台湾 / 花蓮　これが台湾の海や！南国やねぇ～

2011/09/27 - 2011/09/29

太魯閣峡谷へ行くにはこの街を起点にするのがイイと思い、台北から花蓮へ移動です。
台北から太魯閣号に乗って、大好きな電車移動♪

台北を離れたら、あとは郊外の小さな街やのんびりした田舎の光景が車窓に広がる。

だいぶ花蓮に近づいてきた頃、突然綺麗な海が目に飛び込んできた。
うわー♪台湾の海、きれいじゃーーーーーーん！

エリア 花蓮(台湾)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

台北から、電車に乗って移動です。

そうなると絶対入手しなければならないのが・・・・・

駅弁！！
憧れの、台鉄の駅弁です。

あーーーー、前から食べてみたかったのよ〜♪


駅の売店にイソイソ。
どっさり積み上げられた駅弁はたったの一種類。
迷う必要も、悩む必要も無し。

ふふふふふ・・・・・・・・。
早く乗りたい。

そして蓋を開けたい・・・・・・。
ウズウズ。

来たー！
太魯閣号！

これに乗っていざ花蓮へ！

小さな街をいくつか通過して、快適な鉄道の旅。

海岸線をずずずっと、海に近いところを通っているかと思ったんですが、意外と海は見れず・・・。

いよいよオベントターイム♪

ワクワク開けてみたお弁当・・・。
とことん茶色いわ・・・。
日本みたいに「なるべく派手に！」「とにかくいろいろ詰めて！」「カラフルに！」という意思は一切感じられない質実剛健っぷり(^_^;)

でも、味付けはすっごい美味しい！
上に乗っているのは、豚肉の薄切り、湯葉の煮たもの、煮卵、それに高菜のお漬物。
なーーーんてシンプル。
でもじんわり美味しくて感動。
そして完食。

あーーーーーー、満足。

車内販売も回ってくる。

この上のでっかい段ボールには、あの弁当がギッシリ。
やっぱ人気なんだねぇ。

なんてのんびりしているうちに、いきなり車窓の景色が一変！！

うわーーーー、眩しい！！！なんだ？？なんだ？？？


おーーーーーー、海！！！！！
海岸線に出たんだ！！！！！
きーーーーーれーーーーーーーーいーーーーーーーー！

きーーーーーれーーーーーーーーいーーーーーーーー！

なんて美しいブルーのグラデーション！！！！

台湾の海のイメージって、ほとんど持ってなかった。
良く考えれば台湾は位置的には石垣島のお隣あたりだもの、海が美しくてもおかしくないよね。

一気にテンションが上がった頃に、花蓮に到着です。

他の電車も撮ってみる。

駅のホームの売店も撮ってみる。

花蓮には、少数民族のアミ族が住んでいて、駅の装飾もその特色を生かしてあります。

海に近いこの街ですが、こんなにそばに急峻な山脈がずらっと連なっています。

雨がすごく多いのも、この地形で納得。
台風の通り道で、海沿いにこの山、降らないわけがないわ。

いつもの子供の乗り物シリーズ。

今夜のお宿のゲストハウスに荷物置きに行ったけど、誰もいなかった・・・。
そうだ、到着時間夕方って言っちゃってたんだった・・・。
家族経営だもの、出かけちゃうわな〜。


とりあえず重いもの持って歩くのは嫌なんで、門柱にぶら下げて置き去りにして、ゲストハウスのオーナーが帰ってきて見つけてくれることを祈り、さっそく花蓮散策を開始！！

近くの人どおりについて行ってみたら、市場があったよ。

スーパーも覗いてみた。

台湾のドリンクはなかなかオシャレ。

これは抹茶ラテ。

さっそく、あんなに綺麗だった海のほうへ来てみたよ。

シーサイドのホテルに、見晴のいいカフェは無いかと入ってみた。

・・・・・・・・が、無かった・・・・・・・・・・。

海沿いの道。

こりゃ南国そのものだよ！！

七星潭ビーチに来たよ。

ぬおーーーー！
きれいだよぉぉぉぉぉ！！
どこまでも広がるマリンブルー♪


ヤシの実屋さんが、ぽつりと一軒。

人影は全くない。
人っ子一人いない。

台湾の人達は、こんなクオリティの海が当たり前で、泳ぐ気にも見に来る気にもならないってか？？？


もったいない。

ダッパーーーーーーーン！

おーーーーーーー、ほんとに美しい海や〜♪

最高。
台湾の海、最高。

海沿いには、夜市が。

そろそろ夕暮れ。

今日はここでご飯を食べるよ！！

うーーーん、何にしよう・・・。

楽しく遊ぶファミリー。

クレーンゲームのコーナー。

やっぱ海沿いの夜市では、シーフードを食べねばなるまい。


ここにしよう。
何を食べようかな〜、と隅から隅までじっくり品定めをしたが、２つだけ何だか分からないものがある・・・。

食のチャレンジャーとしては、見たことないものは試したくなる。

なんだこれ？？？


しげしげ、しげしげと観察した結果、これはテロンと仰向けになってるカエルの腹だと気づき、カエルは食べたことがあるので今回はパス。

でもこれは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
なにーーーーー！！！(T_T)
この縞々の黒いにゅるっとした生き物、何ーーーーーーーー？？？(T_T)
なんだかさっぱり分からないけど、グロい！！！グロすぎる！！！
食べ物なの？？？
食べられるの？？？


でも、食べたことの無いものに動く触手。
お姉さん、これください・・・・・・・・・・・。

ぬうぉーーーーーー。
切り刻まれて更にグロさ増し増し。

ナマコ・・・とはちょっと違う・・・。
片側が触覚っぽい形状になっているから。
アメフラシ？
またはウミウシのデッカイの・・・？

元ダイバーのワタクシ的にはそう見える。

お兄さんが鋭意調理中。

一人ドチドチしながら、出来上がりを待つ。

来てしまった・・・・。
正体不明のこの生き物・・・。

一口目は勇気がそうとう要ったわぁ。


パクチーみたいな青菜と炒められたコヤツ・・・、テクスチャーは分厚いクラゲ的なムニムニ感。

噛みしめてみるとシャキシャキとした歯ごたえ・・・。
でもクラゲのようなコリコリ感は無い。


なんの癖も味も無い。
思ったよりも普通だけど、「オイシイ！」って思うものでもなかった。

ちゃんと、アツアツ山盛りの牡蠣フライとか、ちょっとスパイシーな巻貝の炒め物とか、普通の物も食べました！

あーーー、それにしても怖かった。

お宿に帰ったら、「荷物だけを置いて消えた。どこへ行ってまったんだろう・・・」ととても心配してくれていたようだった(^_^;)
ちゃんと説明して、夜に戻るよとメモ書いておいたんだけど・・・。

オーナー、ゴメンナサイ。
ご心配かけました。


んーーーー、可愛い。
この部屋に泊まりたいと部屋を指定しておいたんだよねぇ〜♪

天蓋付きのロマンティックベッド。
大好き♪

このお宿に泊まりたかったのよ〜。

こっちのピンクのお部屋と、どっちにしようかむっちゃ悩んだわぁ。

お部屋のインテリアは一つ一つ違って、全部オーナーが自分の趣味で揃えたご自慢のお部屋だった。

翌日は中心街へ。

駅と中心街はだいぶ離れてるよ。

昔鉄道が走っていたのか、レールの跡が残る道がショッピングストリートになっていた。

若い子向けのファッションなんかのお店が並んでいる。

こっちは市場とつながったこれまたファッションストリート。

とにかく服がとっても安いよ！

お野菜も新鮮。

暑いんで、タピオカドリンク飲もう。

タピオカドリンクは台湾が発祥だよね。

台湾のタピオカはモッチモチで超美味しい♪
甘さも氷の量も微調整してワタクシ好みにしてもらえる。

ビーチサンダルが大充実！

有名らしい小吃のお店。

知らんでちょこっと買ってみたらものすっごく美味しかった！！
今まで食べた肉まんの中で一番旨い！！！！！
最高。
皮まで旨い。

丘の上のほうにはこんないい雰囲気のカフェが。

綺麗なお花。

その並びにはこんな重厚な洋館も。

中は素敵な小物や家具など扱っている雑貨屋さんになっていました。

こちらは松園別館。

元は日本軍が作った軍事施設だったらしい。

そんなことは感じさせないエレガントさ。

カフェも併設されています。

遥か先の眼下には、綺麗な花蓮湾が広がります。

ここのお土産屋さんは、なぜかミュシャのグッズが大充実。
関連性は不明。

ミュシャの国、チェコに行った時も、こんなに可愛いくて手ごろで使いやすいミュシャグッズのあるとこ見かけなかったような・・・。


ミュシャの絵が大好きなので、ビニールパウチやら、ペンケースやら、ポストカードやら、いろいろ買い込んできました。

ランタナ。

街角のゲーセン。

南国と言えば・・・、のブーゲンビリアが咲き乱れています。

夜になった旧線路沿いの屋台街。

ちょっとお買物して帰りました。

お宿のテレビを見れば、あの大震災から半年以上経った今でも、岩手や宮城なんかの被災地の復興の様子や、被災者の皆様の生の声を、時間をかけて現地からリポートしてくれている台湾のテレビ局の皆様が有難かった。

鉄道はどこからどこまでが修復完了とか、誰がどんなふうに困っているとか、日本のテレビより詳しいかも。


台湾の皆さん、ほんとご心配有難う。
２００億を超える莫大な義捐金も、本当に本当に有難う。
心から感謝しております。