かごんま（鹿児島）じゃっど　駅近辺と照国神社・谷山祭りとそば切り踊り・城山と西郷洞窟と篤姫像

2011/10/22 - 2011/10/24

観光ルートを廻るバスで見た見所を
幾つか歩いて廻る事にしました。

２２日は駅の周りを歩いて回り観光案内所で情報収集。
２３日は谷山祭りを見学。
２４日は城山から歩いて降りてみました。

表紙は城山の展望台に居た猫。
喉が渇くと強請って水を出してもらい飲みます。
猫スポットのようで数匹が餌を貰ってました。
が、幾ら可愛くともこれはいかんなぁ。

エリア 鹿児島市(鹿児島)

２２日

今迄に歩いていない所という事で
遠回りして線路を潜って駅の反対側に行きました。

途中で見つけたさつま揚げの店で
あげそこなったのが格安で売っており
後で買いに行って堪能しました。

天文館や宿のある鹿児島中央駅の出口は桜島口で
裏の方は博多・八代方面と地図ではなっています。

途中で懐かしい安宿の鹿児島支店？発見です。
あると聞いてはいたけれどこんな所に吃驚です。
今日も何か楽しそうです。

何と駅前広場に薩摩切子の塔が建っています。

確か高麗橋の薩摩切子の街灯が５００万。
凡人のいじましさで
だったらこれは幾らになるの？と鳥肌です。

駅構内の待合スペースでは屋久杉の古い切り株。
いかにも鹿児島という感じです。

構内を通り向けて桜島口に出てくると
駅前で生協が販促祭りやってました。

二三日置きに何やらイベントが多い駅前です。
無料で頂いたこれも白熊です。
他にソーセージとか色々試食。

街歩き中に見かけた神様。

天文館まで歩いて城山方向にアーケードを抜けると

鹿児島県立博物館
名前は大層ですが展示は県立というほどではありません。

こういう場所に行くと結構浸ってしまう性格で
時間たっぷりに見学しました。

お土産に桜島の灰です。
「そこらへんに幾らでもあるのでお恥かしいのですが…」
とはにかんだお嬢さんが初々しくて微笑ましかったです。

入場は無料ですが記帳が必要です。
県外の訪問者を歓迎して下って
３Ｄビデオの上映時にはわざわざ探しに来てくれました。
仕事柄とは言うものの鹿児島の方はご親切な方が多いです。

ちょっと珍しい鰻ですね。

県立というけれど物凄い収蔵品があるとか
特別な何かがあると言う事ではありませんが
鹿児島の成り立ち等易しく解説してあって
その後の観光や街歩きで何度も頷く部分がありました。

上の部屋から見た桜島。
丁度噴火した瞬間が見られました。

博物館は結構好きで長く入り浸る私共です。

古い建物ですが公開してないのが残念です。

鹿児島には勿体無い古いビルが幾つかあります。
現役で使用してるので無感動なのかも知れませんが
見応えがあるので本当に惜しいです。

写真の金髪の女子生徒は
私共が鹿児島で見かけた金髪の三人の内の二人です。
こういうのは本当に少ないですね。

照国神社です。
天文館の隣にこういう静かな所があるとほっとします。

天文館のドルフィンポート方面寄りにこれがありました。

やっと竜馬とお竜さんに会えました。

日本最初の新婚旅行と言われる竜馬のお竜の旅ですが
本当は入国が厳しかった薩摩に
入り込む口実だったんではないか？
と私は思ってます。

ビルの脇にヒッソリ

此処でもご贔屓のダンボに出会いました。
沖縄でも大宰府でもお世話になってます。

帰りにスーパーに寄って買い物もするのですが
遅くなると値引きになるのがいいですね。
自炊滞在ですので普段の買い物も観光になります。

２３日

今日は谷山祭りです。
今回の旅行で帰宅日がおはら祭り初日なので意気消沈していたら
ＪＲで数駅＆市電の終点谷山でお祭りがあると言う情報が。

あまり期待しないで行ってみたら結構面白い。

この線は指宿に行く道筋でかなり混んでました。
谷山で大勢降りると何があるのかと
伸び上がってみる人も居ました。
観光客らしいのできっと指宿行きの方々でしょうね。

最初は延々色々な学校の鼓笛隊が続きます。
道路にしゃがんで通り過ぎるのを待ちますが
これがうんざりするほど続きます。

地元の方にとっては知り合いとか卒業した学校とか
とても意義深い晴れの舞台なんでしょうね。

市電の終点付近ではたいこのパフォーマンスが。

此処が祭りの基点というか端っこで
此処から延々ＪＲ谷山駅を横目に見て
二キロか三キロの道路を踊り手が行進します。

小さいフリマも二箇所
ささやかな露店も出ています。

行列の基本は踊る事

１０分位の休憩を挟んで踊り倒します。

花は霧島煙草は国分〜
西郷隆盛おいらの兄貴〜

三曲位繰り返し繰り返し…
振りは単純でも凄いエネルギーです。

谷山名物
谷山漫才とソバ切り踊り

あ〜らおかさん・・・・
おまんさー・・・・・・

一言言う毎に廻りは爆笑です。
少し分りますが地元の方にとっては腹を抱えるほどです。

通りの行列すっぽかしてこっちを見たのですが
谷山の地元の方々が力を入れている伝承文化です。

この女性は素晴らしい芸達者で
素人とは思えませんでした。

お堅いイメージのある鹿児島ですが
九州は博多の俄といい谷山漫才といい
ずば抜けた笑いの文化があるようです。

食べ物屋が少なくて昼はこちらに入りました。
とんかつ美味しかったです。
豚肉が美味しいのです。

朝から賑やかだった通りも四時過ぎには人も疎らになり
少ない露天もドンドン店仕舞いをしてゆきます。

一日こちらで遊んで帰りは市電でなく
またもやＪＲで帰って来ました。

２４日

城山まで観光ルートを廻るバスで行き
それから歩いて降りてあちこち見て廻る事にしました。

何を見るかはこういう案内板参考にします。

シティービューというのがバスの名前です。

城山は結構坂がキツイ登りです。
バスで稼いで降りるほうが楽だと思ったのですが
バス停から展望台までは少し登りがあります。

この展望台からは山中にトレッキングルートがあります。

衛生的に良くないのは分かるんですが
見てる分にはひたすら可愛いですね。

どうやら水を飲むのもありますが
水遊びしてるんじゃないでしょうか。

いつまでも止めないのです。

西郷洞窟です。

幾つかある洞窟の中で写真右側がそれです。

車道を下ってくると沢山のお地蔵様です。

屋久杉の民芸品店

さらに下って来るとこの案内板の観光スポットです。

この少し前に鉄道のトンネルが二本並んだ場所があり
一つの入り口に「敬天愛人」の額がありました。

黎明館
本日は休みなので周りを一回り

篤姫さんのお陰で観光客がどっと増えたと言う事です。

田の神さんが幾つも並んでいました。
殆どレプリカです。

この時期鹿児島は稲刈りの季節で
刈入の済んだ田んぼに稲穂が干してある風景を堪能しました。

武家の家も今日は閉ってます。

敷地を降りてくるとこれが城壁の址

物凄い弾の跡です。
日本でもこれ程の内戦があったんですね。

黎明館は鶴丸城址にあります。

帰り道にザビエル公園の脇を通った時
教会に入ってみました。

天から落ちる光は天国を再現するかのようです。

一日の〆にいいものを見る事が出来ました。