーさんにすっぱいスープの食べ方を教えてもらう。
すっぱ!でもウマっ!
皆の会話には入れないので、「チュガン、チュガン」と言いながらモリモリ食べる。 -
めっちゃ寛いでるのでてっきりこの家の子だと思ったら、近所のお家の子だった。
モアン=にわとりと教えたら、「ニワトリ、ニワトリ」と言いながらキャッキャと笑っていた。 -
ドライバーさんに稲刈りをすすめられたので、行くことにする。
日焼け止め塗りなさいよ、帽子かぶりなさいよ、カンボジアの日差しは日本と違うからね。
お母さんみたいで思わず笑ってしまう。 -
牛車に乗って出発!
-
お姉さん(妹さん?)の旦那さん。
畑仕事の他に家事までこなすイクメン。 -
見渡す限り畑!
洪水の時はここも2m近く冠水したらしい。 -
作業はすべて手作業。
-
鍬を片手にニッコリ
-
日差しがギンギン照りつける。
ドライバーさんが大丈夫かと気を使ってくれる。
クメール語で大丈夫を教えてもらう。
「オッアイテー」
遠くで女の人が「オッパニャハー」と言うので真似して「オッパニャハー、オッパニャハー」と何度も言っていたらケラケラ笑っていた。 -
大人が作業している間、ついてきた男の子と写真を撮って遊ぶ。
-
家に戻ると皆に「稲刈りやったのー?」「暑かったでしょー」と(おそらく)聞かれたので、ふざけて「クダウ!(暑い〜)」と言って床に寝転がったら笑ってもらえた。
しかしお父さんだけ真に受けてしまったらしく、自分が寝ていたハンモックを降りて、私に寝なさいと。
そんなつもりじゃないのに!!
ドライバーさんに私は大丈夫だと言ったのに、「いいからいいから」と。
結局寝かせてもらってしまった。しかも扇風機までつけて。
申し訳ない気持ちでいっぱい。
そして
爆睡。
だって・・・ハンモックってすっごく気持ちいいんだよ・・・。
夕べもほとんど寝てないしさ・・・
気づくと夕方で、ドライバーさんは大みそかの夜にむけてシェムリアップに帰っていった。
帰り際、何か困ったことがあったらお姉さんに言うようにと何度も念押しされる。
少し心細くなって、指さし会話帳のトラブルの欄を見て何かあったときに備える。 -
夕飯の前に水浴びをすすめられる。
お姉さんが綺麗な布と大きな桶いっぱいの水、リジョイを準備してくれて、トイレに案内された。
皆は外で水浴びしてたので、日本人ということで配慮してくれたらしい。
普段お風呂に入るときは大量のお湯を使うのに、このときは桶の半分で済んでしまった。
それにしても水浴びの気持ち良いことといったら!
今度からは水シャワーの宿でもイケると確信。
シャワーの後タンクトップ一枚とGパンで出て行ったら、お姉さんが大急ぎで上着を肩にかけてくれた。
露出はダメなのね。
そしてお待ちかねの夕食タイム!
お姉さんが作った料理をお父さんと旦那さんがテキパキとならべる。
ちなみに、片づけもお父さんと旦那さんがやっていた。
カンボジアスタイルなのか、このお家のルールなのか。
いずれにしても素敵。
ご飯と牛肉、魚、何かの野菜、その他もろもろ、食べるもの食べるものお店で食べるよりよっぽど美味しい。
お姉さんが肉やら魚をご飯にどんどんのせてくれて、もーお腹いっぱい!
ご飯の後は2階にあがり、指さし会話帳を使ってお姉さんと日本語の練習。
コックリしだした私を見て、寝所の準備をしてくれる。
ピンクの蚊帳にクッション、ほわほわの布団。
昼間さんざん寝たのにあっという間に落ちる。 -
1月1日(日)ホームステイ2日目
広くて快適なお部屋。
田舎のおばあちゃんちを思い出す。 -
私の寝所。
こんな可愛い蚊帳があるんだねー。 -
朝、蚊帳の中でモソモソしてたらお姉さんが「タウプサー?(市場行く?)」と。
私、「チャー!(うん!)」
ダッシュで準備。
家から市場までは歩いて15分くらい。
お姉さんの娘もついてきた。
歩きながら、覚えたクメール語をお姉さんと娘に脈絡なくしゃべる。
合っていればニッコリ笑って「チャー」、間違っていればけげんそうな顔をする。
赤ちゃんもこうやって言葉を覚えていくのかな。
市場は女の人が9割。
声は張らないけど威勢がいい。
人混みに入ると、娘が私を心配してか手を繋いでくれた。 -
肉屋のおばちゃん。
カメラをむけるとそっぽ向いちゃう。 -
豚ちゃんの顔。
どうやって調理するんだろう。 -
カンボジア風そうめん。
この日の朝ごはん。 -
白玉に香ばしい餡が入ったスイーツ。
極旨! -
2階で帰りの準備をしていたらドライバーさん到着。
こおろぎをおかずにご飯を食べていた・・・。
昨日も昼ごはんにソレ食べてたよね。
ブレックファーストだ!とニヤニヤしている。
女の子が一匹もらって食べていた。
可愛い顔してあんた・・・。
口から後ろ足はみでてるよ。
家の子がクメール語の教科書を読むのを聞いていたら、近所の子らが集まってきた。
指さし会話を広げて私は日本語を教え、子供らにはクメール語を教えてもらう。
女の子達に「恋人はいる?」と聞かれたので「チャー」と答えたら、キャーキャー騒いでいる。
名前は?と聞くので教えるとまたキャーキャー。
可愛いなぁ。
そのあと「ダーリン?」というので、ダーリンなんて言葉知ってるのねと感心しながら彼の名前を言う。するとまた「ダーリン?」と。聞き取れなかったのかなと思い、ちょっと大きな声ではっきり答える。でもまた「ダーリン?」
何かおかしい。
・・・ピーン!
ダーリンじゃなくて、ダウレーン(遊びに行こう)だ!
ウガー!恥ずかしいっ
やんなっちゃうなぁ、も〜。ぼやきながらサンダルを履く。
外に出ると、我先にと子供らが手をつなごうとする。
なんだなんだ。
嬉しいな。
ぞろぞろと連れだって歩く。
10歳前後と思われる子達が、暑くないかだの帽子はいらないかだの心配してくれ、肩が出ていればそっと直してくれる。
言葉はほとんどわからないから、手をつないで目があったら楽しいねーと言うだけなんだけど、心がホカホカする。
途中、子供のひとりが村のお店でおかしを買ってくれて仰天。
身振り手振りで私はいいから皆で食べようよと伝えると、いいから食べろと。
他の子も自分らはいいから食べろと。
胸がキュンキュンして涙が出そうになる。
帰る時間。
ありがとね、バイバイ!
それしか言えずにその場を去る。
もっともっと言いたいことがたくさんあったのにな。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
エリンサさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シェムリアップ(カンボジア) の人気ホテル
カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安
112円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
21