2011/11/05 - 2011/11/06
370位(同エリア669件中)
twosocksさん
- twosocksさんTOP
- 旅行記128冊
- クチコミ39件
- Q&A回答10件
- 382,512アクセス
- フォロワー4人
急峻な崖や山の斜面にへばりつくように建てられた寺院建築を、懸造り(かけづくり)もしくは懸崖造り(けんがいづくり)という。なんでこんな場所にこんなモノを建てなきゃいけないの!?という疑問からいろいろと調べていくと、懸造りの面白さにすっかり魅了されてしまった。
大分県の懸造り巡り2日目は、あいにくの大雨にもかかわらず、耶馬渓を中心に龍岩寺、羅漢寺、長谷寺を訪れた。
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
二日目の最初に訪れたのが、宇佐市の山奥にある龍岩寺(りゅうがんじ)。駐車場近くの道から、民家に分け入るように伸びた石段の先にあった本堂。
-
本堂脇から更に進むと山道の様相を呈してきて、途中には岩をくりぬいたトンネルもあった。
-
木立の間から、突如、奥院礼堂(おくのいんらいどう)が姿を現した!
-
イチオシ
かつての参道でもあったらしい、木製の階段橋「きざはし」が象徴的だ。
-
真下から崖の頂上まで見上げると、正に岩屋の中にすっぽりと投げ込まれたような造りだとわかる。
-
現在では「きざはし」は昇らずに、右手からこんな険しい崖を回りこんで舞台の上までたどり着く。
-
イチオシ
このアングルで見る奥院礼堂の古風な造りが、鳥取県の三佛寺投入堂を髣髴とさせる。
-
生憎の大雨で、山道はぬかるんで少々危険だったものの岩屋の中に入ると、全くもって濡れない。
-
靴を脱いで奥院礼堂の中に入ってみた。天井を眺めると、板葺きの片流という造りがよくわかる。
-
格子の奥、岩屋の最深部に見えたのが、全て重要文化財である本尊の仏像群。こんな場所に、3mもある木像仏が三体も並んでいるのは、意外と圧巻。
-
次にやってきたのは、耶馬渓(やばけい)にある岩窟の古刹、羅漢寺(らかんじ)。寺全体が急な崖の中腹にあって、リフトに乗っていけちゃう。
-
ここまで懸造りを巡ってきて、大分とは「崖と岩石の王国」だと感じてきていたのだが、その最たるお寺がここだった。
-
山中に境内があるだけでなく、数ある堂宇のほとんどが崖の窪みの内側にあるのだから!
-
オーバーハングした崖の内側に見えてきたのは、千体地蔵堂。
-
室町時代に崖に石仏が安置されて約500年後に、この舞台が設けられたという。
-
雨に全く濡れない崖の内側に、無数の石仏が安置されていた。
-
荒々しい奇岩が連なる耶馬渓を望める、格好の舞台になっている。
-
イチオシ
それほど年代の経っている懸造りではないのだけど、この黒々とした容姿は、周囲の白い絶壁とは対照的に際立っている。
-
まるで中国の山奥かシルクロードにでもあるような、荒々しい岩山と木造寺院の組み合わせ。
-
千体地蔵堂や山門の更に先にある無漏窟(むろくつ)は巨大な岩窟になっていて、羅漢寺を象徴するスポット。
-
釈迦の弟子とされる五百羅漢の石像が、岩窟内全体に所狭しと並んでいた。
-
無漏窟の先にも更に巨大な岩窟があって、上から落ちていた滝で池もできていた。
-
崖の内側に沿って登ってきた最終地点が、この羅漢寺本堂。ここも屋根の半分が岩の中だ。
-
いよいよ大分県の懸造り巡りのファイナル、羅漢寺の耶馬溪から山を隔てた中津市三光の田園地帯にある長谷寺(はせでら)へやってきた。
-
それほど険しくはないが一直線に伸びた石段の終点に待ち構える奥の院の懸造り。
-
ほぼ全面吹き抜けになっている堂宇部分。
-
お参りするところは、ゴザが敷かれているので、一応土足禁止。
-
シンプルで小さなお堂だけど、緑豊かな田舎らしい雰囲気が満点で良い。
-
廻縁から下を覗いても、なかなかの高さ!
-
周囲の崖には八十八ヶ所めぐりの仏像がたくさん安置されている。
-
イチオシ
長閑な風景の中に、少々貧弱ではあるが豪快な懸造りが味わえて、満足する旅の締めくくりだった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
31