2004/10/02 - 2004/10/02
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旅遊de美食散歩さん
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厦門2日目は海上の花園という別名を持つほど美しい島『コロンス島』へ。
華僑の方々のお金のかけ方が半端ない豪華で端正な美しい洋館の数々を堪能。
洋館以外には、当時の日本領事館跡や旧日本警察署地下監獄も見学できました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月2日
コロンス島は、アヘン戦争の南京条約で列強13国の共同租界地となった為、外国人の別荘などが数多く建てられ、今でも当時の洋館や故郷に錦を飾った華僑の人々の洋館が建ちならび、異国情緒溢れる島。
海上の花園という別名を持つほど美しい島で、島内には車が一台もなく、観光には小型の電気自動車しか使えません。またピアノの普及率が中国で一番多い所で、多くの著名ピアニストを世に送り出してる為、島を歩くとどこからともなくピアノの音が聞こえてくるロマンチックな島でもあるのです。
宿泊した鷺江賓館近くからフェリーにのり、コロンス島へはフェリーで5分で到着。潮風とともに目の前にコロンス島が広がります。 -
こちらコロンス島の海水浴場。リゾートビーチってふれこみだったんだけれど・・・。ちょっと予想を裏切られた普通の海水浴場でした(笑)
海上の楽園コロンス島に絶対とまりたかったので島内のホテルを予約したのですが、すごく混んでてようやくとれたのが華能賓館というところ。コロンス島についてまずはホテルへ向かったのですが、島内をぐるぐる回ってくれるカートに乗り込んで着いたホテルをみてびっくり。HPとは大違い!これ、国民宿舎ですか?笑
お部屋もドミトリーみたいなお部屋でした。ま、仕方ないわね。
気を取り直して散策に直行! -
まずは、島内にある公園”菽庄花園”へ。この庭園内にピアノ博物館があります。
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こちら行って見たかったピアノ博物館。ピアノの形をしてます♪
中は驚くほどのピアノのコレクションの数々!弾かせて欲しい〜〜と思ってしまいました。 -
そして洋館散策へ!前に後に左に右に、とにかくあふれるように数多くそして美しくため息の出てしまう見事な洋館に囲まれ、出てくる言葉は、”ほ〜”とか”は〜”とかばかり。
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こちらの洋館は窓枠の装飾も素敵ですが、入口のステンドグラスがなんとも素敵!願わくば、もっと見た目をきれいに住んでほしい・・・笑
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見事すぎて言葉にさえなりません。思う存分、洋館を堪能することができます!!それにしても華僑の人たちのお金のかけ方はハンパじゃないですね。数々の洋館の見事な造りからだけでもそれを物語ってます。
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こちらは何世帯かが一緒に住んでいる様子の洋館。ベランダのおばあさんが、ピアノの音色とともに歌をうたっていました♪
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ここは中国の寺院だった所だそうです。今は民家として使われてましたが、壁の装飾が見事でした。
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寺院の面影を少し感じますね。
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こちらは”白亜の洋館”って言葉がぴったり♪どんな人がこのベランダで、どんな時間を過ごしたのかしら・・・・。
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こちらのお宅はこれが入口ですよ!玄関じゃなくて、ここからお屋敷が始まる入口。素晴らしい・・・。
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普通に入れてしまったので、ちょっと見せていただきました。中にはこんな立派な洋館が!庭には噴水があった跡もあって、昔はさぞ豪華な洋館だったでしょうね。
ポーチでのんびりお昼寝してるおばあさんがいました。 -
噴水跡はなんだか中国っぽいのか西洋っぽいのかよくわからない不思議な形。
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ベランダの造りは木の窓と石造り。すべてうすいブルーで色づけされてて、もうここはまさにヨーロッパ♪
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こちらは”許家一族”のお屋敷であるらしい。許家園ってネーミング、すごいですね。立派な家じゃなきゃ園なんて言葉、使えませんもの。
入口の門で大理石ですから、相当なお金持ち。当然中には入れません。 -
外から見えたのは美しいポーチとベランダのある洋館。気分はロミオとジュリエット♪
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こちらも大きなお屋敷の入口。お屋敷は今でも現役らしく、中には入れません。上部のライオンの彫刻とかがすごく凝ってました。
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そして日本領事館と警察があった場所へ。とってもひっそりしていたんだけれど、しっかり中まで入って見学。
これは、領事館の建物の表玄関です。領事館も旧日本警察署地下監獄もひとつの敷地内にあります。 -
アヘン戦争後各国の租界地となったここコロンス島は、各国大使館があったところですが、日本領事館もありました。ここがその領事館跡と旧日本警察署地下監獄の跡地。
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領事館入口。木造の廊下と玄関は当時を忍ばせます。
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領事館内の一部の部屋の入口。なんだかこの部屋も牢屋のような雰囲気があります。
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領事館内部は木造。天井も板ではりめぐらされていて、電灯があった場所は美しい彫刻跡が残っていました。
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階段もすべて木です。手すりの彫りも美しかった。きっとここを当時の日本人も触りながら上り下りしたことでしょう。
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階段の雰囲気、手すりの形は上海の虹口日本人租界地の様子とそっくりですね。
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現在は一般民家として使用されているので、普通の人が暮らしているようです。
こちらは階段をのぼった2階の様子。ぎしぎしいう廊下はちょっと怖い〜・・・。 -
領事館の建物外観。レンガ造りのとても瀟洒な造りです。広い中庭があって、南国の木々に囲まれた、当時はとても住み心地のよい洋館だったことでしょうね。
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領事館表玄関を正面に見て、むかって左側のレンガ造りの洋館が、旧警察署で当時の地下監獄があったところ。ここでは、たくさんの罪のない中国の人が拷問にあっていたといわれています。
洋館を入ってすぐにあるこの木の入口。見た瞬間、説明されなくてもすぐここが地下監獄だとわかりました。というのも、この入口の様子は網走の刑務所とまったく一緒。瓜二つといってもいいくらいおんなじ様式の入口だったからです。 -
見た目はとても美しいレンガ造りの洋館。上の階が警察署だったため、当時は下の監獄からきこえるうめき声が上にまで響いていたとか?!。今現在こちらに住んでいるというおじさんが、簡単に説明してくれました。
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中庭にあったガジュマロの木と石のベンチ。このベンチは、どんな日本人のどういった会話を、ここできいていたんでしょうか。
いろいろ考えさせられる場所でした。 -
こちらは、このコロンス島で私が一番気に入った洋館の、通りから入った入口すぐにある中庭。黄色い花の咲き誇る木のトンネルが本当に美しい。
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数ある美しい洋館の中で、私が一番心惹かれたこちらの洋館は現在空き家。できることならローンでも組んで購入したい!と思ってほど。笑
こちらが通りから見た正面。 -
入口は特に鍵があるわけでもなく普通に入れたので、ちゃっかり見学。ポーチだけでも広々してます〜。
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敷地内部から見た洋館の様子。ツタの絡まり具合が何ともいえないでしょ♪
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開け放した窓から真っ白のレースのカーテンがゆらめいていそうな、空想をかきたてられる幻想的な窓。どっしりと構えているけれど、壁には非常に女性らしい彫刻が施されてます。
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石造りの壁と、すべて木造の窓枠。
”リフォームしたとしても、窓枠はこのまま残そう!”
なんて、買えるわけでもないのについ夢だけが膨らんでしまいました。笑 -
裏門から洋館まで続く細い道。ここだけ見てるとフランスかイタリアのお屋敷とかの中庭を歩いてる気分になりませんか?
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道をよく見ると、細かい石で模様をつくりながら、敷き詰められているんですよ。ほんとーにすみずみまで凝っています。
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とりつかれたように散策を楽しんでたらあっというまに夕方も6時。気付いたらカートの姿もない・・。なんと島内を巡回してくれるカートは6時までの営業。環境に優しく車の無い島は、歩く以外に交通手段がない!という事実を甘くみておりました。笑
ホテルから一番遠い桟橋付近にいたので、まずは腹ごしらえ。夜景のよくみえる海鮮レストランへ。コロンス島のメイン船着場には、すぐそばにショッピングモール”三友假日旅遊城”があります。
そのショッピングモールの屋上にあるこのレストランは、なかなか穴場的レストランで、夜景が思いのほか美しい!
『日光音楽餐庁』
厦門市コロンス島三友假日旅遊城4楼
?:0592−2065666 -
こちらは、ゆでエビ〜プリップリ〜♪ 甘〜い、大き〜い。
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牡蠣のオムレツ蚵仔煎(オアジェン)。これを初めて食べたのは台湾の屋台でした。
もっと卵がとろっとしてて牡蠣も柔らかくてジューシーでおいしかった思い出が。
ここのは・・・まあまあ、かな。
ちょっと卵も牡蠣もしっかり火を通しすぎって感じでしたね。 -
やっぱり蒸魚!ってことで、さっぱりした味の清蒸にしましたが、この魚
”包公魚”はかなり泥くさかった・・・。残念。 -
ホタテ貝の春雨炒めのせ。黒豆を茹でて発酵させた豆豉と春雨をガーリックで炒めてます。とっても濃厚な味。
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大根と人参と貝柱のスープ。とてもすっきり、あっさりなんだけれど貝柱のコクがでてておいしい!味の濃い料理にはもってこいのスープ!
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〆は海鮮ビーフン!全品海鮮でもリーズナブルってところがやっぱり南に来たな!と実感します♪ビーフンはもやしや韮など野菜いっぱい!
こってり味です。
食後は、真っ暗な土地勘のない道を30分以上歩いてホテルまでもどる勇気はなく、フェリーの乗り継ぎ作戦でなんとかホテルまで帰りました。
一度レストラン近くの桟橋からなんと対岸まで戻り、そしてまたホテル近くの桟橋までいくフェリーに乗り換え。恐ろしくあほらしい行程ですが、それ以外に方法もなく。笑
コロンス島はやはり日帰りで行くことをお勧めします。
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