2008/08/11 - 2008/08/15
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haoziさん
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コロンス島とは中国らしからぬ名前。
中国語では“鼓浪嶼”。波が岩にぶつかる音が太鼓をたたくように聞こえることから、明代にこの名がついた。
標準語の発音ではGu3lang4yu3だが、[門虫]南語ではGolongsu(あるいはKulangsu)と言うそうだ。
日本語でも、現地の発音をそのまま取り入れて、「コロンス島」。響きがいいし、この島の風格にぴったり合っているように思う。
標準語の音で「グランユ島」とか、漢字で「鼓浪(ころう)島」にならなくてよかった。
コロンス島はアヘン戦争後、共同租界地と定められ、列強諸国の領事館や教会、洋館が次々に建てられた。この100年余りの間の悲しい歴史が、コロンス島独特の景観を作り出したとも言える。
まったく皮肉な話ではあるが、今の人々はそんな洋館等をうまく利用し、おしゃれで明るい町を作り上げている。
ゆっくり町歩きをしたかったが、時間がなく、日光岩に登っただけですぐに引き返してしまったのがとても残念だった。
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土楼見学からアモイに帰り、“佳麗海鮮大酒楼”にて夕食。
海辺に建つ大型レストランで、いけすに入った魚介類などを選んで調理してもらえるようになっている。
青脚[虫尋xun2]:カニ
大斑節(蝦) -
大生[虫毛hao2]:大カキ
海瓜子:小ハマグリ
花螺 →螺:マキガイ
血蚶 →蚶:アカガイ
叶子魚
水尖魚
魚の名前はお手上げ〜 -
航海魚
竹蟶(cheng1):マテガイ
/蚌(bang4):ドブガイ、カラスガイ
龍舌魚
珠帯魚
希丁魚
梭子魚:カマス
黄花魚:イシモチ これは中国でメジャーな魚 -
大冬星斑 →石斑魚:ハタの一種
剥皮魚:カワハギ
白帯魚 →帯魚:タチウオ -
彩電:特大エビ
この水槽の前で“彩電”と言いながら、笑い転げている男の子がいたのが忘れられない。
野生大章魚:天然大だこ
そういえば、アモイの高級特産品に“文昌魚”(ナメクジウオ)があるらしいが、見かけることはなかった。よほどの珍品なのか、あるいは売られている場所が違うのか? -
野菜の種類も豊富。
白[艸見xian4]菜:ヒユナ
紅[艸見xian4]菜
木耳菜:ツルムラサキ
小白菜:チンゲンサイ
油麦菜:レタスの一種
油菜心
[女乃]白菜
[艸交]白筍:マコモダケ
…… -
潮式滷味
港式焼味
日式刺身…日本語の“刺身”がそのまま使われている。 -
夕食後、アモイ一の繁華街中山路へ。
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北京オリンピックにちなんだパネル(コカコーラ広告)が出ていて、皆が記念撮影にいそしんでいる。
オリンピックスターは、姚明、劉翔、郭晶晶。
“点燃激情,伝逓夢想”:聖火リレーのスローガン -
可口可楽 奧運歴史展
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卓球ゲーム
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道端の店には“紋身”(タトゥー)の文字が。
中山路には、なぜか多数あった。 -
派手な出し物に気を取られていたけれど、“騎楼”と呼ばれる外廊式建築を見ることを忘れてはならない。
これは、東南アジア一帯、特にイギリスの息がかかったところに多く見られる建築様式。
建物の街路に面した一階部分を通路に供し、ここを通れば、日差しや雨を避けられるようになっている。 -
翌日、コロンス島へ。
フェリーに乗って、鷺江を渡る。
フェリー内で、三明から来たという父娘ペアと話した。小学生の女の子のコロンス島行きのお目当ては、“海底世界”(水族館)だって。
島の先端部分の高台には鄭成功の像。
鄭成功は“抗清復明”の英雄。アモイにある“思明区”の地名も、「明(ミン)を思う」という意味であり、鄭成功にちなんで名付けられたもの。
鄭成功の母親は日本人だが、残念ながら、中国人の多くはそれを知らない。民族の英雄が、日本人の子だったなんて信じたくない気持ちはわかるけれど。 -
♪鼓浪嶼四周海茫芒,海水鼓起波浪……♪
コロンス島は、自動車の乗り入れ禁止。
電気カートで島を半周した。
この手前側は海水浴場。
正面奥に見えるのが日光岩。海抜92.7メートル。この後、あの頂上まで登る。 -
“草坪留青,脚下留情”(芝生を踏み荒らさないでください)
コロンス島は「音楽の島」とも言われる。
ピアノの普及率が中国一で、数多くの音楽家を輩出している。
島内には、華僑の胡友義氏がコレクションした70台のピアノを展示したピアノ博物館もある。
とはいえ、朗朗(瀋陽)や李云迪(重慶)のような超有名ピアニストはいないのでは?と思ったら、“鋼琴神童”牛牛は1997年生まれのアモイ人だった。(コロンス島ではないと思うが) -
日光岩寺
“鼓浪洞天”
丁一中が明万暦元年(1573年)に書いた。
コロンス島で最も古い石刻文字。
“鷺島第一”
林緘が清道光27年(1847年)に書いた。
左右の文字は揃っているように見えるが、実は年代が違う。
横書きの“天風海涛”は、許世英が1915年に書いたもの。 -
真夏の炎天下、日光岩に登る。
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ここは、もともとは「晃岩」と言われていたが、鄭成功が日本の日光にも勝る景色であるとして、「晃」の字を「日」と「光」に分けて「日光岩」と呼ぶようになったと言われている。
(個人的には、鄭成功は日光には行ったことはないと思うし、日光とコロンス島では共通点もないので、どうでもいいエピソードだと思っているのだが) -
「万国建築博覧会」の異名を持つコロンス島の町並みを俯瞰。
建物の様式はさまざまでも、屋根はオレンジ色でほぼ統一されているようだ。色味が揃っているから美しい。
「八卦楼」の丸い屋根も見えている。
高層ビルが建っているのは、対岸のアモイ本島。 -
先ほど通ってきた海水浴場の方向。
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アモイ市内
アモイには高崎空港という立派な国際空港があるので、ここから帰国できれば都合がいいのだが、いかんせん我々はツアーで、再び福州まで戻らねばならない。“海西”の高速道路を往復して、(恐怖の?)福清にも行ったような気分になる。
かくして、初めての福建行きは、旧知の福清人に出会うこともなく、無事に終了した。
福建周遊<完>
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