神戸・淡路島旅行記(1)王子動物園へ

2011/09/09 - 2011/09/11

この夏は、初めて娘と2人旅をすることにしました。
娘も4歳になり、ワガママを通り越して言うことを聞かず、果たして怒らずに家にたどり着くか不安ですが…。
まずは手近で、でもヒコーキには乗りたい（笑）…ということで、上野に来てしまったので希少価値は落ちてしまったけど、パンダが見れる王子動物園と、関東人には知名度が低いが子連れに優しそうな淡路島へ行くことにしました。

■ブログにも旅行記書いてますので合わせてご覧ください。
http://tamazo-diary.seesaa.net/category/11461028-1.html

エリア 神戸(兵庫)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

夕方、保育園へ娘を迎えに行き、出発。
向かった先は成田空港。今回は趣向を変えて成田からの出発である。
我が家は成田もそれほど遠くはなく、1時間ちょっとで第2ターミナルへ到着。
キャリーケースを持って到着ロビーを歩くと、気分は海外旅行気分であるが、今日はその先の国内線ターミナルへ。

66番ゲートは国内・国際共用ゲートなので、国際線の香りがどことなく漂い、気分は海外へ…と行きたいところだが、今日の行き先は伊丹。
18:30発のJL3007便に乗る。

JL3007便の機材はB777-300ER・JA731J号機。
有名な国際線機材利用便である。
エコジェットだったので尾翼が緑だったのだが、JAL大好きな娘は「シッポが赤でも鶴丸でもない」とご立腹…。
娘のリュックはさっき突貫で（笑）嫁が作っていた手作りのプリキュアオールスターズのリュック。可愛いね。

時間になり搭乗。
今回予約しているのはもちろんクラスJ。
この便のクラスJはファースト・ビジネスの席を使っているので、わずか1000円でシェルフラットシートを使うことができる。
実は自分は初体験だったのだが、登場してからだいぶ経つが、今でも十分利用価値の高い作りに満足。
が、今日乗れるのはわずか1時間25分。次回はもっと長く乗りたい…。

国内線なのでサービスは飲み物だけだが、娘のお茶のふたにはCAさんが描いたと思われるキティちゃんの似顔絵が…こういう心遣いはさすがJALだと思う。
成田の離陸待ち、伊丹のバードストライクによる滑走路一時閉鎖があり、定刻よりも15分遅れて20:10過ぎに伊丹空港へ到着。
リムジンバスで今日の宿泊先、三宮へ向かった。

今晩は短時間の宿泊ということで、リーズナブルなホテルを…ということで、三ノ宮駅から南に10分ほど行った「ホテル1-2-3 神戸」に宿泊。
ここは低価格だがファミリーやグループ向けにもフォーカスしたホテルで、宿泊したファミリールームはセミダブルベッドにソファーベッド（実際には布団がセットされていたが）が用意されており、ビジネスホテルよりも部屋が一回り大きく使い勝手が良い。
朝食も無料ながらホットミールを含みそこそこ種類も多く、リーズナブルながら快適な宿泊をすることができた。

2日目。早速目的地の王子動物園へ向かいましょう。
阪急三宮駅から普通電車で2駅。王子公園駅はあちこちがパンダ！
待合室もパンダ！

駅から3分ほどで王子動物園へ着く。
朝早いのと、快晴で暑いからか、土曜だというのに人影はまばら。
晴れ女の娘と晴れ男の自分の組だからか、えらく天気が良いが、暑い…。
ま、何はともあれパンダを見ましょう。

いました！
王子動物園は繁殖失敗で今はタンタンの1匹のみになってしまい、ちょっと寂しいが、ここで嬉しいのはガラス越しとはいえ、こんな近くでみることができること。
上野のような大混雑もなく、じっくり見ることができるのは嬉しい。
朝早いからか、寝ていることもなく園舎内を散歩していた。

が、疲れちゃったのかこんな恰好に…。
やっぱりパンダはこんな姿がユーモラスで面白いですね。

ペンギンさんです。涼しそうでいいなあ…。

エミュさんとにらめっこ。
エミュって眼が怖いんですね。娘はちょっと怖がってた。

暑くてくたばっているカンガルー。ボクシングでもしてくれるかなと思ったんだけど…。
全体的に暑くて動きが鈍い動物ばかりであったが、ここで感心したのは柵こそあれど動物がかなり近い位置で見ることができること。
上野とかこんな近くなかったような気がする。その辺の公営動物園かなと思っていたのだが、なかなか面白いですよ、ここ。

巨大なヘビであるが、娘は見るなり「コーンだね！」
なるほど、ウロコと黄色を見るとそうとも見えなくはない。
美味しい…かな。

今日は9月だと言うのにうだるような暑さであるが、ところどころにドライミストやクールシャワーなどの設備があって、暑さを和らげてくれる。
クールシャワーをつけてみると、結構本格的な水が降ってくるが、これが気持ちいい。
子供たちに交じって自分も中に入る。極楽極楽…。

ここで、子供たちが喜びそうな長いすべり台が。
滑ってみると…

遊園地であった。うーむ、良くできてるな…。
仕方がないので、1000円券を買ってちょっと遊ばせることに。

ボールプールで遊ぶ我が娘。
ここは1人だからいいけれど、他のアトラクションは親も一緒である必要があり、そうすると結構散財してしまうのがちょっと残念。
2つほどアトラクションに乗り、券もなくなったのでまだ遊びたそうな娘を連れて再び動物園へ。

大きなゾウ！
ここは園舎の裏側を見ることができ、ちょうどバナナを食べるところを見ることができた。なかなか面白いぞこの動物園。

ライオン怖いからイヤ…と言う娘をせかして猛獣舎へ向かうも、ライオンはこの暑さでくたばっておりました…。

ここは「パンダ」と「コアラ」を日本で唯一同時に見れる動物園らしい。
そんなわけでコアラ舎へ行くも、コアラは昼寝中。
残念…と思ったら、起きてくれた！
でも、可愛くない。。。なんかおっさんの寝起きみたい。
コアラってこんなのだったっけ。

ホッキョクグマはこの暑さに負けず元気に歩いていたが、水に飛び込んでくれなくてちょっと残念。

本当は午前中で切り上げて南京町で肉まんでもつまもうと思ったのだが、予想よりも見どころが多く、また午後の小動物のふれあいタイムに行きたいと娘が言うのでここでお昼を食べることにする。
遊園地そばのレストラン「パオパオ」で、娘はパンダバーガーセットを食べる。こういうかわいらしいメニューが動物園らしくていいですね。

13:10からのふれあいタイムへ。
ここではウサギとモルモットを交代で抱っこできる。
ちょっと大きい気がするが、どちらもカワイイ。
娘もご満悦。

最後にパンダをもう１回見て、14時半過ぎに出発。
パンダはちょうどお昼寝中だった。朝見れて正解だったな。
わざわざ首都圏から来るほどのものでもないかな…と最初は思っていたのだが、広すぎず狭すぎず、動物たちは皆魅力的で（みんな暑くてバテテたけど…）わざわざ来た甲斐があったと思う。とても楽しかった。
さて、次の目的地淡路島へ行くことにしよう。

（つづく）