2011/03/06 - 2011/03/19
9位(同エリア108件中)
カメちゃんさん
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漓江クルーズを終えた後ホテルでゆっくりしてから(実はお腹が優れなかったのです)、夜の水上ショーの鑑賞に出掛けました。
日程表には「水上歌劇『印象・劉三姐』鑑賞」とあったのですが、水上歌劇と言っても水上で何をやるのか?なんてことは分かりませんでしたね。とは言え、あの22万トン客船の「アクアショー」を見たばっかりでしたから、あれに毛が生えた程度のもの?と勝手に想像していました(~o~)
「水上」と言われることに興味津々(^O^)(~o~) どんなショーなのか?とにかく、行って、見て、そして知る。これが旅の醍醐味かも知れませんね。
。
そんな思いよりも雨の中を出掛けるということの方が、気分を滅入らせました。そして到着したところが、雨の中の合羽を着ての野外観覧席(>_<)(@_@) 周囲は真っ暗で劇場らしいところはどこにもなかったのでありました(^O^)(~o~)
それでは、桂林地区の最終編であります。
↓は22万トンの「アリュール・オブ・ザ・シーズ号」のアクアショーです。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/21044149/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
陽朔という街に到着しました。
これからホテルへと向かいます。
お天気は強い雨ではありませんが、雨には変わりないですね。
正面は城門のようですが、城郭ではないようです。
★↓は陽朔での下船地です。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,1&t=h&msa=0&msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&ll=24.777529,110.495317&spn=0.011154,0.011405&z=17&iwloc=00049f0cb424e814ad865 -
下船地の左手には山が見えます。
山の名は「碧蓮峰」とのことです。
この山は、陽朔のシンボルみたいな山とのことです。
私たちのように、船で北からやってくる人の目に最初に飛び込んでくるのがこの山ですからね。
この建物はレストランでしょうか??
中国風のとてもカッコいい建物ですね。 -
二つ上の写真の左側に掲示してあった、観光案内図です。
私たちは今、「碧蓮峰」の麓の港にいるわけです。
川沿いに山の名前とかがたくさん示してありましたが、これをGoogle map上で特定するのは難しいです。 -
陽朔の街に入りました。
私はこの時、お腹の調子がおかしくなってきていたのですよ(-_-;) -
中国人ガイドにトイレ休憩をお願いしたものの、ジッと我慢の街歩きとなってしまいました(>_<)
これから数分歩いたところで、ガイドさんがお店に案内してくれてトイレに駆け込むことができました(^^;)
そして、ようやくホッとすることができました(^^;) -
左手に見えたショッピングセンターですね。
「陽朔最大的土特産超市」
土産物屋かも知れませんね? -
雨が本降りになってきましたよ〜(^^;)
でも、靄の程度が、漓江の船からの光景に較べてちょっと薄い気がしますね。
正面の白いビルには「中国郵政」と書いてあります。
このあたりは「西街」というところです。 -
なんか、酷いところへ潜り込んできた感じになりました。
こちらの道はホテルへの近道でしたけど、古い町の中の狭くてちょっとした階段もある「裏通り」という感じの道でしたね。
建物は、鉄筋コンクリートのアパートという感じですが、とにかく古ぼけて見える建物でした。 -
こんな通りを入ってきたんですよ〜(^^;)
右の建物は古くて、左の方は新しい感じですね。
陽朔という街も歴史ある街のようですが、そんなに大きな街ではなかったみたいで、大部分は観光化が進むに従って建設された街のようです。でも、どの辺が古い町で、どこが新しい街なのか分からないですね。
お天気も悪いし、そんなことを考えるゆとりもなかったというのが本音でしたね。
★陽朔の詳しいことは↓にて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%BD%E6%9C%94%E7%9C%8C -
ホテルに到着。
ツインベッドでしたけど、ベッドが大きいので問題ありません!!(^-^)
一応、★五つのホテルだったんですよ!! -
トイレに電話や非常ボタンがあるところなんか、気の利いたところがありますね(^^)
この夜、このトイレに大変なお世話になるなんて、この時点では余り考えていなかったです。(^_^;) -
バスです。
ガイドさんのお話では、このホテルはある資産家が建設したもので個人の所有とのこと。ごく最近になって建設されたもので豪華な造りになっているとのことでしたが、シャワートイレ迄は気がつかなかったのか?ちょっと残念でしたね〜(^_^;)
でも、まぁ、中国式トイレではなかったことを考えれば、贅沢は言えません(~o~) -
このホテルでは、棟の配置がV字型で、お部屋がノコギリの歯のように並んでいましたよ。
狭い敷地にたくさんの客室を確保するにはよい方法かも知れませんが、客室からの展望はかなり制限されてしまいますよね〜(-_-;) -
窓からの風景です。
私たちの部屋も右側の展望がダメなんですよ(-_-;)
ベランダまで付いているお部屋ですが、展望がかなり限られてしまってるんですよ(-_-;)
せっかくの陽朔の宿泊なのに、陽朔らしい見晴らしが得られなくてガッカリでした。 -
お部屋のコンセントです。
いろいろなタイプに対応できるようになっていました。
上海のホテルも各種のコンセントを用意していましたね。
私たちがコンセントを使用するのはカメラの電池充電の時のみですが、こういうものは世界の様々な電圧に対応していますから、コンセントの形だけ対応しておれば安心ですね。 -
ホテルの裏側に見える山です。
私たちは船を降りた後、この山の向こう側を通って来たことになります。
このあと2時間ほど時間があったのですが、お天気も悪かったし、お腹のお天気もどんよりしていたので、ホテル内でお喋りをしていました。今にしてみると、ちょっとだけでも街に出ておけばよかったなと悔やんでいます(-_-;) -
夕方早めの食事をしてから、陽朔では有名だという「水上ショー」を観にいきます。
バスを待つ間にホテルのロビーの天井を見上げましたら、たくさんの絵が描いてありました。そこでちょっとだけご覧に入れますね。
これは「遇龍河」の光景です。
この「遇龍河」というのは私たちが行っていないところで、陽朔の街から数?西側を北西に延びている河です(田家河の上流です)。
「小漓江」とも言われて、とても風光明媚なところのようです。ガイドでも雇って、ゆっくり回ってみたいですね。
「遇龍河」は↓をご参照ください。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&t=h&msa=0&msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&ll=24.739972,110.513878&spn=0.172899,0.164108&z=13&iwloc=0004a507dcb837e2cebfd -
この絵は「碧蓮峰」付近の絵ですね。
「碧蓮峰」は船から下りた時に見上げた山です。
昔の陽朔の様子はこんな風だったかも??と想像させてくれる絵ですね。 -
切り抜きの関係で写真の角が掛けていますけど・・(-_-;)
これは、「興坪佳境」と題する絵です。
★↓も興坪佳境と言えるところだと思いますけど・・
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22174689/ -
こちらは「九馬画山」ですね(^^)
本物と較べてどうでしょうか??
★↓は本物の「九馬画山」です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22171305/ -
「中国漓江山水劇場」
早いもので、もう水上ショーのところへ来てしまいました。
たくさんのバスが来ていて、大変な賑わいでしたよ〜(~o~)
この時は、現地ガイドさんが入場券を買ってくれるのを待っているところです。 -
門を入っても直ぐにはショー会場とはならず、ホテルのような建物があったり、お店があったりするのですよ(^_^;)
-
この骨組みばっかりに見える大きな家はなんなのか??
暗くてサッパリ分かりませんが、とにかくこんなところを奧へ奧へと歩かされます。
門からショー会場までは、だいぶ距離があるって感じです。 -
「印象・劉三姐(リウサンジエ)」
あの門から10分ほども歩いたのでしょうか。
ようやくショー会場の入り口らしきところに着きました。
この時のお天気は雨(-_-;)
私も皆さんが着ているような薄い合羽を着ていました(支給されるのです)。
そりゃもう、写真もブレますよね〜(^O^)(~o~)
観覧席には屋根が着いているのか?心配になってきました。
ところで「劉三姐」というのは、「劉という名字の三人のお姐さん」という意味ではないとのことで、歌の上手な美しい一人の女性の名前だそうです。 -
会場内に入りました。
「おかあさん、屋根がないよ!!」
露天に長いすが並ぶだけの観覧席です。席は指定席で長椅子ながら番号がついていました。
これじゃ全く雨天の野球観戦みたいなモンです。
前方には舞台もなんにも無し!!
広い水面と黒々とした山が微かに見えるのみ(>_<)
「いったい、何が始まるんだろう??」
というのが、最初の印象でしたね。 -
遠くの水面上にスライドのようなものが映し出されました。
いよいよ水上ショーの始まりです。
ここで私はカメラの感度設定を変えようとして操作しているうちに、何かのボタンを触ったらしくて写真撮影ができなくなってしまいました。設定し直そうとしても真っ暗なのでどうしようもなくなってしまいました。
ここからはビデオの動画から撮りだした画像と、Nさんからご提供頂いた御写真を使わせて頂きます。 -
出演者が登場です。
いま、左から二人目の方がマイクを持って話していますが、右の人も順々に話をしました。
歓迎の話なのか、このショーの説明なのかは、言葉が分からないので分かりません(-_-;)
(Nさんご提供の御写真です) -
真っ暗な水面上で一人輝く美しい女性が、声高らかに、伸びのびとした中国の歌(少数民族の歌かな?)を歌い上げます(恐らく録音の歌でしょう)。
美しいその歌声は天地に広がり、我々の心を捉えてしまったのであります(^^) -
その歌声が響き渡る中、ゆるやかに踊る美女を乗せた船が一艘出てきました。
このトンネルのようなものは何なのか?ちょっと分かりません(-_-;) -
移動していく↑の女性を追うようにして、松明を掲げた人々がやってきました。
彼女を慕う人々といった感じなのでしょうか?
この後、最初からの中国の歌は終わって、松明を持った群衆の歓声と大合唱へと変わっていきます。 -
たくさんの松明の明かりが水面に映って、松明の群衆の歌声と共に迫力あるショーになっていました。
この松明は何を意味するのか?
それは私たちには皆目分かりませんが、昔、漓江で漁をしていた人々の様子を表しているのかも?という話がありますけどね。
(Nさんご提供の御写真です) -
UPで撮影すると、こんな感じです。
こんなにたくさんの人々が赤々と燃える松明を持って登場してくるなんて、予想もしていませんでしたね。
(Nさんご提供の御写真です) -
その次に登場してきたのは、赤い長い幕を引いてきた人たちです。
これで何をやるのか??
水面上での動作が楽しみですね。 -
人々が一斉に立ち上がると、このように真っ赤な海のような、波のような動きへと変わりました。そして、この動作が繰り返され躍動する様子が表現されるのでした。
この時のBGMは、津軽三味線のように強くて威勢のよい三味線!(^^)!(と思わせる音色。本当は二胡??)とコーラスで、この赤い色の躍動を景気づけていましたよ〜。 -
また、赤い幕は横一線となりました。右側からの白いライトが一段の華やかさを醸し出していました!(^^)!
いや、ホント、景気よいBGMと躍動する赤い幕とが見事に一致して素晴らしいです!!
(Nさんご提供の御写真です) -
そしてまた、赤い幕が広げられ波のように揺れと思えば、また縮むことを繰り返します。
情熱的でとても綺麗です!!
(Nさんご提供の御写真です) -
そのうち、赤い幕を操っていた人々が右の方へと移動して行ってしまうのでした。
-
そこへ、一艘の船と綺麗なお姉さんが登場してきました。後では蓑を着たおじさんが船を漕いでいますね。
-
あの威勢の良いBGMはいつしか消え、一瞬の静粛が漂います。
-
お姉さんが去ると、再び人々が移動してきて赤い幕が躍動する場面に戻ります。
この時は威勢のよい三味線からは消えコーラス(ボーカル?)を中心としたBGMに変わりました。
(Nさんご提供の御写真です) -
赤い幕が再び躍動し、サイドの照明も色彩を変えたり弧を描いたりして見せ場を作っているようでした。BGMも、もちろん勢いのよいものに変わってきました。
(Nさんご提供の御写真です) -
赤い幕の場面が終わりを告げるように、幕を操っていた人たちが仰向けに寝っ転がってしまいました(~o~)(^O^)
これは、漓江で観た筏だったのですね。彼らはこの筏に乗って一直線に整列したり、赤い幕を激しく操ったりしていたのですね。 筏はそんなに安定していたのか?と思ってしまいましたが、とにかく感心してしまいました。
(Nさんご提供の御写真です) -
彼らは船を漕ぎ、帰りはじめます。
彼らが手にしているのは櫓か竿か分かりませんが、筏がこんなに多い中を上手に移動していくのは見事ですね。
この赤い幕の躍動は何を表しているのでしょうかね。漓江の流れなのか、人々の心なのか?それは分かりません(-_-;) またあのお姉さんは「劉三姐」だったのか?それも分かりません(>_<) それは分かり次第コメントを追加して行きたいと思っています。
(Nさんご提供の御写真です) -
帰って行く彼らです。
なんでもエンジンの付いているこの時代、エンジンの音もなく移動していくのが、素晴らしくもあり妙でもあるような気がしたものです(もっとも、大音響のBGMが流されていますから、櫓を漕ぐ水の音も聞こえませんが)。
イヤもうホント、大自然の水面や山を舞台に変えてしまい、大勢の人々による感情の表現と、大音響によるBGMと一糸乱れぬ演技の一大スペクタクルには参りましたね〜!!(~o~)!(^^)!
この「劉三姐」は、世界的に有名な映画監督で北京オリンピック開幕式のイベントを演出したチャン・イーモウが手がけたものとのことで、陽朔郊外の風光明媚なカルスト地形を舞台に利用した、世界最大規模の野外劇場で行われるショーなのです。
陽朔のカルスト地形を巧みに利用するために、完成までに3年半もの時を要したそうです。
こんなに大きなショーを見てしまうと、劇場でやるショーなんか見られなくなりそうですね(~o~)(~o~) -
筏が去ってしまってから、左の方から子供たちの一団が合唱をしながらやってきました。
子供らしく、とても元気のよい歌でした。
(Nさんご提供の御写真です) -
歌っている子供たちの背後に漁師たちがきて、「投網漁」を始めようとしていました。
ホントにやるのか知らんと思いましたね(~o~) -
投網を投げた瞬間です!(^-^)
網が見事に開いていますね(^-^)(^_^)v -
左の方の人も投網を投げました(^^)
見てください! 網の下端が円形に着水している様子を!!
かなりの腕前がないと、網をこのように円形に開くことはできないのですよ!(^-^)
投網漁は伊勢湾台風が襲来するまでは、三河湾沿岸でたまに見られたものでした。
とは言っても、当時の若い漁師はエンジンのついた船に乗っていた時代ですから、このような「投網」の技量はなかったのではないかと思います。 -
こちらの人も網を見事に膨らませて、円形に着水させていますね。
お二人は相当なベテランだと思いますよ〜!(^^)!(^_^)v
中国の奥深く陽朔にまできて、半世紀以上も前に見て親しんだ投網漁を見るなんて、意外でしたし嬉しかったです(^-^)!(^^)!。 -
漁師たちが背後で筏を操っているとき、こんどは少女たちの後に鵜飼い漁師たちが現れました。
少女たちは相変わらず歌っています。 -
前と後の二人の漁師の天秤棒に、鵜がとまっているのが見えますか??
投網漁に鵜飼い漁。なんかイイ感じですねぇ(^^) -
投網や鵜飼いの漁師たちが帰って行きます。
(Nさんご提供の御写真です) -
こんどは牛飼いが出てきました。大きな本物の牛ですよ!!
鵜飼い漁師が出てきた時には、まぁ分かりますけどね(^O^) こんなに大きな牛が出てきたなんて、これにはビックリでしたね。
(Nさんご提供の御写真です) -
そうしたら、仔牛がついてきました(~o~)
これにもビックリ!(^^)!
仔牛に付いている人はいないんですよ!(^^)! 仔牛は親牛か牛飼いの後を一人でついてくるんです。
漓江の夫婦筏やこの投網漁師に鵜飼い漁師、そして牛飼いたちを見ますと胸にジーンとくるものを感じてしまいます。漁に連れて行ってもらったり、ヤギを連れて歩いた私の小学生のころが懐かしく思い起こされます。あの頃が間違っていたわけでもないし、不幸だったわけでもない!!そんな想いに駆られてしまいましたね。
通常の劇場での演劇といいますと,中国でも貴族や武人の物語になりやすいですけど、このように人々の暮らしの様子が取り入れられていることが、とっても嬉しく思いましたね。芸の上手下手と言うよりも、人々の暮らしへの愛着と郷愁を感じさせる演出がいいですね。
このような演出の流れは、狡猾な村の役人と闘う人々を歌声で励まし、悪役人を打倒して人々を助けたという、劉三姐のもともとのストーリーとの関係もあるかな?と思いますね。 -
その次に出てきたのは、美しく輝く三日月です(^^)
漁り火に囲まれて何が始まるのでしょうか??
この時のBGMはバイオリン他のゆっくりとしたムードある音楽でした。
(Nさんご提供の御写真です) -
右の方から、このようなものが出てきました。
一つは、庭園の「森」を表しているのでしょうか? 右側のものは湖に突きだした東屋といった感じですね。 -
三日月の上で踊っているのは妖精?
そんなことは分かりませんが、なんか優雅な世界に誘い込まれそうです。
朗々としたBGMの流れる中、森と東屋はしずしずと進んできます。
(Nさんご提供の御写真です) -
素晴らしい湖上の舞踏会になってきましたね。
人々の筏が三日月を囲むように回り始めました。 -
全く「湖上の饗宴」といった感じです。
(Nさんご提供の御写真です) -
美しいコーラスと共に、私たちまでが「湖上の饗宴」に引きこまれてしまいました(^O^)(~o~)
-
じっくりご覧下さいね。
-
妖精を見つめる青年が現れましたよ〜(^^)(左下です)
筏は東屋を囲むように流れていきました。
(Nさんご提供の御写真です) -
青年は歩みを進めていくのでした。
この青年の心は妖精への愛なのか恋なのか、または妖精そのものなのか?
これまた、分かりませんねぇ(^_^;) -
青年は止まり、膝を曲げて妖精を見つめます(^-^)
上手くは言えないのですが、静かに流れるBGMが雰囲気を出していました。
(Nさんご提供の御写真です) -
やがて森と東屋は帰り始め、妖精の踊りもなくなりました。
それを見送っているかのような青年の目線を感じますね〜。
青年の後に近づく白装束の乙女たちと、赤い布・・
(Nさんご提供の御写真です) -
白装束の乙女たちが踊り出しました。
これまた、白い妖精とでも言いましょうか? -
5〜6人が輪に固まった中で踊っています・・
-
輪を解き、白装束を脱いで妖精になります。
(Nさんご提供の御写真です) -
妖精たちは洋服を羽織って普通の娘になりました。そして、赤い布を持ち上げると照明は赤い色に変わりました。
赤い布は青年の方に向けられていくのです。
(Nさんご提供の御写真です) -
すると、あの青年は傘をおろし、コートを脱ぎ始めるんです!(^^)!
そしてなんと!!青年から若き女性へと変身していくのでした(^O^) -
女性への変身が進み・・
-
美しい娘となって、赤い布を勧められます。
-
赤い布を捧げられ、娘はそれを受け取って丁寧にお辞儀をしました。
-
やってきた青年が
「さあ、行きましょう」
と船に迎え入れます・・(^-^)
(Nさんご提供の御写真です) -
あの「赤い布」は私たちの言う「赤い糸」だったんですね〜(^_-)(*^_^*)。
三日月登場以後の部分は、村人を励ました女性リーダー劉三姐と若者との恋の物語だと言う人もいます。見ていると、そういう感じもしますね。
(Nさんご提供の御写真です) -
二人だけの幸福な世界へと旅立っていくのでした!(^^)!(*^_^*)
「あ〜〜、いいなぁ(^-^) おれの人生もあんな風だったらな〜(^^)」
ホント、私はもう羨望の塊みたいになって、暫しボ〜〜ッとしてしまったのでありました(^o^)(~o~)
もう、こうなったらには「カカア天下」でも何でもイイ!!(*^_^*)(*^_^*)
あの二人が幸せであれば,なんでもイイのであります(^-^)!(^^)!
(Nさんご提供の御写真です) -
あの二人が旅立った後、BGMが朗々としたボーカルに変わると、遠いところから白いライト?を付けた人たちが行進してくるのが見えました。
-
その行列の行進は途切れることなくどんどん進み、私たちの前まで伸びてきました。
いやいや、ホントにスゴイですよ!!
大自然を舞台にしているからこそできる、大がかりな演出の数々・・。出演者は合計600人なんて言われるのも納得できますよ。
それにしても、湖上にこんなに長い通路があったのか??と思わせる演出ですね。
(Nさんご提供の御写真です) -
彼らが一斉に赤い傘を差しました。
これまでは白い電光に目を奪われていましたから、パッと傘が開いた時には
「オオー!」
と、声が出てしまいましたね(~o~) -
↑の白い電光が消えて一瞬真っ暗になった後、パッと明るく照明されて、赤い傘と共にとても鮮やかになりました。
そして、片手に傘を持ちながら身振り手振りよろしく踊るのです。そのうち、照明が青色に変わったりします。
水上スペクタクルといったところですね!!
(Nさんご提供の御写真です) -
それが、こんなに長いんですよ〜〜〜(^-^)
(Nさんご提供の御写真です) -
また、電光が一旦消えた後、ちょうど将棋倒しのように電光が点けられていく場面もありましたよ。
電光が走るように点灯されていく様子は、動画でないと分かりませんね。
この電光を発光ダイオードと言う方もおられますし、それを点灯したり消したりする操作も無線で遠隔操作していると言う方もおられますが、私には確認のしようもありませんでした。
(Nさんご提供の御写真です) -
大人数による「電光ショー」も、赤と白の二手に分かれて散っていこうとして今ます。その時、左手方向から少女たちが登場してきました。
何となくフィナーレの近いのを感じましたね。
(Nさんご提供の御写真です) -
少女たちが整列し、一瞬静かになりました。
(Nさんご提供の御写真です) -
左から筏を漕ぐ櫓を持った人たちが行進してきました。
(Nさんご提供の御写真です) -
彼らは黙々と歩きます。
(Nさんご提供の御写真です) -
足を止めると、観覧席の方に向かい直しました。
(Nさんご提供の御写真です) -
それから編み笠を脱いで、観客席に向かってお辞儀をしました。
(Nさんご提供の御写真です) -
すると、猫仔山村の旗を掲げた一団がやってきました。
↑の櫓を持っていた人たちも、ズッと後の赤い傘を差している人たちも、観客席に向かってお辞儀をしています!!
猫仔山村は、この会場から見ると左斜め方向の川を越えたところにありますよ。
★猫仔山村の場所は↓にて(航空写真にてご覧下さい)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,1&t=h&msa=0&msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&ll=24.786345,110.517633&spn=0.011153,0.019344&z=17&iwloc=0004a4e2b272a72792c88
(Nさんご提供の御写真です) -
こんどは、木山村の旗を掲げた一団がやってきました。
実は、木山村はこの会場の近くの村なんですね。
★木山村の場所は↓にて
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,1&t=h&msa=0&msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&ll=24.776244,110.5198&spn=0.011154,0.019344&z=17&iwloc=0004a4e2aed4af5560b20
(Nさんご提供の御写真です) -
次は木山搾村の人々の行進です。
うしろの人々もお辞儀をしていますね。
★木山搾村の場所は↓にて
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,1&t=h&msa=0&msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&ll=24.776867,110.514436&spn=0.011154,0.019344&z=17&iwloc=0004a4e2a85c53d66ae73 -
田家河村の人々です。
田家河村だけはGoogle map上での位置が分かりませんでした。
★↓は他の情報から推定された田家川村のおおよその位置です。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&msa=0&msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&ll=24.766044,110.536366&spn=0.044619,0.034547&t=h&z=15&iwloc=0004a507b52d42be8eadf -
興坪村の人たちの登場ですね。
一般的な情報によれば、この「劉三姐」という水上劇は少数民族の住むこれら5つの村人たちが出演しているとのことです。無数の松明や漁り火、赤い幕を操る人々、たくさんの漁師と筏と娘たち、投網や鵜飼い漁師に牛飼いまで登場したのは、彼ら少数民族の協力と努力の成果だったと言えますね。
少数民族の力と伝統を引き出し、伝説の美人歌手「劉三姐」の物語と漓江の自然とを融合させる着想はとても素晴らしいですね。
興坪村は漓江下りの最後の方で見た「興坪風光」の見られる街だと思います。
★↓は「興坪風光」と言われる展望の一部です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22174467/
★興坪の街は↓にて
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,1&t=h&msa=0&msid=215057171961161454984.00049cdfd36f42da20e4b&ll=24.918443,110.526237&spn=0.011141,0.019344&z=17&iwloc=0004a412d0f5d327d639d -
少女たちが登場してきて、「さよなら〜」の手を振ります!!
風光明媚な漓江の自然を舞台とした「印象・劉三姐」というショーは、2004年3月から始まったそうです。2009年11月のネット記事に、それまでの「公演回数は約1300回、約500万人の内外の観光客」という記述を見つけました。その調子が持続していると仮定すれば、私達が行った時までにはごく大雑把にみて公演回数は約1600回以上で、約600万人以上の内外の観客が来たということになりますね。
こうなると、まさに世界的な水上ショーということになりますね。
(Nさんご提供の御写真です) -
あのお姉ちゃんも「さようなら〜〜」をしています。
とにかくビックリの水上ショーでした。
このショーについて、出演者のレベルとか質、BGMや歌がほとんど録音によることを問題にする方もおられるようですね。一流の俳優を揃えて、その知名度で客を引きつけているわけではないのですから、観点がやや違うのかなぁと思いますね。
私としては、漓江流域の少数民族に伝わる物語を、その少数民族の方々を引きこんでこのような水上ショーに仕上げたことに好感をもちました。
(Nさんご提供の御写真です) -
ホテルに帰りました。
玄関前から見た街の様子です。
このあたりは陽朔の「新しい街」なのかも知れませんね。 -
こちらはホテルの裏側に立つ「碧蓮峰」です。
劉三姐のような自然の風景を取り込んだ大規模なショーは、杭州の「西湖」でも計画されているようですが(実施されていたかも?)、大都市の中の湖だけに環境に与える影響が懸念されて問題になっているようですね。
また、そのほかの観光地でも考えられているようですね。 -
「碧蓮江景大酒店」
今夜のホテルです。
「印象・劉三姐」
全く知らなかった水上ショーでしたが、これも漓江流域の観光の大きな要素であり、中国の文化を知るよい機会になったと思っています。
明日は飛行機に乗って重慶へと移動し、市内観光後いよいよ長江クルーズに向けて乗船となります。
(その6)に続きます。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/album/10593274/
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この旅行記へのコメント (4)
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- 白い華さん 2011/06/11 23:28:49
- 「中国 クルーズ!旅」 を 楽しんで・・・ いますね。
- 今晩は。
カメちゃん の 「中国・桂林 の 墨絵! の 世界」
陽朔・・・ って、 町。
「桂林 旅行」 には、 必ず、 出てくる、 町名・・・ ですよね。
けっこう、 大きそう・・・ な 町。 なのですね〜。
中国 って、 何処・・・ へ 行っても、 けっこう、 大都会! って 感じ・・・ が あり、
日本 で 思って いた・・・ より、 立派! って 感じ。 が ありますよね。
やっぱり、 経済 発展! の すざまじい〜・・・ 中国。
を、 こんな・・・ 処 でも、 みられ、 日本人 には、 複雑! な 気持ち。 と なります。
桂林 らしい〜! 「摩訶不思議」 な お山。
と、 中国風 の 建物。
いやぁ〜、 迫力・・・ が ありますね〜。
カメちゃん が、 カリブ海・・・ から、 今度 は、 中国 を クルーズ 旅行。 して るんだ〜。 って、 良く・・・ 解る。 一枚・・・ デス。
さて、 素敵! な 新しい〜 ホテル・・・ から、
夜 は、 ステージ の お楽しみ。 が あった・・・ の ですね〜。
でも、 あいにく・・・ の 雨 模様。
ホント、 支給された・・・ カッパ を まとって・・・ も、
ショー より、 雨・・・ が 気になる。 って
とっても、 良く・・・ 解ります。
でも、 中国 は、 派手派手・・・ の ライト! が 煌く、
ショー が 出来て、 「節電 一辺倒 の 日本」 から、
訪ねる・・・ と、 とっても、 華やか! で 羨ましい〜! 気持ち に、 なる、 昨今。
クルーズ の 旅。 を 中心 に、 世界・・・ を 廻って いる。
カメちゃん。
きっと、 毎晩、 クルーズ 船! の ショー には、 変化 や 工夫 が ありましょう・・・ し、
きっと、 ショー へ・・・ の 目。 も 肥えている。 と 思われます。
中国 観光地! では、 いろんな・・・ ショー! が あり、
私 も、 いつか、 訪れて・・・ みたい。 土地・・・ デス。
それでは また
- カメちゃんさん からの返信 2011/06/13 13:59:28
- RE: 「中国 クルーズ!旅」 を 楽しんで・・・ いますね。
- 白い華さん こんにちは〜(^^)
お返事が遅くなって申しわけありませんm(_ _)m
こうして旅行記を書いていますと、中国の様子がほんの僅かながら見えてきて面白くなってきましたね〜。
これからもどんどん出てきますけど、広大な自然が「摩訶不思議」な装いで登場してくるなんて、中国ならでは??と感じますね。墨絵を描きたくなる気持ちも分かりますよね(^_^;)
4大文明(最近では長江文明もそれとなく含んでいる感じのようですね)の一つと言っても、エジプトなどの乾燥地帯との違いがあったりして、「中国らしさ」を肌で感じられるところが今回の旅の面白さの一つでしょうか?
そして、中国の反り返った屋根などに特徴的な中国的な美意識の不思議・・
ヨーロッパであれば、ロマネスク建築とかロココ建築とかなんて建築様式がいろいろに言われていますが、中国にもそんな建築様式の変遷はあったのか?と考えると、あまりにも知らないことばかりだと気づきましたね〜(>_<)
難しいことはさておき、中国の風景には愛着を感じますね(^o^)
桂林でも漓江沿いでも、昔の私たちの姿を思い出させてくれる場面にちょいちょい遭遇するんですね(^-^) そう、食事時が近づくと、どの家の煙突からも煙が上がった光景などを思い出します(^^) そんな時代が妙に懐かしくなって、胸にこみ上げてくるものを感じましたね。
中国のそんな光景を見て、「古い!遅れてる!!」って言う人もいるようですが、電化・機械化・デジタル化された私たちの生活は確かに「ラク!!」ではあるけれど、誰もが身体を使って働いたあの時代の方が、豊かな情感があったように思われたりもしますね。
欧米と私たちの東洋。
考えてみると、ある時代まではとっても力のある好敵手みたいな感じがしますね。
現代では東洋文化がやや廃れ気味なところもありますけど、せめて建物だけでも東洋文化が真っ直ぐに開花していたら、世界はもっと面白かったろうにと思われてなりません。
余計な話ですが・・
昨日は同級生の一周忌を兼ねたお食事会で、実家のある街へ行ってきました。
6年2組の同級生と言うことで、方言丸出しで遠慮のないの会話が楽しく懐かしかったです(^_^)←三河弁が結構強いです。
カラオケも二つほど歌ってしまいました(^O^)(~o~)
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
カメちゃん
-
- ぽちこさん 2011/06/08 07:52:08
- こんなことまで♪
- おはよう、カメちゃん=^_^=
いやあ、びっくりしました!
こういうショーをやったんですねぇ。
写真でみてもかなり大がかりで壮大に見えます。
ここに動きや音楽がつくんですからすごいでしょうね。
大勢の人が動きを合わせると見栄えしますもん。
布を引っ張り色で表現するのもなんだかかっこいいですね〜
中国も観光に力入れてるんですね。
いやあ、おもしろかった♪
夜のことが全部書いて無いんですが
もしかしたらこの後ずっとお腹の調子が?
ぽちこ
- カメちゃんさん からの返信 2011/06/08 12:48:18
- RE: ビックリのショーでした(^^)
- ぽちこさん こんにちは(^^)
陽朔の水上ショー編をご覧下さってありがとうございます!!
陽朔と言えば風光明媚なところで、ちょっと歩くだけでも面白い山々が見られるとの澪力がある街のようですね。
水上ショーは陽朔観光のもう一つのポイントとも言えるほど、関心が高いようですよ。
> いやあ、びっくりしました!
> こういうショーをやったんですねぇ。
> 写真でみてもかなり大がかりで壮大に見えます。
私もビックリしましたからね!!(~o~)
自然の川や山を舞台にしてしまうなんて、想像したこともなかったですからね。
それだけに、それを写真で表現することは難しいですよ(^_^;)
そう、広く撮れば一つ一つは小さくなってしまいますから、実感が伝わらないですね。
> ここに動きや音楽がつくんですからすごいでしょうね。
> 大勢の人が動きを合わせると見栄えしますもん。
大音響のBGM(静かに流す時もあります)が、山河にピッタリ合うんですね(^O^)(~o~)
そう、建物内の大音響は心臓にまで響きますが(~o~)、そこは自然の中ですから、澄んでますよね(^-^)
> 布を引っ張り色で表現するのもなんだかかっこいいですね〜
これは見事でした!!
美しい赤は私の好きな情熱の色(*^_^*) そんな色が波打つとき、私の心まで揺れてしまいました(^O^)(~o~)
> 中国も観光に力入れてるんですね。
> いやあ、おもしろかった♪
そうですね。観光には結構力を入れていると思いますよ。
自然も歴史も、そこに生まれたドラマも・・。
観光の素材には事欠きませんからね〜(~o~)
日本もいいところだから頑張らないとね!!
> もしかしたらこの後ずっとお腹の調子が?
これはホントに酷いことになりました(>_<)(*_*)(T_T)
中国でこんなことになったのは2度目(@_@) 油断でしたね〜(T_T)
でもね、翌朝にはなんとかおさまって、助かりましたよ〜〜(^_^;)
やっぱり、日頃の行いかな??(^O^)
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いしますね(^_-)
カメちゃん
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