![欧州旅行26日目は、パリの市内観光をしました。<br /><br />夜になって食事をしようと思った時に、ガイドブックに乗っている気になるお店に行ってみることにしました。<br />こちらは京料理のお店で、本物の京料理が食べられると紹介されていたので、楽しみにしていたのです。<br /><br /><br />■■□□■■ ヨーロッパ旅行 2011 〜ダイジェスト版〜 ■■□□■■<br />http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10611562/](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/63/08/650x_10630833.jpg?updated_at=1324701312)
2011/11/09 - 2011/11/09
6557位(同エリア16425件中)
みにくまさん
欧州旅行26日目は、パリの市内観光をしました。
夜になって食事をしようと思った時に、ガイドブックに乗っている気になるお店に行ってみることにしました。
こちらは京料理のお店で、本物の京料理が食べられると紹介されていたので、楽しみにしていたのです。
■■□□■■ ヨーロッパ旅行 2011 〜ダイジェスト版〜 ■■□□■■
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10611562/
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衣川=KINUGAWA
ガイドブック”いい旅・街歩き14パリ”に載っていたお店なのですが、このマップに表示されているお店の場所が間違っていたために、現地で10分くらいウロウロ。
それでも分からずにお店に電話して店員さんに迎えに来てもらうなど、余計な手間がかかりました。 -
衣川=KINUGAWA
店内は非常に綺麗な和風にまとめられています。
スタッフの方は日本人が少なく、現地の方が多かったです。
ただ、シェフは日本人だと思われます。 -
衣川=KINUGAWA
メニュー
今回は久しぶりの懐石コースが食べたかったので、今日コース115ユーロ(12075円)を注文しました。 -
前菜 八寸
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前菜 八寸
エビ
サツマイモ甘露煮
エビが美味しく、噛めば噛むほど旨みが染み出てくる感じです。 -
前菜 八寸
さやえんどうとキュウリとシイタケのゴマ和え
ぶりの西京焼き -
前菜 八寸
タコとエビのぬた和え
味付けがしっかりした和風で安心できます。 -
前菜 八寸
サーモンとショウガの玉子巻き
いなり寿司
サーモンとショウガは、ちょっと珍しい組み合わせですが、悪くなかったです。
こういう料理は日本人の発想でしかできないと思います。 -
お造り
左:マグロ・ハマチ・ヒラメ
右:鯛・ハマチ・ヒラメ(ちびくま用にアレンジ)
★ 苦手食材には対応してくれました
これがけっこう重要なことで、日本でしたらある程度のお店なら当たり前なのですが、フランスでは対応可能かちょっと不安でした。
が日本人のウェイターと日本人シェフがしっかりと対応してくれました。 -
お造り
鯛
写真でもわかるかと思いますが、やたらと脂の乗ったネタです。
甘い風味はあるのですが、食感はぶにょぶにょ。
海外で身の引き締まったプリプリの鯛を食べるのは、不可能ではないかと考えています。 -
お造り
ハマチ
こちらも脂がたっぷり乗っているのですが、旨みは少ないです。 -
お造り
マグロ
やたら水分が多いです。
冷凍してあったものを急速解凍したのかな? -
お造り
ヒラメ
見た目はあまり良くないですが、食べてみたら意外と美味しかったです。 -
椀物 土瓶蒸し
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椀物 土瓶蒸し
キノコ・エビ・魚の切り身
キノコは2種類、しいたけとエリンギみたいなので、名前は”プルロット”というフランス産のものだそうです。
魚の切り身も2種類、ブリと鯛です。 -
椀物 土瓶蒸し
ライムの大きいのが添えられています。
こういった柑橘系のものは、日本でも必ずと言っていいほど土瓶蒸しに添えられてくるのですが、使い方を知っている方は少ないです。
これは土瓶の中に絞って落とすのではなく、おちょこに汁を注いだのち、1滴か2滴をその都度おちょこに絞るのが正しい食べ方。
土瓶蒸しの味はかなり魚の出汁が出ていました。
私たちとしてはちょっと魚風味が強すぎかと思いました。 -
焼き物 鯛の塩焼き
シイタケと昆布の煮物が添えられています。
↑両方とも苦手食材なので、みにくまは食べられず。。 -
焼き物 鯛の塩焼き
まず、アホみたいに大きくなくて安心。
海外では油断していると、やたら大きな焼き魚とかが出てきますからね〜。
魚は脂が乗っていてかなり美味しかったです。 -
焼き物 鯛の塩焼き
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煮物
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煮物
里芋・厚揚げ -
煮物
カボチャ・ニンジン・ホウレンソウ・かぶら
甘めの味付けで、しっかりと染みていました。
ただ繊細で上品な京料理という感じではなく、どちらかというと居酒屋風な味付けだと思います。 -
ライムとレモン
★ サービスはフランス風だ ★
土瓶蒸しの時のライムと、焼き魚のレモンを、いつまで経っても片付けてくれません。
早く片付けてねと、私たちがテーブルの横に置いているのに、全然気づく様子なし。
だめだこりゃ、スタッフは完全にテーブルが見えていない。
というよりも、ただ料理を運ぶことだけしか頭にないので、こういったものが目に入らないのでしょう。
当然、お茶が減っていても補充してくれることもないし、和風のサービスらしいサービスは何一つしてくれません。
特にダメなのは、フロアマネージャっぽい現地のスタッフ。
スーツをビシッと着てフロア内を見回っているのですが、それはただ”見回っているふりをしているだけ”で、何にも見ていない、何もやる気がないのがよくわかります。
それだけならまだいいのですが、私たちとカーテンを挟んだ横の場所で、ボールペンのキャップを「カチカチカチカチ・・・・・」。
「うるせーーー!!」と言いたかったですが、ここはパリだということで、こんなことも当り前なのかな〜と思い諦めましたが、とにかくうっとおしいマネージャでした。 -
酢の物 カニ・ワカメ・キュウリ・モズク・オクラ
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酢の物 カニ・ワカメ・キュウリ・モズク・オクラ
カニはもしかしたらロブスターかもしれません。
とっても肉厚でしっかりした塩味が付いていました。
キュウリは欧州の大きなものなのですが、日本のものに見せようとしている努力が感じられました。
でも、味や食感で分かってしまうんですよね。 -
揚げ物・御飯・香の物・味噌椀
最後、カレイのから揚げ定食のようになりました。
ここまでけっこう綺麗にまとまっていたのに、非常にもったいない。
やはりこういうところはフランス風にアレンジしたのだろうか。
確かにこれなら、量的には日本人には十二分、たくさん食べる欧米人にも十分な食べ応えがあるでしょう。
日本人が見たら、これだけでお昼の定食か?と見まごうほどの量です。
京料理という上品なイメージは、ここで見事に崩れ去りました。 -
揚げ物 カレイのから揚げ
ピリ辛ポン酢でいただきます。
カレイの他に、インゲンを海苔で包んだものもありました。
味うんぬんよりも、量が多すぎで、苦しかったです。
日本人は出された食事は残さず食べなければならないと教えられているので、なかなか残すことができず、無理してしまいます。
韓国では食べきれないほどの料理を出すのが礼儀とされているようですが、その国々によって常識が違いますので、あまり無理をせず残してもいいのではないかと思います。 -
ご飯
ご飯もどんぶりにフルサイズで出てきました。
京料理の最後のご飯は、ほんのちょっと、3口くらいで食べられそうな上品な量です。これほど多くなくてもいいんですよねー本当は。 -
香の物
他に味噌汁がありました。
味噌汁は、なめこ・えのき・豆腐・わかめです。 -
デザート フルーツポンチ
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デザート フルーツポンチ
自家製のフルーツポンチ。
フルーツ自体の甘みが薄いので、正直日本にある缶詰のフルーツポンチの方が美味しいという感想になってしまうのですが、フランスで食べたデザートの中では良い方だったと思います。
私たちがフルーツ好きだというのもあるかもですが。
◎ おしまい
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