モンブランドライブ【Ｃ03】田舎家風の高速道路レストハウスに憩う

2011/06/18 - 2011/06/18

２０１１年６月１８日（土）


アンヌマッスからの高速道路は、割に空いていた。

土曜日の朝、しかもこの雨降りでは・・・。


降雨時の制限速度は１１０キロと低いので、運転は楽である。

もっともフランスでは、トラックやバスの制限速度は乗用車より低いので、これらの大型車との競り合いがなく、普段でも運転中のストレスは日本より少ないように感じる。


しばらく走ってレストラン付きのサービスエリアがあったので、小休止する。

ところがこのサービスエリアには、駐車場があるだけで、建物が見えなかった。

不思議に思いながら、あちこち見渡すと、周りの丘の上に田舎屋が一軒見えた。


ここが、レストハウスのようだ。

このサービスエリアの売り物は、田舎屋の故郷の味らしい。


ほとんどガラ空きの駐車場に駐車し、田舎屋に向かう小道を登る。

ずっしりした木の扉を空けると、人の気配がする。

窓が少なく薄暗いが広い空間があって、団体客らしい人たちが一服している。


従業員はと見れば、部屋の片隅で休憩をとっているようだ。

闖入した私に、誰ひとり気付いていない。

ここはそのように、気楽な場所なのだ。


それならば私もと、店内のあちこちを、勝手に歩き回る。

残された形跡から推測すれば、ここでは野菜たっぷりの朝食がブッフェ形式で供され、乳製品も含めて地産地消型を試行しているのだろう。


中年の女性が多い団体客が去り、広く静かな空間でコーヒーを楽しむ。

外は次第に明るくなって、雨がやみそうな気配だ。

さあ新たに元気になって、今晩のホテルのあるコルドンに向かい、サラマンシュの高速道路出口まで頑張ろう。


読み易い「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。

「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/には、この記事に関連した写真があります。


（2011.7.29　片瀬貴文）

エリア フランス

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

高速道路のサービスエリアに
田舎風のレストハウスが静かに建っている

田舎風のレストハウスには
可愛いバラがからんでいた

高速道路のレストハウスの前には
展望を楽しむテラスも準備されている

高速道路のレストハウス内は
バスの団体客が休憩を楽しんでいた

高速道路のレストハウス
飲み水のセルフサービスコーナー

レストハウスには
セルフサービスで
朝食のブッフェが用意されている

レストハウスから下を見れば
乗用車は私の乗ってきたものが一台だけだ

私も朝食の仕上げを終えた
トノンの美味しいパンも
ほとんど食べつくした

お別れに
レストハウスをもう一枚
ここの朝食は7.5ユーロ
子供は4.5ユーロ