2009/11/17 - 2009/11/23
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Vol.1からの続きで、4〜5日目の旅行記です。
●3日目
コッツウォルズを巡る
バイブリー→ボートンオンザウォーター→ストウ・オン・ザ・ウォルド
の順で周る。
ホテルはストウ・オン・ザ・ウォルドの 『The Royalist Hotel 』
●4日目
午前中はチッピングカムデンとブレナム宮殿
午後はVol.3のロンドンに続きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
●3日目続き●
コッツウォルズの初めはバイブリー。
10時半にホテルをチェックアウトして約1時間で到着
バイブリーはガイドブックや日帰りツアーなど見るとコッツウォルズの代表格、といった感じなのに、今日の村はまばらに人が数人歩いているだけ。
オンシーズンは観光バスがたくさん横付するほど、らしい。
迷わずにここまで来られたけど、バイブリー村と気づかずに1回通り過ぎてしまった。
この村の目印はスワンホテル(写真右奥) -
広場に車を止めて川沿いをお散歩。
小さな小川が流れていて、のんびり〜。
花壇もあちこちにあり、きっと春は花々が咲き乱れて綺麗だろうなぁ。
スワンホテルの前には鱒の養殖場があって、レストランが併設されていて食べることも出来る。
ここでお昼ごはんでもいいかなと考えてたけど、まださっき食べたイングリッシュブレックファーストが全く消化されてされておらず断念。
思ったよりもすぐに着いちゃったしね。 -
バイブリーから見えるアーリントウロウの家々。
遠くから見ても絵になる風景だが、数あるガイドブックやパンフレットを見るともっとここの家に近寄った写真ばかりだ。
むしろバイブリーといったらこの家の近影。
いかにもコッツウォルズと言った感じ。
でも観光地とはいえ実際にみなさんが住んでいるお家で、住宅地に入り込んで写真を撮るのはどんなものかな、と思ったしどうやって行っていいかもわからなかったし。
と言うわけで私たちは近くまでは行ってない。
花の季節にいつかまた訪れる機会があったら、もう少しだけ近寄ってみたいな。 -
お家の入り口でしょうか。
-
スワンホテル
-
今日こそは明るいうちにホテルに到着したいので、バイブリーを後にして次はボートンオンザウォーターへ。
ネットで事前に検索していった道路は、どういう訳か車がギリギリにしか通れない経路を一部選んでいてちょっと焦ったぞ。
初めは普通のアスファルトの道路だったのに、どんどん道は狭くなり絶対にすれ違えないほどの道幅に。
きっと農家の方々が自分の畑や牧場に行くための道。
明るい時間だから通れたけど、夜ならば畑に落ちていたんじゃないかな。
おお、怖っ。
まあそのお陰でかなりのショートカットできたみたい。 -
で、到着したのがボートンオンザウォーター
ここは大きな川が真ん中を流れている、村と言うよりやや大きい町。
大きな駐車場があって旅行者も安心して停められる。(確か有料)
駐車場からこの小道を通って行くと町の中心部に出られる。
ところでコッツウォルズは蜂蜜色の家が並ぶ地域で有名。
何が蜂蜜色かというと石の色。
この地方で取れる家の外壁を作っている石が、蜂蜜色。
写真で見ていただけのときはそんなに蜂蜜色とは思わなかったけど、実際見たらおいしそうな薄黄色でした。 -
こんな感じの蜂蜜色
-
バイブリーは予想に反して人がいなくて寂しい感じだったけど、ボートンオンザウォーターは観光客だけじゃない活気があって街歩きしやすい。
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活気がある、と書いた割には人影が見えませんね^^;
ここ、中心部 -
ここは何だったのかなあ。
こんな感じの家々がお店だったり、個人の家だったりで並んでいて家好きにはたまらない空間。
蜂蜜色の石が時間をかけて色々な色に変化して、なじんで行っているのがよくわかる。 -
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おそらく古い家なんだろうが、大切に使われているんだろうな。
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お屋敷だ。
看板あるのでここも今はホテルかな。 -
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ボートンオンザウォーターにはミニチュアハウスの観光スポットがあり、せっかくなので行ってみることに。
この町を忠実に1/9にサイズに作ってありおもしろい。
川には水が流れ、教会からは音楽が聞こえ、区画も本物の街と全く同じで精巧な作りには驚きだ。
このミニチュアも同じ石で作ってるので、ミニチュアといえども本物のような存在感になっている。
実際の街を歩いてから行ったので、同じだ〜と感動した。
想像以上に広く、建物も大きく、かなり楽しめた。
←これはミニチュアハウス
比較物がないので分かりにくいね。 -
せっかくなので実際の街と同じアングルで写真を撮れば良かったな。
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ミニチュア
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これはミニチュアハウスの中にあるミニチュア。
下のほうにある水色部分は、さらにその中にあるミニチュア。
この街を忠実に再現しているので、どんどん小さくなっている、という訳なんです。 -
ここからはミニチュアじゃありませんよ。
川沿いをお散歩。
この辺りは売りに出ている家も結構あった。
こんなところに住めるなんて、いいな〜。 -
こちらの細道の両脇はお店屋さん。
洋服や香水などを売ってる。
特に買うものはなかったけど、ぷらぷらするのは楽しい。 -
時刻は13時半
さんざん歩き回ったけど朝食が強烈に胃に残っていて全然お腹はすかず、お昼ご飯はパスすることにした。
恐るべしイングレッシュ・ブレックファスト。
その代わりクリームティーをいただとしよう。
川沿いのこのかわいい外観のお店に入る。 -
内装もかわいい。
レストランなので私たち以外はみんなボリュームたっぷりのランチを食べている。
クリームティーだけでもいいよ、と言ってくれたし結構カジュアルな感じのお店でよかった。
それに店員さんもかっこよかった。 -
クリームティーは紅茶とスコーンのセット。
スコーンにはクロテットクリームと言う、甘くない生クリームを濃くしたようなクリームとジャムが付いてくる。
(写真では見にくいけど、籠に入っている左奥がクロテットクリーム)
クロテットクリームは初体験、たっぷり付けていただきまーす。
おいしい〜。
日本にもって帰りたいよ。
紅茶についてくる牛乳も味が濃い、牛乳くささが好き。
外はだいぶ寒かったし、紅茶で暖まって疲れた足も休めて、幸せな時間。 -
日が短いこの季節はお昼もすぎるとなんだか夕方の様相。
先を急ぐ。
昨日のようにホテルが見つからない事態は避けたいので、今日の宿泊地ストウ・オン・ザ・ウォルドへ向け出発。
ストウまでの道のりは標識が少なくやっぱり迷いながらも明るいうちに到着。
よかった〜。
←今日のホテル
The Royalist Hotel
ここは947年創業の英国最古のホテル、としてギネスブックに記載されているそう。
向かって左側がホテルで、右側の白壁はパブ。
中でつながっている。
私たちの部屋は2階のちょうど凸に飛び出ている所。
部屋に辿り着くまでは木の大きな扉を開けたり、ちょっと複雑な作りで迷路のようで楽しい〜。 -
大きな木の扉。
部屋に行くにはここも開けて行く。 -
お部屋はとっても狭いけどかわいい作り。
天井低くて、頭上注意。
こちらは直接メールで予約した。
部屋は狭いけどいい?と何度も確認のメールが来て対応もとても丁寧。 -
ホテルに無事チェックインしたので、町歩きへ。
ここはアンティークショップや雑貨が並ぶ町でウインドーショッピングが楽しい。
でもアンティークは家具類が多く残念、小物ならば買ってみたかったかも。
写真は街の中心にある教会。
最後のコッツウォルズの街だったのに、お店は充実しているけどボートンほど絵になるお家はなくてちょっと残念。 -
夕食はホテルの隣のパブへ。
ホテルにはレストランもあるが、このパブもホテルと中でつながっている。
一度はパブに行ってみたかったので、レストランではなくこちらへ。
ホテルに併設だと夜道の心配などなくありがたい。
外は真っ暗だけど時間が早かったのか、お客は私たち以外は老人3人組。
彼らはポテチを肴にぐいぐい飲んでる。
ここの店員はホテルのレセプションのお姉さんが兼務。
そんなわけでお姉さんはお店には常駐しておらず、写真を撮るために店内をうろうろしてたら店員に間違えられ、彼らにビールの注文をされてしまった。
「やってみるね」と言ってビールを注ぐまねをしたら老人たちにウケてた、こういう交流も楽しいパブ。 -
壁や天井など写真でみるとだいぶ歪んでいるようだが。
-
パブではお酒だけでなくご飯も食べられる。
前菜はヤギのチーズタルト
チーズは焼いてあって、バルサミコ酢でさっぱり味。
ヤギのチーズは野菜とよくあうし、すごく好きな味でおいしかった〜。
タルトにチーズっていいねえ。 -
メインはフィッシュアンドチップス
初めに写真を撮るのを忘れて、食べ残しの写真しか残ってない。
魚はわらじのような大きさで巨大すぎて食べきれず。
(写真は半分ほど食べたところ)
お昼ご飯を食べてなかったから、結構お腹がすいていたのだどなあ。
前菜もフィッシュも2人で1つでちょうど良かったと思われる。
今日はデザートまでは手が伸びなかったよ。
本日は昨夜の迷子の悪夢がまだ鮮明なこともあって、運転はは明るいうちだけにしたのでたくさんは巡れなかったけど、写真で見る以上にかわいい村々を堪能できてよかった。
春の花の季節にまたいつかコッツウォルズは訪れたいな〜。 -
●4日目●
朝食はホテルのレストランで。
レストランの名前は947AD。
創業年が名前になってる、なかなかいい雰囲気。 -
今日も朝食はいくつかのメニューの中から選べる。
左側は、Buffetメニュー
こちらもたくさんある。 -
昨日食べ切れなかった反省もあり、フルイングリッシュブレックファストは諦めて、スモークサーモンとスクランブルエッグというのを注文。
下から2番目
友達はむしろ昨日の感動が忘れられず今日もフルイングリッシュ・ブレックファストを頼んでいた。 -
トースト立て。
昨日の朝食にも出てきてて、トースト立て以外に用途はないと思われるが、なんだか気になる存在。
ウエイターは真ん中の丸い部分に指を引っかけて持ってきてくれる。 -
スモークサーモンとスクランブルエッグ。
レモンを絞っていただく。
さっぱりしていておいしい。
見た目はかなりのシンプルだけど、朝食はこれくらいの量でいいかも。
そのほかにヨーグルトやフルーツ、クロワッサンも食べているので、決して少ないということはない・・・。
クロワッサンは今まで食べたクロワッサンの中で一番おいしかった!
今日も朝から優雅で満足した食事でした。 -
ホテルをチェックアウトしてロンドン方向に向け出発。
今日でレンタカーともお別れなので最後のドライブだ。
ブレナム宮殿とクライストチャーチ観光の予定。
だったのだけど、昨夜「コッツウォルズらしい、茅葺屋根の家見てないよね」と言うことに気づき予定変更、クライストチャーチを諦めることになった。
クライストチャーチはオックスフォードのカレッジでハリーポッターのロケ地にも使われた所。
綺麗なステンドグラスなども見所らしく行きたい気持ちは山々だけど、地図をよく見ると結構な街中だ。
ごちゃごちゃしたところの運転は避けたいので急遽却下。
そしてクライストチャーチの代わりに行くことにしたのがチッピングカムデン。
意外にも1時間もかからずに到着。
ここは羊毛産業の商人たちで栄えた街とのことで、今でもこのマーケットホールが残っている。 -
-
ここは道が狭く、車の数が多いので運転に気を使った。
お店の数も多そうだけど、まだ9時過ぎでどこも開いてなかった。 -
私たちの目的はこちらの茅葺屋根のお家。
チッピングカムデンに入ったらすぐに見つかった。
(街の中心部では見当たらなかった) -
駐車場は見当たらず住宅地の袋小路に車を止め、駐車違反を恐れて友達と交代で写真を撮りに行く。
(小心者なので念のため)
ガイドブックには載っていたものの、どう見ても観光地と言うよりの実際に住んでいる方の民家。
見学者は私たち以外はおらず悪いなーと言う気持ちもあってパッと写真だけ撮って終了。 -
庭も綺麗に刈り込んであって、茅葺屋根じゃなくてもついつい覗きたくなるようなとてもステキはお家だ。
なんとなく心残りだったわらぶき屋根の家を見られたので、満足〜 -
-
イチオシ
こちらは茅葺ではないけど、お庭も立派ですばらしい。
天気はいまいちだけど気に入っている1枚だ。
住人の皆様ありがとうございました、と心の中で告げて次の目的地ブレナム宮殿へ。 -
運転も最後になって慣れてきて、というよりスピードに慣れてぴったり予定時刻10時20分にに宮殿に到着。
10時半からの開館のはずなのに、駐車場にはたっくさんの車が。
交通整理も出ている。
なんで〜、と思ったらクリスマスのデコレーションの販売をしているらしい。
私たちは行かなかったけど大変なにぎわいだ。 -
ブレナム宮殿内の庭。
驚くほど広く、とても1日じゃ周りきれない。 -
立派な門。
奥に見える白いテントがクリスマス市 -
ブレナム宮殿はウィンストン・チャーチル首相の生まれた宮殿で世界遺産でもあり、今でも個人の所有。
ガイドブックではあまり大きな取扱されてなかったけど、ここはすばらしかった。 -
外観も中もすばらしい。
-
ぷらぷら歩いていたら今回の旅初めての青空〜
-
宮殿のメインの扉に入ると右から見るか左から見るか聞かれる。
右は自由に見られて、左は音声ツアーと説明受けたが何のことだかよくわからず前の人が右から行ったので右の自由見学のコーナーへ。
ここから先は撮影禁止(残念)
豪華な部屋がいくつもあって、天井も高く宮殿というにふさわしい建物。
ダイニングはクリスマス仕様にデコレーションされていて、見ていて飽きない。
暖炉も実際に火が入っていて雰囲気あるわ。
一番好きだったのは本が壁一面においてある部屋、圧巻です。
すごいねすごいね、と感動しているうちに外に出てしまった。
左側に行くにはもう一度メインの扉に戻るらしい。
戻って左側を見学。
と思ったら時計の下でしばらく待たされる。そういえばviceツアーって言ってたな。
時間が来て小部屋に入ると人形の劇と音声による宮殿の歴史ツアーが始まった。
人形が出てくるとは思わなかったから、ちょっとびっくり。
侍女のお化けによるツアーってことらしい。
voiceツアーってこういうことだったのか。
一通り話が終わると次の部屋へのドアが(たぶん)自動で開く。
そしてまた物語が始まり、終わると次の部屋へと続く。
まるで遊園地のアトラクションみたい。
説明の音声は英語しかないけど、日本語のプリントがあるのでそれを見ると大体のあらすじが分かるし人形の動きが面白いのでかなり楽しめる。
左側のツアーは意外に時間がかかり、慌てて庭園見学へ。 -
庭園からの宮殿
噴水や綺麗に刈り込まれた植木がすっきりとした美しさの庭園。 -
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幾何学模様の庭も好きだな。
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なにもない芝生も広がっている。
私たちは行かなかったが、奥のほうまで行けるウォーキングコースもパンフレットに載っている。 -
宮殿の裏側
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イタリアンガーデン
ここは中には入れないし、のぞくのもやっと。
とても綺麗なのに残念。 -
同じくイタリアンガーデン側から
どんな角度からみても、立派で美しく大きな宮殿だ。 -
かれこれ2時間もここで遊んでいる。
ここは建物以外にも見学場所はいっぱいある。
その中の一つ迷路が面白そうなので行ってみた。 -
こちらが迷路
地図では簡単そうに見えるが -
実際に中に入ってみると木が身長よりもずいぶん高く、周りが全く見えないためかなり難しそう。
簡単には出てこられない気がして、時間のない私たちはちょっとだけ入ってやめた。
楽しそうなのに残念。 -
-
迷路の隣には隣には巨大なチェスが。
ハリーポッターを思い出した、あーもっと大きかったか。
他にも楽しげな玩具がたくさん。
ここは子供と来たらすごく楽しめそう。 -
宮殿からこの迷路まではかわいい電車も走っている。
レンタカーによる観光はこれで最後。
空港のAVISに返却するためロンドンに向かった。
宮殿で遊びすぎたので時間を取り戻すために、高速道路では私なりにスピード出してみた。
友達は恐怖におののいていた様子、ごめんよ。
それでもほとんどの車に追い抜かれてた。
最後の給油場所を探すのに戸惑ったがだいたい予定通りに返却。
緊張と楽しいドライブは無事に終了、事故もなくよかったよかった。
このあとはVol.3のロンドン観光に続きます。
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