西海橋の渦潮と佐世保・九十九島 三川内～波佐見　探訪

2011/09/16 - 2011/09/17

大村湾が外界とつながる西海橋は、満月の前後数日間が、潮の満ち引きのときに「渦潮」が見られます。
アーチ状の新西海橋から見下ろすのは海。目の下でたくさんの渦が見えました。
長崎観光のガイドブックの後ろのほうの数ページに掲載されていた九十九島の写真が、あまりにも美しく、目的地を変更して佐世保に宿泊しました。佐世保の山の上から見た海に沈む夕日。そして山の上に宿泊したので、翌朝はは九十九島と佐世保湾がパノラマのように見渡せました。さらに西海パールシーリゾート内の船で　九十九島を巡る旅は美しい海をまじかに感じることができました。
（交通手段）マイクロバスチャーター
初日（福岡を朝出発～有田散策1時20分～）2時　西海橋　渦潮見学～西海橋コラソンホテルでティータイム～18:00
佐世保・弓張の丘ホテル宿泊　
2日目（ジャンボタクシーチャーター9人）9:30出発10:00西海パールシーリゾート。パールクィーン号乗船から10:50
～（ジャンボタクシー）～佐世保バーガー～三川内焼き～波佐見焼～長崎空港16:30

交通）佐世保ジャンボタクシーチャーター6時間\30,000.-(9人一人\3,300)
パールクィーン号\1,000(割引券1200→\1,000)

エリア 九十九島・田平周辺(長崎)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

有田を出て40分ほどで西海橋のたもとのパーキングに到着。
バスは奥の新西海橋の橋手前で私たちを下して、回り道して橋を渡った場所で待っていてくれるそうです。
　新西海橋は新しい橋で、2重構造。2重の下の部分が遊歩道になっていて、橋の上から渦潮を見ることができます。
　さて、渦潮が巻いているかな？
　

「きゃー渦が巻いてるー！」と一同歓声を上げて大喜び。
　写真は新西海橋の遊歩道から　大浦湾方面、西海橋方面を見ています。大浦湾から手前方面に海が川のように流れてきていて、あちこちに小さい渦潮ができています。

　橋の中央部分が広くなっていて、地面にガラスの窓があるところがあります。海の流れが速いのがわかります。

新西海橋は　完成時は東洋一のアーチ橋だったそう。アーチ状の鉄骨で刺させられています。

西海橋から徒歩10分で、西海橋コラソンホテルに到着。
「ホテルカリフォルニア」のジャケット写真を思わせるような、南国風の外観のしゃれたホテル。中庭にプールがあり、ヤシの木があります。

西海橋コラソンホテルの正面玄関です。
こちらのラウンジで、ケーキとコーヒーのセットをいただきました。ウェブで予習して4種類ぐらいのケーキがある予定でしたが、
2種類しかなくなっていて、クレープをいただきました。
　正面玄関の写真から見えるクーポラ部分の下がラウンジで、天井も高く、ガラス張りのラウンジは　中庭のプールも見えて、リゾート感覚のカフェでした。
　宿泊しても素敵そうです。

　マイクロバスで佐世保の駅前を通過して、バスは左へ大回り。米海軍の横を通り、ＳＳＫという造船所の横を通ります。あんなに大きな船を実際に作っている様子がまじかに見えました。西海パールシーリゾートの横を通って、バイパスのような道を通り、弓張岳に登る道にはいります。
　道がくねくねと山をぐんぐん登っていき、登っていき、ついたところが弓張の丘ホテルです。今思えば、バスのドライバーさんは3時間続けて運転なさて　さぞお疲れだったことでしょう。有難うございました。

　18:27が日没と調べていたので、急いでチェックイン。お部屋からも夕日が見えましたが、中庭のプールサイドへ集合！
　みんなで沈む夕日を眺めました。
　綺麗だったー！
　何枚も　何枚も写真を撮りました。

PRICELESS

日が暮れるのを眺めて、7時から館内の和食　汐彩で夕食。
コースで順に出して下さり、ゆったりと2時間ぐらいかけて夕食をいただきました。レストランは、佐世保港と町が眼下に見え、米軍の港はオレンジ色の明かりが灯りまばゆく。また、町の明かりは白く輝いていました。
　お料理も　とても美味しかったです。
この日は　このホテルで3室しかない和室を3室押さえて　9人で宿泊しました。洋のホテルですが、和室も落ち着きます。

朝も真っ青な青空で、九十九島も綺麗に見えます。

中庭のプールは南欧風で、寄せ植えが飾られ、あちこちで気配りを感じます。
イルマーレという５Ｆのレストランで、朝食はバイキングでした。

佐世保の米海軍の港が見えます。
　航空母艦が2隻も停泊しているのが見えます。
（望遠で撮影）
saikai99さんから教えていただきました。
航空母艦より小さい軍艦だそうです。

この日はジャンボタクシーをチャーター。にこにこと感じの良い方です。
私が有田にも行きたいかも。。とリクエストしていたので、前日にプライベートで下見にも行ってくれたそう。（だけど、有田は前日に満足したので、今日は他の場所へ・・・）
車で10分山を下り、西海パールシーリゾートから、10時出向の
九十九島観光船　パールクィーン号に乗船しました。
3階建てのりっぱな船です。

３Ｆの甲板から、景色を眺めます。
ボランティアガイドさんが、乗船して下さっており、景色を見ながら、牡蠣のいかだ、真珠のいかだ、はまちの養殖、見える島の名前、浮かんでいるクラゲの名前まで、いろいろ教えてくれます。

丸いブイは、真珠の養殖いかだです。
有名なＴパールと書いてある場所もありました。
鳥羽の真珠が赤潮で全滅した時も、こちらの真珠貝があって、
生産が間に合ったそうです。

入り江に近い場所では「たこくらげ」という　たこに似たクラゲがたくさん浮かぶように泳いでいました。

ライオン岩

シーサーの形の岩

黒島と、高島

パールクィーン号は真っ白な外観で、マストもりっぱでカッコイイ船です。
　もう一つ赤い海賊船のような船もあります。

山の上に宿泊ホテル「弓張の丘ホテル」が見えます。あんな高い場所に泊まっていたのですね。

佐世保バーガーのお店kayaへ。
超人気店らしく、11:00に行ったら出来上がりが12:45と言われて断念！たくさん予約が入ってしまっていたみたいなのです。
予約しておけばよかった〜！！　
　ドライバーさんの一押しのお店だったので、さぞ、美味しかったことでしょう〜〜。
　若い女性が何人かで一生懸命作っている様子でした。
　佐世保バーガーはテイクアウトが基本。価格は450円から　スペシャルで550円でした。

　車で佐世保から三川内へ。街道沿いなので、道の駅みたいなショップに立ち寄り。三川内焼きの特徴ある唐子の絵のついたお茶碗や、白磁の超薄手の器、ほたる焼きのものもありました。
　三川内の、窯元の煙突や何軒かの窯元が見えるところを右折。
波佐見へ向かいます。ドライバーさんは、波佐見のご出身だそうで、それで今日のドライバーに「お前行って来い！」と抜擢されたそう。事前におすすめどころを　調べていてくれました。
　有田、波佐見、三川内はとても近い場所にあります。
　最初の目的地は、世界の窯を展示してある公園。
日本の登り窯、中国の窯、トルコの窯、スペインの窯など、いろんな国の窯を再現してあります。

　気温32度？暑かったので、さっとみて、ショップへ。

日本の棚田100選に選ばれたという鬼木の棚田へ。
　棚田って、地理の教科書で見たことはあるけれど、本物を見たのは初めてです。
　全部の畑は水が引かれ「水田」になっています。
　だんだん畑でなくて、だんだん田んぼが棚田なのです。

　来週になると棚田のかかしコンテストをするそう。楽しそうですね。今刈り入れ前の稲が、どの水田も満たしていて、緑の穂が輝いてとても綺麗でした。

　ここは中尾山に近く、窯元がいくつもあります。山の上から国道に戻る途中は窯元が沢山あり、橋の欄干や、塀の上に、波佐見焼の陶器が載っていてとても綺麗でした。

　波佐見の西窯という窯元で、和食器をいくつか購入しました。
　2時半という遅い時間のお昼ご飯。さっき11時半に、佐世保バーガーと3分の一ずつ食べたとはいえ、お腹すきました。
　どこがお勧め？と地元の方に尋ねたら、湯治楼のところの地元の野菜を使ったレストランがお勧めだったのですが、場所が離れているので、波佐見の通りの真ん中に位置する、雑貨屋HANAわくすいと並ぶCAFE MOONへ。
　本は農家の納屋だったところを改良したカフェです。わざわざ古いソファや、テーブル。イスを配置し、レトロなムードを醸し出しています。
　ランチメニューはオードブルまたはスープ付き1,000.-飲み物がプラス\200.-
　　

雑貨屋さんHANAわくすい。
自由が丘や六本木ヒルズにあるような、レトロな雑貨ショップです。

さてここを最後にジャンボタクシーに乗り込み長崎空港へ行きます。
15:30出発　車に乗ったとたんに、大粒の雨が降り出しました。そのうち土砂降りで雷も。暑かったので積乱雲が発生したようです。はらはらしながら、16:30長崎空港着。東京へ向け離陸しました。

この旅行記へのコメント （1）

• saikai99さん 2011/09/22 11:04:15

  素晴らしいＳＡＩＫＡＩ観光

  ユリママさん　　　　こんにちゎ♪
  
  こちらへ書き込みします
  
  佐世保周辺をフルに楽しまれた様でなによりです
  弓張の丘ホテルは　人気のホテルですが　わが家も
  昨年９月に泊りました
  
  サンセットが見事に撮られていましたね
  佐世保バーガーでは、ＨＩＫＡＲＩがＮｏ，１ですが　約２０店舗中
  kayaも人気店です
  
  また、湯治楼温泉の隣は　陶農レストラン 清旬の郷で
  地元産の材料をつかっての料理はリーズナブルで美味しかったです
  
  余計なお世話かも知れませんが。。。
  米海軍基地は海上自衛隊との共同基地でして　航空母艦は
  強襲揚陸艦と言う軍艦で航空母艦より小型艦です
  
  わが地元も人様の写真で見れば。。。素敵な街です！
  saikai99