2011/12/12 - 2011/12/12
247位(同エリア591件中)
吉備津彦さん
お遍路の途中で参拝しました。
由緒
古くからの傳によると、当神社は古くは津之郷に御鎮座になり、宇夫志奈大神と稱え奉って居た。第十二代景行天皇の皇子日本武尊の御子で、 綾君の祖先である武殻王(たけかひこのみこ)が阿野群(あやぐん)に封ぜられて下向され、部内の海岸を御巡視の折、にわかに暴風にあい御船が危うくなられた時、王は宇夫志奈大神に御祈念なさると、どこからともなく一羽の烏が御船の前にあらわれたので、王は水夫に命じて、烏の行く方に船をこがせられた所、泊浦(今の本島)について無事危難をのがれ給うた。仍って王は一層大神を仰がれた。これから小烏大神とたたえまつることとなったと。
第四十九代光仁天皇の宝亀十年に社殿再興のことが傳えられて居る。
末包家記によると第五十一代平城天皇の大同元年十月申酉の日に津之郷の長者末包和直に託宣があり、「汝わが祭祀を司りて国の守護神と仰ぐべし」と、すなわち和直は神主となり祭祀を行った。翌二年(八〇七)八月に至り、神威の輝きに依り朝廷に奏聞し、現地に社殿を造営し、神霊を遷し奉ったと。
第五十六代清和天皇の貞観六年(八六四)十一月十五日に勅使下向し位記を進め位田を賜い正六位上より従五位下を授けたまい、更に第五十九代宇多天皇の寛平三年(八九一)九月二十四日に従五位上に昇叙された。国司に見えたる社即ち国史現在社である。(宇夫階神社誌より)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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昭和3年生まれ
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