東北旅行記2011秋　(2)　塔のへつり、大内宿

2011/09/25 - 2011/09/25

　今日は、いよいよ東北入りです。
　朝、六時前に熊谷のホテルを出発して、東北自動車道に向かいました。いやぁ、関東は、走りにくいです。京都在住で、いまだに大阪市内には、マイカーでつっこめない私ですので、関東は、苦手の苦手。今回も、青梅やらで渋滞に巻き込まれ、関東は苦手の感がますます強くなりました。

　そんな思いのあとでたどり着いた福島は素敵です。
　郡山とか福島とか、大きな町の中心地は、時間帯により渋滞もあるようですが、観光地に向かうその他の道路は、スイスイと走れますし、周囲の景色は、のどかで、美しいのですから、これぞドライブの楽しみの極致だと思います。今は、稲穂の実りの時期で、黄金色の田畑を横眼に走りました。

　本日の目的地は、塔のへつりと大内宿です。
　久しぶりの訪問に大満足して、会津若松駅前のホテルに入ってすぐ、地震がありました。震度4だそうですが、部屋の中でうろうろとして、いざというときは、机の下か、と椅子をどかせて、入る用意をした頃におさまりました。
　東北の方々は、あの震災のあと、何度も何度も繰り返す余震に耐えてこられたのだな、と思いました。

　

エリア 会津若松(福島)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

もうススキの季節なんですね。

羽鳥湖です。

稲穂の実りを見ながら、走りました。
どこもかも黄金色の景色です。

黄金の段々畑

咲いていた花を車に映して遊びました。

塔のへつりに着きました。
15年ぶりぐらいにやってきました。
昔は、ずっと川沿いを歩けたのですが、今は、ほんの一部しか行けなくなってました。
が、川の緑の色は以前にも増して美しかったです。

二番目のスポットは、大内宿です。
頑張ってます、の旗が出迎えてくれました。

わぁ〜、もうコスモスの季節なんですね。

ん、ひまわりとコスモス。
たしかに、太陽が出れば夏、ひっこめば秋の涼しさ。
今は、両方が混在してますが、旅にはとてもいい季節です。

ツアーバスがたくさん来ていました。
通りすがりの人が、「こんなにすいてる時もいいわね」と言っておられたので、震災前は、ツアーバスががんがんきて、人が多かったのだと理解しました。
昔、私が来た時には、人かげがまばらの、寂しい印象でしたが、観光化が進んで、その分、町がきれいに整備され、家々には、それぞれ工夫した商いがあり、昔の宿場町の活気があるようでした。

ちりめん細工で野菜の形の民芸品を売る店ですが、そのカラフルさに、お客がどんどん立ち寄ります。

この階段をのぼると、町全体を見下ろす展望が楽しめます。

連なる屋根を、いろんな角度で写して楽しみました。

どんつきの店で、蕎麦のすいとんと、岩魚の塩焼きを食べました。
店内の囲炉裏で、じっくり焼かれたものです。
囲炉裏の火って、人をひきつけるんですね。
入ってくる人、皆さん、囲炉裏に吸い寄せられるように見入ってました。

大満足して、店をあとにし、また来た道を戻りました。

たしかに、ねぎ一本がつっこまれた蕎麦を食べていた人がいました。

駅前のホテルの部屋から見た磐梯山の夕焼けです。

大満足の一日が暮れていきます。