パドヴァ【１１】中世パドヴァが繁栄したころの中心部を走る（イタリアを夢見て【Ｂ２２】）

2011/09/25 - 2011/09/25

２０１１年９月２５日（日）


循環観光バスの二階席を楽しみながら、サンタントニオ聖堂から、エルベ広場にやって来た。

最初ゴツゴツと見苦しかった二階バスの手すりも、見慣れれば芸術的で、中世の景色に調和してくる。


エルベ広場に面して、アーチの柱列の美しさが目立つ、大きな建物「ラジョーネ宮」がある。

１３世紀、パドヴァが自由市として繁栄したころ、ここに政庁が建てられた。

現在の姿は、１４世紀火災に会ってから改築され、その後裁判所としても使われてきたものらしい。

二階には、長さ７８メートル、幅２７メートル、高さ２７メートルの、世界最大級のサロンがあり、部屋を囲むフレスコ画が美しいと聞く。


狭い路地を進むと、直ぐ隣にシニョーリ広場が現われる。

この辺りは、中世都市国家時代、繁栄するパドヴァの中心部だったようだ。

その時代の華やぎが、街角のどこかにゆっくり沈着している。


この記事に関連する写真を、
「ソフィーさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載しています。
お訪ね下さい。


（２０１１年１１月２０日　片瀬貴文）

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

パドヴァ
シニョーリ広場に面する
時計台

遊覧バス二階の
ゴツゴツした手すりも
見慣れれば中世の景色に
調和してくる

パドヴァ
シニョーリ広場の
時計台
時計の色調が素晴らしい

パドヴァ
シニョーリ広場の
時計台

パドヴァ
シニョーリ広場の
日曜のにぎわい

パドヴァ
フルッタ広場

パドヴァ
街角にテーブルを置き
夕方のひと時を楽しむ

パドヴァの城壁
この辺り
交通の要衝であるとともに
戦争も多かった

パドヴァは
運河の町でもある
その昔ヴェネチアに入るとき
ここから船に乗った

パドヴァ

パドヴァ
街並みに
こんな可愛い建物も
残っている

パドヴァ
それぞれの建物が
町の調和を意識しているように
見える

パドヴァの街角には
楽しいサプライズが点在する

パドヴァの
運河風景

パドヴァは
運河を巡る緑にも
恵まれている