2011/04/29 - 2011/05/07
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erifddさん
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5月4日夕刻
今日の最終目的地はニダ。リトアニアとロシアの飛び地カリーニングラードを結ぶ、海に浮かぶ細い砂丘「ネリンガ」の中央に位置する街だ。その地形を見た時に衝撃を受け、無理矢理日程に組み込んだのだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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スミルティネを出発したバスは林の中を走る。ときどきポカッと木がなくなって海が見えるが、その度にリトアニア本土がどんどん離れていくのがわかる。
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暫く林と草原だけが続いていたが、30分ほどすると海辺の公園のような所に出た。海が見えるように遊歩道が整備され、何組かがここで降りていった。きっとニダと同じようなリゾート地が点々とあるんだろう。
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また暫く山の中を走って行くうちに、カラフルな家々が見えてきた。時間的にもそろそろニダだろう。自分たちの別荘でもあるのか、山の中のバス停でも乗客が降りていく。
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ニダのバスターミナルに到着。
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降りてまず、帰りのバスの時間を確認。クライペダからのバスに乗るには12時ちょうどのバスに乗らないとならないけど、何か黒丸のマークがついてる。季節とか、曜日限定の便ぽいけど現地語しか書いてないからわからない。ターミナル隣のインフォメーションで聞いてみると、明日は運行してるらしい。
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いやあ、しかしニダは今までのリトアニアとは全く雰囲気が違うなあ。
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海辺の公園には味のあるおじさんの像とか
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カラフルな家々とか
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そして何より、風見鶏?がかわいい。人や鳥や船がパッチワークのように繋がってて、どれもデザインが違うのだ。
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今朝灰色の十字架の丘にいたのが信じられないほど、カラフルでポップな世界が広がっていた。
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今日の宿は街の中心から少し遠い。中心近くの一番人気の宿をタッチの差で取られてしまい、2番目に評価が高かった家族経営のゲストハウスにしたのだ。中心からスミルティネ方面に向かって15分ほど歩くみたいなんだけど、印刷してきたGoogleマップを見ると中心からの遊歩道が繋がっていない。地図に従って、バスが通ってきた林の道を歩くとやたら遠かった。
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10キロの荷物を背負って30分近く歩いたような。
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海側の遊歩道に回り込み中心部に少し戻ると、今日の宿の名前「Mariu Krantas」の横断幕の貼られた建物があった…が、工事中なんですけどー!Booking.com に騙された!?
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暫く呆然と見ていると、中から細身のご婦人が出てきて、不意にフルネームで名前を呼ばれた。頷くと、「待ってたわ〜!日本のお客様が来るって聞いて楽しみにしてたの!友達のドクターでマヤコっていう人がいてね、私日本が大好きなのよ!」と。おおお、良かった営業していた。そしてレビューにもオーナーがとてもフレンドリーと書かれていたが、こんな親日家の方だったとは! オーナーのおばちゃん、どうやら関西を旅行したことがあるらしい。そして大歓迎の握手&ハグ。こんなホスピタリティに溢れるリトアニア人初めて会ったよ!
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工事中なのは食堂のあるメイン棟だけど、ガラス張りで海を一望できる食堂は整備済み。朝食は10時だそうで、こりゃ食べたら即出る感じだな。ホテル棟は別館で、「これがバルコニーよ〜、今椅子持ってくるわ」とおばちゃんが椅子とテーブルを用意してくれた。しかしバルコニーは山側。夏になればもうちょっと鮮やかなんだろうけど、今は寂しい景色だ。
「これがテレビで、たくさんチャンネル映るわ…あれ、映らない、ちょっと隣の部屋の配線見てくるわ…ほら、映った!」とおばちゃんはとにかくよく喋るが、英語はけっこうメタメタ。たまにロシア語が混ざって、シャワールームを「This is душь」とか言ってたし(笑)。 -
「あ、そうそう、自転車使う?」とおばちゃんが言ってくれた。ちょっと遠いから、散策するのにチャリンコあればな〜と思っていたので良かった。レンタサイクルは2台で18リタスor5ユーロ。宿代とレンタサイクル、カード支払いでいい?と聞いたら「リタス持ってない?ユーロでもいいわ。カードだと手数料がかかるから」とさすが家族経営、しっかりしてらっしゃる。ちょうどユーロが余りまくっていたのでユーロ払いで合意。
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旦那様が自転車を持ってきてくれたが、こっちの自転車はブレーキが左手のみだしペダルを後ろに回すと停まる仕組みだし、そもそもサドルを目一杯下げても私の短足では足が届かない。コケそうだなあ。おばちゃんの説明によると、海に向かって左側はサイクリングコース、右側は遊歩道が街の中心まで続いているとのこと。さっきは山の中を歩いてきてしまったし、遊歩道を通って中心に向かうことにした。
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4年ぶりのチャリンコに、海に落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしつつも細い桟橋を走ってみたり。
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時に自転車を置いて公園ではしゃいだり。
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やがて中心部に到達すると、その向こうに大きな砂丘が見えてきた。あ、あれがカリーニングラードまで続く砂丘!まだ明るいし、このまま行っちゃおうかな。
途中からコンクリートの道はなくなり、林の中に入った。砂丘までの急な坂が見える。「これ自転車置いてかないと無理だよ」とYちゃんに言われ、盗まれないことを祈りつつ歩いていくことに。
足場の悪い坂を息を切らしながら上がると、砂丘へ続く木の階段が茂みの中に現れた。はやくたどり着きたくて駆け足になってしまう。 -
階段が終わり、茂みがなくなった所に砂の山が現れた。そこでアジア人4人組が記念撮影をしている。「やあ。日本人?」と英語で訊ねられた。男子3人、女子1人の彼らはマレーシアから来たそう。この旅でアジア人と話したの、初めてだ。
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彼らと一緒に砂の山を登りきると、そこには荒涼とした砂丘が続いていた。傾きかけた日は内海に向かって私たちの影を長く落とし、夕日を受けた海はキラキラと輝いている。
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キラキラした海とは裏腹に、砂丘の奥は霞んでいる。この先に、またロシアがあるんだ。行ける所まで行ってみたかったけど、ロシアまではだいぶ遠そうなのでやめておいた(ちなみに、カリーニングラードとの国境は1km手前から立入禁止)。
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無事に自転車を回収し、中心部に戻ってきた。
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「歩き方」に載っているニダ料理のお店に行ってみたが、閉店中。というか、まだオフシーズンなのか周りのレストランは全然やってない。みんな素敵そうなのになあ。
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仕方なく、バスターミナルの向かいにあるレストランに行ってみた。さすがにリゾート地、「日本から来たのかい?」「いいチャリンコだね」とみんなフレンドリー。子供たちはアジア顔が見慣れないのかギョッとしていたが…。
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最後のリトアニアンディナー、私はツェペリナイを注文したが品切れ。同じように中に肉が入ってきのこソースがかかっているじゃがいもパンケーキを薦められ、それにした。めっちゃ美味。
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メニューの写真を見て衝撃を受けたどピンクのスープも頼んでみた。正体はリトアニア版冷製ボルシチ。ロシアのより好き。
食べ終わってスーパーに寄ってから帰ると、辺りはさすがに薄暗い。地元のおじさんが持っていたライトで道を照らしてくれる。ニダの人はほんと人懐っこいなあ。この街、今まで来た中でいちばん気に入った。
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