2011/08/18 - 2011/08/18
253位(同エリア1558件中)
ニッキーさん
アルハンブラ宮殿、それは私にとっては特別な存在です。
いつの頃からか、このイスラム様式の宮殿に千夜一夜物語の夢を重ね合わせ憧れて来ました。空飛ぶじゅうたん、谷に隠された金銀財宝、赤々と灯るたいまつ、金の房のクッションにもたれかかる王、美女が集まる後宮。そんなイメージを膨らませ、いつかは自分の目で見てみたいと長年思い続けてきた場所なのです。
その憧れに拍車をかけたのがギターの名曲「アルハンブラの思い出」です。トレモロが奏でるもの悲しく美しい調べを聞くたびに、遠くアンダルシアにあるという、イスラム朝の栄枯盛衰を見続けて来たアルハンブラ宮殿への幻想をかき立てられたものです。
そのアルハンブラ宮殿へ行くということで期待も最高潮。今回のスペイン旅行のハイライトと考えていました。思ったとおり、アルハンブラ宮殿とヘネラリーフェ離宮はその魅力で私の心を捉えてしまいました。
ところで、アルハンブラ宮殿の旅行記を読んでいただくにあたり、予備知識があった方がわかりやすいと思いますので、簡単にご説明します。ご存知の方は読み飛ばしてください。
グラナダは8世紀にイスラム教徒に支配され、13世紀にはイスラムのナスル王朝の都として栄えました。その中心はアルハンブラ宮殿です。ところが時代はレコンキスタ(キリスト教徒による領土回復運動)の全盛期。イベリア半島ではキリスト教勢力がどんどん勢力を盛り返していました。1492年(コロンブスの新大陸到達と同じ年)、最後までイスラム教徒の街として残ったグラナダもスペインのイサベル女王に屈し、アルハンブラ宮殿は無血開城、イスラムの都としての歴史に終止符を打ちます。その後アルハンブラ宮殿には、元あった建物を取り壊してキリスト教の教会やルネッサンス様式のカルロス5世宮殿が建てられます。アルハンブラ宮殿のメイン建築であるナスル朝宮殿にも改築の手が加えられました。それでもなお多くのイスラム建築が残っていて訪れる人々を魅了しています。
なお、アルハンブラ宮殿は、この後行くヘネラリーフェ離宮、昔の家並みが残るアルバイシン地区と共に世界遺産に指定されています。
帰国してからワシントン・アーヴィング著「アルハンブラ物語」を読みました。19世紀前半、アメリカ公司館書記官としてスペインに赴任したアーヴィングは、縁あってなんと3か月もアルハンブラ宮殿に住んでいたのです。アーヴィングの夢うつつの暮らしぶり。土地っ子から聞いたというアルハンブラ宮殿にまつわる伝承の数々。「アルハンブラ物語」の中には私が憧れて来た千夜一夜物語の夢の世界が広がっていました。
あー、もう一度アルハンブラ宮殿へ行ってみたくなってしまいました。本を読むと私たちが行かなかった部屋、知らなかった地下室やら塔がいっぱいあるみたいです。あっさり回り過ぎた~。本を読んでから行けば良かったです~。
旅行記を書くにあたり、INTUCO S.L. Y SESPI S.L.出版の書籍「アンダルシア」日本語版を参考にしました。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
今回の旅のスケジュール:
1日目 8/14(日) 午前成田発 夜マドリード着 ホテルへ
2日目 8/15(月) 午前 マドリード市内観光
スペイン広場
国立ソフィア王妃芸術センター
午後 トレド
サント・トメ教会
カテドラル
夕方 マドリードへ戻る。マヨール広場
3日目 8/16(火) 午前 マドリード プラド美術館
ラ・マンチャ地方の風車
夕方 コルドバ
メスキータ
4日目 8/17(水) 午前 セビーリャ
スペイン広場
カテドラル
午後 ロンダ
闘牛場
ヌエボ橋
夜 洞窟フラメンコショー
5日目 8/18(木) 午前 グラナダ
★アルハンブラ宮殿
ヘネラリーフェ庭園
午後 エルチェのヤシ園
6日目 8/19(金) 午前 タラゴナのラスファレラス水道橋
午後 バルセロナで自由行動
カサ・バトリョ
7日目 8/20(土) 終日 バルセロナ市内観光
サグラダファミリア
グエル公園
ミロ美術館
モンジュイックの丘
カタルーニャ音楽堂(外観のみ)
夕方 自由行動
ランブラス通り
カテドラル
8/9日目 8/21(日)22(月) 午前 バルセロナ空港発、成田へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
-
朝は6時45分モーニングコール。
朝食は7時から。
昨夜のホテル・ブッフェは今ひとつだったのですが、朝食は悪くありません。
ハム、サラミ、チーズに野菜サラダもあります。
べーコン、ソーセージ、トマトのソテー、ゆで卵。
フルーツに各種パン。 -
今日の出発は8時半。
出発まで時間があるので、妹と二人、ちょっとホテルの前へ出てみました。
ここはホテル玄関前バルコニー。
ここでドリンク類を飲むこともできます。 -
ホテル前、右手は並木道になっています(写真はホテル前の道路を渡ってから撮っているので左右逆に見えますが)。
小鳥のさえずりが聞こえます。
チュン、チュン言ってるから、スズメかな?
朝はひんやり涼しくて気持ちいい。
グラナダは東に高峰シエラ・ネバダ山脈を控えているので、山がアンダルシアの熱い風を和らげてくれると言います。
あまり暑くならなければいいな。 -
ホテルの左手は下り坂。
アルハンブラ宮殿へ向かう時はこの下り坂を下りて行きます。 -
8時半。今日は徒歩で出発します。
ホテル・アリサレスはアルハンブラ宮殿まで徒歩数分の便利な場所にあるんです。
私たち、人数が多いので2グループに別れ、それぞれに日本人ガイドさんが付いて案内してくれます。
私たちのグループは原沙知絵似のガイドさん。
もう一つのグループは見た目日本人だけど外国アクセントのガイドさん。 -
少し歩くと観光客が並んでいる所に出ました。
アルハンブラ宮殿のチケット売り場です。
現在8時40分。
もうこんなに並んでいるんだぁ。 -
私たちは予約をしてあるので、チケット売り場の横を抜けて城壁に沿ってどんどん進みます。
前を行くのは私たちのガイドさん。
大まかに地図を頭に入れて来たつもりでしたが、城壁の外を歩いているみたいです。
城壁の中を通ってみたかったけれど、こっちが近道なのかな?
人任せなんで、とんとわかりません。 -
アルハンブラと書いてある門をくぐります。
スペインでは「アランブラ」と発音するそうです。
語源はアラビア語の「赤い城」を意味する言葉から来ているとか。
アルハンブラ宮殿は、「サビカの丘」またの名を「赤い丘」と言われる東西約700メートル、南北約200メートルの船形をした高台に建っています。 -
最盛期には、敷地内に宮殿、軍事要塞、住宅、モスク、お墓、浴場まで備えた城塞都市の様相を呈していたのだそうです。
-
アルハンブラ宮殿の見どころは大きく4つの部分に分かれています。
イスラム朝時代に建てられた要塞の「アルカサバ」、メインの建物「ナスル朝宮殿」、王家の夏の別荘の「ヘネラリーフェ」、キリスト教徒の覇権奪回後に建てられたルネッサンス様式の「カルロス5世宮殿」です。
私たちは「アルカサバ」は見る時間がありません。
「ナスル朝宮殿」は9時の予約なので、まずはチケット無しで入れる「カルロス5世宮殿」を見に行きます。 -
カルロス5世宮殿。
レコンキスタ終了後、カルロス5世が造らせた建物です。
だからルネッサンス様式。
設計者はイタリアでミケランジェロやラファエルと仕事をしていたこともあるペドロ・マチューカ。
ただし財政難のため未完成なのだとか。
2階は優雅なデザイン。
でも一階の壁はブロック状の石を凹凸をつけて積み上げたような武骨なデザインです。 -
ここでガイドさんからクエスチョン。
「壁のリングはなんでしょうか?」
ヒント:ドア・ノッカーではありません。手が届かない高さにあります。 -
答えはウマの手綱をつなぐリングなのだそうです。
馬に乗ったままつなげるよう高い所にあるのです。
宮殿は正方形の重厚な建物ですが、中へ入るとあれあれ建物はすぐに突っ切って、中は屋根の無い大きな円形の中庭になっていました。
度肝を抜かれますねー。
いえいえ、私は知ってたんですけどね。 -
周りの建物の中は博物館や美術館になっています。
この中庭は音響が良いため音楽会が開かれることもあるそうです。
時間があるので、ここで恒例の写真タ〜イム♪ -
イチオシ
カルロス5世宮殿を出ると、見えたのがアルカサバ(要塞)。
朝の光を浴びて輝くアルカサバ。
青い空に映えてとてもきれいです。
アルカサバ手前の広場はアルヒーベスの広場。
昔は深くえぐれた窪地になっていて、貯水槽としてシエラ・ネバダ山脈の豊富な雪解け水を溜めていたそうです。 -
カルロス5世宮殿の裏からナスル朝宮殿見学者入口へ向かいます。
考えてみるとナスル朝宮殿には正面玄関に当たる所がありません。
宮殿ですから当然立派な玄関があって然るべき。
もしかしたら、カルロス5世宮殿を建てる時にナスル朝宮殿の正面玄関を塞いでしまったのかもしれませんね。
だってカルロス5世はコルドバのメスキータ(モスク)の真ん中にキリスト教礼拝堂を建てることを許可したあの王様ですから。
帰国後アーヴィングの「アルハンブラ物語」を読んだら、彼も「カルロス5世宮殿を築くためにモーロ人の宮殿の大玄関が遮断されてしまった」と書いていました。
私の想像、案外当たっているのかも。 -
ナスル朝宮殿は一つの計画の下に造られた宮殿ではなく、何世紀もの間に幾つもの宮殿が造られ、レコンキスタ終了後に幾度となく手を加えて今の形になったものなのだそうです。
現在残っているメスアール宮、コマレス宮、ライオン宮も、向きの異なった建物を接続したような複雑な造りになっています。
最初に見るのはメスアール宮。 -
入口床のモザイク模様はザクロの花。
なぜザクロなのか?
グラナダとはスペイン語でザクロのことなのだそうです。
グラナダの紋章もザクロなんです。 -
入口を入るとさっそく腰壁にアルハンブラらしい幾何学模様のタイル装飾。
興味津々の私、すでにここで心を引かれてしまいます。
昔こんな柄のスカートを持っていたような・・・。
タイルの模様、この後もいろいろなパターンが出て来ます。
比べてみると面白いです。 -
最初に入ったのはメスアールの間(政庁の間)。
政務や裁判が行われていた部屋です。
ナスル朝宮殿の中でも最も古い部分とされています。
この部屋は後にキリスト教の礼拝堂に改築されたため、オリジナルにかなり手を加えているらしく、当時の様子はよくわからない点も多いのだそうです。
左手壁や部屋の真ん中にある橋の欄干はキリスト教礼拝堂のもの、タイル装飾も後で作られたものです。 -
橋の欄干を支える柱と柱頭。
-
このタイルの模様はまるで花火のよう。
大胆な柄ですね。
上下を縁取る幾何学模様は線が上になったり下になったりとても複雑です。
パターンを繰り返しながら永遠に続いて行く不思議な柄です。
頭がこんがらがりそう。
コンピューターもない時代、こういうパターンを考えた人はすごいと思います。 -
壁上部の装飾。
アラビア文字も書かれています。
確か「神のみが勝利者」だったかな? -
木組みの天井。
-
タイルの図柄はカルロス5世のシンボル。
ヘラクレスの柱にリボンが巻きついた図柄はスペイン国旗にもついているそうですよ。
書かれている文字は「さらに彼方へ」という意味。
大航海時代、ジブラルタル海峡を越えてさらに遠くへ航海することをスローガンにしていたのでしょうね。 -
メスアールの間の北側にある祈祷室。
右手の壁にミヒラーブがあります。
細かい細工を施した馬蹄アーチの二連窓。
上部には透かし彫りの小窓。
こういう窓の形がいいんですよねー。
窓の向こうにはサクロモンテの丘が見えます。
壁面には装飾文字やアラベスク模様がびっしり描かれてきれいです。 -
イチオシ
次に出てきたのはメスアールの中庭。
屋根はないのですが、四方を高い壁で囲まれているので、外に居ながら室内にいるような不思議な感じがします。
正面はコマレス宮の入口ファサードになります。
コマレス宮はユースフ1世が着手した宮殿で、息子の治世の1370年に完成。
漆喰壁とタイルの模様がすばらしい。
両側の壁はなぜか装飾のない壁です。
床は大理石。
中ほどには噴水。
これにシュロやオレンジの木の鉢植えがあれば、すてきなパティオになるでしょう。 -
二つの入口がありますが、右側の扉は閉まっていました。
どうやって開けるのか、ドアに取っ手がついていません。
ガイドさんの話では、右の扉は敵を欺くためのまやかしの扉だということでした。
左の扉がこの先の間へ通ずる順路です。 -
壁には複雑なアラベスク模様がびっしり。
なんて美しく斬新なデザイン。
模写したくなるぐらいです。
タイルの模様も複雑〜。
ここで感心してたら、この後もっとすごい壁がいっぱい出て来ます。 -
こんな膨らみにまでタイルが張ってあります。
つまりタイルにカーブをつけてあるということですよね。
このタイル、黒、緑、青、黄色のタイルが同じ形なのはもちろん、間を埋める白いタイルもすべて同じ形をしているんですよ。
はぁ〜、感心。 -
脇にはトンネルになった部分がありました。鉄格子が入っていて今は入れないようです。
地下は牢屋?
貯蔵庫?
それとも抜け道?
宮殿の中のこんな抜け道なんて恐そう!
なんか言い伝えがありそうですねー。 -
一転北に目を転ずると、黄金の間と呼ばれる部屋があり、アーチ型の窓からはアルバイシン地区が一望できます。
うわー。すばらしい眺めです。
この眺めに気を取られて黄金の間、写真を撮るのを忘れました。v_v;
私はどうも良い眺めに気を取られる傾向があるようです。
実はここで窓に貼りついて必死で見なくても、後でゆっくり見られる場所があったんです。
ここは黄金の間をしっかり見ておくべきでした。 -
では、コマレス宮への入口を入ります。
順路に沿って左のドアを入ります。
見てください。
この美しさ! -
木の天井も細工が細かい。
ところどころに金箔が貼られています。 -
こんな狭い空間も、びっしりと装飾されています。
漆喰壁のアラビア文字は、イスラムの訓戒や神への賛美、詩などが書かれているそうです。 -
そして出て来たのがここ。
ここだー。
写真でよく見る所です。
アラヤネス(天人花)の中庭。
もう感激です!
こちらは北側の眺め。 -
イチオシ
そしてこちらが南側。
わー、こちらの眺めもいいなぁ。
いずれアヤメかカキツバタ。どちらもきれいな眺めです。
今はこの向こうにぴったりとカルロス5世宮殿がくっついて建っていますが、あのドアの向こうが宮殿の正面玄関だったのではないかと思います。
ここで、ガイドさんから話が。
「後で行くライオンの中庭が今は工事中で見られません。ライオンの像だけがすでに修復を終えて別室に展示してあるので、今からご案内します」
えーっ。
ライオン像が修理中で取り外されているということは知っていましたが、庭自体が見られればいいと思っていたのです。
一番の見どころ、ライオンの中庭そのものが修理中で見られないとは・・・。
とても残念ですが、ともかく写真正面に見えるドアからライオン像の展示室へ行きました。 -
後で考えると不思議なのですが、アルハンブラ宮殿の内部図を見ると、この向こうにはカルロス5世宮殿がぴったりくっついて建っていて部屋はないはずなんです。
もしかしたら私たちが案内された部屋はカルロス5世宮殿の一室だったのかもしれません。
ライオン像の展示室は写真禁止でした。
写真がないので説明しますと、噴水を支えるライオン像はすでに修復を終えて12頭が丸く元の形で並べられていました。
1頭1頭顔が違います。
造りは荒削りで、ライオンというよりコマ犬みたい。
耳が丸くておどけた顔をしたユーモラスなライオンが多かったです。
写真はアラヤネスの中庭の敷石。白い大理石です。 -
本来、ライオンの中庭の中央噴水の周りに並べられているはずのライオン像。片足にはパイプが通っていて口からは水が流れ出るしくみになっています。
写真はアラヤネスの中庭に面する柱廊のレースのような細工。
すばらしいです。 -
ライオン像を見て再びアラヤネスの中庭に出て来ると、正面にこの景色。
南から北をのぞむ。
こちらの眺めが特に有名ですよね。
後ろに建つ塔はコマレスの塔。
高さは50メートルあり、一階に大使の間があります。 -
観光ルートにはなっていませんが、コマレスの塔には螺旋階段で登ることもできるのだそうです。
「アルハンブラ物語」でアルハンブラ宮殿を世界に知らしめたワシントン・アーヴィングはこのコマレスの塔によく登っていたそうです。
もっとも180年前の話です。 -
鏡のような水面にコマレスの塔と周りの壁が映り込みます。
ここは公的な歓迎レセプションの間であったと考えられています。
もし、今私の後ろにあるドアが正面玄関だったとすると、辻褄が合います。
入口を入った賓客はまずこの美しい景色を目にして感嘆の声を上げる訳です。
水鏡に映る美しい眺めを計算したすばらしい演出ではありませんか。
インドのタージ・マハールもアルハンブラの水鏡を参考にしたと言われています。 -
イチオシ
この位置に立ってこのシーンを見た時、自分が本当にアルハンブラへ来ているのだという実感が広がります。
感激の瞬間です。
アラヤネス(天人花)の中庭という名前は両サイドに天人花(てんにんか)の生垣があるろころから名づけられたそうです。 -
これが天人花。
ツゲに似ていますが、こちらは葉を揉むと香りがあるそうです。
ガイドさんが手で葉を揉み揉みしたので、私もやってみましたが、あまり香りはしませんでした。
でもこんな調子で観光客がみんな触ったら生垣が擦り切れてしまいますよね。
世界遺産ですから大切にしなくては。 -
アラビアン・ナイトに出て来そうなドア。
アリババが住んでるような。
こんな所、大好きなんです。
でも、入れません。
ここには観光客が入れない部屋がたくさんあるんですよ。 -
アーチの厚みの部分にも模様とくぼみ。
では、大理石の通路を歩いて北のコマレスの塔の中へ入ります。 -
アラヤネスの中庭北側の重厚なドア。
このドアの仕組みはどうなっているのか。
右のドアの出っ張り分だけ反対側のドアはえぐれていました。 -
鍾乳石彫刻と言われる装飾。
こんなところまでやらなくてもって思っちゃいますけどね。
私たちはバルカの間を通って奥の大使の間へ行きます。 -
バルカの間と大使の間を隔てる壁の東側には王専用の祈祷のためのミヒラーブ(聖地メッカの方角キブラを指し示すくぼみ)があります。
見落としましたが、後で調べると反対側の壁には王の冬用の居室へ続く階段があるそうです。 -
大使の間(玉座の間)。
王が諸侯や外国からの使節に謁見した場所だそうです。
宮殿で最も重要な部屋になりますよね。
11メートル四方高さ18メートルの大きな部屋です。 -
天井は星空を表す寄木細工。
イスラム世界の宇宙観を表現しているそうです。 -
イチオシ
天井に近い高い所にアーチ型の採光窓があり、透かし格子が入っています。
-
高窓から光が入って反対側の壁にアーチ模様を浮かび上がらせます。
写真にはほとんど写っていないのですが、入口以外の3方向には3か所ずつアーチ型のアルコーブ(くぼみ)があって格子越しに外が見えるんですよ。
ただし、ロープが張ってあってアルコーブには入れませんでした。
謁見が行われた間だけあって荘厳です。 -
壁にもアーチにもびっしり装飾が。
漆喰の壁には文字が刻まれています。
読めたらなぁ。 -
ガイドさんが教えてくれました。
これはとても複雑に見えますが、一つ一つ彫ったのではなく、鋳型で石膏を型取りして作ったのだと。
それで納得です。
まるで象牙を彫ったみたいな質感があります。
見事ですよね。
このデザインの独創性にもビックリです。 -
腰壁部分のタイル。
-
ちょうど床の修復作業をやっていました。
敷石の割れたのを直しているようです。
見学者がいるせいか、のみと金槌を使って手で作業してます。
カーンカーンと床を削る音が大使の間に響き渡ります。
ビデオに撮りました。 -
大使の間を出て2階へ。
木の渡り廊下へやって来ました。
ここからアルバイシン地区が眺められます。
絶好の写真ポイント。
みんな大喜び。
ガイドさん、添乗員さんが写真を撮ってくれます。
ここへ来るまで窓から景色が見える度に感激して写真を撮ってましたが、こんなに良い写真ポイントがあるならあんなに焦ることなかったです〜。 -
こちらは昨日行ったアルバイシン地区。
イスラム支配時代の古い街並みが残ります。
ここも世界遺産です。 -
右手にはサクロモンテの丘。
丘の斜面に白い洞窟住居が見えます。
洞窟と言っても前面は普通の家。
家の奥が斜面に埋もれています。
昨日行ったフラメンコの洞窟タブラオもこの中腹にあるのです。
探してみたけど、よくわかりませんでした。
右手に一部見える塔は「王妃の化粧室」と呼ばれる塔です。
レコンキスタ後、イサベル・デ・パルマ王妃を迎えた時に建てられた建物です。
ここからはライオン宮になります。
コマレス宮が公的な空間だったのに対して、ライオン宮は私的な空間になります。お妃や側室、子供たちが住んだ所です。 -
渡り廊下を渡った先にはワシントン・アーヴィングが滞在した部屋がありました。
17世紀に改装されたため西洋風の造りですが、アーヴィングが調べたところによると、ここはかつてイスラム宮廷の華とうたわれた美女リンダラーハや、スペインのフェリペ5世と結婚した美貌のイサベル・デ・パルマ王妃が住んだ部屋だということです。
アーヴィングはアメリカ公司館書記官としてスペインに滞在していた1829年に3か月の間アルハンブラ宮殿に住んでいたのです。
最初はナスル宮殿の外に滞在していましたが、宮殿の中を探索するうちにリンダラーハの中庭を見下ろすこの部屋を発見し、途中で引っ越しさせてもらったのです。
今でこそそんな勝手はできませんが、180年前は管理人家族だけが住み、浮浪者があちこちを占拠し、コウモリやフクロウが住む荒れ果てた宮殿だったのです。
それにしてもこのアルハンブラ宮殿に住めるなんて、なんという贅沢でしょうね。 -
イチオシ
こちらがアーヴィングお気に入りのリンダラーハの中庭。
噴水と杉と天人花、オレンジの木。
狭いパティオですが、すばらしく美しい。 -
この後、浴室に付随する部屋などを幾つか見ました。
写真はたくさんの天窓がある浴室の屋根。
窓を開け閉めして中の温度を調節したそうです。
この下の半地下に沐浴の間があり、私たちは見ませんでしたが見学もできるようです。
この時代のお風呂は湯に浸かるのではなく蒸し風呂です。
ローマ浴場の造りにならって、脱衣室、2つの高温浴室、微温浴室を備えていてかなりの広さがあるそうです。 -
イチオシ
ライオンの中庭を取り巻く広間の一つ、二姉妹の間。
この部屋のすばらしさ。
美しいだけでなく、床の噴泉から出る水が室内を冷やし、熱い空気は上へ上がって天窓から外へ抜けて行くという理にかなったしくみ。
なぜ二姉妹の間と言うかというと、王が愛した二姉妹が住んでいたという説、足元に敷かれた2枚の大きな大理石から名前がついたという説などがあります。
私たちも二姉妹なんで前の説が気になります(笑)が、どうも後の説が有力みたいです。
音楽の夕べなどの宴会が行われていたようです。 -
丸天井のモカラベ(鍾乳石飾り)が見事です。
ナスル朝様式の最高芸術です。
蜂の巣を思わせるつらら状のピースは5000を超えるそうです。小さなピースが集まって大きなピースを作っています。
いったいどういう作りになっているやら、いくら見てもわかりません。
天窓から光が入って壁を柔らかく照らします。 -
「二姉妹の間」の高い所には四方に透かし窓があって部屋の中を見下ろせるようになっています。
透かし窓の向こうはそれぞれ部屋になっていて、ガイドさんによると、王の4人の側室が住んだとも言われているそうです。
もし事実なら、この部屋で繰り広げられる宴会を眺めながら、お呼びのかからなかった側室たちが何を考えたのか。
まるで大奥の世界ですね。 -
壁には詩文が刻まれているそうです。
-
二姉妹の間、足元には噴泉があり、ここから流れ出た水は水路をとおってライオンの中庭の噴水まで流れて行くのです。
想像しただけでもすてきです。
今は噴水にカバーがかけられていました。 -
二姉妹の間の奥、リンダラーハの中庭に面して「リンダラーハの望楼」と呼ばれる美しい小部屋があります。
ふんだんに装飾が施された優美な部屋です。 -
本当に見事です。
-
天井に少し見えているのが、ナスル朝宮殿の中で唯一残るステンドグラスなのだそうです。
リンダラーハの望楼はロープが張ってあって立ち入れないため、これが近づける限度です。 -
そして問題のライオンの中庭。
ガイドさんの話のとおり、ライオンの中庭は修復工事中。
本来なら中央にさっき別室で見た12頭のライオンの彫刻が取り囲む噴水があります。 -
修復中と言っても少しは見られるのかと淡い期待を抱いていたのですが、中庭に工事の覆いが張り巡らされていて庭は全く見えません。
ライオンの中庭は人気スポット。
楽しみにしてたのに、最悪です(涙)。 -
このライオンの中庭は破壊、改築の影響が少なく、ナスル朝宮殿の中で最も往時の姿が残されている場所だと言われています。
グラナダは地震がある地。それも何百年かに一度大地震が来て大きな被害が出るそうです。
人々は「何百年に一度のこと。壊れたら作り直せばいい」と結構大らかに構えているのだとガイドさん。
アルハンブラ宮殿も地震の被害を受けて来たそうですが、このライオンの中庭は地震にも耐えて来たのです。 -
イチオシ
柱が作りだす優美な光景。
四方の回廊のうち東西の2カ所は回廊が中庭に突き出してあずま屋のようになっています。
うーん、すばらしい。
中庭に花を飾り、あずま屋や広間には敷物を敷いて金の房がついたクッションを置き、楽師に音楽を奏でさせ美女をかしづかせて王が酒宴を楽しんだ様子を想像してみます。 -
アーヴィングが滞在した時代には訪れる客も少なく、時にはこのライオンの中庭で朝食をとったそうです。
夜は月の光に照らされたライオンの噴水の水音を聞きながら、時の過ぎるのも忘れてアルハンブラの王や王妃の数奇な運命に思いを馳せたとか・・・。
なんという贅沢! -
現実に立ち戻って正面を見ると、こうだーっ!
ほとんど見えませ〜ん!
気落ちして写真もおざなりに撮ったのか、傾いてます(涙)。
嘆いてもどうしようもありませんね。
21人の王が君臨し、幾多の歴史を乗り越えて来たスペインのイスラム最後の宮殿は確かにここにありました。
しばし千夜一夜物語の夢の世界に浸らせてもらいました。
立ち並ぶ優美な柱と華麗なアラベスク模様のスタッコ装飾を目に焼き付けて、後ろ髪を引かれながら、宮殿を後にします。 -
自分が見てもいない光景を旅行記にアップするのはどうかと思いましたが、ライオンの中庭が見られなかったことがあまりにも残念なので、最後にフリー素材から取ったライオンの中庭の以前の写真を載せておきます。
(写真:Court of the Lions, Alhambra / sharon_k )
これを見たら、私の悔しい気持ち、おわかりいただけるでしょう。
四方は美しい装飾を施された124本の大理石の柱が立つ回廊で囲まれています。
周りには二姉妹の間の他に、諸王の間、モカラベの間、アベンセラーヘスの間という広間があり、四方の部屋から流れ出る水路が田の字型に伸びて中央の噴水で合流します。
噴水を取り囲むライオンは時計の役割も果たしていて、1時には1頭の口から水が出る、2時には2頭の口から水が出る、12時には12頭すべてのライオンの口から水が出るのです。
こんな景色が見たかった〜。 -
建物の中を見終わって外へました。
名残惜しく建物を見ると、八角形のドーム状の部分が高く突き出しているのが見えました。二姉妹の間の鍾乳石飾りの天井でしょうか?
ナスル朝王宮は案内図にも載っていない地下室あり上階の部屋あり塔あり、観光客に開放されている部分は一部に過ぎません。
ましてや急ぎ足での観光ではなおさら見残した所がたくさんあると思います。
それでも千夜一夜物語の夢は確かにこの宮殿で垣間見ることができました。
憧れの風景を一つ一つ確認するという私の旅の目標をまた一つ達成した思いです。
イスラム建築の傑作と言われるアルハンブラ宮殿、やはりすばらしかったです。 -
サンタ・マリア・アルハンブラ教会。
昔モスクがあった場所に、キリスト教徒によって建てられた教会です。
この後、パルタル宮跡に造られた庭園を見ながら夏の離宮、ヘネラリーフェへと向かいます。
ヘネラリーフェにも私の憧れのシーンがあるのです。
今度は工事をやっていませんように。(つづく)
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この旅行記へのコメント (15)
-
- ねいちゃさん 2013/02/22 17:02:30
- アルハンブラという言葉に導かれ・・・
- こっちを覗いてしまいました。
いいですねー、スペインに行くなら
サグラダファミリアとアルハンブラ宮殿は外せない所です。
特にイサベラに開城した時のお話はお気に入り。
宮殿内では二姉妹の間と獅子の中庭はぜぇーたい見たい所。
なのに・・・獅子の中庭・・・残念でしたねー
その気持ちほんとによくわかります。
私だったら、膝から崩れて立てなかったかも(大げさじゃなくね)
それほどの場所だと思います。是非リベンジを!!。
イスラム建築って偶像崇拝厳禁で絵画がないから
タイルにしても浮き彫りにしてもどれもすごいですよね。
インドのムガル時代の建築物(タージマハル以外でも)を見た時も
どれもかれもその意匠にこだわりがあって見とれてしまいました。
スペイン・・・行きたいなぁ〜。
次の次はやっぱりスペインだなぁ。 ねいちゃ
- ニッキーさん からの返信 2013/02/22 23:47:16
- RE: アルハンブラという言葉に導かれ・・・
- > こっちを覗いてしまいました。
成都→ミラノ→アルハンブラと、ねいちゃさん、意外なところへ飛びますね〜(笑)。
いえいえ、見ていただいてありがとうございます。
獅子の中庭の工事はホント恨めしかったですよー。
一部が工事中ってよくありますけど、あんなメインの観光ポイントが工事中だとがっかりです。
今度行く4月のフランス旅行ではベルサイユ宮殿が一部修復中なんだそうです。
がっかりはがっかりですが、鏡の間は大丈夫だというんでひとまずホッとしてます。
鏡の間が修復中だったら大ショックですよね。
さきほどねいちゃさんのロアール地方のとモンサンミッシェル前半を拝見して来ました。
東洋史だけでなく西洋史にもお詳しいんですね。
なかなか覚えられない歴史上の人物の名前もちょっとは頭に入って
今度の旅行のいい予習になりました。
モンサンミッシェルと「鬼武者」の話にはにやりと笑いました。
「鬼武者」はやったことありませんが、私の場合は厳島神社で
「天誅 弐」のシーンを思い出して感激した経験が。
今はもうゲームはやりません。
目が疲れるので。
ニッキー
- ねいちゃさん からの返信 2013/02/23 15:20:30
- RE: RE: アルハンブラという言葉に導かれ・・・
- こんにちは。追加レスです。
> 成都→ミラノ→アルハンブラと、ねいちゃさん、意外なところへ飛びますね〜(笑)。
ですねー、ニッキーさんの旅のスタイルというか、目的がたぶん
私と近いような気がします。だから、あっココもとか・・・
なっちゃうんですよねー。
> 今度行く4月のフランス旅行ではベルサイユ宮殿が一部修復中なんだそうです。
フランスは見所(こだわり)がありすぎて、ツアーでは
やや消化不良だったので、そのうちリベンジします。
今度はフリーにするつもり。きっとニッキーさんも
「もっとじっくり見たい」と思われると思いますよ。
フランスってそういう国ですからねぇー。
> 東洋史だけでなく西洋史にもお詳しいんですね。
世界史と日本史のどっちとも好きなんですよ。
なんかこう歴史の現場に今立っているというのがね、いいなぁと。
饒舌な旅行記ですし、読むの疲れますから
お暇な時にのぞいてやってください。
> 「天誅 弐」のシーンを思い出して感激した経験が。
「天誅 弐」って忍者ものでしたっけ?ステルスタイプの。。。
やったかなぁー?最近はオンラインでドンパチものばかりで
なんかこうじっくりやるゲームは少なくなりました。
ただ、「アサシンクリード2」のシリーズは
イタリア・ルネサンスのお話で、歴史のお勉強になりますよ。
難易度イージーでまったりと・・・。
年寄りなんで長時間はむりっすけど。(笑)
ではでは、また来ます。 ねいちゃ
-
- パピーさん 2011/11/09 00:47:12
- はじめまして
- ニッキーさん、こんばんは
ニッキーさんのスペイン旅行は、うちのとは逆回りだったんですね。
アルハンブラ宮殿は、素晴らしかった。
でも、ライオンの中庭が工事中だったのは、本当に残念でしたね。
パピー
- ニッキーさん からの返信 2011/11/09 22:08:43
- RE: はじめまして
- パピーさん、こんばんは。
はじめまして。ポストカードコミュでご一緒ですね。
スペインは、バルセロナから入ってマドリードから帰るツアーが多いですよね。実は、私たちのツアーも最初はそうだったんです。ところが、それだとローマ法王のサグラダファミリア訪問と重なってサグラダファミリアへ入場観光できないことがわかり、旅行社がルートを逆さまに変更することでサグラダファミリアへ入れるよう組みな直してくれたんです。サグラダファミリアへ入場できないと覚悟していたので、見られることになったと連絡が来た時は嬉しかったです。ツアーだとこういうところは助かります。
パピーさん達のツアーはバルセロナ→グラナダは飛行機移動だったんですね。とても効率的ですね。私たちは燃油サーチャージ込みのお得なツアーだったせいでしょうね、グラナダからバルセロナまで途中バレンシアに宿泊してバスで2日がかりで移動したんですよ。遠かったですー。
> アルハンブラ宮殿は、素晴らしかった。
本当にそうですね。アルハンブラ宮殿は素晴らしかったです。帰ってからアーヴィングのアルハンブラ物語を読んで、もう一度行きたくなりました。次は個人で行ってもっとじっくり見たいです。パピーさんが見事な壁の装飾の写真をたくさん撮っていらっしゃったので、私も楽しませていただきました。写真、お上手ですね。装飾壁のアップ、天井など同じ場所を撮っていても、私のみたいにピンボケじゃないので驚きました。
ライオンの中庭は本当に残念でした。パピーさんが行かれた10月もライオンの中庭はまだ工事中だったのですか?あそこはアルハンブラ宮殿の大きな見どころなので、工事もさっさと済ませちゃって欲しいですよねー。
ニッキー
-
- crossさん 2011/10/09 00:27:02
- 「Recuerdos de la Alhambra」を聴きながら...♪
- ニッキーさん、こんにちは♪
いつかこの目で見てみたい宮殿のひとつがこのアルハンブラ宮殿です。
ニッキーさんが言われていたので、「Recuerdos de la Alhambra」を聴きながら旅行記を見ていると自分が行ってるかのような錯覚に陥ります♪
http://www.youtube.com/watch?v=SHNOUPmkFlI&feature=related
表紙の写真が一番目にする光景でやはり好きです♪
イスラム様式の建築も素敵です♪
もの悲しい曲と歴史が重なっていい雰囲気でみさせて頂きました♪
cross
- ニッキーさん からの返信 2011/10/09 12:46:13
- RE: 「Recuerdos de la Alhambra」を聴きながら...♪
- crossさん、グッド・アイディア!
さっそくやってみましたよ。
いやぁ、これ、いいですねー♪
名曲アルバムみたい。
(あれ?自我自讃になってます?)
こういう時は文は少な目がいいですね。
アルハンブラの思い出ってスペイン語では「Recuerdos de la Alhambra」って言うんですね。劇的じゃない淡々とした曲なのに、なんかすごくいい。途中で長調に転調するところも好きです。
いい方法、教えてくださってありがとうございました。
crossさんの至れり尽くせり北京、見に行ったんですけど、大勢が書き込んでたし、クロスさん9日まではクチコミ書くのに忙しいかも(笑)とか思ってそのまま帰って来ちゃいました。3日目、また見に行きます。
ニッキー
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- るなさん 2011/10/05 14:54:59
- 素晴らしい建築美♪
- こんにちは、ニッキーさん!
台湾旅行記も中欧旅行記も見に来て下さり、たくさん投票して頂きありがとうございます♪
アルハンブラは私もずっと行きたいと思っているところのひとつです。
先日のスペインでも、本当はこのアンダルシアにも行きたかったのですが、バルセロナからは距離もあるし、日程的にもきつかったので、カタルーニャオンリーにしました。
でも、やっぱり素敵ですね。レースのような透かし模様の回廊といい、素晴らしい建築美の世界ですね。
昨年秋に、パリに行った時、このアルハンブラを模して造られたと言うモスクに行きましたが、スケールが違います!!
近い将来この姿をこの目で見たいと思います。
今日は、スロバキア編を投函しました。またお時間ある時に遊びにいらして下さいね。
いつもありがとうございます!!
るな
- ニッキーさん からの返信 2011/10/05 22:29:51
- RE: 素晴らしい建築美♪
- 今日は寒かったですね。
雨、ちっともやまないし。
アルハンブラ宮殿は魅力的ですよね。ずっと憧れの場所だったので、今回行けて本当に嬉しかったです。
> 先日のスペインでも、本当はこのアンダルシアにも行きたかったのですが、バルセロナからは距離もあるし、日程的にもきつかったので、カタルーニャオンリーにしました。
それが賢明だと思いますよ。
ツアーでざあっと回った私の感想ですけど、アンダルシアにはグラナダ、セビーリャ、コルドバを始め見どころがたくさんあるので、アンダルシアに行くならそこだけに絞った方がるなさんらしい旅行ができると思います。
旅行記にも書いたように、今アルハンブラ宮殿のライオンの中庭が修復工事中なんです。ライオンの中庭がアルハンブラの魅力に占める割合っていうのも結構大きい気がします。ライオン像の方はスタンバイOKなんで、庭の方が早く工事が済んでくれるといいんですけどね。
> 今日は、スロバキア編を投函しました。
スペイン、パリの時はもっとゆっくりペースじゃなかったですか?今回は頑張ってますね〜。仕事や家事もしながらお忙しいでしょうに。でも、それは楽しみです。また見に寄せてもらいますね。
ニッキー
-
- がりさん 2011/10/03 00:41:31
- イスラムの香り♪
- ニッキーさん、こんばんは!
スペイン旅行記、楽しく拝見しています♪
コルドバ、セビーリャ、そしてアルハンブラ…、イスラムの香りが漂ってきて素敵ですね。
僕も憧れ!のアルハンブラは、モザイクやアラベスクが本当に綺麗〜。
かなり広い宮殿のようですね。
ここは探検するのが楽しそう!
ロンダは初めて聞く町ですが、眺めが素晴らしくて絵になりますね。
あっ、映画見てない…(笑)。
闘牛場にフラメンコまで、個人だとなかなかここまで満喫できないでしょうね〜。
フラメンコのおばあさん?、かっこよすぎです!!
トイレのお話とか、日本とは違って面白いですね。
堂々と割り込みする女性たちもすごいなぁ。
でもなんか許せちゃう?
スペインの人って、人生をとことん楽しんでいる、ってイメージがあります。
牛追い祭りとかトマト祭りとか見てると、日本人だったらこんなに盛り上がらないよなぁって思う…(笑)。
世界陸上でジャマイカから来た人を見てたら、やっぱり同じことを思いましたね。
とにかく何もかもが楽しくて仕方ないってのが伝わってきて。
ラテン系の人は違うのかなぁ。。
スペイン旅行、まだまだ見所いっぱいのようですね。
つづきも楽しみにしてま〜す!
- ニッキーさん からの返信 2011/10/03 11:47:46
- RE: イスラムの香り♪
- がりさん こんにちは。
アンダルシア地方はイスラム建築が好きな人にはこたえられない面白さがあると思いました。コルドバ、セビーリャ、ロンダ、グラナダ、じっくり見ればそれぞれもっとたくさんの見どころがあるようですよ。他にもマラガやフリヒリアーナ、コスタデルソルなど、魅力的な街がたくさん。私もチャンスがあれば、アンダルシア地方へはもう一度行ってみたいです。
アルハンブラ宮殿はがりさんも憧れなんですね?
ナスル宮は広大だったという感想を持つ人もいるんですけど、私はツアーで一部しか見なかったせいか思ったより小さいなと思いました。それに家具が置いてあるわけでもないので割と素っ気ない。だから想像力を働かせて見ると楽しいと思います。一つ一つの部屋に伝説があるんですよ。浴場では楽師は女性たちの沐浴姿を見ないように目を潰されていたとか、王妃の逢引きに怒った王がアベンセラーヘスの間で逢引き相手の一族36人虐殺して大理石の茶色い色はその血の色が染み着いたんだとか・・・。あくまでも言い伝えなんで、真偽のほどはわかりません。
伝説は置いといても、もちろん見どころは一杯。一つ一つじっくり見たり、時々椅子に座って雰囲気を味わったりしながら回れば、ナスル宮だけでも2〜3時間過ごせるんじゃないでしょうか?夜の見学もできるそうなので、徹底的に味わおうとするなら、昼と夜、2回訪れてもいいかもしれませんね。
ロンダは地形がすごかったです〜。映画ではちらっと映るだけだったと思いますが、空から撮ったシーンは迫力満点でした。
> スペインの人って、人生をとことん楽しんでいる、ってイメージがあります。
「今を思い切り楽しむ」、そんな気がしますね。
スペインでは夜遅くまでお店が開いてるので、がりさんもスペインなら夕食を食べ損ねることないと思いますよ(笑)。電車も私がバルセロナで乗った私鉄は夜中1時2時まで動いててびっくり。
子供が電車の中でギャーギャー泣いててもお母さんは周りの目を気にすることもない。そんな電車の中では不思議と私たちもゆったり受け入れる気持ちになれるんです。他のメンバーによると、観光地のお土産ショップではパソコンやりながらその合間にレジやってる店員さんもいたそうです。レストランでは他の人のチキンが二切れなのに一部の人だけ一切れしか乗ってない。あれ?と思ったら後で継ぎ足しに来て納得。作ってたんですねー♪。ゆったりしているので、スペインへ行くと日本人が几帳面過ぎるのかなと思うこともありました。
やっぱり外国へ行くのって楽しいです。
続きも頑張って書きますので、またよろしく!
ニッキー
-
- churros さん 2011/09/29 09:34:01
- すばらしい!
- ニッキーさん、おはようございます。
今までにこれだけ完璧なアランブラの旅行記を見た事がありません、かなり調べられたんでしょうね、私も個人旅行で3回ツアーで1回アランブラを訪れたのですが、ニッキーさんの旅行記を見てもう一度アランブラに行きたくなりましたもの。
これから行かれるトラベラーさんにも参考になるでしょう、行かれる前には是非「アルハンブラ物語」を読んで行かれる事を私もお奨めします。
因みに、私は「ライオンのパテオ」ライオンさんが勢揃いしている場面も、ライオンさんが留守の仮設屋根だけも観ているんですよ、最後に日本人ガイドさんがアランブラ内で説明出来ないでしょう、ツアーで行った時現地ガイドは歩いて周るだけ添乗員は詳しい説明は出来ない、ニッキーさんの参加されたツアーは素晴らしいツアーだったんですね。
churros
- ニッキーさん からの返信 2011/09/29 22:24:59
- RE: ありがとうございます。
- churrosさん、こんばんは。
スペイン上級旅行者のchurrosさんに誉めていただいて嬉しいです。
churrosさんは4度も行かれてライオンのパテオもいろいろな場面を見てらっしゃるんですね。
私もライオンがいないことは知ってたんです。仮設屋根の写真も見たことがあります。ライオンの修理が済んで次は中庭の修理に入ったことは聞いた記憶があるような、ないような。ガイドさんから今は工事中と聞いても、部分的な工事だろうと楽観的に考えてました。いざ行ってみたら一面覆いが張ってあってがっかり。
アルハンブラではたしか日本人ガイドさんだけだったと思います。ヘネラリーフェへ行った時はスペイン人のガイドさんも合流しました。ただ、スペイン人ガイドさんは実際ガイドはせず、一緒に歩いたり写真を撮ったりしてくれただけでしたね。
日本人ガイドさん、ちゃんと説明してくれたと思います。ところが後で思い出そうとしても何を話してくれたのか断片的にしか思い出せないんです。妹に聞いても同じです。私たちはどうも、聞きながら見るというのができないみたいですね。見るか聞くかどっちかでないと(笑)。
ニッキー
-
- アルデバランさん 2011/09/29 06:24:36
- アーヴィングのアルハンブラ!
- ニッキーさんこんにちは
アルハンブラ宮殿の報告
歴史ある建物やその緻密な装飾、そして見事な調和の庭園に
感激されている様子がひしひしと伝わってきました。
ニッキーさんのレポートで
久しぶりに娘と訪れた2年前の感動がよみがえりました。
それにしても、アルハンブラ物語、傑作ですよね。
我輩も大いに参考にしました。
- ニッキーさん からの返信 2011/09/29 13:07:32
- RE: ご挨拶が遅くなりました。
- アルデバランさん、こんにちは。
まあ、どうしましょう!
私が先にアルデバランさんのスペイン旅行記を拝見させていただいていたのです。私の方から先にご挨拶をしなければいけませんのに、先にメッセージをいただいて恐縮です。
スペインから帰った後、面白くて他の方の旅行記を見て回っているうちアルデバランさんの旅行記を見つけました。確か4トラベルのサイトではなく、写真も小さい別のサイトだったと思います。4トラに投稿すると、同時に他のサイトにも載るんですねー。豊富な知識をお持ちで、とても感心した記憶があります。
その後、アルデバランさんが私の旅行記にお越しいただき投票もしてくださったので光栄に思って、再び今度はグラナダ編を拝見しに行きました。歴史もよくご存じで「アルハンブラ物語」もお読みのうえで書かれた旅行記は読み応えもあり、そのうえユーモアがあって面白い。書く意欲を大いに触発されました。自分が調べたことや記憶に自信がなかった点、つながらなかった点をアルデバランさんの旅行記で確認もさせていただきました。アラヤネスの中庭の南側の回廊裏に部屋がないはずだと書いていらっしゃいましたね。私も同じことを思っていたので、「我が意を得たり」でした。では「ライオン像」を見た部屋はいったい何だったんだろうとまた疑問が浮かんだ訳なんですが。その時、書き込みさせていただこうと思いながら、自分の旅行記を書くのに精一杯でつい失礼してしまっていました。先にメッセージをいただいて顔から火が出そうです。
「かばんもち〜」の「ご主人様」ってお嬢様のことだったんですね。なるほど、それは頭が上がりませんね(笑)。
アルハンブラ物語は行く前に読めば良かったです。帰って来てからでは「しまった。見落とした」という所が多くて・・・。平沼孝之さんの翻訳もすばらしいと思いました。おかげでイスラムの王子様お姫様の世界にどっぷりです。
今後ともよろしくお願いします。
ニッキー
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