南インド　その３　ペリエール動物保護区（Periyar Wildlife Sanctuary)

2011/09/16 - 2011/09/26

マドゥライからペリエール　ワイルドライフ　サンクチュアリ（Periyar National Park ）
に行き、２泊しました。
目的は、象などの野生動物を見ること。
ジープに乗って、朝５時から往復６時間ほどジャングルを走りましたが、
残念ながら、サルと、遠くに野生の象をやっとこ見つけたのみ。
がっかりしました。

しかしホテルのある　Ｔｈｅｋｋａｄｙであった地元の人々の温かさと、
夜に鑑賞したカタカリダンス（古典的なパントマイム）には感動しました。

エリア その他の都市(インド)

マドゥライからペリエールは、車で約３時間

途中には、レンガを焼く家が沢山ありました。

途中で車を降りて、写真を撮りながら目的地に向かいました。
皆さん、快く撮影に応じてくれました。

多くの女性が荷物を頭の上に載せていました。

サリーのカラフルな色が、田舎の風景にマッチして
います。

のどかな風景です。

約３時間かかって、ホテルに到着

かなりキレイなコテージタイプのホテル
プールもついています。
ホテルには、沢山のサルが我家のように振舞っていました。

ホテルのサル

到着した日はホテルで休憩し、夜、マーシャルアーツという武道演技を見にいきました。

空手、剣道、柔道をあわせたような演技で、あまりパットしませんでした。

翌日の朝５時　このジープに乗って、ジャングルサファリツアーに出発しました。
私一人に、ジープが１台。費用は約６００0円ほど（朝食、お昼付）

早朝のほうが、野生動物に遭遇するチャンスが高いとのこと

スタート時はまだ暗い状態

あたり一面は霧で覆われていました。

ジャングルサファリと言っても、このように路面は舗装されています。
ジャングル内を自由勝手に移動するわけではありません。

あたりには、野生の象の糞が沢山転がっていました。
期待が高まります。

ブラックモンキーとのこと

名前不明

リスの仲間のようです。

ドライーバーが野生の象を発見

しかし、道路からはかなり距離があります。
２００ミリの望遠レンズでどうにか撮影できました。

これが、最初で最後の野生象の姿でした。

３時間かかり、この場所に到着
宿泊施設もあります。

ここで遅い朝食と、ハイキングの後に昼食をとりました。

ジャングルトレッキングは、３時間コースまでありますが、
体力を考えて、１時間のハイキングにしました。

あたりにはヒルが沢山いますので、大半の人は、ヒル防止用の
ハイソックスをはいていました（無料で借りられます）。

ソックスをはいても、ご覧のようにヒルに足を噛まれ、
血だらけとなってしまいました。

噛まれたことは全く気づきませんでした（噛まれても痛みがありません）。

クエートの人、オランダの人、インド人など、いろんな人が
ハイキングを楽しんでいました。

ハイキングの後に昼食をとり、その後、目の前にある人造湖で
ボートに乗りました。

滝を見て３０分ほどでボートは切り上げました。
あまりパットしません。

そして１時頃には、来た道を３時間かかってホテルに戻りました。

この付近の特産品は、香辛料と紅茶とのこと
ホテル付近の高地では香辛料が、少し低いところでは紅茶が栽培されていました。

ホテルに帰ってから、付近の村を散策しました。
多分、中学生？

気軽に撮影に応じてくれました。

目が可愛い赤ちゃん　母親にそっくりです。

カタカリダンスは夕方の７時開演

３０分前に出かけ、化粧の様子を撮影させてもらいました。

歌舞伎以上にすごい化粧です。

こちらは女役の人

カタカリダンスでは、女性は演技しません（歌舞伎と似ています）。

これがカタカリダンス

二人の俳優は、声を発しません。目の表情等で、喜怒哀楽を表現します。いわゆるパントマイム。
さらに、太鼓などの楽器に合わせて踊ります。

カタカリダンスには、沢山のストーリーがあるそうです。当日の演技は男女の悲恋を表現していたようですが、詳しいストーリーはわかりませんでした。しかし、キレイな衣装、独特のダンス、さらには多様な顔の表情と、とても興味深い演技でした。時間の経つのも忘れ、演技に見入ってしまいました。
機会があれば、是非もう一度見てみたいと思います。

２泊した後、西海岸のコーチンに向かいました。
コーチンまでは５時間かかりました。

その途中の風景

紅茶畑がしばらく続きました。

ペリエール動物保護区に２泊しました。
ハイキングした人からは、野生象を近くで見たとの話を聞きましたが、残念ながら、大型の野生動物を近くで見ることはできませんでした。野鳥もほとんど見ませんでした。

ここに２泊しないで、ほかの町に行けばよかったのではないかと、今でも悩んでいます。