2011/09/29 - 2011/09/29
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ベイグラントさん
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今回の台湾旅のメインイベントの一つと考えていた、太魯閣渓谷。
想像以上にすごい所でした。
見上げていると首が痛くなるほどの断崖絶壁!
そこに手掘りされたというトンネルの凄さ!
その規模大きさに、谷底を流れる川の水の清らかさに、本当に感動しました。
行ってよかった~♪
途中グロ画像有りなので、そういうの苦手な人ご注意ください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- デルタ航空
-
本当は花蓮からローカルバスで行って一人で周ろうと思っていたのですが、たまたま同じゲストハウスに泊まっていたシンガポールボーイズがツアーを申し込んでいるというので、そのバンに便乗させてもらうことにしました。
結果的にそれが大正解。
バス便は一日数便しかないうえに、太魯閣はすーごく広いエリアなので、ローカルバスで行って徒歩で巡るのではそのほんの一部しか楽しめなかったと思います。
まずは花蓮のビーチへ。 -
ああ、いい!
台湾の海はめっちゃクリアです。
すごい綺麗なグラデーション。
こんな綺麗なのに、ほんと人が全然いなくてひっそりしてるの。
不思議。 -
こんなところでヤシの実売ってて、商売になるのか?と少々心配に・・・。
-
太魯閣はこの花蓮から車で30分強くらいかな?
いよいよ出発です。 -
山並みが近づいてきた。
あの奥が太魯閣渓谷なんだわ。
台湾というのは多民族国家で、今でも14の原住民族のグループが住んでいるエリアが各地に点在しています。
ガイドさんがそのうちいくつかの民族の写真を見せてくれました。
*******注意!!******
このあと2枚グロ画像なのでそういうの弱い人は飛ばしてください。
いちおう軽くモザイク入れましたが・・・。 -
これは、そのうち首狩り族の写真。
・・・・・・ええ、ええ、持っていらっしゃいますとも、生首を。
いきなり!!!
なに?その情報!!!
そんな人たちが居たの?????
こええぇーーーーーーーーーーーーー! -
狩り獲った敵の生首の頭をぱっくり開けて、そこにお酒を入れ、一緒に飲んで喜ぶ勝利のお酒(英雄酒)を飲んでいるシーンらしいです。
うーーーーーむ、ワイルドここに極まれり・・・。
こういう人たちがいたエリアなのね・・・。
ゴクリ。 -
民族によっては、女性が顔に入れ墨をしていたそうです。
入れ墨は"家事の○○ができるとここ"とか、それぞれ入れる場所が決まっていたそうです。
すごいねー。
知らなかった。
台湾にそんなに少数民族が居るなんて。 -
いよいよ遊歩道の入り口に到着!
こっから散策スタートです。 -
いーきーなーりー野性的な光景ーーー。
-
岩場を削って作ったこんな遊歩道が、延々続いています。
-
てくてく。
-
横を流れている川の綺麗なことと言ったら!!!
-
こんな綺麗な川見たことない!
-
晴れてなかったら絶対に出ない色だよね。
-
うっとり。
-
よくこんなに削ったものだ・・・。
ちなみに太魯閣の山は全て大理石です! -
珍しく開けている岩場も。
水遊びを楽しむファミリー。 -
森の中の小高いところになんかいくつかテントっぽいものが・・・・・。
周囲には、「ここより上は原住民族のテリトリーなので入るな」との警告が・・・。
あんな写真見た後じゃ、絶対入りませんわ。
今は違うんだろうけど。
この民族じゃないかもしれんけど。 -
だーーーーいぶ長いこと奥まで歩いてきたところで、いきなりこんな売店出て来たよ!
これ、現地の皆様なんだろうなぁ。
民芸品とか、飲み物とか売ってた。 -
岩が白くて綺麗。
これが全部大理石なのか〜。 -
他のポイントも見たいので、ドライバーさんの待つ橋まで引き返して、更に車で奥地へ。
-
途中の関所みたいなところで、入山のためのヘルメットをゲットします。
これ必須。
しょっちゅう落石事故があるからです。 -
いよいよこのトンネルから、徒歩で九曲洞めぐりです。
なにこの断崖。
観光バスがちいさーく見えるわ。 -
おおすごい。
昔、道具もろくに無いのに、この岩山を人力で掘ったんだって・・・・・。
大プロジェクトだな。 -
いやいやいやーーー!
すっごい!!!
垂直の壁や!!!!
ド迫力や!!!!!!!!!
こりゃ落石が日常茶飯事って、分かるわ〜〜〜。 -
いくつものトンネルが現れる。
-
崖の下に流れる川を見下ろしてみる。
どれだけの年月をかけて、この強固な岩山を削っていったんだろう・・・。
想像するだけで気が遠くなりそう。 -
雄大だなぁ。
-
岩に入ってるラインがくっきり。
-
落石注意!!って。
はいはい、めっちゃ頭上に警戒してますよーーーー!
「パラパラパラと小規模の落石の音が聞こえたら、大崩壊の予兆かもしれんから急いで逃げろ」とも言われていたんで、音についても敏感に聞いとりますよ〜!!
ドキドキするわぁ。 -
崩れてこないでねぇ。
お願い。
シンガポールボーイズたちが、とにかくめちゃめちゃ感動しまくっていた。
シンガポールには山が無いんだって(笑)
山と呼ばれているものがあるにはあるらしいんだけど、標高たったの160mくらいしかないらしく、「山じゃないよ!ちょっとした丘だよ!」と言っていた。
岩がゴロゴロした山道を歩くだけでもすごく特別な大冒険気分らしい。
首が痛くなるほど高―い断崖絶壁を見上げる経験もなかなかできないらしい。
「君は日本では見慣れた光景かもしれないけどねー!」と興奮しまくりで可愛かった。 -
テクテク、テクテクとだいぶ歩いたところにレストハウス発見。
ここでお昼をたべることに。
ここ以外食事のできるところは見かけませんでした。
だから見逃すな。
ま、一本道だから見逃しようもないが・・・(^_^;) -
おランチセットはいくつかありました。
何食べたのかは忘れちゃった。
ポークの煮込みみたいのかな? -
またてくてくと歩き始めます。
あーーーーんなドピーカンだったのに・・・。
山の天気は変わりやすいね。
こんなに山脈が海近にある台湾の東海岸だもの、しょうがない。 -
また、トンネル、トンネル、トンネル、&断崖絶壁の遊歩道です。
いやはやこのスケール感といったら・・・・・・・・・・。 -
手掘りで掘った皆様、本当に偉い。
-
落石注意!!
はいー、分かってますー。 -
慈母橋まで来たわ。
-
あーーーー、だいぶ歩いたねぇ。
-
このへんは、ひときわ岩が真っ白!!
きれいーーーーー! -
川沿いばかりを歩いてきたから、今度は山中を通る遊歩道へ。
っておいおい、いきなり"毒蛇注意"、"毒蜂注意"ときた。
もーね、落石に毒蛇に毒蜂・・・。
注意するものが多過ぎる(笑) -
本日同行中のシンガポールボーイズの後ろ姿。
-
山の中をテクテクしていくと・・・。
-
こんな恐ろしい真っ暗な穴出てきた。
覗き込んだら漆黒の闇。
おそるおそる数歩踏み込んでみたが、上下左右も分からなくなるほど真っ暗。
出口がどこにあるのかも、どれくらい歩いたら出られるのかも一切不明・・・・・・・・・・・・。
怖過ぎる。
でも迂回ルートも無いんで、ここを通らなければ先には進めない・・・
こーんな日に限って、この2週間の一人旅のうちたった一日だけ、同伴者の居てくれる喜び!!!
自分だけじゃ絶対に入れなかった!!
ボーイズ!!頼りになるわぁ!!! -
先に入ってもらって、ぴったり密着してついて行った。
意外と長くて、足元もガタガタで、なかなか出口が見えてこなくて、本当−−−−に怖かった・・・。
ようやく出口の明かりが見えて、感動の中撮った一枚は思いきり手ブレながらもなんかこの雰囲気好き♪
ボーイズ、居てくれてサンキュー!サンキューな!
助かった〜。 -
暗黒の穴を抜けて、さらにテクテク。
おー!台湾のホースシューベンドやー。 -
けっこう上まで登ってきたんだなぁ。
-
あらやだ・・・・・・・・。
これ、明らかに落石によって破壊されているわよね・・・。 -
あらやだ!!
あーた達、明らかに柵が出来てから落ちていらしたみなさんでしょう??
長居は無用だわ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 -
ドライバーさんとの待ち合わせの駐車場まで無事辿り着けてホッと一安心。
あら、周囲の木が赤くてとても素敵♪ -
なにこれ?
なんていう木?
可愛いね。 -
始めはこんなちっこいんだね。
-
はーーー、そろそろ夕方。
とにかく満喫しましたわ〜、太魯閣。
ここの名物、竹筒ごはんにチャレンジしようということになり、一路天祥へ。 -
今までの山奥の風景から一変して、若干のビルがある天祥。
-
この街の売店で竹筒ごはんを売ってます。
-
こんなの。
細めの竹にもち米を詰めて蒸したもので、食べる前に地面にガチンゴチンと思い切り振りおろして叩き割らないといけない。
まずはお店のおばさんがデモンストレーションをしてくれた。
思いきって振りかぶって、地面にゴツッ!ゴツッ!とぶち当てると・・・ -
パキッと割れてご飯が現れた。
シンガポールボーイズもそれぞれ試すが、勢いが足りなくて全然割れずにおばちゃんに笑われる。 -
中に入って3人で実食。
・・・・・・・・・・・・・何の味も付いてない、ただのモチモチしたご飯の塊だよ!!!
なーーーーーんだ・・・。
おかずと一緒に食べるものなんだな、きっと。 -
このあと電車で九フンまで行かねばならんから帰路についたはいいが・・・・・なに???この山奥らしからぬ大渋滞・・・・・・。
いくら待っても車が動き出す気配が無いんで、みんな降りてきて様子をうかがっている。
どうやらこの先で落石があったらしく、なにやら作業中らしい。
30分以上待たされた・・・。 -
すっかり暗くなってきてしまったが、ラストにやはり長春祠を参っておくことに。
-
この東西横貫公路の工事中に殉職した212名の霊が祀られている。
-
たいへんな工事でしたね・・・・。
お蔭でこんなに立派な道が出来ましたよ。 -
ありがとうございました。
-
シンガポールボーイズが滝を見て「これ、全部ミネラルウォーターなんだよね!?」と興奮しているから、「すっごい美味しいはずだよ、飲んでみなよ」って言ったけど恥ずかしがって飲まなかった。
そこでふと気づいて、「ん??山が無いって・・・・。あーた達、お水はどうやって確保しているの?」って聞いたら、「国がマレーシアとかから買ってるんだよ!」って言ってた。
はーーーーー?????
自分の国に水が無い??????
国がまるごと、水を他国から購入しなきゃならないなんて・・・・・・。
そんなシチュエーション、日本に住んでたらちょっと考えつかなかったわ。
あーーー、違う国の人と話すのはたのしいねぇ。 -
これで一通り、太魯閣のハイライトをおさえることが出来たかな。
もーーーー、大充実。
すっごく楽しかった!!
台湾にこんなにワイルドなエリアがあるなんて知らなかったわぁ。
大自然の脅威を肌でヒシヒシと感じたわぁ。
「人間なんて、ちっぽけなもんだなぁ・・・」と改めて実感した太魯閣の旅でした。 -
ここからは後日談。
ワタクシが行った数日後に大崩落が起こって、あのトンネルがガッツリ埋まってしまってますがな!!!(驚) -
おいおいおーーーーい!!!
「落石注意〜」どころじゃないぞ!!!!!!!
ものすごい規模で崩れてますがな!!!
こんなん起こったら、あんな借り物ヘルメットがいったい何の役に立つのか・・・・・。
いやーーーーーー、巻き込まれないでよかったわぁ!!!!(涙)
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2011 台湾 / 太魯閣 花連 台中 九分 台北の旅
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