シャモニー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<br />2011年6月18日(土)<br /><br />コルドン村の散歩を終えホテルに戻り、サロンのソファに落着いた。<br /><br />ホテルの客たちは、各自部屋の戻ったのであろうか。<br /><br />サロンには人影がなく、山の静けさがそのまま偲びこんできたように、ひっそりしている。<br /><br /><br />まだ夕食までには時間があって、ゆっくりとした時間を過ごすことが出来る。<br /><br />旅先ならではの、自由な時間だ。<br /><br /><br />いつの間にか、再び日本の将来について、想いを巡らしている。<br /><br />大きなパラダイム変換が必要なことは確かだが、国民にそれが出来るだろうか。<br /><br />価値観の変換は、日本だけのことでなく、世界中についてのことだろう。<br /><br /><br />私が学んだ旧制高校(四高)では、入学のオリエンテーションで「君たちは白紙に戻って、本来のあるべき新しい道を探すのだ。そのためにこの学校に入ったと思え」と、自らの発想と責任による、自らのパラダイム変換を勧められた。<br /><br />そのような訓練が、社会を背負う人の育成に、必要と考えられていたのだろう。<br /><br />だが、今はどうか・・・?<br /><br /><br />四高の校是は「超然」だった。<br /><br />「超然」とは、「世俗的な物事にこだわらないさま」であると、辞書には書かれてある。<br /><br /><br />スローガンは、「死ぬまでやろう」。<br /><br />戦争直後でもあり、「死」を身近に意識していたように思う。<br /><br />学生にたくさんの自殺者が出て、問題となった。<br /><br />しかし当時の学生には、人生や社会を、しっかり見つめようとする気概に、満ちていたように思う。<br /><br /><br />その後の新時代の教育に、社会に対するこのような真摯な取り組み姿勢を教えようとすることがあっただろうか。<br /><br />日本の「劣化」が見え始めたのは、1990年前後だったろうか。<br /><br />丁度、旧制高校卒業生がリタイアしたタイミングに、合っているように見える。<br /><br /><br />ホテルの若奥さんがやって来て、瞑想から引き戻される。<br /><br />夕食の席についての、相談だった。<br /><br />私は、部屋の一番奥の、二方向から外が見える、角席を選んだ。<br /><br /><br />雨が遠ざかるとともに雲は次第に去り始め、夕陽に輝く山々の、美の競演が始まる気配だった。<br /><br /><br />この間の写真を、「ソフィさんの旅行記」<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br />に添付します。<br /><br /><br />読み易い「片瀬貴文の記録」<br />http://blog.alc.co.jp/d/2001114<br />もご訪問下さい。<br /><br />「片瀬貴文さんの旅行ブログ」<br />http://4travel.jp/traveler/takafumi/<br />のスイス山岳写真もご覧ください。<br /><br /><br />(2011.8.30 片瀬貴文)<br />

モンブランドライブ【C15】雨が上がり夕陽に輝く山々の競演が始まろうとしている

2いいね!

2011/06/18 - 2011/06/18

585位(同エリア346件中)

0

10

ソフィ

ソフィさん


2011年6月18日(土)

コルドン村の散歩を終えホテルに戻り、サロンのソファに落着いた。

ホテルの客たちは、各自部屋の戻ったのであろうか。

サロンには人影がなく、山の静けさがそのまま偲びこんできたように、ひっそりしている。


まだ夕食までには時間があって、ゆっくりとした時間を過ごすことが出来る。

旅先ならではの、自由な時間だ。


いつの間にか、再び日本の将来について、想いを巡らしている。

大きなパラダイム変換が必要なことは確かだが、国民にそれが出来るだろうか。

価値観の変換は、日本だけのことでなく、世界中についてのことだろう。


私が学んだ旧制高校(四高)では、入学のオリエンテーションで「君たちは白紙に戻って、本来のあるべき新しい道を探すのだ。そのためにこの学校に入ったと思え」と、自らの発想と責任による、自らのパラダイム変換を勧められた。

そのような訓練が、社会を背負う人の育成に、必要と考えられていたのだろう。

だが、今はどうか・・・?


四高の校是は「超然」だった。

「超然」とは、「世俗的な物事にこだわらないさま」であると、辞書には書かれてある。


スローガンは、「死ぬまでやろう」。

戦争直後でもあり、「死」を身近に意識していたように思う。

学生にたくさんの自殺者が出て、問題となった。

しかし当時の学生には、人生や社会を、しっかり見つめようとする気概に、満ちていたように思う。


その後の新時代の教育に、社会に対するこのような真摯な取り組み姿勢を教えようとすることがあっただろうか。

日本の「劣化」が見え始めたのは、1990年前後だったろうか。

丁度、旧制高校卒業生がリタイアしたタイミングに、合っているように見える。


ホテルの若奥さんがやって来て、瞑想から引き戻される。

夕食の席についての、相談だった。

私は、部屋の一番奥の、二方向から外が見える、角席を選んだ。


雨が遠ざかるとともに雲は次第に去り始め、夕陽に輝く山々の、美の競演が始まる気配だった。


この間の写真を、「ソフィさんの旅行記」
http://4travel.jp/traveler/katase/
に添付します。


読み易い「片瀬貴文の記録」
http://blog.alc.co.jp/d/2001114
もご訪問下さい。

「片瀬貴文さんの旅行ブログ」
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
のスイス山岳写真もご覧ください。


(2011.8.30 片瀬貴文)

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
レンタカー
航空会社
フィンランド航空
旅行の手配内容
個別手配
  • コルドンのホテル<br />「ル・コルドナン」の玄関口に<br />貼り付けられた<br />様々な看板

    コルドンのホテル
    「ル・コルドナン」の玄関口に
    貼り付けられた
    様々な看板

  • 高原の花は<br />色が深い<br />コルドンにて

    高原の花は
    色が深い
    コルドンにて

  • ホテルから眺めた<br />コルドン村の全景

    ホテルから眺めた
    コルドン村の全景

  • モンブラン連峰が<br />見え始めた

    モンブラン連峰が
    見え始めた

  • アッ!<br />もうすぐに<br />モンブランの頂きが見えそうだ

    アッ!
    もうすぐに
    モンブランの頂きが見えそうだ

  • 山の白さ<br />雲の躍動

    山の白さ
    雲の躍動

  • そろそろ<br />モンブランが<br />現れるか

    そろそろ
    モンブランが
    現れるか

  • ホテルのサロンで<br />瞑想する

    ホテルのサロンで
    瞑想する

  • 夕食の席には<br />一番奥の角にある<br />展望のよい場所を<br />選んだ

    夕食の席には
    一番奥の角にある
    展望のよい場所を
    選んだ

  • いったん去り始めた雲は<br />ふたたび戻ってきた

    いったん去り始めた雲は
    ふたたび戻ってきた

この旅行記のタグ

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フランスで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フランス最安 318円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

フランスの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP