2011/09/29 - 2011/10/01
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frau.himmelさん
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大原美術館の名画を堪能した後、私達は倉敷美観地区を散策します。
倉敷美観地区は、江戸時代に幕府の直轄地(天領)として栄えたところで、倉敷川畔伝統的建造物群保存地区(くらしきがわはん でんとうてきけんぞうぶつぐん ほぞんちく)という長ったらしい名称で、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されているそうです。
倉敷川の風情ある川面、川に沿って風流に風に揺れているヤナギ並木、そして江戸時代の名残りを今に残す白壁と黒塀のお屋敷や蔵々、本当にどこを切り取っても絵になる風景です。
願わくば、せっかくこんなステキな町に来たんだもの、もう少しゆっくり回りたかったー!
少しだけ国際交流もできました。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
大原美術館を出ると、目の前には倉敷川に架かる『今橋』が…。
その先の、右のオレンジ色の建物は『有隣荘(旧大原別邸)』。
そして左の白壁のお屋敷が『大原家の住宅』で、江戸時代に建てられた建物は現在重要文化財になっているそうです。 -
今橋を渡って向こうの通りに行きましょう。
倉敷川の水面に映るヤナギの並木と、彼方に見える橋は『中橋』です。
橋の欄干に彫られている彫刻もステキです。 -
反対側を見ても、少しだけ色づいた葉っぱが川面に覆いかぶさり、白鳥が優雅に泳いでいるさまはまた違った景観を演出しています。
ここは外人さんも多いのでしょうね。
あそこで自転車に乗ってカメラを持っている外人さん、ラフな格好をしているから観光客ではなくここに住んでいる方なのかなー。
この時はそう思ったくらいでしたが、後でこの外人さんとご縁が出来るのです。 -
この「今橋」は大原孫三郎の出資で建造された橋だそうです。
橋の彫刻のデザインは大原美術館に偉大な貢献をした洋画家・児島虎次郎が担当しました。
龍のデザインは大原孫三郎が辰年生まれだからとも言われています。 -
有隣荘は、大原孫三郎が夫人のために昭和の初期(昭和3年)に建てた別邸だそうです。
オレンジ色の塀が特徴的ですよね。
ネットで調べたら、屋根瓦の色(緑色?)から地元の人には「緑御殿」といわれているんだとか…。
私には緑色には見えませんが…。 -
こちら側から大原美術館を眺めます。
江戸時代から続く日本的な町並みの中にギリシャ神殿風の美術館、
なんと場違いな建物…と思い勝ちです。
ところが、これがこの町の雰囲気にぴったりと溶け込んで、全く違和感を感じないんですね。
さっき大原美術館の学芸員さんが言っていた、「異なる文化の出会い、西欧と和の融合」ってこのことなんですね。
それにしてもなんて素晴らしい風景なんでしょう! -
川べりを歩きます。
-
街並みをスケッチしている人もいます。
(写真をよく見ると、スケッチではなく小物を売っている人のよう?)
その向こうには、昔の板塀に「北田証券」とかかれた看板。
なんか昭和初期の株屋の話、獅子文六か誰かの「大番」って小説だったかしら?
この看板であの小説を思い出すのは私だけ? -
萩の花も美観地区に彩りを添えます。
-
後ろを振り返ってパチリ!
-
前方をパチリ!
ともかくどこを切り取っても文句なしに絵になる風景です。 -
途中のお店の飾り棚、(間違ってもショーウィンドーとは言いたくないですね)にさりげなく飾られた秋の花…、これも街の雰囲気にピッタリ!。
-
川向こうの白い壁に、白と黒の格子模様のなまこ壁の家もステキ!
このなまこ壁は倉敷美観地区を代表する建築様式だそうです。 -
倉敷川が直角に曲がる「中橋」の付近には、流れが緩やかになるためか「睡蓮」も群生しています。
-
「中橋」の向こうに見える建物は「倉敷館」。
大正6年に建てられた木造洋風建築で、昔は町役場でした。
現在は観光案内所になっています。 -
私達も川に沿って曲がります。
こちら側には昔風のお店が並んでいました。
画面に車や自転車がなかったら、たぶん江戸時代にタイムスリップした気分になったことでしょう。 -
民芸屋さんの店先、やっぱりレトロな感じです。
-
そして、川を見やれば…、小舟が一艘…。
これもステキに絵になる風景です。
そういえば、添乗員さんが言っていました。
「雨が降らなかったら、舟に乗って美観地区を観光できますよ…。」 -
もう一枚、舟の写真を…。
枝垂れたヤナギの枝越しに見える一艘の舟と「中橋」。
これもステキでしょう?
残念ながら今日は雨天で、川流しの舟はお休みのようです。 -
川流しの船着場のちょっと先に、このような石の記念碑があります。
「倉紡製品原綿積み降ろし場跡」と彫ってあります。
昔この川から船で運ばれてきた倉敷紡績の荷物を、この場所で積み降ろしをしたのです。 -
そして積み下ろしされた製品などは、この一直線の道路を通って大八車で奥の倉敷紡績の工場まで運ばれたそうです。
写真の奥の突き当たりが工場(現在は倉敷アイビースクエア)です。
手前の右側にある大きな石は、大八車が建物にぶつからないように置かれている石なんだそうです。
◆◇
左側の壁が黒いのは、杉板を火であぶり、炭化させて外壁として使用しているのだとか。
こうすると耐久性が増すため、昔から日本家屋の外壁材として使われているそうです。 -
更に先に進むと「地酒」と書かれた古そうなお酒屋さんが見えます。
2階の瓦屋根の上から突き出ている飾りもいかにも歴史ありそうー!
老舗のお酒屋さんかしら? -
店頭に置いてある甕だって、こんなに存在感を誇示しています。
-
I女史と私すぐさま、今夜のお部屋酒はここで調達することに、決定ー!
後でここによることにします。
写真を見て今気がついたのですが、店先にぶら下がっている丸いボンボンみたいなもの(→コレ)は、もしかしてウィーンのホイリゲに飾ってある「杉の玉」?
新酒が出来ましたって印の?
日本にも同じようなものがあるのかしら? -
風流な枝振りのヤナギと白壁、なまこ壁の街並み
-
その中に「星野仙一記念館」という看板も見えます。
-
『高砂橋』までやってきました。
その先は白壁通りという大通りです。
これは用水門?
昔はここで水を堰き止めていたのでしょうか? -
児島虎次郎記念館はどっちだろう?
道を尋ねて、1本先の路地に入ります。
出会いがしらに迎えてくれたこの文字札。
「寄ってらっしゃい 見てらっしゃい
昔々の物語
ここらでちょっと一休み ついでにトイレで見も軽く」
なんて、ここも面白そうな路地ですね。 -
やっぱりね!
この通りも江戸時代の町屋の雰囲気がふんぷん…。
手前には「桃太郎のからくり博物館」と。
そういえば、岡山は桃太郎の里でしたね。 -
ここがそうです。
-
また、岡山県の伝統工芸品に備前焼があります。
この通りにも備前焼の専門店がいくつかありました。 -
そういえばさっきの酒屋さんの近くにも、備前焼のぐい飲みを売っているお店がありました。
I女史と私、あれ欲しいわねーと言いながら手にとって見たんでした。 -
やっと、「KURASHIKI IVY SQUARE」と書かれた大きなアーチが見えました。
IVY(つた)と言いながらアイビーがないのも不思議なものですが…。 -
私達が目指すのは、入口左手にあるこのレンガ色の建物。
-
ここに「児島虎次郎記念館」があるのです。
館内には大原美術館に偉大な貢献のあった児島の絵画のみが展示されています。
出世作となった「里の水車」(大原美術館編で紹介)や大原孫三郎に援助を受けてヨーロッパに留学した当時の絵などがあります。 -
中に入りましょう。
入口の看板には、「大原美術館 児島虎次郎記念館」の文字と共に、文化庁制定の「登録有形文化財」のプレートも掲げてあります。
この建物は、明治39年に倉敷紡績が工場増設を行った時、イギリス風煉瓦造りの製品倉庫として建てられたものです。 -
中は撮影禁止なのですが、この展示案内にいくつか代表的なものが紹介してあります。
下段左から「里の水車」「アルハンブラの庭?」「睡れるベルギーの少女」です。あとの2つは「オリエント館」に展示してあるものです。
この文章には
「大原美術館の礎となるエル・グレコ、モネ、ゴーギャンなどの西欧絵画の収集を行った児島虎次郎は、画家としても優れた作品を多数描き、生前から今日まで高い評価を得ています。
ここ大原美術館 児島虎次郎記念館では、東京美術学校在学中から晩年に至るまでの児島の作品を展示し、彼の画家としての業績をご紹介しています。 -
オリエント室では、児島が西欧美術の源流と位置づけて、精力的に収集を行った古代エジプトやオリエントの古美術を中心に各地の優れた作品を展示しています」
とあります。
オリエント室入口 -
ここ明治時代の紡績工場を利用した「アイビースクエア」の敷地内には、そのほかに「倉紡記念館」「オルゴールミュゼ」やホテル、レストラン、コンサートホール、多目的ホールなどの文化施設や娯楽施設が集まっています。
私達は時間がなくて奥まで行きませんでした。 -
ここに『天領倉敷』代官所跡と刻まれた石が…。
倉敷は江戸時代は天領といわれていた幕府直轄地だったのです。
そして代官所が置かれていました。 -
「この地のいわれ−倉敷代官所跡、倉紡発生の地」なる説明書が立ててあります。
残念ながらゆっくり読んでいるヒマはありません。 -
時間がないので急ぎます。
先ほど目をつけておいた老舗酒屋さんに寄りました。
お酒に興味のないH氏は「その辺をブラブラしているよ」と言って先に行ってしまいました。
店内には、おいしそうな日本酒がいっぱい!
まぁー、「爺爺婆婆」だなんて、私達にぴったりじゃない!?
「倉敷の酒」「きび酒」などどれもおいしそうー。 -
棚には3万円、4万2千円という高級なお酒も並んでいます。
有田焼高級1升徳利に入っています。 -
こちらには手ごろな2,3千円の徳利も…。
結局私達は、地ビール「独歩」と言う缶ビールを4本、大吟醸酒の小瓶を1本買いました。
今夜のお部屋宴会が楽しみです。
さて、H氏はどこに? -
外に出たら、H氏はさっき会った自転車の外人さんと楽しそうにおしゃべりの真っ最中。
現役時代はアメリカ現地法人の社長だったH氏は英語はペラペラです。
私達を見つけてその外人を紹介してくれました。 -
彼はブラジルからの旅行者ですって。
自転車を借りて一人で町の散策をしているのだとか。旅なれていますね。
H氏が
「お国の公用語はポルトガル語なのに、英語がとても上手ですね」
と褒めました。
すると彼も、
「とてもお上手なわかりやすい英語でした。お話できてとても楽しかった」
と喜んでいました。
思いがけない国際交流になりました。
日本でたくさんいい思い出を作って帰ってくださいね! -
とうとう昼食をとる時間がなくなってしまいました。
コンビニでお握りを買ってバスの中で食べるはめに…。
倉敷まで来てコンビニの食事かぁ〜。
やっぱり3時間半は短かったー。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- パンジーさん 2011/11/08 23:29:36
- いいな〜
- 美術館めぐりの旅、いいですね。
夜の女子飲み会も楽しそう〜♪
大原美術館は素晴らしいですね。
数年前に機会があって行きました。
その時にアイビースクエアに泊まりましたよ。
大原虎二郎記念館をすぎてずんずん奥に行くと
ツタのからまる大きな建物がありましたぞ。
やっぱりアイビースクエアなのでした。
パンジー
- frau.himmelさん からの返信 2011/11/09 09:50:41
- RE: いいな〜
- おはようございます。
大原美術館、パンジーさんいらっしゃったんですね。
私は美術館はおろか、四国、中国地方に足を踏み入れるのも初めてなんです。
倉敷は本当にいいところです。ツアーの悲しさ、時間が足りなくて消化不良気味です。
アイビースクエアのアイビーってあの奥にあったのですね。
他の方の旅行記を見ても、ツタが絡まるステキな建物が掲載されていました。
そうでなければアイビーなんて言いませんものね。
時間を作って再訪するしかないですね。
でも、同じツタならブルージュに行きた〜い!
> 夜の女子飲み会も楽しそう〜♪
ところで女子って? キョロキョロ 私達のこと?
ええ、それが楽しみです。同行の男子(はるか昔の)は下戸なものですから女子だけで盛り上がりました。
himmel
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