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千葉の、土気にある美術館。<br />写実絵画が好きで集めているうちに、美術館まで建ててしまった、ホキさんという人。<br />ずっと気になってた、ホキ美術館に、やっと、行ってこられました。<br /><br />写実絵画も好きだけど、現代建築も好きな私としては、お気に入りの場所をまた、一つ、見ーつけた!というところです。<br /><br />http://www.hoki-museum.jp/

ずっと行ってみたかった!ホキ美術館

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2011/10/06 - 2011/10/06

1008位(同エリア1367件中)

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10

えすてる

えすてるさん

千葉の、土気にある美術館。
写実絵画が好きで集めているうちに、美術館まで建ててしまった、ホキさんという人。
ずっと気になってた、ホキ美術館に、やっと、行ってこられました。

写実絵画も好きだけど、現代建築も好きな私としては、お気に入りの場所をまた、一つ、見ーつけた!というところです。

http://www.hoki-museum.jp/

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩

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  • 行こう!と決めて調べてみると、案外近い。<br />千葉駅で外房線に乗り換えて、5つ目の土気駅から、徒歩かバス。<br />駅に着けば、有名な美術館だからわかるはず、と思って行ったが、駅にも、駅前のロータリーにも、何も掲示がない。<br /><br />仕方がないので、駅前の交番で聞いたら、「オリジナルマップ」をくれて、親切に教えてくれて、雨が降りそうだったので、お天気の心配までして送り出してくれた。ありがとうございました。<br /><br />こんな新興住宅地を歩いて、20分ほどで着いた!

    行こう!と決めて調べてみると、案外近い。
    千葉駅で外房線に乗り換えて、5つ目の土気駅から、徒歩かバス。
    駅に着けば、有名な美術館だからわかるはず、と思って行ったが、駅にも、駅前のロータリーにも、何も掲示がない。

    仕方がないので、駅前の交番で聞いたら、「オリジナルマップ」をくれて、親切に教えてくれて、雨が降りそうだったので、お天気の心配までして送り出してくれた。ありがとうございました。

    こんな新興住宅地を歩いて、20分ほどで着いた!

  • これが、入口。美術館が出来たときは、個性的な建築ということで、ずいぶん話題になったので、建物自体を見るのも、とても楽しみだった。<br /><br />建物もぐるっと一周して見られるので、美術館の中は撮影禁止だったから、建物の写真を見ながら、美術館の話を聞いてください。

    これが、入口。美術館が出来たときは、個性的な建築ということで、ずいぶん話題になったので、建物自体を見るのも、とても楽しみだった。

    建物もぐるっと一周して見られるので、美術館の中は撮影禁止だったから、建物の写真を見ながら、美術館の話を聞いてください。

  • これは、入口を通り過ぎて、停留所側と反対に降りていく道。隣は公園で、奥は住宅地。住宅地の中に、この建物が出来たときは、近所の人々は、いったいどう思ったんだろう?と考えてしまった。<br /><br />というところで、美術館の話です。外から入口を入ると、また入口の扉があるんだけど、それがガラスでできた自動ドアで、いったいどこが入口なのかわからない、不思議な入口。みんなそう思うんでしょう、「入口はここ」みたいなことが書いてあって、おかしかったです。

    これは、入口を通り過ぎて、停留所側と反対に降りていく道。隣は公園で、奥は住宅地。住宅地の中に、この建物が出来たときは、近所の人々は、いったいどう思ったんだろう?と考えてしまった。

    というところで、美術館の話です。外から入口を入ると、また入口の扉があるんだけど、それがガラスでできた自動ドアで、いったいどこが入口なのかわからない、不思議な入口。みんなそう思うんでしょう、「入口はここ」みたいなことが書いてあって、おかしかったです。

  • こんな風に、建物は半分宙に浮いている。それがわかって中を歩いていると、不思議な感覚に襲われます。<br /><br />建物の外から見ただけではわからないんだけど、美術館の中は、歩いているうちに自然に坂を折り返し下り、地下まで降りていき、最後はエレベーターで地上に戻ってくるように出来ている。

    こんな風に、建物は半分宙に浮いている。それがわかって中を歩いていると、不思議な感覚に襲われます。

    建物の外から見ただけではわからないんだけど、美術館の中は、歩いているうちに自然に坂を折り返し下り、地下まで降りていき、最後はエレベーターで地上に戻ってくるように出来ている。

  • 美術館の中は、思わず写真を撮りたくなるほど、内装も調度品もこだわりがあって、ふと上を見上げると、星空のような照明があったり、デザイナーズチェアがさりげなく置いてあって座ることができたり、所持品を預けるロッカーも、エレベーターでさえも、本当に洒落ている。絵を見るばかりじゃなくて、あちこち、きょろきょろしていないと、もったいないです。そうそう、トイレも、とってもすてきでした!

    美術館の中は、思わず写真を撮りたくなるほど、内装も調度品もこだわりがあって、ふと上を見上げると、星空のような照明があったり、デザイナーズチェアがさりげなく置いてあって座ることができたり、所持品を預けるロッカーも、エレベーターでさえも、本当に洒落ている。絵を見るばかりじゃなくて、あちこち、きょろきょろしていないと、もったいないです。そうそう、トイレも、とってもすてきでした!

  • そして、肝心の絵ですが・・・。これが、もう、言葉にできない!<br />元々写実的な絵が好きな私ですが、これだけ並んでいると、もう、幸せ♪<br /><br />気に入った絵の前に座ってじっくり楽しみ、絵の中に飛び込んで行っては帰ってくる、という、すばらしい体験をしてきました。

    そして、肝心の絵ですが・・・。これが、もう、言葉にできない!
    元々写実的な絵が好きな私ですが、これだけ並んでいると、もう、幸せ♪

    気に入った絵の前に座ってじっくり楽しみ、絵の中に飛び込んで行っては帰ってくる、という、すばらしい体験をしてきました。

  • 絵は載せられないので、カタログ(これが、また、よく出来ていて、下手な美術展のカタログより、数段よいです)を見ながら、お気に入りを挙げます。<br /><br />原 雅幸  「Kendalの思い出」<br />大畑 稔浩 「仰光−霞ヶ浦」「石見の海」<br />藤原 秀一 「石見海岸」<br />芳川 誠  「九匹の使者」 <br /><br />(ただし、展示替えがあるので、必ず見られるとは限りません。)<br />

    絵は載せられないので、カタログ(これが、また、よく出来ていて、下手な美術展のカタログより、数段よいです)を見ながら、お気に入りを挙げます。

    原 雅幸  「Kendalの思い出」
    大畑 稔浩 「仰光−霞ヶ浦」「石見の海」
    藤原 秀一 「石見海岸」
    芳川 誠  「九匹の使者」 

    (ただし、展示替えがあるので、必ず見られるとは限りません。)

  • それで、最後に、たましいを持っていかれちゃった、2枚。<br /><br />その1 津地 威汎 「航路・・・夜明け・・・」<br /><br />これは、祭壇画のように、3枚でできた大きな絵で、夜明けに船が出て行った、その、航路の跡が、見渡す限りに広がっている。確かに、絵、じゃなくて、海、の前に座っていた感覚を、今も、はっきりと思い出す。<br />

    それで、最後に、たましいを持っていかれちゃった、2枚。

    その1 津地 威汎 「航路・・・夜明け・・・」

    これは、祭壇画のように、3枚でできた大きな絵で、夜明けに船が出て行った、その、航路の跡が、見渡す限りに広がっている。確かに、絵、じゃなくて、海、の前に座っていた感覚を、今も、はっきりと思い出す。

  • その2 原 雅幸 「光る海」<br /><br />これは、美術館の最後の展示スペースにある「私の代表作」というコーナーの中の1枚。このコーナーは、1枚1枚の絵の前に、丸い不思議な椅子があり、そこに座って壁のスイッチを押すと、画家がその絵につけたコメントが朗読されて流れてくるしくみになっている。<br /><br />「風景画にとっていちばん大事なもの、それは想い出だったのです。」という最後の一文に殺られてしまって、私は複製画を部屋に飾っています。何回見ても、それは、まるで、私自身の、遠い日の想い出のようです。

    その2 原 雅幸 「光る海」

    これは、美術館の最後の展示スペースにある「私の代表作」というコーナーの中の1枚。このコーナーは、1枚1枚の絵の前に、丸い不思議な椅子があり、そこに座って壁のスイッチを押すと、画家がその絵につけたコメントが朗読されて流れてくるしくみになっている。

    「風景画にとっていちばん大事なもの、それは想い出だったのです。」という最後の一文に殺られてしまって、私は複製画を部屋に飾っています。何回見ても、それは、まるで、私自身の、遠い日の想い出のようです。

  • おまけ。帰りはバスに乗ることにして、待っていたら、工事の車が来て、目の前を上がっていった。シュールな美術館訪問にふさわしい、シュールなおまけだった。<br /><br />そうそう、ホキ美術館には、レストランがあって、これがまた・・・!!!<br />もし、お出でになるときには、必ず寄ってくださいね。

    おまけ。帰りはバスに乗ることにして、待っていたら、工事の車が来て、目の前を上がっていった。シュールな美術館訪問にふさわしい、シュールなおまけだった。

    そうそう、ホキ美術館には、レストランがあって、これがまた・・・!!!
    もし、お出でになるときには、必ず寄ってくださいね。

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