神秘のトルコ10日間の旅っ！ vol.11 =6日目pm 不安の陶器店とカッパドキア奇石群と地下都市=

2011/09/17 - 2011/09/26

トルコの旅、6日目。
昨夜泊まったけどコンヤ（失礼！）を出発し、いよいよカッパドキアへ向かいます。
カッパドキアといえば自然がつくりあげた奇石群など幻想的な景色が広がるエリア。

「カッパドキアでできるだけ滞在したい！」という意思の下、
他の条件とあわせて、このツアーを選んだほど、とても楽しみにしておりました♪

ところが･･･この日にトルコ石＆陶器店へ連行されることに。
（ツアー中に立ち寄ることはわかっていたのですが、
どの日にどの都市で立ち寄るのかは行程表が届いて初めてわかります。）

1日に2軒･･･見学時間は大丈夫か?!

午後は次のところをまわりました。
・らくだ岩
・三姉妹の岩
・ウチヒサール
・パシャバー
・陶器店
・カイマクルの地下都市


********************************************************
★神秘のトルコ10日間の旅っ！：関連旅行記★

・vol.1:1〜2日目 いざ、出発！カタール航空をかたーる
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10606232/
・vol.2:2日目 トランジットでドーハ市内観光♪
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10606438/
・vol.3:2日目 飛んでイスタンブゥール♪
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10606656/
・vol.4:3日目 神話？事実？世界遺産トロイ遺跡
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10607164/
・vol.5:3日目 エーゲ海を望む☆アイワルクへ
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10607527/
・vol.6:4日目 不安の皮革製品店とエフェス遺跡
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10607564/
・vol.7:4日目 温泉のあるリゾート？パムッカレへ
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10608670/
・vol.8:5日目am パムッカレ石灰棚&ヒエラポリス遺跡
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10609027/
・vol.9:5日目pm メヴラーナ博物館と今夜はコンヤで…♪
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10609333/
・vol.10:6日目am キャラバン・サライ（隊商宿）と不安のトルコ石店と洞窟レストラン
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10609686/
・vol.11:6日目pm 不安の陶器店とカッパドキア奇石群と地下都市
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10609722/
・vol.12:6日目pm セマー＆ベリーダンスのターキッシュナイトショー観賞
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10609738/
・vol.13:7日目 カッパドキアにて、気球にのってどこまでも
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10610235/
・vol.14:7日目 ギョレメ屋外博物館とギョレメパノラマ、そして不安の絨毯店へ
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10611200/
・vol.15:7〜8日目 塩の湖とハイセンス(?)なホテルとアンカラ市街ちら見
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10611527/
・vol.16:8日目 イスタンブール イスティクラル通りをぶらり
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10611531/
・vol.17:9日目am ツアーを離団して地下宮殿＆トプカプ宮殿へ
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10611843/
・vol.18:9日目pm ツアーを離団してランチ・モスク・エジプシャンバザールへ
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10612410/
・vol.19:9〜10日目 とうとう帰国、そして･･･え、軍楽隊?!
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10612451/

*********************************************************

エリア カッパドキア(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

GPSで確認するトルコの旅、6日目のルート。
この日はこんな感じでまわりました。

カッパドキア地方でのルート詳細はこんな感じでした。

13:00
洞窟レストランを出発、いよいよカッパドキア奇石群の見学です♪

カッパドキアらしい風景が広がっています。

このような地形が形成されたのは、
この近くにある、エルジエス山が数億年前に噴火し、
堆積した火山灰や溶岩。

それらが数100mずつ積み重なり、凝灰岩や溶岩層になります。
その後、風雨にうたれ、固い溶岩層は残るも凝灰層は浸食され、
岩が不思議な形となって残っているそうです。

キノコ岩の上部は固い溶岩層になっています。

浸食しているものの、
よーく見ると、それぞれの層がわかりますね。

13:15
さて、まずはラクダ岩にやってきました♪

うん、見たまんまラクダ岩です（笑）

ラクダ岩の奥へまわってみると、
マリア像と呼ばれている岩がありました。

続いては、三姉妹の岩へ。

しかしなぜ姉妹と呼ばれているのだろう。
トリオとかでもいいのに。

イモ欽トリオ、てんぷくトリオ（笑）

三姉妹の岩から望む風景も息を飲むほどです。

続いては、鳩の谷（ピジョンバレー）。

その名のとおり、鳩が住んでいる谷。

カッパドキアはワインの産地。
ここでは原料となるぶどうの木を育てるため、
鳩の糞を肥料として使っています。

そのため、この様に岩に穴を開けて、
「鳩に住んでもらっている」と言ったほうが正しいのでしょう。

こちらはウチヒサール。
「３つの要塞」という意味です。

そしてこちらは砦。
ヒッタイト時代から要塞として使われていたとか。

あと２つはどこなんだろ？？

こちらの岩にも穴があけられています。まるでハチの巣のよう。

また住居用に開けられた穴もありました。
ただ、最近は崩壊の危険性もあり、あまり使われていないそうです。

駐車場の脇にラクダが。
写真撮影に1EUROかかります。すごい商売だ。

なので、バス車内から撮影（苦笑）

ゼルベの谷へ。
この辺りは中世、イスラム教徒の迫害から逃れるため、
キリスト教徒が住んでいたとされる住居跡が残ります。

続いてはゼルベの谷からすぐ、パシャバーへ。
この3本のキノコが生えている大きな岩があります。

「妖精の煙突」と呼ばれているキノコ岩が立ち並んでいます。

このあたりもゼルベの谷同様、
キリスト教徒が生活していました。

おぉ、絶妙なバランス！

キノコ岩の中に、
住居跡や教会跡などがありました。

いろんな洞窟部屋を出たり入ったり…見学します♪

キノコ岩の洞窟部屋から外を望むと…

自分が今、どこにいるのかわからなくなりますね。
ここが普段生活しているところと同じ地球なのか、と。

感動しました！

いつか朝夕の陽があたったキノコ岩の風景もみてみたい！

キノコ岩がたくさん立ち並んでいるその麓に立つと、
妖精が住んでいそうな雰囲気を感じました。

妖精の煙突と呼ばれているだけありますね。

集合時間になったので、バスへ戻ります。

駐車場付近にはお土産品店が立ち並びます。

"目玉"と呼ばれるナザールボンジュウも多く売られていました。
ナザールボンジュウはトルコのお守りです。

空は雲行きが怪しくなってきました。
…といきなり大雨!!

見学ギリギリセーフでした。

さー次はどこへ向かうのかな〜♪

おぉ…。そうでした、陶器店。。

15:40
カヤ・セラミックへ。

*kaya seramik*

カッパドキア地方の街、
アヴァノスは陶芸の街として長い伝統があります。

なるほど、それで陶器。

やっぱり日本語流暢なスタッフの方が、
面白トークを交えて説明します。

続いて工房へ案内されます。

気が遠くなるような図柄を
陶器に絵付けしていきます。

この技術、確かにすごい！すべてハンドメイドだそうですよ。

うん、モノがいいってことはよくわかりました！
でも、値段も結構なモノ。

直径5cmほどの小さいお皿でも1,000円以上でしたから。
「５個カッタラ１個オマケ」と言われても（汗）

あ、外に出ようとすると店の方にストップかかります。
恐い…。

何がともあれ、無事に陶器店を出発。
滞在時間は45分でした。食いつかれた方も少なかったようで。

17:00
この日の最終見学地、カイマクルの地下都市へ。
あ、暗い場所があるので、懐中電灯があると便利ですね。

入口にまずあるのは、並んだ穴。
穴にはらくだなどが食べるエサを入れて、
ここで飼育していたそうです。

地下3階に位置するここはワイナリー。
この中で原料のぶどうを踏んでつぶします。

すると…

隣にあるこの穴へ果汁が集まってくる、という仕組み。
さらに別の場所へ運び、ワインをつくっていたそうです。

ところで、なぜワインがつくられていたのか。

この地下都市はキリスト教徒が生活していました。
キリスト教徒はワインを大切にしていて、
この場所でもワインづくりをしようとしたそうです。

奥へ進みますー

こちらの穴は通気口。
長さ40mもあり、地下都市内へ外気を取り入れています。

こちらは石の扉。
外敵から身を守るため、これで開け閉めしていたそうです。

さらに奥へ・・・
教会があったとされる部屋には十字のマークがありました。

この地下都市、迷路のようです。
それもそのはず。地下８階まであるそうです。
また、諸説あるのですが、
5,000人以上がこの洞窟で暮らしていたとのこと。
規模の大きさがうかがえます。

壁に開けられた穴。
ここにゆりかごを設置していたそうです。

厨房の部屋にきました。

石臼や、

調味料などをわけて入れていた、穴があいた岩などがありました。

天井には、火を使ってススが着いたあとが残っていました。

結構観てまわったと思ったのですが、
公開されている空間はごく一部。
これだけのものをよく掘ったものです。。

さて、地下都市を出て、
入口に軒を連ねるお土産店でナザールボンジュウを
値段交渉の上、購入！
ここが一番、お値打ちで購入できるそうですよ♪

この旅行記へのコメント （4）

• hot chocolateさん 2011/11/19 23:43:41

  トルコのお土産♪

  sportcrossさま、こんばんは。
  
  トルコのカッパドキア、不思議空間ですよね。
  ここだけでなくパムッカレもそうですが・・・
  ツアーは、どうしてもお土産屋さんに強制連行ですね。
  
  私もトルコ石のペンダント買いました♪　とても気に入っています。
  お皿はグランドバザールで大皿を5枚購入。
  グランドバザールでは、4枚買ったら1枚おまけと言うのはなかったけど・・・
  １つ１つ手書きなのでデザインも全部違うけれど、気に入ったのを選んで買いました。
  持って帰るのに、重かったけれどいい記念になっています。
  そういえば最近使ってないな〜。　買った当時はカレー皿として使っっていたけれど♪
  トルコは変化があって面白かったです♪
  
  hot choco

  sportcrossさん からの返信 2011/11/22 08:08:07

  RE: トルコのお土産♪

  hot chocolateさん、いつもご訪問ありがとうございます！
  
  カッパドキアにパムッカレ、神秘的でした。
  
  ツアーのお店強制連行がなければ･･･と思います。
  トルコのツアーって値段高くても行くみたいですから･･･
  
  でもhot chocolateさんのように、
  気に入ったものを購入できたらいいですね♪
  
  私もナザールボンジュウの小さな壁掛けを購入しました。
  玄関に魔よけとして（笑）
  
  
  旅の思い出には欠かせないものってありますね。
  
  
  
  すぽくろ

• わんぱく大将さん 2011/10/10 08:09:55

  お土産もんやさん

  すぽやん（また、？！）
  
  ツアーはいろいろな所の協賛で成り立ってるので、いかねばならないお店もでてくるわけよ。
  
  しかし、カッパドキアも凄いね。実際、自分の目で見てみたいね。
  たぶん、ここから離団しますって、いいそうです。
  
  　大将

  sportcrossさん からの返信 2011/10/10 09:05:52

  RE: お土産もんやさん

  大将さん、ご訪問おおきに！
  
  そうですよね。
  失敗したくないので旅行前、
  立寄り店についていろいろ調べたのですが…
  
  これまた大将さん、ご存じのことと思いますが、
  J社もH社も現地旅行会社に委託してツアーが行われていて、
  ツアー代は現地旅行会社が設定して日本の旅行会社と契約。
  
  日本の旅行会社は何の利益もなく、
  立ち寄った店でツアー客が商品を購入すると、
  ガイドさんにマージンが入るとのこと。
  
  この仕組みがなかったら
  トルコツアー全体の価格が暴騰するみたいですね。
  
  個人手配案も考えたのですが、
  団体価格を差し引いてもツアーとのコスト差があまりに大きく、悩み、
  最終的には
  個人手配によるバス乗継や経由地によるタイムロスを選ぶか、
  立寄り店でのタイムロスを選ぶか
  で、ツアーを選びました（苦笑）
  
  それでもいい経験になりましたよ☆
  
  
  すぽくろ