2011/10/01 - 2011/10/02
84位(同エリア136件中)
つみきさん
誕生日が近い友人と二人、温泉に行きました。
選んだ行先は、福島県の磐梯熱海温泉。
私にとっては、はじめての福島です。
こんな近くに、こんな良いところがあったなんて
そして、それが福島県だったなんて…。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
11時半に、東京駅の「銀の鈴」集合!
駅構内の紀伊国屋でサンドイッチを買い込んで、いざ新幹線ホームへ。
そっかー、東北新幹線って二階建てかぁ。
二階建ての新幹線に乗るのって、初めてだ! -
席についてびっくり!
一番前だった(笑)
テーブル、ちっちゃ! -
13時半に郡山着!
近いなぁ。
ってか、涼し〜。
かなり爽やかです。 -
磐越西線快速 会津若松行に乗り換えます。
お「赤べこ」がついてるぅ。 -
14時2分、磐梯熱海駅に到着。
さむっ!
東京と比べると、かなり気温が異なります。 -
磐梯熱海駅は、いい感じに木造部分が残ってて
ロケ地にも良さげ。
ついついロケハン気分になっちゃうのは、職業病? -
チェックインの時間には、まだ少し間があるので急ぐ必要もない。
…と、思っていたら、おや駅前に足湯があるじゃないか!
ツレがお手洗いに行ってる間に
温まっちゃおー! -
おー。
意外にしっかり熱いぞー。
お湯に浸かってる部分が
見る見る赤くなるぅ。 -
家族連れの方達も足湯を楽しんでいらっしゃいました。
涼しい風が吹いてきて
とても心地よい。
奥に見えているのが、駅舎です。 -
私は、ハンカチ代わりにガーゼ手ぬぐいを持っていたので
タオルは要りませんでしたが
必要な方は、駅の中にある観光案内所でタオルを買うことが出来ます。 -
ふーん。レンタサイクルもあるんだねー。
でも、自転車で回る範囲内には
何があるのかなぁ。 -
お、朝市もあるらしい。
-
足湯には、時刻表もありました。
「あれ?電車何時だっけ?」なんて時に便利ですね。
ってか、これで書ききれちゃうくらいの本数しか無いんだな。 -
これは会津若松方面の下り。
翌日利用する予定なので
写真に撮っておきました。
写メって、メモ代わりになるから便利。 -
タクシーで行っても3分くらいなんですが
宿に電話したら、迎えに来てくださいました。
でもチェックインには、ちょっと早かったので
玄関わきの、こちらのスペースで
おしぼりとお茶を出してくださって
お部屋の用意が出来るのを待ちました。
実際。そんなに待たなかったんですけどね。 -
本や雑誌が色々用意されていて
「お読みになりたいものがあれば、お部屋にお持ちいただいて結構ですよ」と言われました。 -
雑誌類も、好みのチョイス。
作務衣姿の仲居さんが
「お部屋のご用意が出来ました」と呼びに来てくださったので
お部屋に行きます。 -
館内には、ところどころ、こんなスペースがあり
お部屋とは、また違った眺めをのんびり楽しめるようになっています。 -
我々の部屋は、階段を2回降りた一番奥。
「清流」というお部屋でした。 -
お部屋で、栗の入った羊羹をいただきます。
お茶は、ちょっと飲んじゃった後で、ごめんなさい。
急須にお湯を注いでから
ちゃんと待った感じの
美味しいお茶でした。 -
お部屋は、こんな感じ。
-
川に面した窓の前には
まるで縁側みたいなスペースがあります。
縁側が付いたお部屋には何度か泊まった事がありますが
見えるのが「庭」じゃなくて
「川」ってのが凄いなぁ。 -
そして、この眺めが凄い!
-
今回は、ツレがこちらの宿を推薦してくれたのですが
中でも、この「清流」のお部屋が一押しでした。
なぜかと言うと、お部屋の眺めが素晴らしいから。
ほら、窓の外に見えるでしょ。 -
こんな風に
お部屋から
川が真っ直ぐに見えるんです。
まるで、部屋の下から川が流れだしているみたい。
実際は
部屋のすぐ横で流れが変わっているんだけど
こういうアングルで、川を眺められるお部屋って
なかなか無いですよね。
さらさらと流れる川音が耳に心地よく
また、その水質のきれいな事ったら。 -
「清流」のお部屋は角部屋なので窓が多く
左側は鏡台が置かれた、小さなスペース。
右はテレビや電話がまとめられたスペースです。 -
で、これは
テレビや電話があるスペースの
窓から見える川の眺め。
宿の大浴場からも
このあたりが見えます。 -
冷蔵庫の置いてある場所にも小窓。
-
冷蔵庫の中身は、かなり充実。
お部屋飲みしたい方にも、十分ですね。 -
洗面所はシンプルだけど十分な広さ。
二人並んでも余裕です。
ただ、ちょっと鏡が遠いので
メイク用には、鏡台を使った方がいいかな。 -
トイレのドアを開けてビックリ。
広ーい。
男性用の小便器まである部屋って
なかなか無いですよね。 -
お夕飯は18時にしていただいて
まずはお風呂に入りました。
澄んでいてサラサラした泉質。
匂いも特にない。
でも、浸かってるうちに
身体が、すべすべになっていきます。
ここ「美人の湯」らしいです(笑)
ちなみに、他のお客さんは居なくて貸切でした。
嬉しいけど、他にお客さんは居ないのかなぁ…って、ちょっと心配になる。
時間になって、お夕飯。
部屋食とダイニングが選べたので
ダイニングにしてもらいました。
きっとお食事している間に
お布団を敷いていただけるだろうし
ダイニングから、どんな景色が見えるのかも見たかったから。
欲張りです(笑)
ダイニングには、テーブルが5つありましたが
我々の他には、御夫婦が一組。
お部屋食を希望される方が多いのでしょうかね? -
まずは
食前酒からスタート。
なんと「栗」のお酒。
栗の焼酎は経験ありますが
こういった「栗」のお酒は初めてでした。
栗のコクや香りがあって、なかなか美味しい。
その後は、ビール。
「キリンで」とお願いしたら
一番搾りとラガーを持ってきてくださって
「どちらにしますか?」と選ばせてくれました。
こういう所まで選ばせてくれるのって
嬉しいなぁ。 -
「前菜」
前菜って、色んなお味が色々楽しめて、ほんと楽しいですよねー。
海老葛饅頭
銀杏松葉刺し
鯛菊寿司
里芋田楽
零余子真薯雲丹焼き(むかごしんじょウニやき)
舞茸・蟹・柿の胡桃和え -
「椀物」
菊花小蕪蟹擂り流し
鮑も入ってたけど
なんといっても出汁が美味しい。
出汁が美味しいと
全体的に食事のレベルがあがりますよねー。
お出汁をあじわって
「あー、美味しいなぁ…」と声に出てしまいました(笑) -
「向付」
鮪菊花巻
天然勘八
鮃
槍烏賊
この菊花巻が美味しかった。
菊に渋みも苦味もなくて
脂ののった鮪とのバランスがいい!
見た目は「菊が厚過ぎるかな?」と思ったけれど
いただいてみると、ちょうどいいバランス。
菊の花は、酢の物やあえ物でしかいただいた事が無かったので
こういう食べ方を楽しめて、嬉しかったです。
自分じゃしないけどねー(笑) -
お献立を見ながら
「そろそろお酒かな…」と思い
ツレが「地のお酒をお願いできますか?」とお願いしたら
ご主人が、5種類のお酒をお盆にのせて持ってきてくださいました。
で「どうぞお試しになって、お好みのものをお選びください」と仰る。
えー!本当に!?
それも、ちょろっとじゃなくて
しっかり注いでくださっちゃうから、嬉しいったらない(笑) -
選んだのは福島の笹の川酒造さんのお酒「開成」。
http://www.japan1000.com/com/?c=0701010119
私は普段「大吟醸は、すっきりし過ぎて…」と敬遠しがちなのですが
このお酒は「原酒」だからでしょうか
しかりしていて、お食事ともあう。
こうして、ガラスのボトルに注いでくださって
紅葉とともに冷やしてくださる。
ガラスのとっくりや、ちろりに入れる事はあるけれど
こんな風に供するのも素敵ですねぇ。 -
この後、1合飲みほした後に
もう1合、別のお酒をお願いしました。
それが、左の一升瓶。
新潟の南魚沼のお酒。
八海山のしぼりたて原酒「越後で候」。
これも、美味しかったー。
こちらのお宿
セラーにワインやシャンパンも保管されていましたから
お酒の品ぞろえは、なかなかなんだと思います。
我々は「せっかくだから地のものを…」と日本酒から選びましたが
お酒がお好きな方なら、御主人に相談して
お好みのものをいくらでも選べると思います。 -
「焼き物」
マナガツオ西京松茸挟み焼き
(マナガツオは、魚へんに昌でした)
鶏松風 -
今年初の松茸は、香りが良かったー。
むっちりしたマナガツオも
好きな魚の一つです。
ぱくっと食べて
鼻から、むふーっと香りを楽しみました(笑) -
「代わり鉢」
牛肉朴葉包み焼
この味噌が美味しかったー。
まるで、濃厚なシチューみたい。
きっと色々ブレンドしてあるんだろうなぁ。
ほうれん草・葱・エリンギも添えてあって
混ぜていただくと、また美味しい。 -
「揚げ物」写真奥
信楽海老
鱚
占地(しめじ)
菊の葉
蓮根煎餅
「炊き合わせ」写真手前
子持ち鮎昆布巻
銀杏長芋
針人参
春菊
焼き栗
この変で
かなりお腹いっぱいになってました。
そして、結構酔ってました。
だって、試飲だけでも飲んでますしね(笑) -
「食事」
麦とろ飯
穴子
「止椀」
合わせ味噌仕立て・南京と滑子
「香の物」
福神漬け
蕪 -
「水菓子」
オレンジ羹
梨
葡萄
この「オレンジ羹」が
さっぱりとして、とても美味しかった〜。 -
翌々日が、ツレの誕生日でした。
宿帳に生年月日を書いたからでしょうね
「お誕生おめでとうございます」とご主人がプレゼントを用意してくださいました。
嬉しいなぁ、こういう心遣い。 -
よせばいいのにツレが
「実はこの人も一昨日が誕生日で…」と口を滑らし
ご主人が「そうだったんですか!」と仰るので
「いえいえ、この旅行が私へのプレゼントなんで…」と
お気を使わせないように辞退したつもりだったんですが
こうして、私まで誕生日プレゼントをいただいてしまいました。
なんだか、おねだりしてしまったみたいで、恐縮です。 -
かなり酔っていたので
お部屋に戻って、布団にごろーん、とした瞬間に爆睡。
3時間ほどして、喉が渇いて目が覚めました(笑)
夜中もお風呂に入れると聞いていたので
夜中にお風呂へ。 -
またまた貸切。
ライトアップされた川を眺めながら露天風呂にも入りました。
(暗くて撮れなかった)
大きなお風呂に
のーんびり入るのって、本当に気持ちがいいなぁ。
お部屋に戻って、再び
おやすみなさーい! -
翌朝は7時半起床。
川に面した側から日が昇り
川面がキラキラしています。 -
朝風呂気もちいい!
-
前日より、少し水かさが増して
せせらぎの音は小さめになりました。
ゆったりたっぷり流れる川って
眺めていて飽きません。 -
朝ごはん!
完食しました! -
チェックアウトしたら「会津若松に行こう」と話していたので
磐梯熱海の観光案内所で貰った地図を広げます。
福島をエリアごとに色分けしてあるんですが
原発周囲はグレー。
Twitterで放射線量をチェック。
西へ行くのは問題無し。 -
これは福島の温泉スポットをまとめた地図なのですが
地図の左端には「原子力発電所」が記載されていました。
その周囲にも温泉地が沢山あり。
今は行く事が出来ない温泉地が
けっこうある事を知りました。
チェックアウトは10時でしたが
10時代の電車が無い。
宿の方のお言葉に甘えて
電車の時間まで部屋に居させていただきました。
チェックアウトの後、宿の方に送っていただいて駅へ。
いやぁ「熱海荘」いい宿だったなぁ。
旅館にはうるさいツレも
「これまで行った宿を振り返っても3本の指にはいるな!」と
かなり気に入った様子でした。
この旅の続きは
「誕生日祝いの福島旅(会津若松)②」にて
https://4travel.jp/travelogue/10607990
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