2011/06/18 - 2011/06/18
585位(同エリア346件中)
ソフィさん
2011年6月18日(土)
コルドン村の散歩を終えホテルに戻り、サロンのソファに落着いた。
ホテルの客たちは、各自部屋の戻ったのであろうか。
サロンには人影がなく、山の静けさがそのまま偲びこんできたように、ひっそりしている。
まだ夕食までには時間があって、ゆっくりとした時間を過ごすことが出来る。
旅先ならではの、自由な時間だ。
いつの間にか、再び日本の将来について、想いを巡らしている。
大きなパラダイム変換が必要なことは確かだが、国民にそれが出来るだろうか。
価値観の変換は、日本だけのことでなく、世界中についてのことだろう。
私が学んだ旧制高校(四高)では、入学のオリエンテーションで「君たちは白紙に戻って、本来のあるべき新しい道を探すのだ。そのためにこの学校に入ったと思え」と、自らの発想と責任による、自らのパラダイム変換を勧められた。
そのような訓練が、社会を背負う人の育成に、必要と考えられていたのだろう。
だが、今はどうか・・・?
四高の校是は「超然」だった。
「超然」とは、「世俗的な物事にこだわらないさま」であると、辞書には書かれてある。
スローガンは、「死ぬまでやろう」。
戦争直後でもあり、「死」を身近に意識していたように思う。
学生にたくさんの自殺者が出て、問題となった。
しかし当時の学生には、人生や社会を、しっかり見つめようとする気概に、満ちていたように思う。
その後の新時代の教育に、社会に対するこのような真摯な取り組み姿勢を教えようとすることがあっただろうか。
日本の「劣化」が見え始めたのは、1990年前後だったろうか。
丁度、旧制高校卒業生がリタイアしたタイミングに、合っているように見える。
ホテルの若奥さんがやって来て、瞑想から引き戻される。
夕食の席についての、相談だった。
私は、部屋の一番奥の、二方向から外が見える、角席を選んだ。
雨が遠ざかるとともに雲は次第に去り始め、夕陽に輝く山々の、美の競演が始まる気配だった。
この間の写真を、「ソフィさんの旅行記」
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に添付します。
読み易い「片瀬貴文の記録」
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「片瀬貴文さんの旅行ブログ」
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(2011.8.30 片瀬貴文)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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