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9月8日(木曜日)<br /><br />朝8時47分発の登山列車にてユングフラウヨッホへ向かう。期待した天候は残念ながら山々の頂上が相当ガスッている。<br /><br />乗換駅のクライデシャイデック駅ではすでに別方向から来た列車が早く着いておりユングフラウヨッホ行き列車は満員、やっと席を確保する。<br /><br />やはり期待外れで、相当ガスッているがかなり近くは見えている状態。到着してかなりごった返している中、予定通りエレベーターで3,571mのスフィンクステラス展望台へ上り、南側にある巨大なヨーロッパ最長のアレッチ氷河(全長22?・氷の厚さ900m)は何とか見えた<br /><br />雪原へも出てみたが、風も強く吹き飛ばされそうで早々に退却。本来眼前に見えるメンヒは全く見えない。<br /><br />あとは氷の殿堂で氷像のギャラリーを楽しみ、もう一つの展望台・プラトー(plateau)はすぐ先に見えているが、視界も悪くあきらめてユングフラウヨッホを後にした。<br />このような吹雪の中でも展望台まで行く人達はいたのですごいなと思った。<br /><br />一旦ホテルに帰ったが、まだ午後2時過ぎで時間が十分あるので、Wを説得してグリンデルワルド駅から一度乗り換えラウターブルンネンで降りてバスで岸壁に隠れた氷河融水の脅威の滝と呼ばれる「トウリュンメルバッハの滝」へ向かった。<br /><br />バスのタイミングも良く15:30頃到着、岸壁の中の急斜面のエレベーターで第6滝へ昇りそこから階段を上り第10滝まで見学、帰り第5滝から第1滝までは歩かず同じエレベーターで降りて下から第1滝・第2滝を見学した。3,4,5滝は見なかったが、ベルナーオーバーラント3山の氷河から溶けた水は一旦地中の隙間に入り込み山塊をうがちながら流れ下ってここで一気に300m落下する。<br /><br />しかもあまりにも局所的に崖を侵食したため姿を完全に外に現さず見え隠れしながら10層の滝や激流となって下る。毎秒2万トンという濁流が爆発し、渦巻き、狂ったように流れ落ちる様はさすがものすごいものであった。<br /><br />写真はすべてしぶきをかぶってしまった写真になっていた。<br /><br />途中乗換駅のZweilutshinenで一人の女性が近づいて来てどこへ行くか尋ねるので、この滝を見に行くと言ったら自分も行くので一緒してほしいと、そしてまた<br />バスに乗る時一人の若い日本人女性(学生)さんとも一緒になりWは楽しそうに話しをしながらいっしょに見学し、写真も一緒に撮った。<br /><br />一人の女性は70歳とのことでオプションのたくさんあるツアーに参加して、一人で好きに行動しているとのこと、とても若々しくミューレンの素晴らしさを話し、列車の時間などを教えてあげるとせっかくだからとバスを降りてケーブルカーに向かっていった。<br />ミューレン駅前の広場が3山を眺める絶景の場所なのできっと素晴らしい眺めが見られた事と思う。<br /><br />かわいい学生さんはインターラーケンへ向かうとのことで列車に乗ったままで我々はグリンデルワルドの戻るための乗り換え駅であるZweilutshinenにて別れた。<br />列車から何度も手を振ってくれていた。<br /><br />実は、グリンデルワルド入りした時の情報で天気は9日の金曜日が晴天になる確率が高い、まず晴れるだろうとのことだった。<br />9日は移動日であったがその移動をを遅らせて、ホテルをチェックアウトし荷物を預けてユングフラウヨッホへ出かけていれば晴天の中で見学が出来た。<br />そうすると8日は時間も十分できるので、インターラーケンを訪問見学して戻ってくる手もあったのだが、そこまでの決断をするのを躊躇してしまった。<br /><br />9日の朝グリンデルワルドを出るときはまだ山の頂上付近が雲に覆われていたが、その後素晴らしい晴天になっていたのである。<br />

いざユンブフラウヨッホへ

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2011/09/08 - 2011/09/09

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cypresscanada

cypresscanadaさん

9月8日(木曜日)

朝8時47分発の登山列車にてユングフラウヨッホへ向かう。期待した天候は残念ながら山々の頂上が相当ガスッている。

乗換駅のクライデシャイデック駅ではすでに別方向から来た列車が早く着いておりユングフラウヨッホ行き列車は満員、やっと席を確保する。

やはり期待外れで、相当ガスッているがかなり近くは見えている状態。到着してかなりごった返している中、予定通りエレベーターで3,571mのスフィンクステラス展望台へ上り、南側にある巨大なヨーロッパ最長のアレッチ氷河(全長22?・氷の厚さ900m)は何とか見えた

雪原へも出てみたが、風も強く吹き飛ばされそうで早々に退却。本来眼前に見えるメンヒは全く見えない。

あとは氷の殿堂で氷像のギャラリーを楽しみ、もう一つの展望台・プラトー(plateau)はすぐ先に見えているが、視界も悪くあきらめてユングフラウヨッホを後にした。
このような吹雪の中でも展望台まで行く人達はいたのですごいなと思った。

一旦ホテルに帰ったが、まだ午後2時過ぎで時間が十分あるので、Wを説得してグリンデルワルド駅から一度乗り換えラウターブルンネンで降りてバスで岸壁に隠れた氷河融水の脅威の滝と呼ばれる「トウリュンメルバッハの滝」へ向かった。

バスのタイミングも良く15:30頃到着、岸壁の中の急斜面のエレベーターで第6滝へ昇りそこから階段を上り第10滝まで見学、帰り第5滝から第1滝までは歩かず同じエレベーターで降りて下から第1滝・第2滝を見学した。3,4,5滝は見なかったが、ベルナーオーバーラント3山の氷河から溶けた水は一旦地中の隙間に入り込み山塊をうがちながら流れ下ってここで一気に300m落下する。

しかもあまりにも局所的に崖を侵食したため姿を完全に外に現さず見え隠れしながら10層の滝や激流となって下る。毎秒2万トンという濁流が爆発し、渦巻き、狂ったように流れ落ちる様はさすがものすごいものであった。

写真はすべてしぶきをかぶってしまった写真になっていた。

途中乗換駅のZweilutshinenで一人の女性が近づいて来てどこへ行くか尋ねるので、この滝を見に行くと言ったら自分も行くので一緒してほしいと、そしてまた
バスに乗る時一人の若い日本人女性(学生)さんとも一緒になりWは楽しそうに話しをしながらいっしょに見学し、写真も一緒に撮った。

一人の女性は70歳とのことでオプションのたくさんあるツアーに参加して、一人で好きに行動しているとのこと、とても若々しくミューレンの素晴らしさを話し、列車の時間などを教えてあげるとせっかくだからとバスを降りてケーブルカーに向かっていった。
ミューレン駅前の広場が3山を眺める絶景の場所なのできっと素晴らしい眺めが見られた事と思う。

かわいい学生さんはインターラーケンへ向かうとのことで列車に乗ったままで我々はグリンデルワルドの戻るための乗り換え駅であるZweilutshinenにて別れた。
列車から何度も手を振ってくれていた。

実は、グリンデルワルド入りした時の情報で天気は9日の金曜日が晴天になる確率が高い、まず晴れるだろうとのことだった。
9日は移動日であったがその移動をを遅らせて、ホテルをチェックアウトし荷物を預けてユングフラウヨッホへ出かけていれば晴天の中で見学が出来た。
そうすると8日は時間も十分できるので、インターラーケンを訪問見学して戻ってくる手もあったのだが、そこまでの決断をするのを躊躇してしまった。

9日の朝グリンデルワルドを出るときはまだ山の頂上付近が雲に覆われていたが、その後素晴らしい晴天になっていたのである。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
3.5
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道
航空会社
ブリティッシュエアウェイズ JAL
旅行の手配内容
個別手配

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  • ユングフラウヨッホへ行く途中駅、アイスミーア駅

    ユングフラウヨッホへ行く途中駅、アイスミーア駅

  • 外はふぶいていて展望台へ行く人は限られる。

    外はふぶいていて展望台へ行く人は限られる。

  • 氷の殿堂入口

    氷の殿堂入口

  • ユングフラウヨッホ展望台・プラトー

    ユングフラウヨッホ展望台・プラトー

  • ユングフラウヨッホから見える大氷河

    ユングフラウヨッホから見える大氷河

  • トウリュンメルバッハの滝、現物は写真よりすごい

    トウリュンメルバッハの滝、現物は写真よりすごい

  • わずかな光が洞窟滝へそそぐ

    わずかな光が洞窟滝へそそぐ

  • 滝を眺めるための通路

    滝を眺めるための通路

  • 左の山の崖のすぐ後ろ側が10層に及ぶ滝が流れている。

    左の山の崖のすぐ後ろ側が10層に及ぶ滝が流れている。

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