2011/03/06 - 2011/03/19
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カメちゃんさん
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桂林から重慶までは、クルーズではなく普通のバスと飛行機の旅でした。
重慶観光が終わって乗船したのが、昨日の夕刻。
これで朝夕の荷物まとめの煩雑さから解放され、船内9泊10日のクルーズが始まりました。
船に乗るとホッとする(^-^)。
これは私たちの習慣みたいなものですね(^O^)。なんと言っても「自分たちの部屋」が持てるのですからね(^o^)
きょうは、家を出発してから6日目の3月11日です。
船で最初に到着したところは、三峡ダムの湛水によって「島」になってしまったという「石宝寨」のある街なんです。島になった石宝寨をデッキから眺めて、何かを感じなかったと言えば嘘になりますが、まずは、どんなところかを見てみたいというのが正直な想いでしたね。
それでは、デッキから見た近場の光景から始めていきたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
おはようございます(^^)
ただいまは朝の7時20分頃です。
昨日夕方頃、船は重慶から270Kmほど(およその距離。東京から愛知県東部くらいまでの距離)を航行して石宝寨へやってきました。
この風景は、デッキから見た石宝寨の街です。
地元の方々が忙しそうにしておられますよ。
(Nさんご提供の御写真です) -
あとで分かったことですが、石宝寨へはあの坂道を登ったところで民家の前を左に行くのではなく、ゆるい丘になっている住宅街の中に坂道を登っていくのですよ(=_=)
ですから、足腰の弱い方にはちょっとばかりしんどい道になってしまいました。
それから、手前の水面から土手の方へと通して見て下さい。
何か一直線に植えたものが陸上から水中へと続いていますね。三峡ダムの水位上昇に伴って水没していった様子を見るような感じがしますね。 -
今日観光するのは、ここだと思います。
これが石宝寨だと思います。
今ではこのように「島」になっていますけど、三峡ダムが完成するまではチョットした高台の岩山だったようです。
★↓は石宝寨のある場所です。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&msa=0&ll=30.420996,108.193531&spn=0.032714,0.06815
(マップ上にある写真枠をクリックされてみて下さい。写真によっては、三峡ダム湛水前の様子を見ることが出来ます。 また、長江に沿って引かれている線は、クルーズコースです。線上でクリックしてみて下さい。) -
右前方に停泊している観光船です。
白い船には「江翼9」という船名が読めます。
(Nさんご提供の御写真です) -
左後方では、女性たちが洗濯をしていました。
「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」
なんてのを思い出しましたが、そんな雰囲気ではないですね。
川の水も決して綺麗ではないし、家々の様子を見れば立派な2階建ばかり。そんな様子からして、洗濯機くらいはあってもいいのではと思うのですが、どうもそうではないようです。
中国の田舎では家を建てる際に、まず家の形や大きさを気にて周囲と同等のサイズ・形の家を建てると言われ、家財道具はそれからで、電化製品はそのまた次という話がありますよ(正確な話かどうか分かりませんが、そういう話は多いですね)。
それと、洗濯機を買えるカネがあっても、泥水の汚れは洗濯機では綺麗に落ちないから、手で洗ったほうがよいと言う話もあるようです。
ちなみに、重慶周辺の農家の洗濯機保有率は30%以下のようです(2010年)。 -
漁をしているのでしょうか?
それにしては、手は素手で何も持っていません。
服装も靴も、漁師風ではないですね〜。
エンジンを止めて、櫓で漕ぎながらスーッと進んでいきます。 -
この船のエンジンも、昔の日本の農業用発動機みたいですね。
スクリューの回転軸は下方に垂直に降りていますから、水中で回転方向を変えているのですね。
漓江の観光筏とは、推進形式が違いますね。
★↓は漓江の観光筏です。エンジンとスクリューの軸をご覧下さい。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22154640/src.html
★スクリューのことは↓にて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC -
これはアパートでしょうか。
それにしても、建物の色も形も余りにも地味な姿が気になって仕方がありません。
他方で洗濯物を見ますと、建物の地味さとは対照的に色が目立ちますね。 -
これより下船です(^^)
クルーズでは、港に到着すると下船観光となります。
リバークルーズでは、たいていの場合が現地観光の料金がクルーズ料金に含まれています。
海をゆく大型客船のクルーズでは、現地観光はオプションとなって別に料金がかかるのが普通です(旅行社のプラン次第では現地観光付きのものもありますが、費用もそれなりに追加されます)。 -
下船用の桟橋が架けられたすぐそばで洗濯をするおばさんです。
水のほうも、チョット濁っていますよね(-_-)
服装は白い帽子に赤いコート、そして赤い靴(^-^)
地味な家に比べて、人々の服装は結構明るいですね。
多くの人が写真を撮るものですから、それを気にしておられたようです(~o~)
意外にも、重慶の市区部でも川で洗濯をしている人々が多いとのこと。2011年のレポートですが、週末になると岸辺が洗濯をする人で埋め尽くされるというのです。それと、どうやって電源を撮っているのか分かりませんが、そこに洗濯機まで並んでいるんですね。
そうした状況が、長江の水質を悪くしているという懸念が広がっているとのことです。 -
きょうは私たちの船(右側の船)を含めて2隻の客船が接岸でした。
街の人々も、お店の売り上げなど上がるかも知れませんから、さぞかし期待されていると思いますよ。 -
お土産売り場にいた、現地の母娘です。
かわいい女の子ですね〜!(^^)!
髪飾りもおべべも綺麗で、可愛いですね〜。
お母さんも自慢の娘っていう感じがします(^-^)
カメラを向けた時、撮影に気持ちよく応じてポーズを取ってくれるところは、カリブ海などと同様に中国でも変わりありませんね。
日本人は、カメラを向けると逃げてしまいますね(私も逃げてしまうと思います)。 -
道路沿いに広げられた露天です。
ここでは、ご覧の通りカラー刷りの冊子が並んでいました。日本語の本はなさそうでしたね。
手に取ってみたいところですが、そうしますと、あとがしつこい場合が多いモンですから近寄りませんでした。 -
こちらの売り物は衣服類ですね。
結構カラフルなものが多いです。
先程も触れたことですが、住宅の外見が非常に地味な割にはこれらのものは、とてもカラフルです。
衣食住の中の、衣と住に使われる色合いが全く違うのは、ちょっと考えさせららますね。 -
街路から見えた住宅です。
白壁の新しそうな家ですが、瓦が使われているところあたり中国らしい感じがしますね。
しかし、お兄さん?が歩いているところの地面と言いますか通路の整頓は、チョット??と思ってしまいますね〜。
(Nさんご提供の御写真です) -
石宝寨へ行くには、船を下りてから川縁の坂道を上り、さらに街中の坂道を上って十字路に出たところを左に曲がって、そこから下り坂になります。
写真の門はその街の中の十字路にあるものです。石宝寨への最初の門ということになるでしょうか。中国では、このような門を「牌楼(ぱいろう)」というのだそうですが、世界各地の中華街にもこのような牌楼を見ることがありますね。
★↓は桂林で見た牌楼です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22090794/src.html
(Nさんご提供の御写真です) -
さっそく記念写真を!!
ハーイ!!撮りますよ〜〜!(^^)! -
そいじゃあ、みんなでもう一枚!!(^-^)
こうやって、皆さんと楽しみなら町並みを散策しているんですよ〜〜(^-^)(*^_^*) -
パリのシャンゼリゼーではないですけど、アパートが建ち並んでいます。
-
ま、こんな感じです。
ここには、車は立ち入れませんね。街路は綺麗なようで綺麗でない(-_-)
上の写真でもそうですが、植木の根元にはゴミが散乱しているんですね〜。
それに芝生かなんかを植えないと、あの土が飛んで街がホコリっぽくなりますよね〜。
観光客の多くは中国の人たちのようでした。 -
近くで見た子ども(^^)。
坊やのようです。着るものがとても明るい感じのものですね。
そういえば、中国人ガイドさんがこんなことをお話しておられました。
中国では一人っ子政策の影響で子どもをとても可愛がって、「小皇帝」などと言われてきましたが、その子たちが大人になっても働かないとか、遊んでばかりという例がとても多いとか(>_<)。ホントに我が儘で困っていると言うことです。
いまの中国では、子どもを可愛がるだけではなく、ちゃんと躾けて勉強させて、自立させなければいけないことに気がついてきているとのことでした。
そういえば、若い人たちの中で性病が広がっているという話もありますね。
私もネットで、中国では小皇帝の弊害に気づき、「若者は自立しなさい」とか「親も子供を自立させなさい」という方向に変わってきているとの記事を読んだことがありました。
そういう反省が出来、「若者の自立」とか「親も子供から自立」を言えるようになったところは立派だな!!凄いな!!と思いますね。
おそらく、日本では同じことになっても、子や親自身の自立の努力を提起するなんてことは、かなり難しいかと思いますね。 -
街の通りの土産物屋台です。
こちらのお人形が面白いです。
真ん中のお人形の多くは釣り人でしょうか?
釣りをしながら悠々自適の暮らしを楽しんでいる老人のようですね。
手前のほうには、あの「劉三姐」で見たような船が並んでいます(^^)
自然が豊かな東洋的な考え方が感じられるお人形と船ですね。
★↓は水上ショー「劉三姐」で船に乗っている場面です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22277835/src.html -
こちらは観音像?に布袋さん?
前の方には、Hビデオに龍や馬・急須に宝箱・・
何でもありの置物の中に、毛沢東さんが紛れ込んでいました(~o~)
皆さんはどれがお好みですか??
あ、そちらのお父さん、恥ずかしがらずに大きい声で言って下さいね(~o~)
あ、分かりました。あのビデオですか??(~o~) -
こちらでは、お面にパンダが目につきますね〜(^^)
お面の後ろのお人形も可愛いです!!
私は可愛い猫ちゃんの置物が欲しいのですけどね(^^)
★お面のことはこちらにて。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22900154/ -
ま、こういうことです。
中国らしい雰囲気を一杯楽しめたお土産屋さんでした(^^) -
石宝寨の入り口のところへやってきました。
-
↑の門を通りすぎますと、遠くに石宝寨が見えてきました。
(Nさんご提供の御写真です) -
このあたりは、ゴミやホコリもなく何となく綺麗で新しい感じがしますね。
石宝寨は1662年に建てられたものとか。この場所が、今からおよそ350年近くも歴史あるものの玄関口として、当時から造られていたところであるとすれば、建物も広場もチョット綺麗すぎます。
おそらくは、石宝寨周辺の水没に伴って造成されたところかも知れませんね。 -
ま、ブツブツ言っているより、記念写真を撮りましょう(^-^)
ほんじゃ、撮ります!!
ねっ、綺麗でしょ!! -
あの提灯をバックに記念写真!!
旅に出たら、とにかく記念写真であります!!
税務署に調べられたときに、ここに来た!!って言う何よりの証拠になりますからね(^_^)
ハ??税務署が旅の行き先なんか調べることってないですか??
それは残念ですね〜〜(~o~) -
それでは、もう少し下の方へ行きましょう。
それじゃ、そこで一枚(^^) -
これから行く石宝寨と、橋の全景です。
-
それじゃ、ここでもう一枚!!
うしろの牌楼には「江上明珠」と書いてあるのですかね?? -
この橋は吊り橋になっていますので、チョット揺れました。
当家のカミさんは、吊り橋の揺れには弱いのであります!!(~o~)(^O^) それで、ガラにもなく
「キャー!!揺れてる〜」
なんて言うんですね。アホらしくて聞いてはおれないですよ(~o~)
でもね、こういう時だけは、チョット亭主気分になれるのも確かなのですよ!! -
橋の途中から見た石宝寨の東屋です。
下がり棟の下端に跨いで、四方に睨みを効かす龍が可愛いですね。 -
吊り橋を渡って、石宝寨に到着です(^^)
さっそく記念写真を撮りましょう(^o^)
碑を見ますと、全国重点文物保护单位(全国重点文物保護単位)と書いてありますね。
日本で言えば、「重要文化財」ってことでしょうか? それとも国宝かな??
★全国重点文物保護単位のことは↓にて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%87%8D%E7%82%B9%E6%96%87%E7%89%A9%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%8D%98%E4%BD%8D -
こちらには「国家等級旅遊区」の碑があります。
ここも、あの磁器口と同じ4Aにランクされていますね(^^)。まぁ、有名な観光地ということでしょう。
この「国家等級旅遊区」によって観光地のランク付けをしたのは、1999年からということらしいです。それには、対象の観光資源そのものの評価に加え、安全性や交通の利便性、衛生・環境・外国人観光客数も評価対象になっているとのことです。
こうなると、その観光地は4A級を取ったからといって安閑としておれず、旅行客の誘致に頑張らなきゃならないわけですね。 -
石宝寨を見るには、とにかく階段を上がらねばなりません(>_<)
高血圧に心臓病それに腰痛持ちの私にとっては、死ぬより辛い階段登り(T_T)
エレベーターはないものかと思いましたが、この付近にはそんな気の利いたものはありませんでした(-_-;)
「おかあさんだけ行ってきて。オレここで待ってるから・・」
と言い出そうとしたけど、行けるところまで行ってみようと思って階段登りにチャレンジしたのでありました。
ここで頑張らないと、「オトコ」とは言えない(T_T) オトコは本当に辛いのであります。
【注意】
「おかあさん」とは、母のことではなく、カミさん(*^_^*)のことであります。 -
「頑張れば、いつか報われるときがくる」(^o^)
途中休憩を3回して、20分で登ってしまいました。死ぬ気になれば、何でもやれる!!(~o~)
下の正面のコンクリート壁は、この石宝寨の周辺を三峡ダムの水没から守るための、コンクリートの壁です。
★コンクリート壁は↓の写真をご参照下さい。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/23132363/src.html -
○△と煙は高いところが好き!(~o~)
私たちも高いところが大好き!!(^-^)!(^^)!
従いまして、石宝寨で最初に行ったところは一番高いところでした(*^_^*)
そこから眺めた景色がこれです。名古屋のJRセントラルタワーよりも低いね(^O^)
画面上が石宝鎮で、画面の下の方が現在いる石宝寨です。
私たちは真ん中の吊り橋を渡ってきたのですよ〜。
三峡ダムが出来るまでは、橋の下に水はなく住宅や畑があったのですよ。三峡ダムの湛水によって、長江の水面が2、30mほど? いやもっと?上昇したのではないでしょうか?
Google mapの写真から旧石宝鎮の姿を見ますと結構な街だったのですが、これが水没してしまったかと思いますと本当に胸が痛くなってきます。
三峡ダムによって移転を余儀なくされた人は、全体で84万人とも140万人とも、いや最終的には230万人とも言われています。1000万人を越すという人もいます(>_<)
エジプトのアスワンハイダムで水没・移転した人々は9万人と言われていますから、正に桁違いですね。
★三峡ダムの詳しいことは↓にて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%A1%E3%83%80%E3%83%A0
↑を読みますと、三峡ダムのもたらす影響の大きさに驚かざるを得ないですね。 -
↑から、180度くるりと向きを変えると、なんじゃ?この景色(~o~) 屋根しか見えないよ(^O^)
屋根の中央の一番上には、胸とお腹を丸出した布袋さんのような人が座っています。
そもそも、この石宝寨は長江の航行の安全を祈って仏像をまつったという話がありますけど、布袋さんを弥勒仏の姿で表す中国の習わしからすれば、布袋さんではなくて布袋さんの姿をした弥勒仏なのかも知れませんね。
★下の写真の一番右が布袋さんです。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/16136260/src.html -
関帝廟の方へ来ました。
中国の団体さんが来ていたようです(^^)
真ん中の太鼓橋が面白いですね。
石宝寨には仏像が祀ってあったということですが、あの有名な「文化大革命」で壊されてしまったとのことです。その後に仏像を再興するのではなくて関羽将軍が祀られて、「関帝廟」になったということです。
ちょっと気づいたのですが、屋根の瓦が左右と奥の建物とで違っています。どうでもいいことながら、面白いと思いました。 -
奥の建物の中に入ってみました。
かなり威張った人がおられますけど、前の札を見ると「关圣大帝」と書いてありました。
「关」の文字がつきますから、おそらくこれが関羽将軍だと思いますね。
三国志に出てくる関羽将軍は、文武両道で忠義と信義に厚く、毒矢の毒を取る手術にも笑って耐えたという猛者で、そうした人柄が慕われ神格化されて、中国で一番人気のある人になっているとこのことです。
中国各地に「関帝廟」が建てられ、そこに詣でる人が絶えないというのですよ(~o~) 関羽将軍は劉備や諸葛孔明の人気を抜いてしまったのですね。こうした人気が仏像の代わりに関羽将軍を据えさせたとすれば、何となく納得ですね。
そうそう、『関帝廟』は日本にもいくつかありますよ。たとえば横浜にも。
★関羽の勇ましい話は↓にて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E7%BE%BD#.E6.AD.BB.E5.BE.8C.E3.81.AE.E9.96.A2.E7.BE.BD.E3.81.A8.E9.96.A2.E7.BE.BD.E4.BF.A1.E4.BB.B0 -
ちょっとボケボケの写真になってしまいましたが、关圣大帝の横に仕えるのは、私の予想ながら南方増長(ぞうじょう)天王と東方持国(じこく)天王のような気がします(間違っていたら、ごめんなさい)。
-
左が西方広目(こうもく)天王さんで、右が北方多聞(たもん)天王さんです。
イヤもう、本当にご苦労様です。
我が家も四方を東西南北の天王様に守ってもらおうかしらん??
皆さんは如何ですか??
エッ?? 四天王様への給料ですか?? それはご勘弁願いますよ!!(^o^) -
こちらにおられるのは、左から文曲星さん、太白金星さん、真武大帝さんです。
太白金星さんには、西遊記でお目にかかったような感じがしますけど??
思い違いかも知れませんけどね(^^;) -
こちらにおられるのは、九曜星さんと巨灵神さんそして、??です。
それにしても、関羽将軍はたくさんの神々を従える立派な神さんになられたのですね。 -
廟の中を抜けると、真っ赤な三重の塔が建っていました。
ちょっと可愛いじゃないですか??(~o~)
それぞれの下がり棟の先端にはいろいろな動物がいます。
一番下は鹿みたいですけど、いずれにしても珍しいすね。
その上が鶴かサギですね。その上は??鶏のようにも見えます(~o~)
てっぺんのところはやっぱり龍ですね。 -
当家のカミさんもあの窓のところへ行ってみました。(^-^)
実は、この建物は下の方に続いていて、全部で12階建てなんですよ。
ここは、そのてっぺんの部分です。
★↓も12層構造なんですよ(^^)
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/14283924/src.html -
門の上に「绀宇凌霄」と書いてありますが、意味は全く分かりません(-_-;)
本当はこちらから入るべきだったかも知れません。
こちらから眺めた方が、格好がつきますからね。
あの吊り橋を渡ってきて、一番近い階段を上がってきましたら、裏から入ってしまったという感じですね。でも、実際のところは々なのか?そこは分かりませんけど。
この建物は、よく見るととっても面白いですね。
入り口の両側には、獅子が逆立ちしていて尻尾の形が面白い(^O^) 尻尾から頭までの7つボタンも面白いですね。
「绀宇凌霄」の文字のすぐ下には、山羊とおじさんが仲良くしているのがあります(~o~) また、文字の上には朝日を迎える鳳凰の姿・・。
カラフルな色彩と共に、和やかな感じがしますね。 -
そいじゃ、ここで記念写真を(*^_^*)
きょうは大変な賑わいです。 -
さぁ、降りますよ〜。
-
実は、私たちはこちらの方に気がつかなかったんですよ(-_-;)
あの吊り橋を渡り終えて、左の方に向かうと堤防上を行けるようになっていたのですね。
このコンクリートの堤防は、石宝寨の下部が水没しないようにするために建設されたもののようです。
堤防の内側は公園風に作られていますが、まだ工事中のような感じですね。
(Nさんご提供の御写真です) -
石宝寨を側面から見た様子です。
石宝寨はこうした巨岩の上に作られたことがよく分かりますね。
そして、前方に赤い建物が岩に張り付くように建てられているのが見えますが、あれは「小蓬莱」といわれる建物で、木造建築とのことです。
塔のようですが、岩にへばりついて建っているため後ろ側がありません。先ほど当家のカミさんが丸窓から顔を出したのは、あの上の方の窓からだったんですよ。
(Nさんご提供の御写真です) -
この「小蓬莱」は、1662年に建てられたとのことで当初は9階建てだったと言われます。木造建築ながら釘を一本も使っていないとか。そしてあの伝統の赤い色を塗ったとのことです。
この「小蓬莱」は、牌楼に「雲梯」と書いてあるように関帝廟に登るための建物といえそうです。中には釘が一本も使わずに作った木造階段が山頂まで続いているとのことです。
岩壁にへばりつき釘も使っていないこともあって?この「小蓬莱」は世界八大奇異建築の一つになっているとのことです。
話によれば、この階段は日本の「さざえ堂」に似ているとか。さざえ堂の螺旋階段の由来は、西洋か?東洋か?どちらに??という話も出てきそうですね。
(Nさんご提供の御写真です) -
こ「小蓬莱」は9階、1956年までにさらに3階分追加して12階にしたというのです。眺めはとても良く(三峡ダム以前はかなり眺めが良かったと思います)、観光来た人々を魅了させたというのです。
それがねぇ、
私はカミさんの写真をしたから撮っただけで、そういう景色を見ていなかったんですよ〜〜(-_-;) やっぱり、もう一度行きたいですね。
(Nさんご提供の御写真です) -
帰る前に記念写真ですよ〜〜。
モデルもすてき、龍も嬉しそうです!(^-^)!(^^)! -
それじゃあ、私もお仲間に入って・・(*^_^*)
-
土産物屋さんの前で、記念写真です。
あちらのおばちゃんは渋い顔をしていますが、売り上げはどうだったかな?? -
お洗濯に余念がありませんね。
上にもご紹介しましたように、ネットなどでの記事によれば三峡ダムの持つ大きな問題の一つに水質問題があるとのことです。
他のダムと違うのは、上流域に住む人口が非常に多く、重慶市(3235万人)や四川省(8725万人)のほか、全部で1億5400万人がダム上流で暮らしているというのです。日本の人口を優に上回る人々を上流域に抱えるダムは、世界のどこにもありません。
これほどの人口のもとで、上下水道や産業廃棄物処理・川での洗濯やゴミの投棄などの対策が遅れていたとしたら、三峡ダムの水質問題は非常に心配ですね。既に生態系にかなりの影響が出始めているとか??
上流域の環境改善が後追いになってしまっているかも知れませんね。
「おばあさんは川で洗濯を、おじいさんは山へ芝刈りに・・」なんて、暢気なことは言ってられないですね〜。 -
船上より、改めて石宝寨を眺めてみました。
三峡ダム建設以前には、長江水面からズッと高いところにあったのです。
この水面下に、たくさんの人々が住んでいた街があったとは到底想像も出来ません。 -
靄の影響でうっすらとしか写っていませんが、石宝寨を出港して10分も経たないうちに、工場が見えてきました。
あの形からすれば、鉄鋼か化学かも?またセメント工場かも?ま、そんな感じの工場ですね。 -
客船と行き違います。
お客さんが乗っていますね〜。
船はちょっとちょっとだけオンボロタイプ(~o~) -
私たちがいただいた旅の説明図です。
きょうは、左の方の「石宝寨」と言うところに行きました。
2300Kmの長江の旅は、まだまだこれからです(^-^)!(^^)! -
船内4階のラウンジで、中国からのガイドさんの紹介がありました。
この方々は、私たちの中国国内の全行程に同行して下さるのですよ。
日本語はもちろんぺらぺら、なんの問題もありません。
まだまだ一週間以上お世話になるわけですから、よろしくお願いしますね〜。
ホント、すばらしい方々です(^-^)!(^^)! -
一人一人挨拶されては深々と頭を下げられます(^^)
ホント、仕事をするって大変ですね〜(^O^) -
こちらは、日本人添乗員の皆さんです。
こちらの方々にも、しっかりお世話になります!!
いつものことながら、私たちの旅行と行っても、「あそこに行ってみたい」という想いを抱いて行くのみで、行き先のことを知っていくわけではありません。
石宝寨の仏像が文化大革命の時に壊されて、その後中国の人々に人気のある関羽将軍に入れ替えられていたなんて、ちょっとビックリですね。
図らずも、歴史遺産とこの時代の問題とを一度に見てしまったというのが、石宝寨の印象でしたね。
(その8)に続きます。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/album/10600776/
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