誕生日祝いの福島旅（会津若松）②

2011/10/01 - 2011/10/02

誕生日の近い友人との温泉旅。
行き先に選んだのは「福島県」。

磐梯熱海温泉で一泊し
翌日は、さらに西へ、会津若松に足をのばしてみました。

エリア 会津若松(福島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

磐梯熱海温泉で一泊し
翌日は「会津若松」へ行くことにしました。

会津ライナー、会津若松行きで出発！

車内は、こんな感じ。

車窓の景色は「秋」。

しかし、予想以上に寒い。
「涼しい」ではなくて「寒い」。

大丈夫かなぁ…。

「会津若松駅」到着！

って、お前は何者？

城？



調べました。
彼の名前は「お城ボくん」…（笑）
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/ja/kanko_odekake/oshirobo/index.htm

会津若松にも、荷物を宿に届けてくれるサービスがありました。
京都や箱根にもありますが
これって、とても便利なんですよねー。

ツレがお手洗いに行ってる間に
お土産もの屋さんを物色。

うひゃぁ、キューピーちゃんが
赤べこになってるー（笑）

うはは。

起き上がり小法師にもなってるー（笑）


これ、絶対起き上がらないし（笑）

おぉ、「ずんだ」だ。

甘いのかな？

ちなみにこちらが会津若松駅。

いい感じ出してます。

駅前には「赤べこ」。

奥にうつってる時計
良く見えないだろうけど
数字は漢数字でした（笑）

会津若松には、色んなコースを走る周遊バスがあって
とっても、便利。

駅前に、ちょうど「赤べこ」のバスが止まっていたので
そのバスに乗って「飯盛山」へ行きました。

あ「飯盛山入口」って書いてある。

おー。
参道ですねぇ。

両側には、お土産物屋さんが並んでいます。


しかし、奥の方を見ると…げ！階段が！

しかし、その横に
「飯盛山動く坂道」だって。

チケットを買って、利用してみよう！

おー！動く坂道〜（笑）


【動画】
http://youtu.be/oH6rPuBQjgA

上には「白虎隊」にまつわるものがありまして
正直、そんなに興味はないのですが（笑）
手をあわせてまいりました。

私が見たかったのは「さざえ堂」。

どこにあるのかなー、とウロウロしていたら
展望台に出ました。

会津若松の街を一望できます。

お、あったあった「さざえ堂」

って、これ裏側だし（笑）

こちらが「さざえ堂」

ねじねじしてますねー。
どうやって図面をひいたんだろう？

こちらが正面。

有料で中を見学できるので
早速、入ってみることにしました。

【動画】
http://youtu.be/ElGHooiuMGw

後からみつけた看板。

なるほどー、こういう配置になってるのねぇ。

飯盛山からは、再び周遊バスで「鶴ケ城」へ。

城の近くで
なんとも趣のある店構えのお菓子屋さんを発見。
「会津葵」という有名なお店でした。
http://aizuaoi.com/

干菓子も、なかなか素敵だったのですが
今回買ってみたのは「かすてあん」というお菓子。

まるでシフォンみたいな軽いカステラ生地の中に
こしあんが入っているお菓子でした。

会津は、お菓子が美味しい街なんですねぇ。素敵。

この後、酒蔵見学やら試飲やらをしようと思っていたので
「飲む前に、食べておかなくちゃね」と
「香寿庵」というお蕎麦屋さんに入りました。


会津若松の郷土料理も、色々揃っているようです。
まんじゅう天
鰊の山椒漬け
こづゆ
そばがき
鰊の天ぷら
馬刺し


…迷うなぁ。

ソースカツ丼も名物なんですよねー。

でも
これは何となく味が想像できるしねぇ。

ほう「かしわそば」ですか。
あっさりしていていいかも。

私は、この「かしわそば」にしました。

ツレは、こちらの「会津香寿膳」を。

なんでかっていうと
会津の郷土料理がいっぱいついてるから（笑）


これを二人でわければ
色んな味が楽しめますものね。

こちらが「香寿膳」が来ました。


ちょっとピントがずれてますが
お蕎麦がつやつやしていて、美味しそう。

私の「かしわそば」も来ました。

「今日から新蕎麦なんですよ」と嬉しい一言。



会津のお蕎麦は
ほんのり甘口の出汁で
少し冷えてしまった身体に
じんわりと、しみました。

さぁ、お腹も温まったので
酒蔵見物に出かけましょう。

ちょうど、お蕎麦屋さんの向かいが
「会津酒造歴史館」なのです。
http://www.miyaizumi.co.jp/aizusyuzou.html


入場料は300円。
資料が並んだエリアを勝手に見て回るのかと思いきや
チケットの代金を受け取ったお姉さんが
そのまま出てきて、説明を始めちゃった。

おまけに、すべて実際に酒を仕込んでる施設だという。
ただの資料館じゃなくて
ここも酒蔵の一つって事なんですねー。

酒蔵には、ほんのり酒の酵母の香りがただよっていて
お酒に弱い方は、雰囲気で酔っぱらっちゃうかもね（笑）

かなり先の方まで説明が続くので
「このお姉さんと、最後まで回るのかしら…」と思っていたら
途中で「ここからは、ご自由にご覧ください」といきなり解放されまして（笑）

お酒にまつわる色んなものを見て回りました。


ちなみにこちらは
小原庄助さんのお風呂（笑）

朝寝、朝酒、朝湯が大好きで♪の、小原庄助さんです。

庄助さんのお風呂って
石だったのかぁ…。

見事に重ねられた杯。

三々九度もし放題。

入場の際に貰ったパンフに
面白い事が書いてありました。

本来、蔵は女人禁制だったのですが
この絵を書いた紙を持っていれば
中に入ることが出来たんだそうです。

でも、この絵の意味が、いまではわからないんだとか（笑）

確かに、何がなんだか…ねぇ。



見学の後に少し試飲をさせていただいて
少しお土産を買いました。

自分用は「酒粕」。
お料理に使おうと思います。

粕漬けかなぁ、粕汁かなぁ。

酒蔵から会津若松駅までは３kmほどありますが
そこが「蔵しっく通り」と呼ばれていて
古い建物が点在しているようなので
歩いて帰る事にしました。

会津出身の野口英世も過ごした街なので
街頭にも「野口さん」

うつってる赤いバスが
私たちの利用した周遊バス。

なんとも、いい雰囲気を出していた「若松食堂」。
http://r.tabelog.com/fukushima/A0705/A070501/7001354/


ここに入ってたら
きっと「ソースカツ丼」食べていただろうな（笑）

最近愛読している「徒歩旅行」という本にも
こちらのお店が、チラっと紹介されていました。



このお店が、会津ソースカツ丼の元祖。という説もあるようです。



この後も、通り沿いの古い建物を見て回ったのですが
いやー、寒い。

会津若松、寒いです。
もう「秋」を通り越して
ちょっと「冬」を感じます。

とにかく暖をとりたくて
駅前のホテルの二階に入っていた喫茶店「瑠璃絵」へ。

ブレンドを頼んだら
おまけにキャンディーもらっちゃった（笑）

コーヒーで暖まってから
予定より１本早い電車で郡山へ戻る事にしました。

これは、会津若松駅で買ったんですが
郡山の「柏屋」さんのお菓子です。

「檸檬（れも）」と言います。

見た目はチーズケーキですが
和菓子屋さんが作っているので
予想以上にソフト。

饅頭の柔らかさとしっとりさを持った
チーズケーキです（笑）

お子さんは、好きかも。

姪（４）へのお土産に
会津の駄菓子セットを買いました。

実は自分もちょっと食べてみたかった。

郡山への移動は各停だったので
時間はたっぷり（約１時間）

その間に、携帯電話で検索していたお店がありました。


お店の名前は「木乃幡」
http://www.konohata.com/
ここの「凍天（しみてん）」というお菓子を食べてみたかったんです。


原発20km圏内にお店があった為に
大変な思いをされたそうですが
なんとか一部を復活させて再開していると
テレビのドキュメンタリーで見ていたのです。

とっても美味しそうな「凍天」を
是非一度食べてみたかった。

そして、そのお店が
郡山駅と隣接する商業施設に入っている事がわかったので
さっそく行ってみました。

あった、あった！

おー、これが「凍天」かぁ。

揚げたてを１つ買いました。

これが「凍天」

一見、揚げドーナッツです。

保存食として食される凍み餅を水でもどして
ドーナツ生地でくるんで油で揚げてあります。

がぶっとかぶりつくと
中からよもぎのお餅が出てきます。

甘味はドーナツ部分だけなんですが
程よい甘さで、もちもちして美味しい！

大満足でした。

ラーメンでも食べて行こうか…とも思いましたが
新幹線の発車時間まで
30分ほどしかなかったので
駅弁を買う事にして、駅へ戻りました。

ホームに出るには早すぎるので
お土産物屋さんを物色。

うひゃぁ、キティちゃんが
赤べこになってるぅー。

時間つぶしに、ぐーるぐる売店をめぐって
10分前にホームに上がりましたが

いやー、寒い。
本当に寒い。

凍えながら新幹線に乗り込みます。

そして、これが私の買ったお弁当。



お弁当売り場のおばさんおススメ「はらこめし」
福島の日本酒も買いました。

中身は、こんな感じ。
美味しくいただきました。


東京駅までは、あっという間に到着。
近いなぁ、福島。


行って良かったなぁ。福島。