今度こそキリシタンを求めて！～生月島

2011/11/21 - 2011/11/24

キリシタンを求めて平戸にはるばるやってきましたが、美味しいものや温泉に目がくらんで、ぜんぜんキリシタンに触れない旅になってしまった平戸…。

３月に平戸旅行を計画していた時、平戸の隣の生月島（カクレキリシタンの里としても有名な島です）にすごく行きたかったけれど、交通手段があまりないとのことであきらめておりました。車乗れないし…。
しかし、今回改めて調べてみると、平戸から半日の観光バスが出ていることが分かりました。
（３月にはなかったんですよ～）
なんとラッキー！

それも料金たった１０００円！
観光協会が儲け抜きで観光客誘致のために出しているバスなんでしょう。
ありがたいことです。

平戸に着いたその足で観光案内所に向かい、さっそく翌日のバスを予約。

観光バスは平戸交流広場を朝９時出発。
生月島まで約３０分ほどでしょうか。
まずは生月町博物館・島の館へ。
ここでは博物館の方が説明しながら案内してくださいます。
びっくりしたのは入館料もバスの料金に入っていたこと。
通常５００円するみたいです。
なんか申し訳ない感じ…。

その後は大バエ灯台。ガスパル様。塩俵の断崖などで下車観光。
ボランティアガイドのおば様が一生懸命案内してくださいました。
１２時前後に平戸着。

それにしても半日ではホントに時間短い…。
博物館もたった滞在３０分とのことで、かなり見足りない感じでした。
いつか絶対自力で行こうと決意した生月島観光でした。

エリア 平戸・生月島(長崎)

今日のツアー参加者は３名。
マイクロバスに乗りいざ出発

生月大橋を渡って行きます

生月町博物館に到着！

今日も快晴！海がきれいです♪

生月島はカクレキリシタンだけではなく捕鯨で栄えた島としても有名です

まずは捕鯨について見学

江戸時代、巨漢力士として名を馳せた『生月鯨太佐エ門』

錦絵だとこんな感じ
いやぁ、でかいですよ〜

わたくし、女子にしてはかなり手がでかいんですが、それでもこの通り。

鯨ゾーンが終わり、次はいよいよ「カクレキリシタン」ゾーンへ。
その途中に農具などのゾーンを通ります。
脱穀機マニアの私はついつい写真を撮ってしまいます

カクレキリシタンについて展示されてるゾーン

踏み絵

いろいろなものが展示されてるのですが、とにかく案内されながらざっと見るだけなので…

一つ一つじっくり見られなくて本当に残念

魔鏡
写真では分かりませんが、光を当てると神様のお姿が拝めるというもの

納戸神という名称で呼ばれることも。
納戸に祭壇を設け、キリシタンの教えを長い間継承してきた

じっくり見られなかったのが残念で残念で…。
売店にて本を買いました。
でもよく考えたらこの後いろいろなところをまわって、もう一度この博物館の近くでガイドさんがバスを降りられたのだから、そこで一緒に降りてしまい、もう１度博物館を見るっていう手もあったなぁ。
１時間に一本くらいは平戸へバスが出てるらしいし。
後悔…

黒瀬の辻の生月殉教者慰霊碑
殉教者ガスパル様のお墓の横に建っています

ガスパル様のお墓

大バエ灯台
小さな灯台ですが、すごく眺めの良い場所です

ひゃあ！すごい断崖絶壁！！

きれいなエメラルドグリーンの海

塩俵の断崖

すごいですね…

この後またバスは平戸に戻ります。
先ほども書きましたが、１時間に一本くらいはバスが出てるらしいので、帰りは自分で帰っても良かったかな。
もう少しよく調べとけば良かった。
でも、すごく良いところだったので、ぜひまた来たいと思います。