2011/09/26 - 2011/09/26
542位(同エリア655件中)
ソフィさん
2011年9月26日(月)
西向きの部屋は、十分に太陽の熱を吸って温まっていた。
が、まだ夕陽はしっかり差し込んでいたのだが、鎧戸をしっかり締めて空調を全開にしたら、間もなく快適な涼しさがもたらされた。
ベッドに寝転んで、一日を反省する。
旅の第一日目として、時差も残っている中を、今日一日得た感動の深さと多さは実に多かった。
今日一日だけで、今回の旅に期待していたものは、全て満たされたと考えてもいいのではないだろうか。
それほどの達成感や満足感が、心を満たしてくれる。
「夕食までまだ時間があるから、一階のバーに行き、ビールで独り乾杯をやろうか」と、下に降りる。
「ビールならしっかり冷えていますよ」
誰もいないひっそりしたバーのテーブルで待つと、レセプションのおねえさんが、愛想よく、グラスを運んでくれる。
今晩の夕食について相談したら「良いところを紹介しますよ。きっとご満足いただけると思います」と、歩いて5分ほどのピッツェリアを教えてくれた。
私の泊まっている「ホテル・アルカソン」は、鉄道と城壁の間にあるようだ。
右に城壁跡らしいものを見ながら、幅の割に人通りに少ない道を、教えられた通りに辿ってゆくと、トリエステ通りの角に、「ピッツェリア・ラ・パヴァーナ」が見つかった。
私が「予約はしてないのですが」と、トリエステ通り側の横口から入って行ったら、従業員にやや戸惑いの気配を感じた。
どの席に通していいのか、判断に迷ったのだろう。
この店には、入口の部屋にピザを焼く窯があり、その周辺に10余りの椅子がある。
この席は、奥にあるメインダイニングに行く人の通路に接し、コーナーにはテレビも付いている。
落着かないが、一番気軽であり、一番賑やかな席でもある。
私は、この入口の席に通された。
席に座りながら、ピザを焼く調理士さんの姿が見られ、店に来る買い物客の様子も観察できる。
しばらくメニューを見ていた私は、とてつもない発見に、思わずバンザイをしそうになった。
それはメニューの片隅に、ポルチーニ茸入りタリアテーレを見つけたためだった。
ポルチーニ茸は、日本では乾燥したものしかなく、フレッシュなものを食べることは、長い間私の憧れだったのだ。
一度シシリー島のレストランで、シェフに注文したことがある。
しかし言葉が片言だったものだから、出された料理は生ウニのタリアテッレで、ガッカリしたものだ。
ワインは、白のハウスワイン。
すっかり満足した私は、パドヴァの昔を空想しながら、城壁沿いの路をホテルに戻る。
写真を、「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/に公開しております。
どうぞお訪ね下さい。
(12月20日 片瀬貴文記)
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテル・アルカソン
玄関扉に張られた
各種レッテル -
清潔感あふれる
ホテル・アルカソンの
バー -
よく冷えていた
ビール -
ホテルのバーに並ぶ
ボトル -
ホテルの前に
日暮れが迫る -
夕焼け空には雲ひとつない
-
ホテルから歩き
この交差点から
パドヴァの街に入る -
パドヴァの城壁夕景
-
自転車道が整備された
パドヴァの道 -
トリエステ街の角にある
ピッツェリア「ラ・パヴァーナ」 -
最初に注文したワインは
すぐに運ばれてきた -
ピザ焼き窯の炎が
旅情を掻き立ててくれる -
私の席の正面に
ピザ焼き窯がある
ショーウィンドーには
ピザに入れる具が並ぶ -
美味しそうなパンに
グウッ・・・ -
ピッツェリアのカウンター
-
この先が
メーンダイニングルーム -
ポルチーニ茸入り
タリアテッレが運ばれてきた -
本場の粉チーズは
大きなスプーンがついて
豪快だ -
陳列棚に並ぶ
ピザの具 -
ピッツェリアの
待合椅子 -
ホテルまでの帰り道
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