2011/09/16 - 2011/09/16
423位(同エリア536件中)
ゆきななさん
初めての有田。事前にウェブページと観光協会から送っていただいた資料をみて予習ばっちりで訪問しました。有田焼のルーツという陶石発掘現場の見学から始まり、裏通りを歩き、有名窯元の本店を訪ね、特別に2Fギャラリーを見せていただいたり、有田卸売団地というお買得のショップが集まる場所で、気のすむまでお買いものも楽しめ、有田の郷土料理もいただくことができました。
(交通手段)マイクロバスチャーター(”たびの足”にて予約)(高速含む\65,000.-一人\4,950.-)でした。福岡〜有田〜西海橋〜長崎空港〜佐世保)
(旅程)福岡ホテル8時出発→9:20有田 泉山磁石場(マイクロバス→) 9:40トンバイ塀・・徒歩・・
深川製磁10:00-10:40 0香蘭社11:50-11:20今右衛門11:30-40
(マイクロバスで移動)→有田陶磁の里プラザ12:00-13:20
(マイクロバスで移動)→14:00西海橋(日帰り組4人だけ15:00出発ー16:00長崎空港)9人西海橋コラソンホテルで待つ17:00戻ってきたマイクロバスで出発ー18:00 佐世保 弓張の丘宿泊
(西海橋以降は別の旅行記にて記載)
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
初めての有田。福岡市内のホテルをチャーターしたマイクロバスで8時に出発高速経由で9時20分に有田に到着しました。
最初に行ってもらったのが「泉山磁石場」です。ところが、そのすぐ手前に陶祖「李参平の像」と書いてあったので、そちらの駐車場にバスを入れてしまいました。ちょうど記念会館の方?がいらして、秀吉の朝鮮出兵の歴史から朝鮮の陶工が日本に連れてこられたこと、李参平さんが良い陶土を求めて有田の地を訪れ、この泉山の土で陶器を作り始めたこと。現在はここでは陶土を取っていなくて天草で取っているとのこと。天草の陶土が無くなってきたので、またこの泉山磁石を再開発する動きもある。など詳しく説明して下さいました。
写真は 陶器でできた李三平さんの像。
この大きさの陶器はもう焼けないそうです。
人間はここから遊歩道で泉山磁石場へ。(私はマイクロバスに戻って
マイクロバスを泉山磁石場の駐車場へ移動。すぐ隣ですが) -
説明の後、山道を通って初めて目にした「泉山磁石場」は、
すごく大きく広く、圧巻!公園のようになっていて、遠くから広々と眺められるようになっています。いくつもの穴があいていて、壁のあちこちにお地蔵様やまつられているそうです。 -
-
「先人陶工の碑」です。泉山磁石場の入口にあります。
朝鮮半島から多くの名工が日本に連れてこられたそうです。
(拉致?)と心配しましたが、日本では厚待遇で迎えられ、暮らしも朝鮮半島より良かったので、希望して日本に来てくれた陶工の方も多かったそうです。
写真はありませんが、皿山通りに戻る途中の右手に樹齢1000年の銀杏があります。バスだったので、車窓から見ました。 -
有田のメインストリート・皿山通りは「重要伝統的建造物群保存地区」になっているそうです。趣があります。
5月の陶器市の時は人・人・人なのでしょう。今日は歩く人もいなくて、ひっそりしています。写真はその皿山通りを泉山磁石場を背に右折した裏通りです。 -
裏道へ。ここはマイクロバスが入れないので、マイクロバスは「今右衛門」の駐車場に先回りして待っていてもらうことに。13人徒歩でお散歩開始です。
こちらは「トンバイ塀」のある通り。登り窯を気づくために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具、陶片を赤土で塗り固めて作った塀だそうです。 -
ひっそりとしています。
-
「有田異人館」。トンバイ塀を後に、皿山通りを有田方面へ歩きます。ななめ右に曲がった深川製磁本店の向かいにあるのがこの有田異人館。有田の豪商・田代助作という人が、1876年外国商人の宿泊施設として建設した和洋折衷の建物。
中にはらせん階段があり、モダンなデザインだそうです。
外見だけ撮影しました。 -
素敵な外観の深川製磁の本店。明治27年創業者深川忠次が、設立。1Fがショップで、ゆったりと素敵な品々が展示されています。右手には、企画展が行われており、深川製磁を訪れた有名な方が手書きされた器が展示されていました。キャンディーズのすーちゃんが書かれた優しい絵柄のお皿もありました。
私は 手まりの絵柄が可愛い小皿と、小ぶりの急須を購入。同僚が購入されていた黄色地の龍の絵の額絵がすごく素敵で、入荷待ちの予約で後からお送りいただくことで申し込んできました。父へのプレゼントの予定です。
2Fは美術館になっており「ご覧になりますか?」とお店の方が声をかけて下さり、特別に見せていただきました。明治・大正時代の名品や皇室に収めた陶器や、皇太子様のご成婚の引き出物、国賓来日の際のディナーのお皿など、貴重な品が展示されていました。
この本店の建物自体と、2Fの参考館は、近代化産業遺産に認定されているそうです。 -
皿山通りに戻ってさらに歩くと右手に 香蘭社本店があります。
建物自体が素敵。右の洋館は、明治期に建てられたそうです。 -
1Fがショップで、2Fが古陶磁陳列館になっていました。
-
香蘭社の1Fと2Fの階段スペースのディスプレイ。綺麗です。
-
今右衛門の入口。
古めかしい入口を入ると右手にショップ。
美術館で見るような絵柄の名品が並ぶ。ゼロの数が違う・・・。
しーん。お店の方が丁寧な応対をしてお買い上げなさっている方もいらっしゃいました。ほぉ〜。
隣が 美術館になっていましたが、時間がなかったので、見学しないで、次の場所へ向かいました。 -
今右衛門の後、マイクロバスは 有田陶器の里プラザ(有田焼卸団地)へ。
運転手さんが一番奥の カレー屋さんのところで下してくれて、今度帰るときは 入口の和食屋さんの駐車場へバスを回して止めてくれるとのこと。
ここでお昼を含め1時間20分のフリータイム! ここはおすすめですよ〜♪
有田焼を扱う25件の店からなるショッピングモール。中央の広い道をはさんで、左右にゆったりとお店が並びます。通常で3割引き。さらにお得のものもあります。
2−3人ずつばらばらになって、お茶碗や焼き物皿やいろいろお買いものしました。和食のお店で おち会って「え?それどこで買ったの?」とまた一番奥のお店に走る一幕も。 みんな 満足のお買いものできたかな?
和食「赤絵」でいただいた「焼肉定食」。
お肉のボリュームがいっぱい!!「ごどうふ」(呉豆腐)という有田の郷土色もいただきました。
お豆腐を作る時の呉汁に、くず粉やでんぷんで固めたもので、プリンのように弾力があり、独特の触感が美味しい逸品でした。
初めての有田。行きたいところは たくさんあったけど、有田焼のルーツの場所と
皿山通り、トンバイ塀、そして深川製磁はじめ有名なお店を訪ね、最後のところで
またゆっくりお買いものできて、地元のお料理もいただけて、満足!!の有田の旅になりました。
次は 佐世保の西海橋へ!(別の旅行記に続きます)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- saikai99さん 2011/09/21 21:18:51
- 有田焼きはいかがでしたか?
- ユリママさん 初めまして♪
台風15号は日本列島を縦断し、至る所で災害を来して
いますが、3・11以降自然災害には為す術もない人間社会です
さて、陶器の街有田にお出で下さった様子を拝見しました
陶器類に興味がおありでしょうか。。。
有名な陶器店にも行かれ、お得なお買物が出来て良かったですね
私メは、有田の隣市に住んでいますので 陶器祭りには
頻繁に出かけています
県外の方は混み合う陶器市より 普段の日が街歩きものんびりと
見て回れます
私メの旅行記のプロフィルをご覧頂ければ 陶器のブログが
数編ありますので お暇な折にでもご覧ください。
saikai99
- ゆきななさん からの返信 2011/09/21 23:03:07
- RE: 有田焼きはいかがでしたか?
- saikai99さん 初めまして。コメント有難うございます。
有田に近くて、頻繁に訪れていらっしゃるとのこと、うらやましいです。
今、サイトにお邪魔してきました。私が旅行前に予習させていただいていた
サイトでした!知らずにお世話になっていました。有難うございます。
チャイナ オン ザ パークも本当は行きたかったですし、陶器市も楽しそう。また是非訪れたいです。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
14