2011/08/23 - 2011/08/25
522位(同エリア926件中)
まりも母さん
8月23日~25日の東北旅行の二日目です。
初岩手県で、ぜひ行って見たかった「平泉」へ。
世界遺産に登録され これから 観光客も増えそうだし早めに見に行っておこうという事です。
注目度の高い場所ですが、
朝 花巻の旅館を出発して、中尊寺からポイントを押さえて廻っても大体1日で見ることが出来ました。
この日の晩は、仙台市内の友人宅に泊めてもらう事になっていましたので、
一関で、お土産なども買って ついでに古い造り酒屋の建物も見学できました。
ところどころ、震災の爪あとを見ながら。
旅行も復興支援だと、食べたり、買ったり。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
-
「中尊寺」の駐車場は「月見坂」の下に町営駐車場があります。
私たちは 先のほうにもあるかな?と山を登って、団体バス駐車場の先
古代ハスの隣まで入ってしまいました。
狭い駐車場ですが、おじさんが誘導していて 車を停める事ができました。
と いう事で、境内には「不動堂」の脇の方から入る事になってしまいました。 -
階段あたりに撮影クルーが見えました。
今日は何かの撮影に来ているようです。
世界遺産に認定されましたからね~。
注目度も高まり、撮影も多いでしょう。 -
「本堂」のすぐそばからのスタートになってしまったので、
少し道を戻ってから見学する事にしました。
「奥の細道展」と書かれた標識が。
全部をゆっくり見ている時間はなさそうなので、ここはスルーしました。 -
「地蔵堂」まで戻りました。
「中尊寺」は 境内にこのような小さなお堂が点在しています。
それぞれが、お参りできるようになっていて お賽銭箱も置かれ
そばにはそれぞれのお守りやお札などを売っている札所がある所も多いのです。 -
「薬師堂」
「地蔵堂」で折り返して、正しいルートで進みます。
すべてのお堂をお参りしていたら、こりゃ~一日がかりですわ。 -
4本並んだ大きな杉の木
根元の方が合体してますが、これは元々同じ根から複数出ている木なのか?長年のうちに合体したのか?
育つうちに合体したっぽいですね。
しかし、まっすぐ並んでいて妙な景色です。 -
本堂の前にある鐘楼です。
-
「本堂」です。
「中尊寺」は「金色堂」など一部の建物区域は拝観料が要りますが
「本堂」はそれが必要ない場所にあります。
この日も平日ながら たくさんの方がお参りされていました。 -
大勢の僧侶の方が塔婆のようなのを書かれています。
-
私たちもお参りします。
そりゃ~この震災の慰霊のお参りする方も多いでしょうね・・・。 -
「峯薬師堂」目にご利益があると有名で、絵馬は”め"と書かれたものです。
ここの札所には特に目のお守りが沢山あります。
さっき通って来た「薬師堂」の方には目のお守りは無いそうです。
札所をいくつかのぞいてみましたが、それぞれ、置いてあるものが微妙に異なります。 -
「大日堂」
かなり古い建物と思われます。 -
大日如来像
仏様関係って、如来、菩薩、明王などいろいろな方々が多くて、どのような相関になっているのかはっきり判んないんですけど・・・。
一応、古美術や仏教美術・建築って勉強したんだけどね~
仏様の一部しか知らないんです・・・。
沢山の仏様の中から、中尊寺ある各お堂は、どうしてそれがセレクトされたんだろう??? -
こちらは先ほどの本堂前のものではなく、参道に面して単独で建てられた「鐘楼」です。
参道からやや高い場所に建っています。 -
「阿弥陀堂」
-
「金色堂」へは有料区域の入り口を抜けて入ります。
金色堂・讃衡蔵(さんこうぞう)・経堂・旧覆堂が見学できる拝観料は大人800円です。 -
「金色堂の覆堂」
金色堂は撮影禁止なので、一般の人はこの写真しか撮れない訳です。
だから、
”金色堂の写真”ってこれだと 言われたらどこが金色?と思っちゃうよね・・・。
金色堂の中では、ガイドの音声が流れるので、それを聞きながらガラス越しに見学するのです・・・。
やっぱ、味気なさは否めない。
皆さんガイドの音声を1回は聞くので、ざっとそれに合わせて回転するって訳です。
金色堂の細工はすばらしいが、
ガラス越しだし いまいちよく見えないし?
ハイビジョンテレビで解説付きで、照明つけて細部まで見せて頂いた方が、ほお?とか思っちゃうな・・・と不謹慎にも感じてしまったです。 -
「経堂」
本尊他、お宝は「讃衡蔵」に移されております。 -
「旧覆堂」
昔の人もきれいな金ぴか金色堂は雨風雪日差しで劣化してしまうと思ったんだねぇ。
林の中に金ぴかお堂が見えるって図は かなり見たかった景色ではありますが、
覆堂は1288年に鎌倉幕府によって建てられたそうですから、それ以前は森のかなたに金ぴか堂って図だったんだよね~。
CGでいいから見たいな~。 -
中はさすがに古っぽい。
囲われているから 薄暗いです。
と、いう事はやっぱり、松尾芭蕉も薄暗い中での金色堂見物したって事ですね。
芭蕉も覆いの無い金色堂の図が見たいと思ったでしょうね。
まぁ、覆いのおかげで、こうして私たちも金色堂を見る事が出来るのですが・・・。 -
戻る道に「白山神社」と書かれた看板が見えます。
「白山神社」は中尊寺の鎮守という事ですが、
お寺の奥に鎮守の神社ってなんか変な感じがします。
でも、それは明治時代の神仏分離令以降の感覚な訳で、
それ以前は、インドの仏と日本の神が共存的に祀られていた事もあるんですよね。 -
「能楽堂」
茅葺き屋根
鏡板の老松図がいいです。
8月には薪能が開催されるそうですね。 -
撮影禁止なので、画像もありませんが、
「能楽堂」と「白山神社」のあと「讃衡蔵」を見学しました。
車を停めた場所に戻ってくると、向かいの場所は発掘作業がされているようでした。
そりゃ~歴史あるこの場所。色々埋まってる事でしょう。 -
「泰衡の首級桶」から発見された種子でよみがえった800年前の古代ハスが今年も咲いていました。
中尊寺ハス。 -
「毛越寺」に移動して来ました。
山門の所に受付があります。
拝観料大人500円 -
「本堂」です。
この建物自体は平成元年に建立されたものです。 -
本尊 薬師如来像。
こちらは平安時代の作だそうです。 -
大泉が池を時計回りに進み
「開山堂」へ。
内部には 毛越寺を開山した慈覚大師円仁の像
藤原三代の絵などがあります。 -
大泉が池の見える庭園の景色。
池は作庭当時とほとんど変わっていないと聞きます。 -
「金堂円隆寺跡」
藤原基衡が建立した勅願寺(ちょくがんじ 天皇の発願により創建された寺)がありましたが、
その後建物は失われています。
石の基壇だけが残っています。 -
「常行堂」
現在の建物は 享保17年(1732)に再建されたもの。 -
修学旅行生らしい学生も来ていました。
人数が少ないので、 自由見学のグループらしい。
一応世界遺産登録の決まった有名所 ではあるけれど~
学生さんたちには 興味は薄そうでしたね~。 -
州浜のあたりから眺める景色。
本堂前 南大門跡のあたりだったか、
ネットにアクセスすると昔の伽藍の様子が再現映像で見られる、というのがあり
ダンナが持ってきたiPadで見せてくれましたね。 -
中尊寺の近くは 思ったより観光地化されていなく
お土産店、飲食店の並ぶような場所はありませんでした。
お昼はとっくに過ぎて さすがにお腹も減ったので、
近くのうどん屋さんに入りました。
ざるうどん520円 天ざるうどん900円位までの良心的な価格。
ここで、次に向かう場所をパンフレットなどを見て検討します。 -
次に向かったのは
達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわや びしゃもんどう) -
岩にめり込むように毘沙門堂が建てられています。
>清水の舞台を模して九間四面の精舎を建て、百八体の毘沙門天を祀り、鎮護国家の祈願所とし、窟毘沙門堂(別名を窟堂)と名付けた。
とあります。 -
この窟に居た悪さをする蝦夷を打ち破り平定した後
毘沙門堂を建立し108体の多聞天を奉った、とされているそう。
ただし、蝦夷と田村麻呂の伝承には色々な説もあります。
現在の建物は2回の焼失後 昭和36年(1961)に再建されたものです。
岩の形にあわせて 造られていますね。 -
岩面大仏
毘沙門堂の西側にある岩壁に
高さ33m程の彫られています。
ちょっと判り難いけど~。
左側 一段下がったあたりの丸い感じの所がお顔です。
>陸奥守源義家公が馬上より弓張を以って彫り付けたと伝えられている。
明治29年の地震で胸から下が崩落したそうで。
今回の地震では、崩落は無かったっぽいです。 -
蝦蟆ヶ池辯天堂
このお堂も火災焼失後 昭和46年に再建されたもの。 -
仙台方面に向かいつつ 次は「厳美渓」に来ました。
車を停めて歩き まずは名物 郭公だんごを頂くことに。
「空飛ぶだんご」として有名ですが、
歩き疲れたし、微妙に暑いのもあり
お店の中で頂くことにしました。 -
お店に入り お金を払います。
団子は三本 あん、ゴマ、みたらしで360円
お茶はセルフで飲めます。
店内飲食の場合、お漬物がついてきました。
古民家ぽいお店でなかなか居心地が良いです。 -
店内からは木立の向こうに厳美渓が見えます。
渓谷の手前にも 赤い傘とだんごの食べられる場所が設えてあります。
暑い日は 木立の中の席もいいですね。 -
団子に喜ぶまりも母代理。
うっかりゴマ餡を鼻につけちゃったよ~。
団子は普通に美味しいです。 -
渓谷の見える席で団子を頂きました。
渓谷の方で板が鳴らされ 注文が入りましたよ。
篭にお金を入れると するするとお店の方に引き上げられ、
次に団子が入れられて降ろされます。
だから、空飛ぶ団子。
面白い事考えましたよね。
ちなみに空飛ぶ団子は400円のようです。 -
厳美渓 美しい渓谷の景色。
まだ緑濃い季節です。
紅葉景色も期待できますね。 -
こんな岩の間の激流っぽい流れを見るのはいいですねぇ。
狭い岩場は水の流れが激しく。 -
下から郭公だんごの建物を見ます。
建物の反対側は道路になっています。 -
そろそろ岩手を切り上げて仙台に向かいます。
最後に一関市で 世嬉の一酒造に寄りました。 -
大きな酒造の敷地で
レストラン、直売所 それに博物館までありました。 -
酒の民俗文化博物館は有料施設で
それをゆっくり見る程の時間はないので、
敷地内の建物をざっくりと見て
酒の直売所 で仙台の友人宅にお土産を買いました。 -
石蔵はイベントホールのようでした。
いくつもの蔵もあり ゆっくり来れば食事もカフェも楽しめそうでした。
あまり遅くならないうちに、と仙台へ出発しました。
この続きは
がんばれ東北!応援旅行 仙台編
https://4travel.jp/travelogue/10605176
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