2011/07/22 - 2011/07/24
4位(同エリア61件中)
エンリケさん
ペルー旅行8日目。
今回の旅もいよいよ最終日です!
世界遺産にも登録されている白い街アレキパをガイドツアーで見て回ります。
前日の夜に見たアルマス広場のほかにも、富士山によく似ている“ペルー富士”ミスティ山やサンタ・カタリナ修道院など、短い時間で見て回るにはもったいないスポットがたくさん。
そして無情にも飛行機の時間が来てペルーを後にします。
実質7日間の忙しい旅でしたが、この国によくある交通機関のトラブルにも見舞われず(最後に少々・・・)、ペルーの魅力を存分に楽しめた旅でした。
今回の旅で気付きましたが、ペルーは何より料理が美味しいし、人々は魅力的だし、再訪したい国ナンバーワンですね。
<旅程表>
2011年
7月15日(金) 成田→ヒューストン→リマ
7月16日(土) リマ→ピスコ(ナスカの地上絵フライト)→リマ
7月17日(日) リマ→クスコ
7月18日(月) クスコ→マチュピチュ
7月19日(火) マチュピチュ(ワイナピチュ登山)→クスコ
7月20日(水) クスコ→プーノ
7月21日(木) プーノ(ティティカカ湖)→アレキパ
○7月22日(金) アレキパ→リマ→
○7月23日(土) →ヒューストン→
○7月24日(日) →成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
7月22日(金)
ペルー旅行8日目。
今回の旅もいよいよ最終日、この日は飛行機の時間までガイドツアーでアレキパの有名どころを見て回ります。
朝起きると7時をだいぶ回っていて・・・目覚ましをかけていたのにどうやら寝過してしまったようです。
ガイドツアーの前に自由時間をとって市内を散歩でもしようかと思っていたら、高地での睡眠不足が続いていたのでやらかしてしまいました・・・。
急いで朝食をとりに食堂へ。
アレキパを象徴する白い火山岩でつくられた壁が印象的です。 -
朝食をとっていたら8時30分をまわってしまいましたが、アルマス広場を中心とする街歩きに出発。
もうペルーにいられるのも残り少ないので、ガイドとの待ち合わせの9時までの間も貪欲に観光です。
写真はホテル(サン・アグスティン・ポサダ・デル・モナステリオ)の出入口に設けられたパティオ(中庭)。
中央には噴水があり、四方は白い火山岩でできた壁が鮮やかな赤で着色されています。
向こうにはサンタ・カタリナ修道院の白い塔がのぞいており、青い空とあいまって、色彩のコントラストが見事。 -
前日の夜に引き続いてアルマス広場にやってきました。
白いカテドラルがそびえる広場には、朝早くからたくさんの人々やハトが集っています。
このカテドラルはもともとはスペイン植民地時代の1612年に建てられたもので、1844年に火災で焼失した後、1868年に現在の姿に再建されました。
最近では2001年にアレキパ地方を襲った大地震で塔が損壊したものの、現在は修復が終わり、元の美しい姿を道行く人々に見せつけています。
近郊で採れる白い火山岩で造られたその姿は、夜はライトアップされて明るく輝いていましたが、日中はその白さがさらに際立ちます(南向きなので写真で見ると逆光になってしまいますが・・・)。
(ペルー旅行ガイドのHPも参照)
http://www.go2peru.com/gal_cathedral_aqp.htm -
カテドラル以外の三方も、白く照らし出されたアーチの回廊で囲まれています。
白い火山岩で造られた美しいその姿から、アレキパは“白い街”(Ciudad Blanca)と呼ばれ、2000年には“アレキパ市歴史地区”として世界遺産にも登録されました。
アレキパは人口約90万人を擁するペルー第二の都市ですが、アルマス広場を核とした中心街は非常にコンパクトでこじんまりした印象です。
ペルー第一の都市リマ(人口約790万人)と違って、昔ながらの格好をしたインディヘナの人々も数多く見られ、第二の都市といってもリマとの間には大きな隔たりを感じます。
アレキパの人々は“アレキパ人”としてのプライドが高く、19世紀には一時ペルーからの独立を宣言したこともあるほどで、リマとは違った独特の文化が培われているのでしょう。 -
広場にはこんな美人の観光ポリスも。
周りには何人もの観光ポリスが目を光らせており、観光都市として犯罪防止に力を入れている様子が分かります。
ただし、2011年になってからアレキパでは観光客が窃盗や強盗被害に遭う事件が増加しているという情報もあり、街歩きの際は気を抜かず十分注意しなければなりません。
【アンデスから始めよう〜アレキパ、観光客被害(2011年10月19日)】
http://andino.blog26.fc2.com/blog-entry-32209.html -
広場の横道に入って、歩行者天国にもなっているアレキパいちばんの通り、メルカデレス(商人)通り(Av. Mercaderes)へ。
たくさんの通勤者が行き交い、朝早くから賑やかな様子です。 -
続いては、サン・フランシスコ通り(Av. San Francisco)へ。
広場の北、サン・フランシスコ教会に向かって真っすぐに伸びる道で、遥か向こう、青い空の下には、頂に雪をかぶったチャチャニ山が見えます。
チャチャニ山(Volcan Chachani)はミスティ山、ピチュピチュ山と並ぶアレキパ三名山のひとつで、三山の中でいちばん高い標高6,075mを誇っています。
標高6,075mといっても、アレキパの街自体の標高が2,335mと高いため、それほど高くは見えないですね(笑)。 -
そのまま通りを歩いてサン・フランシスコ教会(Complejo de San Francisco)へ。
やはり白い火山岩で造られている教会で、朝早くから訪れる人が絶えません。
スペイン語の名称が教会を指す“Iglesia”ではなく“Complejo”となっているのは、修道院との複合体だからだそうです。
そろそろガイドとの待ち合わせ時間に近づいてきたので中には入らずにホテルへ戻ります。
(内部はペルー旅行ガイドのHP参照)
http://www.go2peru.com/gal_san_francisco_aqp.htm -
9時、朝の街歩きを終え、サンタ・カタリナ修道院脇のホテルへ戻ってきました。
ロビーではすでに来て待っていた英語ガイドにあいさつ。
ペルー最後のガイドはアレキパらしく(?)ヨーロッパ系の話し好きそうなちょっと太った年配のおばさんでした。
ここでひとつ重大な伝達が。
この日のラン・ペルーのリマへの飛行機は17時25分発の予定だったのですが、15時に早まったとのこと。
そのため、12時45分には空港に行かなければならないことになりました。
残念ですが、その分集中して最後の観光を楽しむことにします!
しかし、前日のフリアカの便もそうでしたが、ペルーの国内線はこのように発着時刻の変更やキャンセルがよくあるので、旅行会社を介さない自由旅行の方はよくよく注意しなければなりません。 -
ガイドツアーの最初は市の北西部郊外にある“カルメン・アルト展望台”を目指します。
そこにはアレキパの三名山が見渡せる素晴らしい風景が広がっているとか・・・。
途中、近郊には現在も昔のままの姿で使われているインカ時代の石積みの段々畑(アンデネス)がありました。
アレキパは1540年にスペインに征服され、現在の中心市街地はその後に建設されましたが、もともとはインカ帝国時代に開かれた街だったようです。
“アレキパ(Arequipa)”という街の名前も、インカ皇帝が言ったとされるケチュア語の“アリ・ケパイ(Ari Quepay)=ここに住みなさい”から来たとされています。 -
9時20分、カルメン・アルト展望台(Mirador de Carmen Alto)に到着。
この日は雲ひとつない青空で、アレキパの三名山、チャチャニ、ミスティ、ピチュピチュの壮大な姿が思いのままに見渡せます。
写真は三山の中央に位置するミスティ山(Volcan El Misti)。
標高5,822mの活火山でその姿は富士山そっくり。
“ペルー富士”ともいわれている美しい山です。
ガイドも“フジヤマ”という言葉を連呼していました(笑)。
ただ、このミスティ山は直近では1985年に噴火したこともある活火山で、もし大噴火した場合にはアレキパの街を捨てて避難しなければならないとガイドは言っていました。
【アンデスから始めよう〜ミスティ山、噴煙増える(2011年9月26日)】
http://andino.blog26.fc2.com/blog-entry-31731.html -
続いてはミスティ山の左(北西)に位置するチャチャニ山。
緑の田園と土色の荒野、白い雪をかぶった山頂、そして空の青のコントラストが、何とも言えない自然の美しさを感じさせてくれます。 -
展望台には休憩所やお土産屋とともに、前日夜に食べたテンジクネズミのクイの飼育場もありました。
ネズミといってもこんなかわいらしい姿をしていたんですね。
しかしこの旅ではアルパカやらクイやらかわいらしい動物をいろいろと食べてしまった・・・。 -
お土産売り場にはこんなかわいらしいチョリータ姿のおばさんも。
カメラを向けると快く撮影に応じてくれました。
アレキパはやはり独立心旺盛なのか、同じチョリータでもクスコやプーノとはまた一味違った柄のファッションです。 -
お土産売り場の脇の木の枝には、南米の高地が原産の栄養価の高い穀物、キノア(キヌア)の種も吊り下げられていました。
アレキパは料理が美味しいペルーの中でも随一の食の街。
ガイドも女性ということもあって食べ物ネタが多く、食材の固有名詞など単語が分からなくて困ることもしばしばでした(笑)。 -
展望台にはいつの間にか地元(?)の女子中学生の集団が来ていて騒がしくなっていました。
恥ずかしがりながらこちらにカメラを向けてくる娘もいて、ペルーの少女たちの好奇心や人懐っこさを感じました。
今から思えば一緒に写真を撮ってあげればよかったかな・・・(笑)。 -
帰り際にアレキパ三名山のもうひとつ、ピチュピチュ山(Pichu Pichu)もパチリ。
平たいかたちをしてそれほど高くないように感じますが、標高5,665mの大名山です。 -
続いて10時、ヤナワラの展望台(Mirador de Yanahuara)へ。
先ほどのカルメン・アルト展望台から車で5分ほどのところにある展望台です。
展望台に隣接した広場にはこんな大きなヤシの木が植えられており、南国の雰囲気を醸し出しています。 -
広場の一角には白い火山岩がまぶしい白亜の教会もありました。
ヤナワラ教会(Iglesia de Yanahuara)です。
1750年に建造され、ヤナワラ地区の人々の信仰の中心となっています。
(内部などはペルー旅行ガイドのHP参照)
http://www.go2peru.com/gal_yanahuara.htm -
広場に隣接した、ローマの水道橋のようなアーチを抜けたところが展望台になっており、そこからミスティ山や山裾に広がるヤナワラ地区の街並みの眺望を楽しむことができます。
青い空に映えるミスティ山は本当に富士山のようです。 -
次は中心部のアルマス広場に戻ってラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会(Iglesia de La Compania de Jesus)へ。
最初の建物は1573年に設計され、1584年に地震で倒壊した後、現在の建物が1650年に再建されました。
これまで見てきたサン・フランシスコ教会やヤナワラ教会もそうですが、白い火山岩を用いた丸い曲線的なファサードと片腕の塔がアレキパの教会建築の特徴のようです。
また、このラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会のファサードは、ヨーロッパでは見られない動植物や先住民をモチーフとした細かな装飾で覆われており、中南米諸国の教会建築によく見られる“ウルトラバロック”の建築様式ともなっています。 -
ガイドに連れられ教会の中へ入ります。
あちらこちらの祭壇にロウソクや祈りを捧げている人もいて厳かな雰囲気。
ふーんという感じで見ていると、ガイドが“あなた何教徒?”と聞いてきます。
わたしが無反応だったので気になったのでしょう。
“神道”と言いたかったのですが、ペルー人に通じるだろうかと思って“Buddist”と言ってしまいました。
まあ、半分あっていますが(笑)。
そして奥にある主祭壇の前へ。
主祭壇は金ピカのペルーチックな様式で、豪華な印象。
クスコのカテドラルと同様に、てっきり撮影禁止と思っていたら、ガイドが“ほら、写真を撮って”と言ってきます。
他に誰も写真を撮っている人がいなかったのですが、ガイドの薦めに従いパチリ。
信仰心の篤そうなペルーでこんなことを言われるとはなんだか奇妙な感じです・・・。
完全に観光ガイドと割り切っているんでしょうか。 -
とは言え、撮影の許可をもらったので気になるところをパチリ。
まずは天井の円いドームから。
天窓から差し込む光がきれいです。 -
主祭壇の右側にある祭壇もウルトラバロック調に動植物をモチーフとして金ピカに装飾され、中央にキリストの像が掲げられています。
-
その反対側も金ピカのウルトラバロック調の祭壇ですが、こちらにはキリストではなく、スペインの守護聖人でもある聖ヤコブ(サンティアゴ)の像が掲げられていました。
当然ながら旧宗主国であるスペインの影響を強く受けているのでしょう。
(こちら側は天窓からの日があまり差し込まず、ノーフラッシュで急いで撮ったためブレてしまっています・・・。) -
続いては、別料金で4ソル(120円)払って、聖イグナティウス礼拝堂へ(教会自体は無料)。
聖イグナティウスとはフランシスコ・ザビエルとともにイエズス会を設立し、初代総長に選ばれたイグナティウス・デ・ロヨラ(1491-1556年)のことです。
ここはヨーロッパにはない色鮮やかな南米の動植物をモチーフにした絵で装飾されたドームが素晴らしく、アレキパ観光の中で一見の価値ありのスポットです。
(ペルー旅行ガイドのHPも参照)
http://www.go2peru.info/peru_guide/arequipa/photo_compania_church.htm#arequipa_photo_gallery -
礼拝堂の外に出たところにある回廊には、礼拝堂内の絵に関するこんな解説も掲示されていました。
南米の熱帯に生息する色鮮やかな鳥が天使を指すものとして、そしてアンデスの豊かなフルーツの木が天国の風景を指すものとして礼拝堂内に描かれ、旧世界とは宗教画のかたちが変容した、などと書かれています。
それは旧大陸から移住してきたスペイン人がカラフルな新大陸の生物やおいしい食べ物に驚いたからだけではなく、原住民のそういったものに対するもともとの信仰もあったのでしょう。 -
ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会の中庭と回廊です。
観光客も少なく静かな雰囲気。
太陽の光が白亜の火山岩に反射してまぶしいです。
(ペルー旅行ガイドのHPも参照)
http://www.go2peru.com/gal_la_compania_2.htm -
中庭に面してアルパカ製品のお店もありました。
明らかに観光客向けのお店です(笑)。
ガイドに連れて行かされましたが、やはりお値段は高めに設定されていますね。
マチュピチュからクスコへのビスタドームほどではありませんでしたが。
特に強制的な雰囲気もなかったので、何も買わずに終了。 -
11時、50分ほどで教会の見学を終え、アルマス広場へ。
日が高く昇り、広場はますます多くの人々でにぎわっています。
この位置からだと、カテドラルの背後に雪をかぶったチャチャニ山もうっすらと見えます。
日射しはまぶしいですがそれほど暑くもなく、過ごしやすい気温です。
アレキパは年間を通じて平均気温が13〜15℃ほどで、冬でも日中は暖かく、シャツに何か羽織るものが一枚あればじゅうぶん。 -
広場では地元の人々や観光客たちが、ハトと戯れながら暖かな日中のひとときを楽しんでいます。
・・・そういえばアレキパには欧米系の観光客はたくさんいますが、日本人を含めアジア系の観光客はほとんど見かけません。
ヤナワラの展望台で韓国人の一人旅の男性に会ったくらい。
どちらかというとコロニアルな街並みや教会、修道院などヨーロッパ文明やキリスト教関連の遺産が多く、インカ時代の遺産が少ないため日本人の心に訴えるものが少ないからですかね。
それでも、こじんまりとした白く美しい街並みや温暖な気候、親切な人々そして美味しい料理などわたしは好きになりましたが。 -
11時20分、アルマス広場から歩いて宿泊したホテルのすぐ隣にある“サンタ・カタリナ修道院”(Monasterio de Santa Catalina)までやってきました。
今回のガイドツアーの最後となるスポットです。
建物はやはり白い火山岩で造られており、カテドラルとともに“白い街”アレキパの象徴となっています。 -
内部はこれまでのガイドではなく、修道院専属の英語ガイドがついて、欧米系のカップルとともに3人でまわることとなりました。
ガイドは修道院のイメージを鑑みてか、ヨーロッパ系の美人女性ばかりで、我々のツアーにもストローハットをかぶった黒髪の美しい女性ガイドがつきました。
この修道院はそもそも、スペイン人がこの地を征服してから40年後の1580年に建設された、修道誓願を立て禁欲的な信仰生活を送る女性のための施設で、何度か地震の被害を受けては修復されながら規模を拡大してきました。
地元の名士の娘から貧しい者まで、また彼女たちに仕える小間使いを含めれば、最盛期には500人もの女性が暮らしていたと言われています。
そのため、いくつもの居室や礼拝堂、中庭などがどんどん継ぎ足され、内部は入り組んだ迷路のようになっています。
そして建設から400年ほど経った1970年に修道院は閉鎖され、4年後の1974年から博物館として一般に公開されるようになりました。
中に入ると、まずは“SILENCIO”(静粛に)という文字が我々を迎えてくれます。 -
通路から小部屋に入ると、“最後の審判”など聖書の名場面をモチーフにした展示室などが公開されていました。
この辺は修道院閉鎖後の博物館としての創作かもしれませんが。 -
“SILENCIO”の門をくぐったところにある“静寂の中庭”(Silencio Patio)です。
中庭の真ん中には丸いかたちの緑の木や赤い花が植えられ、周りの白い火山岩の壁は赤く塗られており、修道女たちの閉鎖的で厳しい生活の中にも彩りが添えられていたことがよく伝わってきます。 -
今度は白い火山岩そのままの“初心者(修練者)の回廊”(Claustro de Noveles)とその中庭。
“初心者”と言われるだけあって、白く清楚な印象です。
(修道院の内部についてはペルー旅行ガイドのHPも参照)
http://www.go2peru.com/gal_santa_catalina.htm -
初心者の回廊の天井はこのようにレンガを組み合わせた造りになっていて、壁には宗教画が飾られています。
ちなみに、修道院の名前にもなっている“サンタ・カタリナ”とはイタリア・シエナの守護聖女カテリーナのことで、14世紀、18歳でドミニコ会の会員となり自身の生涯を“清貧、貞潔、服従”のカトリックの三つの誓いに捧げた彼女を模範とするところからきています。 -
修道女の質素な生活をうかがわせる居室もこのように展示されていました。
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続いては鮮やかなブルーとフレスコ画で彩られた“オレンジの木の回廊”(Claustro de Los Naranjos)。
白とブルーの色遣いから、すがすがしい気分になってきます。 -
オレンジの木の回廊の中庭には3つ並んだ十字架が。
静寂の中、昔懐かしいドラゴンクエストのほこらのシーンと音楽を思い起こさせます。
しかし、空の青と柱の青が一体化しているような見事な景色です。 -
オレンジの木の回廊のフレスコ画。
初見の我々はこうした絵画の美しさに感動しますが、毎日ここで暮らしていた当時の修道女たちは、このような絵画を見るときどのような気分だったのでしょう。 -
青い壁と赤い壁が交錯する部分。
まるで迷宮に入り込んだかのような景色です。 -
修道院の一角には、当時の修道女たちが使っていた食器などの小物類や礼拝室などに飾られていた絵画が展示されている部屋もありました。
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これも当時の修道女たちが信仰の対象としていたものでしょうか、聖母マリアやイエスの人形も展示されていました。
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かなりたくさんの部屋や回廊を見てきましたが、サンタ・カタリナ修道院の敷地は2万?もあり、まだまだたくさんの部屋や通りがあります。
続いてはコルドバ通り(Calle Cordova)。
スペイン・コルドバのユダヤ人街を思わせるような白い壁の通りです。
白い壁に添えられた小さな赤い花たちがかわいらしく、通りに潤いを与えてくれます。
このほかにもトレド通りやセビリヤ通りなど、スペインの都市名を冠する通りがあります。
これは、ここに暮らしていた修道女たちが遥か遠いスペインの故郷を懐かしんだことから来ているんだとか・・・。 -
当時の生活が感じられるこんなかまどもありました。
-
敷地の隅にはこんなふうに水を引いてつくった洗濯場も。
横にずらりと並んでいる甕にそれぞれ水を入れて、たくさんの修道女(小間使い?)が同時に洗濯を行っていたそうです。 -
暗い室内には井戸や調理場も残されています。
-
続いては再び赤く塗られた壁が続くグラナダ通り。
向こうに見えるドームには、二階部分に昇っている人がいます。
我々も行って昇ってみることにします。 -
階段を昇ってみると・・・雲ひとつない青空の下、頂に雪をかぶったチャチャニ山の素晴らしい眺望が広がっていました。
一方、下を見ると迷路のように入り組んだ赤壁の小道が。
ガイドがいなければ戻るのも一苦労かも(笑)。 -
そしてチャチャニ山の右手には富士山と見まがうようなミスティ山が。
ほんとにこのチャチャニとミスティの両山は街のどこからでも見られるアレキパのシンボルですね。 -
最後は修道院が幾世紀にも渡って収集してきた絵画などの美術品が展示されているギャラリーを通りぬけて出口へ。
約1時間の観光、おつかれさまでした!
サンタ・カタリナ修道院は敷地も広く見どころがたくさんあって、1時間でまわるには急ぎ足になってしまい、その場では消化不良で終わってしまいましたが、帰国後、撮影した写真を見ながらキリスト教や修道院のことをいろいろと調べたりして勉強になったスポットでした。
せっかくつけてもらった英語ガイドも、宗教用語など専門用語が多くてその場ではなかなか理解できず、もっと勉強が必要だと感じました。 -
元のガイドと待ち合わせて修道院を出るともう12時20分。
空港への出発時間まであと20分あまりしかありません。
ここで、最後に前日行ったレストラン、ソンコリャイの屋上からアルマス広場の全景を見るべく、ソンコリャイに向かうことにしました。
ガイドには12時45分にホテルに戻ってくることを約して広場へ。 -
ソンコリャイに行ってみると、例のもみあげのおじさんはおらず、英語の分からない奥さん(?)が一人いるだけ。
カタコトで空港に行かなければならなくなった事情を説明し、屋上に昇らせてもらうことにしました。
そして階段を昇った先には・・・ミスティ山とピチュピチュ山をバックに白くそびえるカテドラルとアルマス広場の素晴らしい眺めが待ち受けていました。
最後にこの景色を見られてよかった・・・。
おじさん、ごめん。またアレキパに来ることがあったらその時はきっとカマロン(川エビ)を注文します! -
屋上からの景色をカメラに収めて、少し時間が余ったので、貪欲にカテドラルにも入ってみようとしましたが、何か行事を行っているのか、入口には正装した人がいて、入るのを断念しました。
まあ、この旅でも教会にはいろいろ入ったし、アルマス広場のいちばんの眺めを見られたのでもう十分です!
そして時間どおりホテルの脇でガイドと待ち合わせ、車に乗って空港へ。
途中、アレキパ三名山がよく見えるビュースポットがあるというので、降りてまたまた写真を撮らせていただきました。 -
13時過ぎにアレキパ郊外のロドリゲス・バジョン空港に到着。
ここからもきれいなミスティ山が拝めます。
さて、チェックインをしてみると、搭乗券に書かれた出発時刻は15時ではなく17時25分のまま・・・。
ガイドに言って、再度航空会社の係員に時間を確認してもらいましたが、やはり15時発の便はなくて、17時25分のままだそうです・・・。
ガイドも“わたしも15時と聞いてきたのよ”と申し訳なさそうに言うばかり。
結局、このまま訳も分からずに空港で出発までの時間を過ごすことにしました。
・・・今から思えば、市街に戻って観光を続けるという選択肢もあったのかもしれませんが、このときは昼までと時間を決めて集中して観光した結果、なんだか疲れてしまっていたのと、再度出発が早まるかもしれないという不安があったので、そういう考えは思い浮かびませんでした。 -
空港税3.57ドル(10ソル=300円)を払い、2階の展望台へ。
ここからもよく見えるアレキパ三名山や、先に出発するペルービアン航空の機体を撮ったりして時間をつぶしていきます・・・。
そうこうして暇をつぶしていると、16時過ぎになって現地旅行会社の男性係員が現れ、事情を説明されました。
彼によると、リマへの便はフリアカの空港から来ることになっていたのですが、6月のアイマラ族の空港占拠事件で生じた建物被害等の影響でフリアカ発着便が乱れていて、朝の時点ではフリアカからの出発が早まり、アレキパは15時出発と聞かされていたとのこと。
・・・なるほど、前日のフリアカ便の出発が早まったのと同じ理由でこの日の便も早まる予定だったのが、この日のどこかの時点で元に戻ったようです。
それなら出発時刻が元に戻された時点でガイドに連絡を取ってくれればよかったのにという思いもありましたが、旅行会社の方も謝ってくれたし、まあここは収めるとしましょう。
南米旅行でトラブルがこの程度で済んだというのはむしろいい方かもしれませんし。 -
男性係員に見送られて搭乗ゲートへ入り、さらに待つこと17時、ゲートが開いてフリアカからやってきたLP2111便についに乗り込みます。
飛行機とともに夕日に映えて赤く染まるチャチャニとミスティ両山の眺めが素晴らしい・・・。 -
“ペルー富士”のミスティ山もこれで見収めです。
-
そして飛行機に乗り込み、17時25分、定刻通りLP2111便は離陸。
さらば、アレキパ!
日本人にはあまり知られていない街ですが、旅人に優しいもみあげのおじさんや火山岩で造られた美しい白い街並み、そしてペルー富士のミスティ山など、心に残るいろいろな思い出ができました。 -
ラン・ペルーの飛行機はおよそ1,000km離れた北西のリマ目指して夕暮れの中を飛んで行きます。
下に見える波打つような白いものは、海かと思ったら雲海のようです。
よく見ると海ほど激しく波打っていないので、雲海と気付きました。
ペルーの不思議な景色は最後まで旅行者を楽しませてくれます。 -
こんな大地の裂け目のようなところも飛んで行きます。
ペルーの国内線は不思議な景色が見られる窓際がおすすめですね。 -
アレキパからリマまでは1時間半のフライトですが、飲み物にお菓子も配られます。
お馴染みの金色のインカコーラに、マチュピチュ発見100周年のお菓子のケース。
このマチュピチュのケースは記念になり、持ち帰る人がたくさんいました。
わたしも例にもれず(笑)。 -
ケースの中はこんな感じ。
ペルーのお菓子は甘くておいしいです。 -
ペルー観光最後の太陽は西の空に沈んでいきます。
そして18時55分、リマのホルヘ・チャベス国際空港着。
ここでペルー到着日にもお世話になった日本人の女性ガイドと待ち合わせ。
アレキパでの出発時間のトラブルを話すと、せめて最後はいい思い出をということで、空港内のおいしい店を紹介してくれました。 -
そのお店は空港の2階にあるペルーでは有名な鳥肉のファストフード店“Pardos Chicken”。
Brasa chicken(16.2ソル)と紫トウモロコシのジュース、チチャ・モラーダ(4ソル)であわせて20.2ソル(約600円)と、空港内のお店にしては手頃な値段です。
注文の際、“What's your name?”と名前を聞かれてドキッとしましたが、これはできあがったときに呼ぶためのものだったようです。
日本のように番号で呼ぶより親しみがあっていいかも(笑)。
肝心のお味の方は・・・口がとろけるくらい“ンま〜いッ!”の一言。
手づかみで口をてらてらさせながらきれいに残さず食べてしまいました。
ファストフードでもこんなに美味しいなんて、ペルーは本当に住みたいくらいです(笑)。
(Pardos ChickenのHP)
http://www.pardoschicken.com.pe/
リマの日本人ガイドの方には、ここだけでなく、ワカ・プクヤーナの遺跡レストランや、アレキパが美食の街であることなど、ペルー旅行に食の彩りを添える本当に有益な情報を教えていただきました。
ペルーが美食の国であることに気付かされたのは、このガイドの方のおかげと言っても過言ではありません。
本当にありがとうございました! -
腹ごしらえもして、おみやげも買って、いよいよ出発の時間が近くなってきました。
出国審査が終わって国際線出発ロビーに入ると、ギフトショップの前でフォルクローレの演奏がなされていました。
南米ペルーの空の玄関口、リマのホルヘ・チャベス国際空港(Aeropuerto Internacional Jorge Chavez)は、年間1,000万人以上が利用する南米有数の国際空港ですが、内部は非常にコンパクトにまとまっていて、旅行者にとってとても分かりやすく利用しやすい印象です。
こうした施設の利便性や快適性、空港へのアクセスや乗継の良さなどが総合的に評価され、NYのウォール・ストリート・ジャーナルのThe World Travel Awardsでは、2009年から3年連続で“Aeropuerto Lider en Sudamerica”(南米一の空港)に選ばれたほか、イギリスのSkytrax社(航空業界専門の調査会社)の調査でも2011年の南米のベスト・エアポートに選出されています。
【WORLD TRAVEL AWARDS〜South America's Leading Airport 2011】
http://www.worldtravelawards.com/award-south-americas-leading-airport-2011
【Skytrax〜The Global Leaders for Airline and Airport Service Benchmarking】
http://www.worldairportawards.com/Awards_2011/bestairport_samerica.htm -
23時50分、コンチネンタル航空CO6976便(UA855便)は定刻通りリマのホルヘ・チャベス国際空港を出発。
明け方6時25分にヒューストンへ。
そして乗り換え機のCO7便は10時50分ヒューストンを離陸、14時20分成田に到着し、長い旅が終わりました。
今回の旅は、途中あちこちで書きましたが、クスコやマチュピチュといったメジャーな世界遺産だけでなく、ペルーの食の魅力を発見し、グルメ紀行的な雰囲気にも浸れた旅行でした。
そして日本人、外国人問わずたくさんの出会いに恵まれ、なんだか青春時代に帰れたような、世界のほかの国では味わえない貴重な体験ができた旅ともなりました。
思い出せるだけでも、外国人では地元ペルーのヨーロッパ系、インディヘナ系、日系の人々をはじめ、アメリカ人、ドイツ人、フランス人、メキシコ人、ブラジル人、アルゼンチン人、レバノン人、イスラエル人と、数多くの人々とふれあうことができました。
これもアドベンチャーな魅力がいっぱいのペルーの冒険的な旅がなせる業でしょう。
またいつの日か、こんな旅がしてみたいですね。 -
(おまけ)
最後にペルー旅行のおみやげの一部をご紹介。
やはりじゃがいもの原産国ということで、街なかや空港ではいろいろな種類のポテトチップスが売られています。
なかなかおいしいので手頃なおみやげとしても最適です。
コカ茶やコカキャンディは日本に持ち込めないですし・・・。
値段は空港価格で種類により一袋2〜5ソル(60〜150円)ほど。
街なかでは1ソル程度と約半分の値段で買えましたが、空気がもれているのがあったりと、おみやげとしては適さないかも・・・。
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この旅行記へのコメント (12)
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- Decoさん 2023/10/02 19:19:38
- ヤナワラ!
- エンリケさん、こんにちは。
実は私は、昔リマに滞在していたことがあるのです(五か月ほど)。
で、アレキーパにペルー人の友人のご家族がお住まいで、二度ほど遊びにいったことがあります。
そのご家族は、ヤナワラにお住まいだったのです。
こちらの旅行記を拝見して、あの展望台にも行ったことを思い出しました。
あの場所自体が美しいのですが、それに加えてあの絶景!
当時のことを懐かしく思い出しました。
サンタ・カタリーナにも連れて行ったいただき(アレキーパ屈指の名所でもありますからね)…私もコルドバ通りを撮影しました。あそこは絵になりますね(#^^#)
アレキーパは美しい町。青い空に高原のカラッとした空気。当時リマは治安が良いとは言えず、またあまりきれいでない場所も多く、湿度も高く…アレキーパで私は心底ほっとしたものです。
リマとアレキーパが対抗意識が強いのもその通りで、リマに帰って友人に、アレキーパがきれいな町だったと言ったら、「白い火成岩でできているから、きれいに”見える”のです」と言われたことを思い出しました。
ペルー料理が美味しいのは同感です。やっぱり文明が交差するところ、料理も美味しくなるのでしょうか。ペルーの中でもアレキーパ料理は特に美味しいような印象があります。ただ…ペルー紀行(9)で出て来たクイは…私も食べたことがありますが、そのときは”即物的”な外観ではなかったので、なんとか食べられました (^^ゞ
Deco
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- がりさん 2011/11/07 23:12:02
- 素敵な一人旅。
- エンリケさん、こんばんは!
ペルー旅行記、完結ですね〜。
まず旅自体が素晴らしいですけど、旅行記がまた見事な仕上がりで、一緒に旅してるような気分になりました♪
とくにプーノからの帰りのバスの描写、素敵です。
「ほんとに一人ぼっちになってしまったんだな」って気持ち、よく伝わってきました。
僕も基本一人旅なので、海外を一人で旅してると、ふと寂しさを感じることもあったりします。
でもだからこそ、人との出会いが嬉しくて、感動したり。。
それでまた一人に戻ると、寂しさを感じるけどでもちょっと充実感。
僕はバスに一人で乗って、車窓の景色をぼんやり見てるのが好きなんです〜。
自分の思いの中にすーっと入っていけるから。
そこでいろんなことに思いめぐらすけれど、それは旅でしかありえない時間。。
きっとエンリケさんも、帰りのバスでなにか思いに浸りながら、景色を眺めていたんじゃないかなぁとそんな気がしました。
エンリケさんの感動や心の機微まで伝わってきて、素敵な旅行記でした♪
それにしても、ティティカカ湖は絶景だし、ペルーいい国ですね。
チューリップの歌とかペルー富士とか、地球の反対側なのに日本を感じたり。
ペルーって世界遺産くらいしか知らなかったけど、そこに人々の生活があって、街があって…、旅するといろんな発見がありますね♪
最後のポテトチップス、食べてみたい(笑)。
あっ、お気に入りの機能がフォローに変わったとのことで、さっそくフォローさせて頂きました!
これからもよろしくお願いします♪
- エンリケさん からの返信 2011/11/14 21:56:24
- RE: 素敵な一人旅。
- がりさん
こんばんは。ペルー旅行記、最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回の旅は子どものころからずっと憧れていた南米、インカ帝国の足跡を巡る旅だっただけに、帰国後、旅行記を作成するのにも自然と力が入ってしまい、全10回の長編になってしまいました。
それでも、がりさんをはじめたくさんの方に読んでいただき、なんだか達成感がありますね。
“一緒に旅してるような気分”というご感想は、がりさんの旅行記もそうだと思いますが、まさにこちらもそういう視点を意識して旅行記を作成しているだけに、本当にうれしい限りです。
> とくにプーノからの帰りのバスの描写、素敵です。
> 「ほんとに一人ぼっちになってしまったんだな」って気持ち、よく伝わってきました。
> 僕も基本一人旅なので、海外を一人で旅してると、ふと寂しさを感じることもあったりします。
> でもだからこそ、人との出会いが嬉しくて、感動したり。。
> それでまた一人に戻ると、寂しさを感じるけどでもちょっと充実感。
あの場面、好きな歌にのせてああいったかたちで表現するのは最初は恥ずかしかったけれど、がりさんのように分かってくれる方がいて、やった甲斐がありました。
これからもいい場面で好きな歌や詩などを入れていきたいですね。
今回のペルー旅行のような壮大な冒険の旅はなかなかできるものではありませんが(笑)。
> 最後のポテトチップス、食べてみたい(笑)。
ペルーはお菓子もそうですが、本当に料理がおいしかったですよ。
これは実際に行った人でないと分からないと思うので、がりさんもいつかペルー旅行をしてアンデスや海の幸の絶品料理を味わってみてください!
> あっ、お気に入りの機能がフォローに変わったとのことで、さっそくフォローさせて頂きました!
> これからもよろしくお願いします♪
フォローありがとうございます。
わたしもフォローさせていただきます。
こちらこそこれからもよろしくお願いします!
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- liberty-libertyさん 2011/11/02 15:11:55
- 楽しませて頂きました♪
- ペルー紀行
ついに完結ですね。
最後の街アレキバも本当に美しいところですね。
ペルーってマチュピチュやナスカの地上絵、
ティティカカ湖ぐらいしか知らなかったけど
エンリケさんの旅行記を通して、ペルーの空の青さや料理の美味しさ
建造物の歴史や人の温かさが伝わってきて、
本当に楽しく読ませて頂きました。
次はどちらへ行かれるのでしょう?
また、臨場感たっぷりの旅行記、楽しみにしています(^o^)
- エンリケさん からの返信 2011/11/12 21:46:04
- RE: 楽しませて頂きました♪
- liberty-libertyさん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます。
ペルー旅行記、最後まで読んでくださってありがとうございます。
秋の旅に出ていたもので、お返事が遅くなりました。
ペルーはマチュピチュやナスカの地上絵など個々のスポットももちろん魅力的ですが、それらのスポットをつなげて全体を通して旅してみたときに味わえる冒険感もたまらないですね。
こんな冒険の旅ができる国もなかなかないのではと思います。
料理も美味しいし、ペルーは今まで旅した国の中でも5本の指に入るくらい素晴らしいところでした。
こんな国を旅してしまうと、次の旅行記をどう書くかが課題になってしまいますが、近々秋の旅をアップしたいと思いますのでぜひまた遊びにきてください!
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- katanさん 2011/10/31 22:29:21
- 遂に完結!
- エンリケさん
こんばんは。ハイデルベルグ旅行記への投票ありがとうございました!
ペルー紀行、遂に完結ですね。美しい写真も良いのですが、写真に付けられたエンリケさんのコメントも読み応えがあり、楽しく読ませていただきました。
最後の最後で飛行機トラブルか?とドキドキしましたが、無事に帰国されたとのことでよかったです。素敵な旅行記をありがとうございました^^
サンタ・カタリナ修道院の雰囲気は、スペインの女子修道院に似てますね。
色づけされていると、陽光に負けない元気な感じに見えますね。
修道女達は布教のためにドメニコ会から派遣されたのでしょうか。
ドラクエの祠の音楽、わかります〜。私もドラクエ世代なので(笑)
この旅のエンドロールには、どのBGMが似合いそうですか?
katan
- エンリケさん からの返信 2011/11/12 19:45:00
- RE: 遂に完結!
- katanさん
こんばんは。ペルー旅行記、最後まで読んでいただきまして本当にありがとうございます!
また、お気に入り登録もありがとうございます。
秋の旅に出ていたもので、お返事遅れてすみませんでした。
アレキパのサンタ・カタリナ修道院、飛行機の時間が繰り上げられるという情報があって、急ぎ足での観光だったのですが、静かで雰囲気があっていいところでした。
飛行機がの時間が変わらないと分かっていればもっとゆっくりまわりたかったところですね・・・。
katanさんもドラクエ世代とはうれしい限りです。
サンタ・カタリナ修道院はこんな↓ほこらの音楽が似合う不思議な空間です。
http://www.youtube.com/watch?v=MMStKw6F-GI
(ちなみにわたしは?の曲がお気に入りです。)
katanさんはスペインにも行ったことがおありなんですね。
スペインの女子修道院もこんな感じなんでしょうか。
サンタ・カタリナ修道院の修道女たちは、布教のために派遣されてきたというよりは、地元アレキパの名士の娘から貧しき者に至るまで、修道誓願を立て禁欲的な信仰生活を送ることを望んで入った女性たちがほとんどだったようです。
そんな閉ざされた世界が20世紀後半の1970年までアレキパの中心部にあったなんて驚きですよね。
> この旅のエンドロールには、どのBGMが似合いそうですか?
ペルーの旅は同じ目的を持つ仲間と出会ったり別れたり、天空の城や船の旅があったり、ダンジョンやほこらのような修道院があったりと、今思い出すと子どもの頃に夢中になったドラゴンクエストを思い起こさせる冒険の旅でした。
だから、エンドロールとしてはドラゴンクエスト、それも?のエンディングが似合いますかね。
旅の最後に仲間たちと順々に別れてひとりぼっちで故郷に帰っていくところなんかもそっくりですしね(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=3WmOivmdgWk
- katanさん からの返信 2011/11/16 22:58:41
- RE: そういわれれば
- エンリケさん
こんばんは。お返事ありがとうございます。勝手にフォローさせて頂いたにも関わらず、フォローしていただきありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
BGMのリンク張っていただき、ありがとうございます♪
ずいぶん聞いていないBGMのはずなのに、聞くと「ああ、これこれ!」とうなづいてしまいますね。すぎやまこういち恐るべし。 脱線しますが、?のシナリオも凄い。決して古くないんですよね。画質や音質は決して良くないけど、プレイしている分には想像力で十分カバーできるんですよね〜。
そういえば、乗り物も沢山出てきましたよね(^^)未踏の南米へ一人で歩き出すって、まさに冒険のようでもありますね。
> katanさんはスペインにも行ったことがおありなんですね。
> スペインの女子修道院もこんな感じなんでしょうか。
すみません;実は修道院の資料をいくつか見ただけで、実際に修道院を見学したわけではありません。スペインは資料止まりで未踏の地なので、行くとすればドン・ペドロ1世ゆかりの地を巡ってみたいと思っています。
> サンタ・カタリナ修道院の修道女たちは、布教のために派遣されてきたというよりは、地元アレキパの名士の娘から貧しき者に至るまで、修道誓願を立て禁欲的な信仰生活を送ることを望んで入った女性たちがほとんどだったようです。
> そんな閉ざされた世界が20世紀後半の1970年までアレキパの中心部にあったなんて驚きですよね。
地元の女性が請願によって信仰生活に入ったところなのですね。なるほど。
南米の雰囲気と俗世と隔離された閉鎖的な修道院って、何だかあまりマッチしない気がしたので、本国の修道会からやってきたのかな?と思っていました。
本当に閉鎖的なところになると、面会は鉄格子越しとか、物を渡すときも直接手渡しNGとか、徹底しているようですね。それだけに妙な興味(不謹慎にも)を駆り立てられます。
katan
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- tsukiさん 2011/10/26 22:15:49
- 旅行記読ませていただきました☆
- はじめまして。
ペルーの旅行記、とても楽しく拝見しました!!
南米にはいつか必ず旅しようと思っていたので大変参考になりました。
ペルーといえばマチュピチュ、くらいの知識しかなかったのですがプーノやアレキバなど他の街にも絶対いってみようと思います。
そうそう、毎回料理がとても美味しそうで心なしかお腹が減ってきた気がします(笑)
夜のレストラン、女性1人で入っても大丈夫そうな雰囲気でしょうか??
(気にしなければいいだけなのかもしれませんが;)
今後も楽しい旅を続けてくださいね♪
- エンリケさん からの返信 2011/10/30 00:29:19
- ご訪問ありがとうございます。
- tsukiさん
こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
ペルーはマチュピチュ以外にもクスコやプーノ、アレキパといった素敵な街があり、インカ帝国時代の石組みやチョリータ姿のインディヘナの女性、そしてアンデス原産の食材を活かした美味しい料理など、日本人にとってはまさに魅力いっぱいの異文化体験ができ、本当に旅行をしていて楽しい国です。
夜のレストラン、従業員は女性も多いし、客が多いところなら女性1人で入っても大丈夫だと思いますよ。
ただし、ひと気のないところは十分注意してください。
やはり女性の独り歩き、特に夜は危ないと思います。
ナンパをしてくるだけならいいのですが、しつこかったり、危ないことをされる可能性も十分ありますので。
tsukiさんもいつか気をつけてペルー旅行にチャレンジしてみてくださいね!
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- ガブリエラさん 2011/10/22 22:38:07
- 白と青☆
- エンリケさん☆
素敵な旅の、しめくくりですね♪
「もみあげおじさん」日本人ガイドさん、いい人ばかりで楽しい旅だったんですね!
修道院の、白と青の通路、本当に清潔で綺麗ですね(^O^)
この組み合わせ、すごく素敵です。
そして、飛行機の中での「お菓子パック」、食いしん坊の私には、たまりませーん!
機内からのお写真も、本当に綺麗ですね〜♪
飛行機の待ち時間は、本当にもったいないですが、トラブルもなくよかったですよね(^_^)v
実は、私の友人(男性)は、一人で南米旅行をしていて、2人組に後ろから羽交い絞めにされて、カメラを2台奪われたそうです。←けがは無し
エンリケさんが、ご無事でよかったです〜(*^_^*)
ガブリエラ
- エンリケさん からの返信 2011/10/23 18:14:38
- 最後まで読んでいただきありがとうございます!
- ガブリエラさん
こんばんは。早速最後のペルー旅行記読んでいただきありがとうございます!
ペルーは他の南米諸国の例にもれず治安が悪いと聞いていたので、コワい人ばかりなのかなと思っていましたが、現地で出会うペルー人はみんな優しくていい人ばかりで、世界遺産や美味しい料理ばかりでなく、優しくて味のある人々もペルーの魅力のひとつだなと感じたしだいです。
サンタ・カタリナ修道院は時間がなくて急ぎ足の観光でしたが、帰ってから写真を見返してみると、きれいで静かで素敵なところだったんだな〜と実感しました。
またペルーに行く機会があったら、今度はアレキパの街をゆっくり回ってみたいですね。
その時はアレキパの美食っぷりも堪能したいです(笑)。
しかし、こんな何もかも充実した旅行をしてしまうと次はどういう旅をしたらよいのか迷いますね。
そろそろ気持ちを切り替えていかなければ・・・。
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