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ミャンマー旅行3日目。<br />バガン2日目はバガン平原に広がるサバンナの上空を飛ぶ熱気球のショートトリップ。<br /><br />熱気球は日の出とともに空に上がり、オレンジ色に染まるパゴダを眼下にくるくると回転しながらゆっくりと南へ流れていきます。<br /><br />そして高度が低くなった後半では朝もやに包まれたパゴダ群の中を通り抜けていくなど、トータル約30分の短い飛行時間でしたが、空からの壮大で不思議な景色を楽しめたひとときでした。<br /><br /><旅程表><br /> 2011年<br /> 11月2日(水) 成田→ハノイ→ヤンゴン<br /> 11月3日(木) ヤンゴン→バガン<br />○11月4日(金) バガン→ポッパ山→バガン<br /> 11月5日(土) バガン→マンダレー<br /> 11月6日(日) マンダレー(アマラプラ→サガイン)→ヤンゴン<br /> 11月7日(月) ヤンゴン→ハノイ<br /> 11月8日(火) ハノイ→成田

ミャンマー紀行(4) バガンを飛ぶ熱気球と朝もやの中のパゴダ群

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2011/11/04 - 2011/11/04

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48

エンリケ

エンリケさん

ミャンマー旅行3日目。
バガン2日目はバガン平原に広がるサバンナの上空を飛ぶ熱気球のショートトリップ。

熱気球は日の出とともに空に上がり、オレンジ色に染まるパゴダを眼下にくるくると回転しながらゆっくりと南へ流れていきます。

そして高度が低くなった後半では朝もやに包まれたパゴダ群の中を通り抜けていくなど、トータル約30分の短い飛行時間でしたが、空からの壮大で不思議な景色を楽しめたひとときでした。

<旅程表>
 2011年
 11月2日(水) 成田→ハノイ→ヤンゴン
 11月3日(木) ヤンゴン→バガン
○11月4日(金) バガン→ポッパ山→バガン
 11月5日(土) バガン→マンダレー
 11月6日(日) マンダレー(アマラプラ→サガイン)→ヤンゴン
 11月7日(月) ヤンゴン→ハノイ
 11月8日(火) ハノイ→成田

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
グルメ
3.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
観光バス
航空会社
ベトナム航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 11月4日(金)<br />バガン2日目。<br />この日はまず、予め日本で申し込んでおいた熱気球ツアーに参加。<br /><br />下記HPでは310US$(2011年11月現在)となっていますが、現地の旅行会社を通して予約すると270US$(約22,000円)と若干安くなります。<br />それでも、この1年前にエジプトのルクソールで気球に乗った時は約8,000円だったのに、その倍以上・・・。<br />ヤンゴン〜バガン間の飛行機代が8,000円程度なのに、この旅最大のぼったくりかも。。<br />まあ、得がたい体験なので、乗ることにしましたが(笑)。<br /><br />【Balloons Over BaganのHP】<br />http://www.easternsafaris.com/balloonsoverbagan_home.html<br /><br />5時30分に専用バスでホテルに迎えが来るので、ヤンゴンのホテルで現地旅行会社の係員から渡されたチケットを見せて乗車。

    11月4日(金)
    バガン2日目。
    この日はまず、予め日本で申し込んでおいた熱気球ツアーに参加。

    下記HPでは310US$(2011年11月現在)となっていますが、現地の旅行会社を通して予約すると270US$(約22,000円)と若干安くなります。
    それでも、この1年前にエジプトのルクソールで気球に乗った時は約8,000円だったのに、その倍以上・・・。
    ヤンゴン〜バガン間の飛行機代が8,000円程度なのに、この旅最大のぼったくりかも。。
    まあ、得がたい体験なので、乗ることにしましたが(笑)。

    【Balloons Over BaganのHP】
    http://www.easternsafaris.com/balloonsoverbagan_home.html

    5時30分に専用バスでホテルに迎えが来るので、ヤンゴンのホテルで現地旅行会社の係員から渡されたチケットを見せて乗車。

  • 5時50分、バスは広々とした原っぱに到着。<br /><br />すると折りたたみ式の椅子を用意され、乗客にコーヒー又は紅茶がふるまわれ始めました。<br /><br />この後も何台か後続のバスが到着するので、それまでの待ち時間のようです。<br /><br />・・・椅子に座ってコーヒーをすすっているうちにだんだんと明るくなってきました。

    5時50分、バスは広々とした原っぱに到着。

    すると折りたたみ式の椅子を用意され、乗客にコーヒー又は紅茶がふるまわれ始めました。

    この後も何台か後続のバスが到着するので、それまでの待ち時間のようです。

    ・・・椅子に座ってコーヒーをすすっているうちにだんだんと明るくなってきました。

  • 6時、後続のバスが到着して乗客が集まってきました。<br /><br />欧米の観光客ばかり50人以上はいそうで、日本人はわたし一人だけのようです(アジア系の女性もいると思って話してみたら中国系のアメリカ人でした。)。<br /><br />向こうでは係員たちが用意されたバルーンを膨らませ始めました。

    6時、後続のバスが到着して乗客が集まってきました。

    欧米の観光客ばかり50人以上はいそうで、日本人はわたし一人だけのようです(アジア系の女性もいると思って話してみたら中国系のアメリカ人でした。)。

    向こうでは係員たちが用意されたバルーンを膨らませ始めました。

  • バルーンはガスを入れられ、徐々に膨らんでいきます。

    バルーンはガスを入れられ、徐々に膨らんでいきます。

  • ここで係員から組分けが言い渡され、それぞれのバルーンの前に移動。<br /><br />この日は全部で5組で、わたしは3組目のバルーン。<br /><br />1つのバルーンにつき、定員は16名ほどのようです。<br /><br /><br />・・・エジプトのルクソールでは組分け式もなく発着場に着いてすぐ乗船できたのに、ここではやたら時間がかかります。<br />もっとシンプルにすれば安くできるのではとも思ってしまいます。<br />(エジプト紀行(2)参照)

    ここで係員から組分けが言い渡され、それぞれのバルーンの前に移動。

    この日は全部で5組で、わたしは3組目のバルーン。

    1つのバルーンにつき、定員は16名ほどのようです。


    ・・・エジプトのルクソールでは組分け式もなく発着場に着いてすぐ乗船できたのに、ここではやたら時間がかかります。
    もっとシンプルにすれば安くできるのではとも思ってしまいます。
    (エジプト紀行(2)参照)

  • 最初のバルーンがほぼかたちができてくると、係員たちは次のバルーンにとりかかります。

    最初のバルーンがほぼかたちができてくると、係員たちは次のバルーンにとりかかります。

  • ここで、5つに分かれた組ごとに乗船の説明が操縦士からなされます。<br /><br />こういうのもルクソールではなかったですねえ・・・。<br />それだけ安全対策に気を遣っているとも言えますが。<br /><br />ちなみに操縦士は見てのとおりミャンマー人ではなくアングロサクソン系の外国人で、発音がブリティッシュ・イングリッシュぽいのでイギリス人かなと思っていたところ、後で聞いたらカナダ人なのだそうです。<br /><br />イギリスとアメリカはミャンマーへの経済制裁の中心国なので、ミャンマー国内では働けないとのこと。

    ここで、5つに分かれた組ごとに乗船の説明が操縦士からなされます。

    こういうのもルクソールではなかったですねえ・・・。
    それだけ安全対策に気を遣っているとも言えますが。

    ちなみに操縦士は見てのとおりミャンマー人ではなくアングロサクソン系の外国人で、発音がブリティッシュ・イングリッシュぽいのでイギリス人かなと思っていたところ、後で聞いたらカナダ人なのだそうです。

    イギリスとアメリカはミャンマーへの経済制裁の中心国なので、ミャンマー国内では働けないとのこと。

  • さた、説明を聞いている間にバルーンはどんどん膨らんできて、なにやら気球祭りのようになってきました(笑)。<br /><br />どの観光客も珍しいのか写真を撮りまくっています。<br /><br />わたしも例にもれず・・・。

    さた、説明を聞いている間にバルーンはどんどん膨らんできて、なにやら気球祭りのようになってきました(笑)。

    どの観光客も珍しいのか写真を撮りまくっています。

    わたしも例にもれず・・・。

  • バルーンが立ちあがってきました。<br /><br />それぞれのバルーンはこんなに密接するほど近くで膨らませています。

    バルーンが立ちあがってきました。

    それぞれのバルーンはこんなに密接するほど近くで膨らませています。

  • 2番目のバルーンにはえんじ色の僧服をきた僧侶の姿も。<br /><br />この国では前日目にしたように僧侶も普通にパゴダに登って夕焼けを楽しむなどしており、こういうのも一般的な景色のようです。

    2番目のバルーンにはえんじ色の僧服をきた僧侶の姿も。

    この国では前日目にしたように僧侶も普通にパゴダに登って夕焼けを楽しむなどしており、こういうのも一般的な景色のようです。

  • 我々の乗る3番目のバルーンも立ち上がり、バスケットがセットされ、観光客が乗り込み始めます。<br /><br />バスケットは真ん中、ガスバーナーのある位置が操縦士の席で、その周囲に4つの区分けされたボックスがセットされ、それぞれ4人、合計16名が乗れるようになっています。<br /><br />わたしもよじ登るようにしてボックスの中へ入りました。

    我々の乗る3番目のバルーンも立ち上がり、バスケットがセットされ、観光客が乗り込み始めます。

    バスケットは真ん中、ガスバーナーのある位置が操縦士の席で、その周囲に4つの区分けされたボックスがセットされ、それぞれ4人、合計16名が乗れるようになっています。

    わたしもよじ登るようにしてボックスの中へ入りました。

  • バーナーからは“ゴゴォォーーッ!”という音とともに、勢いよくガスが噴き出し、上昇圧力がかかってきます。

    バーナーからは“ゴゴォォーーッ!”という音とともに、勢いよくガスが噴き出し、上昇圧力がかかってきます。

  • バルーンはひとつ、ふたつと上昇を始め、6時30分、ついに我々の乗る3番目のバルーンがまさに“ふわっ”と言う感じで地上を飛び立ちました。<br /><br /><br />・・・上昇しながらまもなく飛び立つ4番目と5番目のバルーンを見送ります。

    バルーンはひとつ、ふたつと上昇を始め、6時30分、ついに我々の乗る3番目のバルーンがまさに“ふわっ”と言う感じで地上を飛び立ちました。


    ・・・上昇しながらまもなく飛び立つ4番目と5番目のバルーンを見送ります。

  • ある程度の高さになった頃、4番目のバルーンも地上を飛び立ちました。

    ある程度の高さになった頃、4番目のバルーンも地上を飛び立ちました。

  • 4番目のバルーンも上昇してきたころ、ちょうど東の空に昇りゆく太陽が姿を現しました。<br /><br />ナイスタイミング!

    4番目のバルーンも上昇してきたころ、ちょうど東の空に昇りゆく太陽が姿を現しました。

    ナイスタイミング!

  • 昇りゆく朝日と熱気球、そして影になったとんがり帽子のようなパゴダ。<br /><br />シンプルですが、絵になる風景です。

    昇りゆく朝日と熱気球、そして影になったとんがり帽子のようなパゴダ。

    シンプルですが、絵になる風景です。

  • 下を見ると、朝日に照らされほんのりオレンジ色に染まるパゴダやサバンナの木々が。<br /><br />なんとも雄大な景色ですね。

    下を見ると、朝日に照らされほんのりオレンジ色に染まるパゴダやサバンナの木々が。

    なんとも雄大な景色ですね。

  • しかしよく見ると、なにやらこれまでのパゴダや寺院群とはいっぷう変わった景色が。<br /><br />どうやらここはニャウンウーの空港にほど近い、バガン・ビューイング・タワー(Bagan Viewing Tower)やオーリアム・パレス・ホテル(Aureum Palace Hotel)といった、軍事政権がリゾート開発のために造った施設群のようです。<br /><br />パゴダや寺院群ばかり見てきた目には新鮮ではありますが・・・。

    しかしよく見ると、なにやらこれまでのパゴダや寺院群とはいっぷう変わった景色が。

    どうやらここはニャウンウーの空港にほど近い、バガン・ビューイング・タワー(Bagan Viewing Tower)やオーリアム・パレス・ホテル(Aureum Palace Hotel)といった、軍事政権がリゾート開発のために造った施設群のようです。

    パゴダや寺院群ばかり見てきた目には新鮮ではありますが・・・。

  • ちなみにこれが熱気球ツアーからの帰りがけに撮った、地上から見上げたバガン・ビューイング・タワー。<br />(熱気球ツアー終了後、係員がバスで乗客を各ホテルまで送り届けてくれるのですが、たまたまオーリアム・パレス・ホテルに宿泊していた人がいたのでこのタワーを間近で見ることができました。)<br /><br />バベルの塔のモデルにもなった、イラクのサーマッラーのモスクのマルウィヤ・ミナレットのようです。<br />(エジプト紀行(6)参照)<br />http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/21041047/<br /><br />軍事政権が造らせた、高さ60mを誇る大展望台ですが、外国人観光客でも昇る人は少ないそうです。<br />取材好きな4travelerのみなさんの旅行記でも、この展望台に昇ったというものは一度も見たことがありません(笑)。<br /><br />地元民からもオールドバガンの考古学博物館と同様、このタワーは何を根拠に造ったものなのかと評判は良くない印象・・・軍事政権のやることは何でもそうですね。。<br />(もちろんこういった政治の話はみなさんおおっぴらには言えないようですが。)

    ちなみにこれが熱気球ツアーからの帰りがけに撮った、地上から見上げたバガン・ビューイング・タワー。
    (熱気球ツアー終了後、係員がバスで乗客を各ホテルまで送り届けてくれるのですが、たまたまオーリアム・パレス・ホテルに宿泊していた人がいたのでこのタワーを間近で見ることができました。)

    バベルの塔のモデルにもなった、イラクのサーマッラーのモスクのマルウィヤ・ミナレットのようです。
    (エジプト紀行(6)参照)
    http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/21041047/

    軍事政権が造らせた、高さ60mを誇る大展望台ですが、外国人観光客でも昇る人は少ないそうです。
    取材好きな4travelerのみなさんの旅行記でも、この展望台に昇ったというものは一度も見たことがありません(笑)。

    地元民からもオールドバガンの考古学博物館と同様、このタワーは何を根拠に造ったものなのかと評判は良くない印象・・・軍事政権のやることは何でもそうですね。。
    (もちろんこういった政治の話はみなさんおおっぴらには言えないようですが。)

  • そんなこんなで、真下のリゾート施設よりも遠くのエーヤワディー川を望む景色の方がバガンらしくて趣があります。

    そんなこんなで、真下のリゾート施設よりも遠くのエーヤワディー川を望む景色の方がバガンらしくて趣があります。

  • エーヤワディー川を望む西のオールドバガンの方向には朝日を浴びて影の伸びたオレンジ色のパゴダや寺院がニョキニョキ。<br /><br />前日に見たゴドーパリィン寺院やタビィニュ寺院、アーナンダ寺院も見えます。

    エーヤワディー川を望む西のオールドバガンの方向には朝日を浴びて影の伸びたオレンジ色のパゴダや寺院がニョキニョキ。

    前日に見たゴドーパリィン寺院やタビィニュ寺院、アーナンダ寺院も見えます。

  • 北のエーヤワディー川の方向にはひときわ目立つ黄金に輝くシュエズィーゴォン・パヤーの姿が。

    北のエーヤワディー川の方向にはひときわ目立つ黄金に輝くシュエズィーゴォン・パヤーの姿が。

  • そして東側の方向は昇り来る太陽とともにバガン平原の朝の景色。<br /><br /><br />操縦士はくるくるくるくると乗客が360度見渡せるようにバルーンを回転させながら南の方向へ進ませていきます。<br /><br />ルクソールではこのような回転はなく、ずっと一方向の眺めだけでしたが、このバガンのバルーンはすごい技術です。<br /><br />・・・2万円と8千円の違いがやっと分かりました(笑)。<br /><br />(もしかしたら政府への上納金の差もあるかもしれませんが。)

    そして東側の方向は昇り来る太陽とともにバガン平原の朝の景色。


    操縦士はくるくるくるくると乗客が360度見渡せるようにバルーンを回転させながら南の方向へ進ませていきます。

    ルクソールではこのような回転はなく、ずっと一方向の眺めだけでしたが、このバガンのバルーンはすごい技術です。

    ・・・2万円と8千円の違いがやっと分かりました(笑)。

    (もしかしたら政府への上納金の差もあるかもしれませんが。)

  • 再び西側のオールドバガンの方向。<br /><br />オレンジ色に染まる寺院と緑のサバンナのコントラストが何とも言えません。

    再び西側のオールドバガンの方向。

    オレンジ色に染まる寺院と緑のサバンナのコントラストが何とも言えません。

  • そしてまた北側。<br /><br />高度が少し下がってきて赤いバルーンとともに緑の大平原をパチリ。

    そしてまた北側。

    高度が少し下がってきて赤いバルーンとともに緑の大平原をパチリ。

  • バルーンは高度を低くしながら南へと流れていきます。

    バルーンは高度を低くしながら南へと流れていきます。

  • 木の影がくっきり見えるほどのだいぶ低い位置になってきました。

    木の影がくっきり見えるほどのだいぶ低い位置になってきました。

  • そして低い高度のままパゴダ地帯に突入。<br /><br />このあたりは木が多いためか朝もやが立ち込め、これまでとは一風変わった不思議な光景が見られます。<br /><br />向こうのバルーンも高度が低く、パゴダの間をすり抜けるように飛んでいきます。<br /><br />やはりすごい技術です。

    そして低い高度のままパゴダ地帯に突入。

    このあたりは木が多いためか朝もやが立ち込め、これまでとは一風変わった不思議な光景が見られます。

    向こうのバルーンも高度が低く、パゴダの間をすり抜けるように飛んでいきます。

    やはりすごい技術です。

  • 本当にパゴダにぶつかりそうなくらいすれすれに飛んでいますね(笑)。<br /><br /><br />さて、不思議なパゴダ地帯もこれで終わり・・・。

    本当にパゴダにぶつかりそうなくらいすれすれに飛んでいますね(笑)。


    さて、不思議なパゴダ地帯もこれで終わり・・・。

  • 今度は民家の上空を低い高度で飛んでいきます。

    今度は民家の上空を低い高度で飛んでいきます。

  • 家からはこどもたちが出てきてバルーンを追いかけ始めました。<br /><br />乗客たちも手を振って返しています。<br /><br />ルクソールと違って欧米系のお行儀のよい乗客ばかりなので、“ワンダラー!”のあいさつはなしです(笑)。<br />(エジプト紀行(2)参照)<br />http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/20770415/

    家からはこどもたちが出てきてバルーンを追いかけ始めました。

    乗客たちも手を振って返しています。

    ルクソールと違って欧米系のお行儀のよい乗客ばかりなので、“ワンダラー!”のあいさつはなしです(笑)。
    (エジプト紀行(2)参照)
    http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/20770415/

  • 地元の人々とともに、貴重な労働力となっている白い牛たちが一緒に暮らしているのも見えます。

    地元の人々とともに、貴重な労働力となっている白い牛たちが一緒に暮らしているのも見えます。

  • 民家地帯もバルーンはこんなすれすれに飛んでいきます。

    民家地帯もバルーンはこんなすれすれに飛んでいきます。

  • 民家を抜けて再びパゴダが林立する地帯へとやってきました。

    民家を抜けて再びパゴダが林立する地帯へとやってきました。

  • 朝日を浴びてオレンジ色に輝くパゴダもこんなふうに間近で見られます。

    朝日を浴びてオレンジ色に輝くパゴダもこんなふうに間近で見られます。

  • ふと操縦席に目をやると、直立したまま同じ姿勢で作業を続けるカナダ人の操縦士の姿がありました。

    ふと操縦席に目をやると、直立したまま同じ姿勢で作業を続けるカナダ人の操縦士の姿がありました。

  • 様々な色のひもを操り黙々と運転を続ける操縦士。<br /><br />一見シンプルなつくりに見えますが、こんなのでバルーンを360度回転させたり高度を自由自在に調節してしまうなど、すごい技術をもっているんでしょうね。<br /><br />外の景色に目を取られてばかりで気付きませんでしたが、操縦士の作業の様子ももっと撮っておけばよかった(笑)。

    様々な色のひもを操り黙々と運転を続ける操縦士。

    一見シンプルなつくりに見えますが、こんなのでバルーンを360度回転させたり高度を自由自在に調節してしまうなど、すごい技術をもっているんでしょうね。

    外の景色に目を取られてばかりで気付きませんでしたが、操縦士の作業の様子ももっと撮っておけばよかった(笑)。

  • 時計を見るともう7時近く。<br /><br />高度が一段と低くなり、熱気球の旅もそろそろ終わりに近づいてきたようです。<br /><br />それでもまだ、乗客たちは低い位置からも熱心に写真を撮り続けています。

    時計を見るともう7時近く。

    高度が一段と低くなり、熱気球の旅もそろそろ終わりに近づいてきたようです。

    それでもまだ、乗客たちは低い位置からも熱心に写真を撮り続けています。

  • 草原に映った気球の影。<br /><br />昔プレイしたドラゴンクエストを思い出します(笑)。

    草原に映った気球の影。

    昔プレイしたドラゴンクエストを思い出します(笑)。

  • どの気球も広々とした原っぱを選び、高度をさらに低くして着陸態勢に入ります。

    どの気球も広々とした原っぱを選び、高度をさらに低くして着陸態勢に入ります。

  • とここで、どこからともなくバルーンスタッフが現れ、気球に接近して着陸作業に入りました。<br /><br />バルーンスタッフは操縦士と違って現地のミャンマー人のようでしたが、これまで見てきたほかの現地の方と違って髪型など垢抜けている感じで、やはりこういう外国人がからむ仕事は収入がいいんだなと感じさせました。

    とここで、どこからともなくバルーンスタッフが現れ、気球に接近して着陸作業に入りました。

    バルーンスタッフは操縦士と違って現地のミャンマー人のようでしたが、これまで見てきたほかの現地の方と違って髪型など垢抜けている感じで、やはりこういう外国人がからむ仕事は収入がいいんだなと感じさせました。

  • スタッフは気球から出たひもを引っ張って、着陸の際に気球がとび跳ねたり引きずられないようにします。<br /><br />そして7時、バルーンは無事着地。<br /><br />約30分の短い飛行時間で、感慨が湧きおこるというよりはあっと言う間に終わってしまったというのがそのときの正直な気持ちでしたが、こうやって写真を見返してみると、短い時間にいろいろなものを見たなあと改めて感慨にふけることができました。<br /><br />まあ、その1年前にルクソールで似たような経験をしているので、感動が弱くなったのは当然のことなのかもしれません。<br /><br />そろそろ旅にも飽きてきたかな・・・なんて(笑)。

    スタッフは気球から出たひもを引っ張って、着陸の際に気球がとび跳ねたり引きずられないようにします。

    そして7時、バルーンは無事着地。

    約30分の短い飛行時間で、感慨が湧きおこるというよりはあっと言う間に終わってしまったというのがそのときの正直な気持ちでしたが、こうやって写真を見返してみると、短い時間にいろいろなものを見たなあと改めて感慨にふけることができました。

    まあ、その1年前にルクソールで似たような経験をしているので、感動が弱くなったのは当然のことなのかもしれません。

    そろそろ旅にも飽きてきたかな・・・なんて(笑)。

  • 上を見上げると、バルーンからガスが抜かれ、少しずつしぼんで下に落ちてくる様子がとらえられました。

    上を見上げると、バルーンからガスが抜かれ、少しずつしぼんで下に落ちてくる様子がとらえられました。

  • そして倒れて横になったバルーンを脇目にバスまで移動。

    そして倒れて横になったバルーンを脇目にバスまで移動。

  • たどり着いたバスの前ではやはり出発時と同様に椅子が用意され、操縦士やバルーンスタッフが一人一人にシャンパンのサービス。<br /><br />こんなのもあったとは・・・さすが2万円のツアー(笑)。

    たどり着いたバスの前ではやはり出発時と同様に椅子が用意され、操縦士やバルーンスタッフが一人一人にシャンパンのサービス。

    こんなのもあったとは・・・さすが2万円のツアー(笑)。

  • シャンパン片手にみんなで乾杯です。<br /><br />この時、隣に座っていたアジア系の女性に話しかけたらロサンゼルスから来たとのこと。<br />広州出身の華人とのことで、今回の旅はミャンマーだけでなく香港などもまわっているんだとか。<br /><br />海外旅行に行くと中国人と思しき人々をよく目にしますが、案外と華人の方も多いんだなと改めて気付きました。

    シャンパン片手にみんなで乾杯です。

    この時、隣に座っていたアジア系の女性に話しかけたらロサンゼルスから来たとのこと。
    広州出身の華人とのことで、今回の旅はミャンマーだけでなく香港などもまわっているんだとか。

    海外旅行に行くと中国人と思しき人々をよく目にしますが、案外と華人の方も多いんだなと改めて気付きました。

  • おみやげとして一人一人に飛行記念証とポストカードも手渡されました。<br /><br />この辺はルクソールと一緒ですね。

    おみやげとして一人一人に飛行記念証とポストカードも手渡されました。

    この辺はルクソールと一緒ですね。

  • その後もおしゃべりは続いて酔いが収まってきた7時50分、華人の方にさよならを言い、集まってきた現地の人々に見送られながらバスに乗り込みホテルへと戻ります。<br /><br />戻った後は遅めの朝食を食べ、9時半からミャンマー精霊信仰の聖地ポッパ山へのガイドツアーに向かいます!<br /><br />(ポッパ山観光へ続く。)

    その後もおしゃべりは続いて酔いが収まってきた7時50分、華人の方にさよならを言い、集まってきた現地の人々に見送られながらバスに乗り込みホテルへと戻ります。

    戻った後は遅めの朝食を食べ、9時半からミャンマー精霊信仰の聖地ポッパ山へのガイドツアーに向かいます!

    (ポッパ山観光へ続く。)

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この旅行記へのコメント (14)

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  • daiboukenさん 2014/09/26 16:06:23
    すごいすごい
    これは生で見たい。
    ミャンマー行きたい度急上昇しました!

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2014/09/28 23:50:52
    バガンの風景、みなさん感動されるんですね。
    daiboukenさん

    こんばんは。ご訪問ありがとうございます。

    バガンの風景は、旅をした当時は、この国の混乱した政治からくる庶民の貧しさの方が印象に残ってしまって、それほど素晴らしいとは思えませんでした・・・。

    しかし、その後何ヶ国か旅をして、改めてバガンの写真を振り返ってみると、こんな風景はなかなかほかの国では見られないと、この国を再訪したい気分に襲われてきました。

    今ではミャンマーもだいぶ民主化されて、経済状況もよくなったそうですので、訪れるにはちょうどいい時期かもしれませんね。

    daiboukenさんの夢がかなうことを期待しています。
  • odekakekunさん 2012/02/27 21:53:39
    参考になりました。
    エンリケさん

    4月にバガン旅行を計画しています。
    旅行記とても参考になりました。
    また、熱気球と遺跡の写真は素晴らしいです。

    私も是非熱気球をチャレンジしたいと思います。

    odekakekun


    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2012/02/28 20:19:28
    ご訪問ありがとうございます。
    odekakekunさん

    こんばんは。ご訪問ありがとうございます。

    4月にバガンに旅行されるんですね!
    熱気球はいい被写体の宝庫です。
    odekakekunさんならきっと素晴らしい写真をお撮りになられると思います。

    また、4月はアウンサンスーチーも立候補している連邦議会補欠選挙の直後ということもあり、ミャンマーの社会に大きな変動があるかどうかも楽しみです。

    素敵な旅行記、期待しています!
  • tabinakanotaekoさん 2012/01/07 15:48:50
    初めまして
    エンリケさん、
     私の旅行記をごらんくださって、ありがとう。

     私も訪問させていただきました。
    プロファイルを先に拝見する癖があるのですが、
    学生割引ありますよ って声がかかるのですね。いいですねえ。
    私など、言ってもいないのに「シニアありますよ」って言われます。
    証明書を見せろとも言ってもらえないのが、チョイと癪です。

     ミャンマーでのバルーン体験を拝見しました。こんなアドベンチャー
    もあるのですねえ。すばらしかったわ。

         tabinakanotaeko

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2012/01/08 18:51:18
    ご訪問ありがとうございます!
    tabinakanotaekoさん

    こんばんは。バガンの熱気球ツアーの旅行記にご訪問ありがとうございます!

    学生に見えるのはヨーロッパでは学割など優遇されることが多いのですが、アジアでは逆になめられてダマされやすいのかなあというのが最近アジア旅行をするようになってからの感想ですね。
    実際どうなんでしょうかね。

    tabinakanotaekoさんは世界のいろいろな国々を旅されていらっしゃるようですが、ぜひいつかどこかでバルーンに乗ってみてください!

    音もない静寂な空の世界から大地を見降ろすのは何とも言い難い不思議な雰囲気があって、本当におすすめです!
  • liberty-libertyさん 2011/12/31 18:41:15
    ステキステキ〜(>▽<)
    3に引き続きお邪魔します♪

    この気球ツアー
    ホントにすごく楽しそうですね〜!
    朝もやの写真なんて・・・・・
    まるでファンタジー小説の挿絵みたいですもん♪
    この世の風景とは思えない幻想的な写真です〜(^o^)
    ミャンマー、俄然興味が湧きました!

    それでは次の旅行記も楽しませて頂きますね〜♪

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2012/01/04 20:42:34
    またまたご訪問ありがとうございます!
    liberty-libertyさん

    引き続いてご訪問ありがとうございます!

    熱気球に乗るのは人生で二度目だったのですが、初めてだったらもっと感動したと思います。

    それにしてもこの表紙の朝もやの写真は自分でも驚くくらいうまく撮れました(笑)。
    なかなか狙って撮れるものではないですが、こういうのが撮れると旅も楽しくなりますね!
  • しょーきちさん 2011/12/25 21:24:10
    幻想的な景色ですね
    エンリケさま

    しょーきちです。
    こんばんは。

    ミャンマー旅行記素敵ですね。
    表紙のお写真、とても幻想的な美しさでうっとりしました。
    赤いバルーンと緑の大平原のコントラストも美しいですね。
    時間とともに風景が刻々と変わっていくのですね。
    楽しませて戴きありがとうございました。

    またお邪魔させていただきます。

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2011/12/27 22:35:37
    ご訪問ありがとうございます!
    しょーきちさん

    こんばんは。ミャンマー旅行記にご訪問ありがとうございます。

    バガンの空を飛ぶ熱気球の写真、素材がいいのでわたしのような腕でもうまく撮れてしまいました(笑)。

    しょーきちさんの美しいお写真に比べればまだまだですので、しょーきちさんを見習ってもっと美しい写真が撮れるようがんばりたいと思います。

    それにしても、海外には美しい街並みや古代の遺跡、大自然などフォトジェニックな素材がたくさんあって、写真を撮るのが楽しいですね!

    わたしの方こそしょーきちさんの旅行記にまた訪問させていただきます!
  • はなまま さん 2011/12/19 21:13:07
    パチパチ (^O^)/
    気球の旅、まるで絵本の中の出来事のようですね!

    表紙のパゴダの上を飛ぶ写真、素晴らしく幻想的です。

    娘は「ジブリの映画に出てきそう!」と感心しておりました。
    着陸前に子どもたちが追いかけてくるのも面白い光景ですね。

    私もかなり以前日本で気球に乗ったことがありましたが、
    その場で上下するだけでしたので、こんな風に上空を移動できる
    なんて、たとえ30分でも大冒険された気分だったことでしょう。

                はなまま(*^_^*)&はなむすめ(^◇^)

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2011/12/22 23:12:49
    自分でも驚きの写真でした(笑)。
    はなままさん

    こんばんは。バガン旅行記にご訪問ありがとうございます!

    表紙の写真、撮った際はこんなふうに写っているとは気付かず、日本に帰ってきて写真を整理しているうちになんとも幻想的に仕上がっていることに気付き、我ながらよく撮れたものだと感心しました(笑)。

    はなままさんの“絵本の中の出来事”という表現は素敵ですね!
    絵本形式の旅行記でも作ってみたくなりました(笑)。

    はなむすめさん(笑)にもジブリ映画みたいだと喜んでもらえましたか。
    感受性の豊かなお子様にも気に入ってもらえたというのは本当にうれしい褒め言葉ですね。
    がんばって旅行記を作った甲斐がありました(笑)。

    ・・・もうすぐクリスマスですね。
    ご家族で素敵なクリスマスをお過ごしください!
    Merry Christmas!
  • ガブリエラさん 2011/12/19 00:01:06
    気球って、こんな感じなんですね♪
    エンリケさん☆

    こんばんは♪

    気球に乗られたんですねヽ(^o^)丿
    すごい!
    こんなにたくさん乗って、大丈夫なんですね♪
    うわー、空からの景色、いいですね!!!

    知り合いがトルコで気球に乗って、着地に失敗して、用意してあったワインの上に着陸したそうです(^_^;)
    でも、なにくわぬ顔のスタッフ達に「きっと、いつもこういう事が起きてるんだな・・」と思ったそうです。ミャンマーの方が、技術がありますね♪

    ガブリエラ

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2011/12/21 22:32:15
    気球の旅はちょっと高いですがおすすめです!
    ガブリエラさん

    こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます。

    実は日本では気球に乗ったことがないのですが、海外だと勢いにまかせて値段が高くてもここぞとばかりについ乗ってしまいますね(笑)。

    山がちで市街地のとぎれない日本ではこんなふうに動く気球の旅はしづらいのか、なかなか乗るチャンスがないですよね〜。

    トルコではカッパドキアで気球に乗って奇岩群を眺められるそうですね。
    トルコは未到の地なので、いつか行って気球にも乗ってみたいのですが、そんな事件があったんですね。

    エジプトのルクソールでも何年か前に気球の事故が起きてしばらく気球ツアーが中止になったということを聞いたことがありますが、やっぱり値段が高くてもちゃんと操作技術があって安全対策をしっかりしているところの方がいいかも・・・。

    ガブリエラさんもいつか機会があったら、世界のどこかで動く気球の旅をぜひしてみてください!

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